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荘子のおすすめ本・書籍6選【伝記から自己啓発書まで】

皆様は会社や学校の人間関係で疲れたり、仕事がうまくいなかくて落ち込んで悩んでいたりしていませんか。

そんなあなたにおすすめしたいのが、中国の思想家である「荘子」の書籍です。

彼の名言の一つに「将ラズ、迎エズ、応ジテ而シテ蔵メズ(おくらず、むかえず、おうじてしかしておさめず」という言葉があります。この意味は「過去の事や未来の事を考えず、現在の事を精一杯取り組め」との意味です。

荘子は素晴らしい名言を数多く残しているので、荘子の言葉や考えに触れることで、心が軽くなり悩み事が軽減にされるのではないかと思います。

そこで今回は「荘子」の事を分かりやすく解説しているおすすめの本6冊を紹介してきたいと思います。

まず読みたい荘子のおすすめ本

老子・荘子の言葉100選―心がほっとするヒント

読んでみて

この本は荘子が面白おかしく独創的な作り話で人間学を述べたり、彼の言葉が記載されている本です。更に荘子の言葉の意味や解説が紹介してあるので、中学生でも簡単に読むことができ、悩みを抱えて疲れてしまった方にオススメの一冊と言えるでしょう。

また荘子だけではなく老子の生涯と彼の考え方も記載してあるので、読みごたえもばっちりです。

みんなのレビュー

見開き右ページに原文、左ページに解説というスタイルで老子と荘子それぞれ50ずつの言葉が紹介されています。解説部分はかなり噛み砕いており、もう少し原文との間に繋ぎの説明が欲しいものが多かった印象。全体的には、あまり頑張りすぎない方がいい、緩やかに生きるのがいい、と説いてくれています。心が疲れたら読むといいかもしれませんね。

引用元:bookmeter

新釈 荘子

読んでみて

この本は原文、読み下し文、更に分かりやすく現代語訳、作者の解説が全て記載されているとてもわかりやすい本です。

そのため初心者でも読みやすいので、空いた時間に一度手に取って読んでみてはいかがでしょうか。

みんなのレビュー

荘子の言葉を現代語に訳してまとめている本。原文と書き下し文も併記されている。 全体を通じて、人間は自然の一部であり、名声、金銭、生き死にこだわるのはちっぽけな事だという事がよくよく伝わってくる。 説教臭い孔子や孟子の教えに比べると非常にまったりしており、興味深い対比。 実践できるかはともかくなかなか面白い考え方だと感じた。

引用元:bookmeter

マンガ 老荘の思想

読んでみて

この本は現代社会を真面目に生きている方に見て欲しい一冊で、地位や周りの人の評価で悩んで、心に溜まっているストレスを抱えている方に適した本です。

また興味のない活字を読んでいる眠くなってしまう人や活字を苦手にしている方も、マンガ形式で荘子のことを解説しているので、オススメできる一冊です。

みんなのレビュー

子編に続いて。『荘子』目当てで読んだのに、『老子』の方に魅了されてしまった。「有」は「無」あってこそ、という宇宙の原則から始まり、その世界観の中で人間が語られる。とにかくスケールが大きく、思想に包容力がある。しかもそれが深みのある名文で綴られる。後世へ多大な影響を与えた理由がわかる気がする。『荘子』もその一つなのだろうが、こちらは若干嫌味に感じられた。にしてもこのシリーズは入門書としていい。欄外に書き下し文があるので原文も味わえる。マンガだと難解な思想も随分親しみやすいものに。ほっこり系のイラストも◎。

引用元:bookmeter

荘子を知れる自伝・伝記

荘子物語

読んでみて

この「荘子物語」は荘子の難解な文章を読みやすくかつ分かりやすく解説しています。

荘子が生きた時代から2000年以上経過した現在でも、彼の難解な文章を解説するのは難しいとされています。

荘子の思想や彼の言い分についてもしっかりとまとまっていて、誰でも簡単に読めるので、荘子を初めて読む方にはおすすめの作品になっています。

みんなのレビュー

タイトルには物語とありますが、荘子の生涯を語ったもではありません。荘子の言葉を、勉強臭くなく、分かり易く解説したものです。老子や孔子、その弟子たちも出てきます。「無限大からは見れば大小はない」という数学的な概念にも通じることを2千年前の荘子が考えていたことに感銘しました。しかし、荘子は観点がユニークで面白い言葉が多い。ちょっとどこまで本気で言っているのかと思うものもあるけど。2019年おすすめ本に棚に入れたした!

引用元:bookmeter

荘子―古代中国の実存主義

読んでみて

この本は何度も繰り返し読むことで、荘子の考えの理解が深まり、違う感動を味わうことができる一冊です。

主な特徴としては荘子が書かれた時代背景から始まり、筆者自身が荘子の立場となって感想を述べているため、今までの荘子とは違った見方をすることができる名著です。

また昭和39年に初めて発刊された本ですが、そんな昔に発刊された本だとは感じさせず、読み進むことができます。

みんなのレビュー

中国古代の思想家として知られる荘子の思想を「実存」の観点から解き明かした本。

 荘子は春秋戦国時代の政治闘争が人を狂わせることを激しく認識していた。生者の世界は絶望、不自由、侵略、飢餓に満ちているのだ、と。彼の哲学はそんな悲惨な時代に「それでも生きていかなければならない」ということを前提に成り立っている。

 だから、孔子など儒家とは異なり、相手が凡愚、小人であっても彼らが有意義に生きることを肯定し、人間のありのままを捉えようとした。

 そんな彼が理想としたのは「真人」、「至人」という存在。何ものにも囚われない知恵は「真知」であり、それを会得した人間のこと。

 自分が、相手がどうであれ現状をありのままの形で受け止めて確信を持つ。他人と共にありながらも、他人に流されず、一切を受け容れる。まさにニーチェの「超人」思想の先駆けと言える思想である。

 他にも、
・道徳は人間存在の実存に立脚し、機微を洞察していかなければ形骸化し、偽りとごまかしを強要するようになる。
・「世俗の人はみな己に同じきを喜び、人の己に異なるを悪(にく)む」=世間の人は、人と同じであることを喜んで、違うことを嫌う。だからこそ異なる者同士の対立と闘争がやまない。
・「兵を偃(や)めんとするは、兵を造(おこ)すの本(もと)なり」=戦争否定の議論は裏返された戦争肯定である。こういう「好戦的な平和主義」という矛盾した思想が生まれるのは、結局妄想である。

 ここまで世界と、人間と真摯に向き合った思想家も史上稀有ではないだろうか。このような素晴らしい、一生をかけて体現したい思想に出会えたことに感謝する。

引用元:booklive

荘子を元にした自己啓発書

このせちがらい世の中で誰よりも自由に生きる ~自己啓発の到達点「老子」「荘子」の考え

読んでみて

仕事で人間関係に疲弊していた自分の状況とこの本に書かれた内容、人間関係に疲弊しているときはどうすればいいのかとアドバイス的な提案がされている本です。

何かに負けて落ち込んでいる時や私のように人間関係で悩んでいる時に読むと大切なことに気づかせてもらえます。

みんなのレビュー

このせちがらい世の中で誰よりも自由に生きる。 人は必ず負ける。言葉で説明しようとしても、絶対に他人とのズレが生じる。言葉なんて適当。 主体性とは、周りの価値観に惑わされないこと。適々の思想、自分が本当に快適だと思うことを、快適だと思うこと。

引用元:bookmeter

まとめ

今回は荘子にまつわるオススメ6冊を紹介しました。

活字の本だと疲れてしまうと考えている方には3冊目に紹介した「マンガ 老荘の思想」をオススメします。この本で荘子についての理解を深め、興味が湧いてきたら活字の本を読み進めるといいと思います。

現代社会はストレスを感じてしまうので、疲れ悩んでいる方がここで紹介した荘子の本を手に取って、少しでも心の癒しになれば幸いです。