【田中角栄クイズ#1】第64・65代内閣総理大臣まで駆け上がった出世人

田中角栄は新潟県刈羽郡二田村出身です。現在は新潟県柏崎市となっています。田中角栄は選挙の際は地元新潟から出馬をしていました。

田中角栄は8人兄弟で、2男6女の兄弟構成でした。しかし、兄がすぐに亡くなってしまったため、6人の女子に囲まれたたった1人の男の子として育てられました。

田中角栄は高等小学校卒業が最終学歴です。実家が貧しかったため、旧制中学校に進学せず、土木工事現場で働くようになりました。

田中角栄は2歳の時にジフテリアを発症し、その後遺症の影響で吃音症を患いました。しかし、「浪花節」を歌うという矯正法を行った結果、幼少期に克服することができたのです。

田中角栄は1946年、28歳の時に衆議院議員選挙に立候補しました。しかし、結果は37人中11番目となり、落選してしまいます。翌年にも総選挙に出馬し、見事に当選を勝ち取ることになるのでした。

1948年に芦田内閣が総辞職すると、後継首相として吉田茂が就任しました。この内閣において、田中角栄は法務政務次官として任命されることになったのです。

田中角栄は衆議院建設委員会に所属し、生活インフラの整備や国土の開発に取り組みました。この間に多くの議員立法を行い、田中角栄は33本の議員立法に関わることとなります。

田中角栄は1957年の第1次岸信介改造内閣において郵政大臣に任命されました。この際にテレビ局と新聞社の統合系列化を果たし、放送免許を郵政省の支配下に置くことに成功します。

田中角栄は内閣でのキャリアを順調に積み上げていき、1961年7月には党4役と称される政務調査会長に就く事になりました。

田中角栄は1972年6月に「日本列島改造論」を発表し、7月の自由民主党総裁選挙に臨みました。ライバルの福田赳夫を破って第64代内閣総理大臣に就任する事になります。