【禁断】日本で有名なタブー事件ランキングTOP30

この記事を書いた人

某週刊誌の元記者

東条りな

Rekisiru編集部、東条りな(とうじょうりな)。新卒で某有名週刊誌を運営する出版社に入社。8年勤務したのち結婚を機に退社。芸能ネタとネットゴシップ収集が生き甲斐であり趣味であり仕事。現在はWeb系メディアを中心にメディア編集業に従事。

30位:奈良騒音傷害事件 – 2002年

かつてワイドショーを賑わせた『騒音おばさん』

奈良騒音傷害事件は奈良県平群町の主婦が長年にわたり、隣人夫婦に騒音を出し続けて精神的苦痛を与えた事件です。「引っ越し!引っ越し!」と叫び続ける姿はワイドショーで繰り返し報道され、主婦は「引っ越しおばさん」として全国的に知られる事になります。

結果的に2005年に引っ越しおばさんは傷害罪で逮捕されました。ただ現在では「引っ越しおばさんは加害者ではなく被害者である」という説もあり、嫌がらせをしていたのは被害者夫婦であったとも言われます。

被害者夫婦は某宗教団体の信者で、引っ越しおばさんにしつこく勧誘をし、20〜30人の仲間を引き連れて抗議に来たとも。引っ越しおばさんは結婚していたものの、夫と3人の子供は障害を持っており、日々介護にも追われていました。

どちらが被害者なのかは今では分かりません。ただ被害夫婦はこの地から引っ越し、騒音おばさんは現在も同じ家に住んでいます。この辺り、様々なタブーが隠されているのかもしれません。

29位:桃井望変死事件 – 2002年

変死を遂げた桃井望

2002年10月12日に長野県塩尻市の河川敷で、車が炎上していると通報があり、車内外から男女の遺体が発見されました。女性は人気AV女優の桃井望で、男性は桃井が親しくしていた会社員の酒井宏樹さんと判明します。

桃井さんの死因は焼死ではなく、刃物による出血死でした。2人が滞在していた酒井さんの部屋はパソコンが付けっぱなしになっていた他、遺体は2人とも裸足であり、まるで拉致されたかのようでした。

同時に亡くなられた酒井さん

最終的に警察は無理心中と判断して捜査を中止。遺族は「自殺と判断して保険を支払わなかった保険会社」に民事訴訟を起こします。そちらでは殺人が認められるという異例の事態になったのです。

酒井さんは当時、中古車のサイドビジネスでトラブルを抱えており、桃井さんもAV女優を引退したいと考えていました。両者の背景には様々なタブーが隠れています。桃井さん以外にも謎の死を遂げたAV女優は多く、日本の闇の一つと言えるのです。

1 2 3 4 5 6 7