【明智光秀クイズ#3】本能寺で織田信長を討った武将。

明智玉は明智光秀の三女として誕生し、細川忠興の元へ嫁いだ人物です。キリシタンであった高山右近からキリスト教の話を聞き、自身もキリシタンとなり、ラテン語で「恩寵・神の恵み」という意味の「ガラシャ」を洗礼名として貰いました。

きんか頭とは、「禿頭」を意味する言葉で、後に「キンカン頭」などと形容されております。信長は、酒席にて光秀の事を「このきんか頭」と怒鳴りつけ、頭をはたいたことなどが記録されており、現在で言うパワハラなどを受けていたそうです。

本能寺は、京都府京都市中京区下本能寺前町に建立された法華宗本門流の大本山の寺院です。信長は、この寺の日承上人に帰依しており、宿所としてこの寺をよく利用しておりました。そして、1582年6月早朝に光秀の軍勢に包囲され、この本能寺で命を落とすことになりました。

二条御所は、信長によって建築された御所で、現在の京都府京都市両替町通御池通りに建築された御所です。本能寺の変時に、信忠が滞在していたのは現在の二条城とは異なる「二条新御所」という場所で、明智軍を迎撃するも、討死し、二条新御所も焼失してしまいました。

山崎の戦いは、1582年6月13日に現在の京都府乙訓郡大山崎町付近で開戦した合戦です。この戦いで、光秀軍を打ち破った秀吉は、織田家の家臣としての権力が強まりました。一方の光秀は敗走後、農民に討たれたという逸話が残っております。このことから、短い天下であることを「三日天下」と形容するようになりました。

天王山は、山崎の戦いにて勝敗を分けた場所として太閤記などで度々登場する重要な場所です。ですが、天王山の争奪戦にまつわる史料が少なく、実際に勝敗を分けたかは怪しいという見立てが強くなっております。

南光坊天海は天台宗の僧侶であり、徳川家康の側近として幕府の政策などを考案した人物です。天海の出自などは不明ですが、一説によると明智光秀が生き延びた姿なのではないかという説があります。

栃木県日光市には、家康などを祀った日光東照宮があります。その地名の一つに「明智平」という場所があり、この地名の由来となったのが、南光坊天海です。天海が昔の名をどこかに命名したいということから、日光に明智平という地名が誕生したと言われております。

国盗り物語は、1971年に新潮文庫から出版された時代小説で、斎藤道三編・織田信長編の二つに分かれております。明智光秀は信長編のもう一人の主人公として作中に登場します。

麒麟がくるは、2020年に放映されたNHK大河ドラマ第59作目の作品で、初めて明智光秀が主人公として登場する作品です。この作品で、明智光秀役を務めているのは、「シンゴジラ」の主演・矢口蘭堂役などを演じた長谷川博己さんです。