あさのあつこに心くすぐられる本6選【子どもから大人まで】

最近、心くすぐられてないなぁ…と物寂しい気持ちになった時はあさのあつこ作品を読んでみましょう。今回は数多くある作品のなかから心くすぐられる6作品を紹介します。

バッテリー

読んでみて

中学入学前の春休みに岡山県の新田に引っ越してきた原田巧(ピッチャー)と同級生の永倉豪(キャッチャー)のバッテリーをはじめとした、様々なキャラクターの人間模様を中学野球を通じて描かれた作品です。思春期ならではの葛藤や問題をどのように乗り越えていくのかの少年の成長物語が読みやすく、子どもだけでなく大人も楽しめる本です。

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ラスト・イニング

読んでみて

「バッテリー」の最後に描かれていた新田東中と横手二中の試合の結末や登場人物のその後が描かれています。バッテリーを読んでいた方は待望の一冊と思われた方も多いはずです。「バッテリー」とセットで読むことをお勧めします。 少年の思春期にある心情の動きに惹きつけられ、共感をする人達も多かったのではないでしょうか。

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The MANZAI

読んでみて

転校生の瀬田歩とサッカー部の次期キャプテンと噂される秋本貴史の対照的なキャラクターの中学生が、漫才を通じて通じて成長をしていく物語です。 読んでいると、思春期の中学生が経験する心情の動きに自分が入ってしまいます。作品が読みやすい世界観で、読み終わった時に心がくすぐられた感覚になりました。

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ランナー

読んでみて

高校一年生の碧李が家庭の事情から陸上部を退部しようとしていたが、再びスタートラインを目指そうとする少年の心情を幅広く描いている物語です。 碧李の妹を虐待する母親と碧李の葛藤と成長からランナーとして成長をする物語に初めは心複雑になる人もいるかもしれませんが、読み終わると清々しい気持ちをもらうことができます。

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グリーン・グリーン

読んでみて

翠川真緑(グリーン・グリーン)が失恋の時に救ってくれたお米の味が忘れられず、産地の農林高校で新米教師として新生活をスタート、成長していく物語です。 グリーン・グリーンと学校の生徒や豚などの登場人物との関わりや頑張っている姿を読んでいると、心が元気になっていきます。失恋の時に救ってくれたお米の味が忘れられなかったのも納得できました。

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NO.6

読んでみて

2013年の理想都市「NO.6」舞台に紫苑とネズミという二人の主人公を通して語られてる人間性に関わる物語です。 紫苑とネズミから出てくる様々な二面性の描写を通じて、「NO.6」舞台に自分も入りながら物語が進んでるように読みながら感じてしまいました。自分を改めて見つめたい時に読みたい1冊です。

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まとめ

あさのあつこ作品のなかから心くすぐられる6作品を紹介しましたが、いかがでしたか? 登場人物が心情の変化で動いていく描写に自分を重ねることで、読み終わった時に感じる気持ちを感じてみてください。

今回をきっかけにあさのあつこワールドをさらに楽しんでもらえたら幸いです。