小説ヲタクがおすすめするオールタイムベスト83冊

豊臣秀吉をよく知れるおすすめ本6選【漫画や伝記、小説まで】

豊臣秀吉について知りたいけど、学生時代に学校で習った情報と違うみたい…?」
「本によって書いてあることが全然違うのはなぜ…?」

豊臣秀吉といえば、農民として生まれながら天下統一を達成した戦国武将となり、最終的には朝廷の役職である関白にまで昇進した人物です。彼には右筆(ゆうひつ)というスポークスマンのような記録係がいたため、現在伝わっている秀吉像については様々な情報に溢れていることでしょう。

いつもは西洋近世史について解説をする作者ですが、実はゲームをきっかけに戦国時代にハマり、書籍を読み漁った経験のある作者があらゆる視点から豊臣秀吉についての本をご紹介します。

インスタ映えする戦国時代

読んでみて

「もし戦国時代にスマホやSNSがあったら」という設定のもとに、織田信長→豊臣秀吉→関ヶ原の戦いの時代の移り変わりについて解説した本です。当時の情勢を現代に置き換えているため「豊臣秀吉や戦国時代に興味があるけど、難しい用語が出てくるのはちょっと…」という方にもおすすめできます。

「Yahoo!知恵袋に相談する明智光秀」や「清州会議をFacebookで報告する秀吉」など、見出しも何だか興味深いですね。著者のスエヒロ氏は「豊臣秀吉を名乗る人物から刀狩りの連絡がきました。詐欺でしょうか? 」などのわかりやすい日本史の本を他にも執筆していますので、併せて読んでみるのも楽しいかも知れません。

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秀吉研究の最前線 (歴史新書y)

読んでみて

日本史史料研究会による「◯◯研究の最前線」シリーズです。冒頭で先述したように、豊臣秀吉には彼の広報活動を担う秘書がいたため、秀吉についてはどこまでが創作でどこまでが真実だったのかわからないことが多いのです。

16人の筆者によって程よく多角的に秀吉研究についての最前線について書かれており、新書らしい読みやすさが魅力です。一読してみると「秀吉の真実についてはよく知られていないことがわかる」という一冊でもあります。「何が本当だったのか」ということは、誰も知らないからこそ興味を持ってしまいますね。

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なぜ秀吉はバテレンを追放したのか- 世界遺産「潜伏キリシタン」の真実

読んでみて

秀吉の「伴天連追放令」について、教科書では絶対に教えてくれない知識を得ることができます。秀吉やのちの徳川家康など、どうして当時の施政者はキリスト教を禁止し、キリシタン大名を迫害したのかについて一説が書かれている本です。

当時の西洋社会は輝かしい大航海時代を迎えながらも、それによる諸外国の植民地や人身売買による奴隷貿易、伝染病の拡大などの暗い一面も抱えていました。宣教師たちやキリシタン大名たちの裏の活動が、秀吉による「朝鮮出兵」に繋がっていた?など、なかなか興味深い当時の情勢について一考することができます。

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淀殿:われ太閤の妻となりて (ミネルヴァ日本評伝選) 福田千鶴

読んでみて

秀吉が現代でも親しまれている理由には、庶民的な家族環境もあると思います。恋愛結婚をした妻・ねねとの仲睦まじい関係や母・なかが豊臣家になった後でも家族を取り纏めていた様子などは、現代の私たちでも想像しやすい環境ですね。

しかし秀吉の晩年は後継者をめぐるトラブルもあって微笑ましい家族像は崩壊します。その渦中にあった女性・淀君(浅井長政の娘・茶々)についての一冊です。多くの妻がいながら秀吉との子を持ったのは淀君だけだと言われており、諸説様々な秀吉の晩年に関して考察のカギとなる女性に関して知ることが出来ます。

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豊臣家の人々 新装版 (角川文庫)

読んでみて

小説から一つご紹介します。まずは直木賞作家・司馬遼太郎の短編小説です。先述の通り秀吉といえば前半生の家族との庶民的な関係も共感しやすいのが魅力の一つですね。普通の家庭が、秀吉の普通ではない出世によって変容していく様子を描いた作品となっています。

同著の「太閤記」も長編小説として多くの人に読まれていますので、併せて楽しむのも良いかと思います。

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ある補佐役の生涯 豊臣秀長 上 (文春文庫)

読んでみて

歴史書によくある、偉業を成し遂げた天才を支えた補佐役を主人公とし、その目線で偉人を描く、と言うスタイルの作品です。この本では豊臣秀吉の弟・秀長の目線で秀吉の天下統一が描かれています。

政治家やエリートビジネスマンが愛読している本でもあるようで、ビジネス書などの例え話で戦国武将の逸話が挟まれたいることがよくあると思いますが、そのような感覚で日々の立ち回り方や仕事のこなし方などをスマートにしたい方にもおすすめです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。豊臣秀吉に関する書籍の中では本の一部だとは思いますが、初学者向け、小説、新書などなるべく読みやすい物を選んで紹介させていただきました。

この時代は西洋社会も日本史も激動の時代で、知れば知るほどワクワクしてきますね。皆さんが歴史を楽しむお手伝いを少しでもできれば幸いです。