歴史上の人物として、教科書でもおなじみの孔子。
儒教の生みの親として、中国はもとより、世界中でその名前を知られている有名な人物です。孔子の言葉をまとめた「論語」については、皆さん聞いたことがあるのではないでしょうか。
しかし孔子や論語の名前を知っていても、具体的にどんな人だったのか、論語とはどんな内容なのか、わからないことが多いことでしょう。
今回は、孔子を取り上げている本を厳選して7冊、おすすめ順のランキングにしてご紹介します。孔子について書かれた本もたくさん出版されていて、選ぶのにも困ってしまったという経験があるあなたも、「孔子に興味があるけど、どの本を読んだらいいのかわからない」というあなたも、必見の記事です。
ぜひ参考にしてみてください。
この記事を書いた人
一橋大卒 歴史学専攻
Rekisiru編集部、京藤 一葉(きょうとういちよう)。一橋大学にて大学院含め6年間歴史学を研究。専攻は世界史の近代〜現代。卒業後は出版業界に就職。世界史・日本史含め多岐に渡る編集業務に従事。その後、結婚を境に地方移住し、現在はWebメディアで編集者に従事。
7位:マンガ 論語と孔子
読んでみて
『マンガ 論語と孔子』は、孔子の生涯と彼の思想の結晶である『論語』を描いた歴史漫画です。1巻目「一を以て之を貫く」、2巻目「永遠に流るるもの」が出版されています。
諸国を遊説して回り、3000人もの弟子がいたといわれる孔子。その生涯は困難なものでありましたが、だからこそ彼の『論語』は人々を強く惹きつけ、現代にまで残っているのかもしれません。そのような孔子の生きざまと『論語』を知る第1歩としておすすめの漫画です。
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6位:渋沢栄一「論語」の読み方
読んでみて
新1万円札の肖像画に採用されたことでも話題の渋沢栄一が孔子について書いたこの一冊です。
渋沢栄一は少し昔の人で、文章も古くわかりにくいものですが、解説の方がよりわかりやすく紹介してくれているので、とっつきにくさは少ないと思います。
今話題の渋沢栄一の書いた本もオススメですよ。
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5位:孔子(講談社学術文庫)
読んでみて
もう少し孔子について深く学びたいなと言う方におすすめの本です。
この本は、学者の方が「孔子観の変遷」というテーマで孔子について著作したもので、孔子がどんな人だったのかを深く知ることができます。新しい「人としての生きかた」を提唱し、それを自ら学び、実践する孔子の魅力を描いた、最良の入門書となっています。
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4位:眠れなくなるほど面白い 図解 論語
読んでみて
マンガはなんとなく肌に合わないけど、難しい言葉で書かれているのはいやだな、という方には、図解シリーズもおすすめです。こちらの本では、図をふんだんに使って孔子や論語について紹介しています。
孔子の言葉の中から、特に重要なものをピックアップしてわかりやすく教えてくれますよ。
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3位:ドラえもん はじめての論語
読んでみて
もっともっと簡単な本がいい!という方には、ドラえもんシリーズのこちらもおすすめです。子供向けではありますが、大人が読んでも十分楽しめるし、勉強になりますよ。
お子さんがいらっしゃる方は、ご自分で読んだあとに子供にオススメしてみるのもよいのではないでしょうか。すべての漢字にルビもふってあり、内容も子供にわかりやくなっています。
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2位:NHK「100分de名著」ブックス 孔子 論語
読んでみて
お馴染みのNHK「100分de名著」シリーズです。このシリーズの本を読むと、テーマに対して重要なポイントをわかりやすく知ることができます。この本も、他のシリーズと同様に、孔子についてのポイントを知ることができます。孔子について学びたい方の一冊目にはもってこいではないでしょうか。
ページ数も160ページ程度ですので、すぐに読み終わりますよ。
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1位:マンガ 孔子の思想
読んでみて
易しく孔子について学びたい!という人には、孔子について書かれた漫画もおすすめです。こちらの本では、漫画形式で孔子について知ることができます。
孔子の「珠玉の言葉」をさらに厳選して紹介し、漫画形式でわかりやすくまとまっている一冊です。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、解説書からマンガまで、幅広いジャンルから孔子に関する書籍を7冊ご紹介しました。
まだまだ孔子に関する書籍は、たくさんあります。どの作品をとっても、孔子に関する数多くの一面が見ることができるので、きっとあなたの知らなかった孔子の新たな一面を発見することができます。
この記事を参考に、あなただけの孔子の一面を、ぜひ見つけてみてください。