【明智光秀クイズ#2】本能寺で織田信長を討った武将。

浅井長政は北近江の戦国大名で、小谷城を居城としていた大名です。信長の妹であるお市の方を正室とし、信長と同盟を組んでいたのですが、金ヶ崎の戦いにおいて、信長を裏切り、朝倉軍との連合で戦うことを選択しました。その後、浅井・朝倉連合軍は姉川合戦で敗れ、長政は1573年に小谷城にて自害し、浅井家が滅亡することになりました。

比叡山延暦寺の焼き討ちは1571年に行われた合戦で、信長包囲網に加担していた延暦寺に対し、信長は比叡山ごと焼き討ちに処しました。この処置に対し、信長軍内からも反対の声が上がるも、信長は反論し、焼き討ちを決行したと言われております。

坂本城は琵琶湖湖畔に築かれていた平城で、現在の滋賀県大津市下阪本付近に建築されていました。宣教師であったルイス・フロイスは「日本史」内でこの城について「安土城につぐ天下第二の城」と評しております。

松永久秀は、大和国の戦国武将であり戦国時代の「悪人」として有名な武将です。元は三好長慶の家臣だったのですが、長慶の死後、三好家の家臣として将軍・義輝暗殺に加担するなど様々な謀略を図りました。また、後に信長に仕えるも信長からは「この老人は常人では一つとして為せないことを三つもしておる。主家（三好家）を乗っ取り、将軍（足利義輝）を誅殺し、そして奈良の大仏を焼いた。まったく油断のならぬ人よ。」と警戒されたという逸話が残っております。

光秀は、位階の一つである従五位下日向守を任官し、賜姓として惟任という名が与えられました。これは、信長の重臣であることを示す出来事であり、この他、羽柴秀吉には筑前守などが任ぜられております。

長篠の戦いは、1575年に信長・家康連合軍と武田軍によって開戦した合戦で、現在の愛知県新城市長篠付近で行われました。当初は信玄の死後、家督を継いだ武田勝頼と徳川軍による抗争が激化し、結果、同盟者であった信長自身が参戦することになりました。

信貴山城は松永久秀の居城であった城で、光秀は信忠を総大将とする軍に従軍し、信貴山城に籠城する久秀を責めました。結果、信貴山城に火が放たれ、久秀らは自害することになりました。この時、茶人でもあった久秀は古天明平蜘蛛に火薬を詰め自爆したという説もあり、「久秀自爆伝説」として後世に語り継がれております。

丹波国は親義昭派であった国人が多くいたため、義昭追放以降、反信長勢力として信長と対抗しておりました。光秀は、難所の多い丹波国攻めを任され、その後平定するも、後に信長から石見・出雲の所領と交換に坂本城と丹波国の召し上げを伝えられ、これが本能寺の変の遠因になったのではないかと言われております。

亀山城は、光秀が丹波統治のために築かれた城で、1578年ごろに完成したとされる山城です。本能寺の変時には、ここから出陣したとされております。

細川忠興は、足利氏の支流である細川家の武将で、細川藤孝の嫡男として誕生した人物です。光秀の三女であった玉子と勝竜寺城で輿入れするも、本能寺の変時には、藤孝と共に光秀への協力を拒否しました。