五木寛之のおすすめ本・書籍18選【小説からエッセイ、映像化作品まで】

「五木寛之作品にはどんな小説があるんだろう」
「小説以外のエッセイも読んでみたい」

1963年に作詞家としてデビューし、66年に「さらばモスクワ愚連隊」で作家デビューを果たし、以降様々な作品を世に送り出してきた作家の五木寛之さん。近年では、人生論や仏教的思想についてのエッセイなどを出版されるなど精力的にご活躍されております。

ですが、「名前は聞いたことあるけど、どんな作品を書いているのかは知らない」という方も多いのではないでしょうか。そこで、今回は父親がよく読んでいた影響で筆者も学生時代に読んでいた五木寛之作品についてご紹介いたします。

今回は、映像化作品・小説・エッセイという三つの切り口からご紹介いたします。

映像化作品

青春の門

読んでみて

1969年7月から連載が始まり、2017年には23年ぶりの連載再開がされた群像小説。福岡県田川市の炭鉱夫の家に生まれた主人公・伊吹信介は、父を早くに亡くし、義理の母であるタエに育てられました。やがて、信介が成長し、様々な出来事を経て、成長していく物語。

現在、8部までが刊行されており、各部ごとに「筑豊篇」「自立篇」「放浪篇」と区分けされております。シリーズ累計で2200万部を突破し、吉川英治賞を受賞するなど、五木寛之の代表的な作品の一つです。

みんなのレビュー

信介と織恵のほとばしる情熱に圧倒、影響された大学3年の夏。なんとなくやり過ごしている毎日に嫌気がさし、大学辞めたくなったりもしたなー。国文科のゼミの先生に相談して、説得されてそのまま大学卒業したけれど。若い魂を突き動かすほどのチカラみなぎる小説。第8部の単行本化を強く望む。そしてまた1部から読み直したい。今読んだら、どう感じるかな。

引用元:読書メーター

水中花

読んでみて

1979年6月に新潮社から刊行された小説。速記者である主人公・森下梨絵は、母と娘の3人暮らしで生計を立てておりました。ある時、娘の美絵が亡父の絵を引き裂いたという事が発覚し、500万円の弁済を強いられ、梨絵は混乱していまい…という物語。

複雑な家庭で育った梨絵が、返済のために銀座のクラブにて働き始めるという、大人向けのシティロマン作品となっています。1979年には松坂慶子さん主演でテレビドラマ化、主題歌である「愛の水中花」は五木さんが作詞を担当し、松坂さんが歌唱したことで有名な曲となりました。

みんなのレビュー

高校生の頃、テレビで見た松坂慶子さんは本当に美しかった。今も活躍中の彼女は、若き日の艶姿を前世と呼ぶそうだ。「ファム・ファタル」という言葉が似合うクリムトの表紙。この頃の私はクリムトもプルーストもドームも知らない。地味な速記者の梨絵は、妹の起こした事件でお金が必要になり、ある時思いもよらない妖艶さを漂わす。松本清張の作品にも女をものとしてしか見ない老人が出て来る。この頃の小説によく出て来る黒幕爺、最近はほとんどみかけない。梨絵のような女性もやや時代遅れの感がする。男と女の立ち位置が根本的に変わったと思う。

引用元:読書メーター

四季・奈津子

読んでみて

1977年に創刊された集英社出版のキャリアウーマン向け雑誌「MORE」にて79年まで連載された「四季」シリーズの第1作目。福岡市で父と実家暮らしをする四姉妹の次女・奈津子は、四女のお見舞いの帰り道、東京から来たという写真家の中垣という人物に出会い、あるお願いをするのだが…という物語。

執筆の経緯について、五木さんは「そんな時代に、男にうじうじくっつかず、自立した女性の冒険小説を書いてみようと思ったのです。」と語っております。また、本作は1980年に烏丸せつ子さん主演で映画化されております。

みんなのレビュー

車運転の描写など、五木さんの世界に戻ってきた感じで楽しくなった。もし今の時代にするなら、それぞれ5~10歳上でも良いかも?!と思いたい。新幹線の中で金子貞生が言った言葉が印象的。無理をせず、正直に、自分らしく等身大で生きていけば良いのかなと、勇気をもらった。出てくる女性たちに身近な友人などを重ねて読んだ。ケイは読んでいく内に印象がコロコロ変わって、本当に不思議。話に入り込むのと同時に、自分自身の生活や現実に目を向けさせられて、ピリッともした。話は続くけど奈津子視点の話はこれで終わりかと思うと、寂しい。

引用元:読書メーター

大河の一滴

読んでみて

1998年に幻冬舎より刊行された随筆集。「私はこれまでに二度、自殺を考えたことがある。最初は中学二年のときで、二度目は作家としてはたらきはじめたあとのことだった」という書き出しから始まる作品となっています。

人間とは大河の一滴のようなものであり、大きな流れからした極僅かなものであることを説きつつも、勇気づけられるような力強い言葉も収録されている一冊です。

みんなのレビュー

人はみな大河に流れる一滴の雫である。時代や風習が変わろうとその本質は特に変わらない。1人では何も変わらないがそれが集まると社会になる。仏教思想、哲学思想を軸に我々が人生で感じる生きにくい常識を、優しく粘土のように自由自在に変容してくれる一冊。

引用元:読書メーター

小説

蒼ざめた馬を見よ

読んでみて

1967年12月、雑誌「別册文藝春秋」にて掲載された短編作品。新聞社の記者である主人公・鷹野隆介は上司からの辞令により、ソ連の作家アレクサンドル・ミハイロフスキイの未発表作品を受け取りに行って欲しいと頼まれますが、その作品にはある曰くが…という物語。

当時、最大の社会主義国家であったソ連の社会体制などを批判した短編作品が収録されております。60~70年代にかけての世界や社会情勢が色濃く反映されている作品です。また、本作は第56回の直木賞受賞作でもあります。

みんなのレビュー

好きな作家、五木寛之の中短編集である。表題作は、なかなか巧妙な仕掛けが施されていて、ラストに畳みかけるような意外な展開が待っている。作品全体に漂う張りつめた緊張感は作家の力量のなせる技なのであろう。その他の短編もそれぞれ味があり、読み始めると一気に引き込まれる。思わせぶりなラストで余韻を残すなどの手法も見事で、これぞ小説!という巧さに唸らされる。五木寛之の作品をまた読みたいと思わせてくれる本である。

引用元:読書メーター

青年は荒野を目指す

読んでみて

1967年、週刊雑誌「平凡パンチ」にて連載された青春小説。大学進学を諦め、シンジュクのジャズ喫茶でトランペットを吹いている主人公・北淳一郎は、貯金でアメリカのニューポート・ジャズ・フェスティバルを目指す旅に出ます。すると、その道中、様々な出会いが…という物語。

ジャズと酒と女性を絡めながら自分探しの旅をするという作品で、地下クラブや入れ墨など少々大人っぽい部分がビターな雰囲気を醸し出してるのが魅力的です。また、同名の楽曲を五木さん作詞の下、フォーククルセイダーズが歌唱しています。

みんなのレビュー

現代風に言うならば、二十歳の青年の「自分探しの旅」物語です。若さに任せて日本を飛び立った二十歳の青年が、旧ソ連からヨーロッパを放浪する中で、ジャズとセックスと酒に酔いしれながら自分探しをして行きます。一見、いけ好かないナンパ野郎のように見えますが、今考えれば硬派でハードボイルドな男だ。若さと情熱だけで生きるなんてとても羨ましい。私も二十歳の頃に戻ってみたくなりました。

引用元:読書メーター

朱鷺の墓

読んでみて

1968年3月から雑誌「婦人画報」にて、休載を挟みながら1976年5月まで連載された作品。5歳で芸妓になった主人公・染乃。染乃は日露戦争の慰問に訪れた際、ロシア貴族出身の青年将校であるイワーノフに助けられ、二人の仲は縮まっていくのですが…という物語。

日露戦争後、という事もあり軍人などによる迫害のシーンなど、読んでいて辛くなる部分などがあるかもしれません。ですが、読み進めていくうちに、二人の愛の行方に惹き込まれていきます。

みんなのレビュー

上巻の時点で染乃さんに色々と災難降りかかりすぎだろ…(涙) ロシア人と日本人のいざこざに巻き込まれ、乱暴される。しかしイワーノフが助けてくれた。だがそれのせいで染乃はロシア人に弄ばれたと噂がたつ。 これもまだまだ序の口で…。ロシア人に恋したが故に、偏屈な日本人の差別を受ける染乃が可哀想。春太郎と名を変えてしまった際に起こった顛末に至ってはいたたまれなさ過ぎる。そのせいでトラウマができちゃったし…。染乃とイワーノフには幸せになって欲しいけど、どうなるんだろうこれから…。

引用元:読書メーター

遥かなるカミニト

読んでみて

1977年に角川文庫から刊行された小説。70年代を舞台に、主人公である写真家の秋山毅は、アルゼンチンのブエノスアイレスへロケハンへ訪れました。すると、現地の案内役は秋山の大学時代の同級生であった早田隆介だったのです。二人は大学時代の思い出話に花を咲かせます…という物語。

タイトルにもなっている「カミニト」とは、タンゴの楽曲であり、作中では大学時代の思い出にタンゴが何度も登場します。全体の雰囲気としては、暗い作品となっていますが、この作品をきっかけにタンゴを聞いてみるのもいいかもしれません。

みんなのレビュー

無し

浅の川暮色

読んでみて

1978年に刊行した小説。新聞社の新米記者である主人公・森口守が金沢へと赴任したことから物語が始まります。付き合いで連れられ、それまで敬遠していた小料理屋に入り、そこで出会った十代の柴野みつという娘と親しくなりました。みつは芸者を目指しているのですが…という作品。

金沢の主計町を舞台にして描かれた作品で、美しい小江戸の情景を描きつつ、その裏で渦巻いている伝統という恐怖を表現しております。五木さん作品には金沢市が多く描かれていますが、いずれもどこかに畏怖がある町という事で描かれる作品が多いです。

みんなのレビュー

叙情短篇集。フィクション半分、ノンフィクション半分な不思議な書き方をされる作家さんだなと思った。エッセイ風な作品もあり。「ボンジョールノ野郎」はコメディタッチでおもしろかった。

引用元:読書メーター

雨の日には車をみがいて

読んでみて

1988年に角川書店から刊行された短編作品集。主人公である「ぼく」こと放送作家の江上浩一が、9台の輸入車と女性達との出会いなどの思い出について綴られた作品。他の作品とは異なる味わい深いラブストーリーが収録されています。

また、本作には車のトリビアなどが登場し、シムカ1000、アルファ・ロメオ・ジュリエッタ・スパイダーなどの年代別に外国車が登場し、物語に色を添えております。車が好きという方にもおすすめの作品です。

みんなのレビュー

前回読んだ時はまだ車所有してなくて、車欲しいなと思っていた時で、いまは愛車を所有している中で読むとまた違った感覚を受ける。車って人生のしおりみたいなもので、その当時乗っていた車でその頃の記憶を振りかえられたりするので、そういったことも考えながら読むとまた面白い。

引用元:読書メーター

親鸞

読んでみて

2010年に講談社から刊行された小説。浄土真宗の開祖である親鸞聖人をモデルにしたフィクション作品。幼少期に闘牛を見に行った親鸞は、怪牛に突かれそうになります。そこへ、浄寛という河原の聖が親鸞を救い、親鸞は河原者達の暮しを知ることになり…という物語。

本作品のほかに、「激動編」「完結編」という3部作で構成されております。また、フィクションという事もあり、非道な法師や謎の陰陽師といった講談のような展開などもあり、楽しみながら読み進めることが出来る作品となっています。

みんなのレビュー

親鸞聖人の青少年期を基にした小説。 母の実家が真宗大谷派の寺だったため、お寺には子供の頃から親しんではいたが、肝心の親鸞聖人については「えらいひと」くらいの失礼な知識しかなかった。 親鸞聖人の生き方を分かりやすく体感するにはとても面白く、分かりやすい小説だと思う。

引用元:読書メーター

エッセイ

人間の覚悟

読んでみて

2008年に新潮社から刊行されたエッセイ。全7章で構成されており、自分たちが国などに頼らずに自立して生きていくための心得などを説いた作品となっています。五木さんの人生も紹介されており、人生を見つめなおすきっかけとなる一冊になるかもしれません。

みんなのレビュー

著者による人間存在の根底が語られている本書。中でも、①人は見えるものではなく、見たいものを見るのだ、②親鸞の唱えた悪人正機説は、生きている人間はみな必ず悪(非苦)を抱えているという意味。たがらこそ、阿弥陀如来という仏は、まず最もそれを多く味わっている人間からすくうのだ、③アルツハイマーに関するアンケート調査での日米の差について、アメリカ人は自分の主体性が失われるから治療は嫌だと考え、日本人は周りに迷惑をかけるから、それを避けたいと考える、が参考になりました。

引用元:読書メーター

他力

読んでみて

2000年に新潮社から刊行されたエッセイ。「他力」とは、他人の力を頼ることではなく、他人の影響を受けてから、自力を発揮する確信の事であると本書では解説されております。五木さん自身も蓮如や親鸞といった人物に影響を受けたことを述べております。

よく他者と比較して凹むという方もいらっしゃいますが、比較したからこそ見える道があるのかもしれない、そう勇気づけてくれる一冊となっています。

みんなのレビュー

今の世の中を憂い嘆いているようで、宗教の教えを説いているようで、そうではなく、著者自身の人生観や生き方、考え方を気持ちの籠もった言葉で伝えている。自分自身のこれからを考えさせられる内容だった。

引用元:読書メーター

21世紀仏教への旅

読んでみて

2006年に講談社から出版された紀行本。仏教ゆかりの地を取材した内容で、インド編、朝鮮半島編、中国編と様々な場所を訪れております。どのようにして仏教が誕生し、大陸を横断して日本へと伝来したのか、写真と共にわかりやすく記述しております。

仏教について知ってみたいという初心者の方にはおススメの作品です。

みんなのレビュー

仏教に縁のある土地をめぐる旅のインド編。ブッタが最後の旅で辿ったであろう道を、分かりやすく紹介してくれている。また、五木さんの文章を読んでいてよく感じることだが、静かな声で語りかけられているようで、すらすらと読むことができる。本屋に行って仏教関係の書棚を見ていると、とても難しそうな題ばかりで手に取るのをためらってしまうが、いままでに著者の作品はいくつか読んだこともあり、内容もガチガチに専門的ではないにせよ、仏教のことに興味を持った際に最初に読むといい本だと思った。

引用元:読書メーター

不安の力

読んでみて

2005年に集英社から出版されたエッセイ。2020年現在、コロナウイルスの影響による不況など不安にさいなまれることが多くなりました。目に見えない不安と戦いながら日々を過ごしている現代の状況を、五木さんは「こころの戦争」と表しております。

一見するとネガティブなものに思えますが、その不安があるからこそ人間は生きていけるのであると本書では解説しております。不安な今だからこそ、不安の有り方について考えてみてはいかがでしょうか。

みんなのレビュー

今、目に見えないコロナウィルスを前にして、何ともいえない不安、そしていらだちややるせない気持ちで日々を送っています。五木寛之 著「不安の力」、2005.7発行。著者は、不安より安心がいいのは決まっているが、不安・安心は、いい悪いではなく「対」を成すもので、不安があればこそ、そこから解放されたときの喜びややすらぎがあると。大地震、交通事故、癌、認知症・・・、無数の不安に囲まれながら、不安をエネルギーにし、ひとつのバネとして、その不安から希望を見つけていく。なるほど、難しそうですが考え方ひとつですね。

引用元:読書メーター

ただ生きていく、それだけで素晴らしい

読んでみて

2016年にPHP研究所から刊行されたエッセイ。昨今、自殺率の上昇など生きることが難しいと感じる世の中になりました。確かに、不況や雇用悪化など先の見えない状況から逃げ出したいという事から、命を絶つという方も多くいらっしゃいます。

ですが、「ただ生きていく」とありのままの自分でいることが大切であると本書では解説しております。この先に生きる目的や理由が分からない方には、おすすめの一冊です。

みんなのレビュー

家出同然で高野山のある宿坊に泊まりに行き、帰りに出会ったある僧侶の方に悩みを打ち明けたときにお薦めされた作家さんです。その方の本を探してみてまず読んだのですが”ただ生きていく”ーこの事だけでもう奇跡なのであると文中に何度も出てきて、帰りの電車内で思わず涙を流しそうになった。死にたい気持ち、苦しい気持ち等人が生きていくなかで感じることを仏教の用語を交えながらも五木さんなりの言葉で諭してくださることに安心感を覚えます。岸見一郎さんも仰っていたけれど”今、この瞬間に生きる”ーそんな境地にいけそうな一冊でした。

引用元:読書メーター

無意味な人生など、ひとつもない

読んでみて

2017年にPHP研究所から刊行されたエッセイ。本作では、「人はどんな人生を送ったとしても、この世に生まれ『生きた』というだけで、人間として大変大きな意味のある仕事をしている」という事を語り、仏教的な思想を交えながら人として生きる尊さについて書き記されています。

筆者も生きることについて悩んだ時期もあり、そんなときに図書館で本書を読んだ時に、胸につっかえていた何かが解きほぐされたような感覚になりました。

みんなのレビュー

「宿命をしょって生まれ、運命に出会って生きてゆく」理不尽に不条理に生まれて死ぬまで不幸なままな人生も確かにあると認め「生きていることは、ありえないほど貴重なこと」と言う。著者は・・自殺も考えた事もあります・・尊い言葉や優しい慰めよりも、千円札一枚のほうが欲しいといった感じだったのです。と、吐露する。潔いほどにきれいごとが無いのが、嬉しい。「それでも何とか投げ出さずに生きていく。その方がいいと考えるようになりました」と結ぶ。お見事 !

引用元:読書メーター

七〇歳年下の君たちへ: こころが挫けそうになった日に

読んでみて

2018年、PHP研究所から刊行されたエッセイ。五木さんの母校である早稲田高校での議事録を収録した内容で、学生からの質問に真摯に受け答えながら、人生について優しく説いて挙げているのが印象的な作品です。

五木さんが体験した戦争の記録などが語り継がれている場面があり、いつの日かこの子たちにとって、参考になる日が来るのかなという印象を受けました。

みんなのレビュー

戦争、敗戦、外地からの引揚げを体験し、作家として文芸、ラジオ、テレビの第一線で、今なお活躍している作者が、エリート学生と「70歳年下の君たちへ」と題して講演した記録です。作者は体験は伝わらないと思うが、将来、何十年か経った時に、記憶に残って思い出すことがあったら面白いとしています。みなさんとお話をしたのは、僕の残り少ない人生の中で、老医の春愁を励ますような時間だったと思うという心情は、伝わるのではないでしょうか。

引用元:読書メーター

まとめ

2020年現在、88歳ながらもNHKラジオ『ラジオ深夜便「聴き語り・昭和の名曲」』にてパーソナリティを務めているなど精力的に活動されている五木寛之さん。その背景には、様々な苦難があったことなどがエッセイなどに描かれています。

また、小説作品のほかにも作詞家として童謡など様々な楽曲を手掛けております。どれもメッセージ性の強い作品となっているため、読むことで何か、人生訓が変わるかもしれません。本記事をきっかけに五木寛之作品に興味を持っていただければ幸いです。

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