【24年11月最新】鬼漫画おすすめランキングTOP15!バトル系やギャグ、無料漫画も紹介

2020年、社会現象にもなった漫画「鬼滅の刃」。新語・流行語大賞にもノミネートされるほど、幅広い世代から人気を集め、さらには10月に公開されたアニメ映画『鬼滅の刃 無限列車編』は、公開から10日間で興行収入100億円を突破するなど、まさに大注目の作品となっています。

そんな、「鬼滅の刃」のキーキャラクターとして登場するのが「鬼」です。鬼は他の漫画作品などにも数多く登場し、ライバルキャラや看板キャラなど、作品ごとに様々な役割を持っております。

そこで今回は、漫画好きの筆者が鬼が登場する漫画をおすすめ順のランキングにして15冊ご紹介します。ランキングは、次の3つの視点からおすすめの漫画を選んで作成しました。

  • 鬼との熱い戦い!鬼とのバトル漫画
  • 鬼だけど怖くない!鬼が出てくるおすすめ漫画
  • 無料で試し読みできる鬼が出てくる漫画

気になった作品があれば、試し読みなどで読んでみてはいかがでしょうか。

15位:ゲッターロボG

読んでみて

1974年から放映されたテレビアニメ「ゲッターロボ」の続編で、アニメ版も1975年からフジテレビ系列にて放映されました。恐竜帝国との戦いを終え、役目を終えたと思われたゲッターロボですが、そこへ新勢力である百鬼帝国が襲来。新たな敵を前に、早乙女博士は新しいゲッターロボを開発し百鬼帝国へ立ち向かう、という物語。

本作では百鬼メカを操る「百鬼帝国」が出現し、新型のゲッターロボであるゲッタードラゴンが百鬼帝国に立ち向かってゆくという内容になっております。漫画版ではいくつか展開が異なっており、百鬼帝国のほかにもアトランティス帝国というアニメには登場しない敵が現れる、などオリジナルの展開があります。

みんなのレビュー

ムサシは熱いが必ず死ぬ運命にある。ベンケイは死なないがムサシよりコメディ色が強く影が薄い。ウザーラをどこかで見た覚えがあると思えば、「真ゲッターロボ 地球最後の日」での真ゲッタードラゴンだったのか。

読書メーター

14位:手天童子

読んでみて

結婚報告に墓参りへとやって来た柴夫妻の元へ、「戦鬼」という鬼が現れ「15年後に迎えに来る」という約束の元、夫妻へ赤ん坊を託しました。その赤ん坊は、「手天童子郎」と名付けられ順調に成長していく、という物語。

『マジンガーZ』『デビルマン』などの代表作がある永井豪さんが描いた伝奇ロマン漫画で、鬼の子供である手天童子郎が、謎の軍団「暗黒邪神教」との戦いに巻き込まれていく、という内容。永井豪作品らしいバイオレンスなシーンもあるので、グロテスクが苦手という方はご注意ください。

みんなのレビュー

実家にあるはずなんだけど読みたくて買い……やっぱ面白えわ〜! ザ・伝奇モノ!! 極悪不良グループの番長が鬼だなんて誰が想像するよ…豪先生キレッキレですわ。B−29のくだり最高じゃないです? ここはどこなんだ→周囲の状況がだんだん描き込まれていって「えっ空襲…?」ってなるの、凄すぎてゾクゾクする。それにしても子郎くんは肝座りすぎな。好き。

読書メーター

13位:ピーチボーイリバーサイド

読んでみて

アルダレイクという平和な国に住んでいた姫のサルトリーヌ・アルダレイクは、日本からやって来たというキビツミコトという少年に出会い、外の世界へと旅立つこと決めたのでした、という物語。

童話『桃太郎』をモチーフにした作品で、桃太郎を鬼側の視点など様々な視点から捉えた漫画となっています。ちなみに、似たような作品には芥川龍之介の『桃太郎』があり、そちらでは桃太郎は悪人として描かれているのが特徴的です。そちらと併せて読んでみてはいかがでしょうか。

みんなのレビュー

桃太郎亜種。日本のモノノフは割と頭おかしいバーサーカーなのでありえそうではある。普段と戦ってる時のギャップ顔が堪らない。次巻もぜひとも読みたい。

読書メーター

12位:鬼斬り十蔵

読んでみて

平安期に陰陽師の安倍晴明に敗れ、封印された外道法師・蘆屋道満が鬼として復活。晴明の子孫である腕源蔵を乗っ取り、晴明へ復讐しようとします。その源蔵の腹違いの弟である十蔵は、源蔵の体を取り戻そうと奮闘する物語。

代表作に「バジリスク~甲賀忍法帖~」があるせがわまさきさん初の長編作品で、時代劇のような無骨な世界観が魅力的な漫画となっております。

みんなのレビュー

せがわまさき氏には無骨な主人公がよく似合う

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11位:世界鬼

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親戚からの虐待を受け、鏡の中に異世界が見える奇病「鏡の国のアリス症候群」を患ってしまった主人公・東雲あづまは、異世界である「ワンダーランド」に召喚され、「世界鬼」に対抗できる人物として闘うことになる、という物語。

サイケデリックな世界観が印象的なダークファンタジー作品で、序盤は特にブラックジョークやダークな部分が強めになっています。進むにつれ、戦闘シーンなどが多くなり、バトル漫画としても面白い漫画です。

みんなのレビュー

ホラー&パニックなバトルファンタジー。エロ・エグ描写あり。長年、義理の家族に虐待を受けていた少女が、密かに世界を脅かす「世界鬼」を倒す戦士達の一人として選ばれる。世界鬼を倒すと代償として、身近な人を一人失ってしまう。本来辛いはずのそれはしかし、少女にとって今の状況から抜け出す希望に他ならなかったーー。良くも悪くもテンプレから外れぎみ。シリアスとギャグの交錯する独特なテンポに初めは戸惑いますが、慣れるとわりと病みつきになります。

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10位:転生したらスライムだった件

読んでみて

小説投稿サイト「小説家になろう」にて投稿されたWEB小説が原作の作品。通り魔に襲われて亡くなってしまった普通のサラリーマン・三上悟は、異世界でスライムとして転生し、旅に出ることを決意する、という物語。

略称「転スラ」の名で親しまれている本作は、壮大なRPGのような世界に降り立った主人公のスライムが、様々な仲間と出会い冒険していく内容になっております。劇中では鬼のような「鬼人族」といった様々な種族も登場し、RPGのようなわくわく感を味わえる物語になっています。

みんなのレビュー

アニメが面白かったので!無害っぽいのにスキルが最強すぎてヤバいですw徐々にゴブリンやら牙狼族を仲間に町を作っていく!ぽよぽよしてて可愛いw

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9位:地獄先生ぬ~べ~

読んでみて

童守町にある童守小学校5年3組の担任教師である主人公・鵺野鳴介は、普段は子供たちから好かれている教師だが、裏の顔は日本でただ一人「鬼の手」を持つ霊能力者だったのです、という物語。

「鬼の手」を持つぬ~べ~と、悪事を働く妖怪や幽霊たちとのバトルを描いた漫画で、その他にも、仲間の妖怪である雪女のゆきめや玉藻と言った個性多岐なキャラクター達が多数登場する魅力的な漫画となっています。

みんなのレビュー

いやこれほんと…名作や。1話完結でここまでおもしろいとわ…しかもエロい…今の少年雑誌ではこのような作品にお目にかかることは出来ないだろう。読んでおいて損はないはず。あと私はいずなちゃん推しですね…和尚との俗物コンビが好きやね

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8位:化物語

読んでみて

講談社から出版されている西尾維新さん原作のライトノベルシリーズ「物語シリーズ」をコミカライズした作品。高校3年生の主人公・阿良々木暦は、ある事件をきっかけに普通の人とは違う「怪異」が纏わりつくようになってしまいました、という物語。

阿良々木暦が「怪異」に関わる少女たちと出会い、その「怪異」を解明していくという内容で、この怪異の中に「鬼」にまつわる事件が登場します。2009年から放映されているアニメシリーズでは、小説の雰囲気をそのままに、独特の映像表現で多くのファンを虜にしております。

みんなのレビュー

コロナの影響で家で過ごす時間が増えたので手にしてみました。タイトルとビジュアルから、「夏目友人帳」や「ひぐらしのなく頃に」的なのを想像してましたが全然違う笑 言い回しが個性的だなぁと思ったら原作が西尾維新さん。あぁ、なるほどと。良い意味で裏切られたし、読んでよかったなと思いました。食わず嫌いは良くないですね。

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7位:薄桜鬼

読んでみて

2008年に発売された恋愛シミュレーションゲームが原作の作品。文久三年、蘭学医である雪村道綱の娘である雪村千鶴は、連絡が途絶えた父を探すため京の町を訪れておりました。そこで、新選組と出会い、父の行方を追う、という物語。

本作では「鬼」が重要な役割を持ったキャラとして登場します。鬼以外にも、新撰組の隊士や幕末の志士など、幕末ファンにとってはお馴染みの人物が多数登場します。

みんなのレビュー

ひらく椥先生の絵、なんとなく好きです~♪山南さんが他のものに比べて、若くてますます美人に見えます…。斎藤さんが何か所かチビ絵みたいになってて、可愛かった……!

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6位:うる星やつら

読んでみて

宇宙人である鬼族と地球人代表による「鬼ごっこ」が開催され、代表に選ばれてしまった高校生諸星あたるは、幼馴染の三宅しのぶのために奮起し、「勝って結婚じゃぁ〜」と勝利するも、この言葉を聞いた鬼族代表のラムは求婚されたと勘違いしてしまう、という物語。

高橋留美子さんの代表作で、当初はSFを交えたギャグ漫画テイストだったのが、徐々に恋愛漫画としてシフトしていき、時にはシリアスな回があったりと、魅力的な要素がたくさん詰まった漫画となっています。

みんなのレビュー

1978〜9年。 第1話。ラムとあたるが地球をかけて鬼ごっこをする。 第2話。合わせ鏡の悪魔。ラムは出番無し。 第3話。あたるやメガネその他がUFOに乗る話。ラム再登場というかレギュラー化というかヒロイン化というか主役化。 /元々のコンセプトはラムとあたるのラブコメではなく、あたるが様々な怪異(第1話オニ第2話アクマ)に遭遇して散々な目にあうギャグ漫画だったのだなあ。 早々に路線変更したのは流石。 それによって、しのぶがヒロイン枠から落ちたわけじゃが。しのぶに関してはまた今度

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5位:鬼灯の冷徹

読んでみて

地獄の人口増加により、あの世では深刻な人材不足に陥っておりました。そんな時、閻魔大王に代わり、地獄を治める第一補佐官を務める鬼神の鬼灯は、今日も地獄で仕事に励むという物語。

超ドSな鬼の鬼灯とその仲間たちによる地獄での日常を描いたコメディ漫画で、ブラックジョークやメタフィクションなど様々な要素が盛り込まれた漫画となっています。

みんなのレビュー

ずっと気になっていて、ようやくちゃんと読めた漫画。地獄の補佐官鬼灯の日常を描いた作品。タイトルが『冷徹』??と思っていたけどまさにぴったり(笑)鬼灯様が物事をバシバシ捌いていくのが面白い。白澤や閻魔大王など周りのキャラたちも愉快な感じだし、続きが楽しみです。

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4位:幽★遊★白書

読んでみて

不良少年であった浦飯幽助は、交通事故に遭いそうになった子供を助けた代わりに死んでしまいました。しかし、霊界では「予定外の死」だったために、霊界探偵として生き返ることになり、様々な敵と戦っていく物語。

90年代の『少年ジャンプ』を代表する作品で、2019年にも新作の舞台が公演されるなど根強い人気の漫画となっています。本作には、人間の魂を食らう「剛鬼」などの鬼のキャラも多数登場しています。

みんなのレビュー

手違いで死んだ14才の不良少年が、現世に戻るべく四苦八苦する物語。今のところは王道少年漫画です。——ずっと気になりながらも、ヤンキー漫画が苦手で回避してきた作品。コレを知らないと理解できないネタが世の中には沢山あるようなので、とうとう手を出しました。待ってろ戸愚呂兄弟!

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3位:約束のネバーランド

読んでみて

孤児院のグレイス=フィールドハウスでは、様々な孤児が集まり、「ママ」であるイザベラの下で幸せに暮らしておりました。ある時、エマとノーマンはコニーが忘れた人形を取りに、入ってはいけないという「門」の奥へと入り込んだことをきっかけに、脱走を試みる、という物語。

「鬼」と呼ばれる種族が経営している孤児院からの脱走など、少年少女と「鬼」の大人による頭脳戦が描かれたスリリングな漫画となっています。

みんなのレビュー

完結したので読み始める。どんな作品なのか全く知らなかったけどまさかのサスペンスだった。大人相手に命がけの頭脳戦というのは中々良いテーマ。ファンタジー要素もあるけどどの辺に比重を置いていく感じになるのかな。

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2位:ゲゲゲの鬼太郎

読んでみて

妖怪一族の中でも名門である幽霊族の末裔である鬼太郎が、猫娘、ねずみ男などの仲間たちと共に、人間界で悪事を働く妖怪達や人間などを成敗しに行く物語。

日本全国に住むと言われている様々な妖怪たちが登場する作品で、鬼にまつわる妖怪も多数登場します。例えば、鬼太郎を食べようと画策した「サザエ鬼」、頭は牛で体は土蜘蛛の妖怪である「牛鬼」、酒呑童子の息子で鬼太郎と対峙した「鬼童 伊吹丸」などが挙げられます。

みんなのレビュー

どうも見覚えのない話があると思ったら、別冊少年マガジン掲載の話が3本収録されている。鬼太郎の誕生は見たことがあるが他2本はちょっと違う。「夜叉」のリメイク「牛鬼対吸血鬼」(駄洒落かな?)では鬼太郎の奏でるガイコツ節がいい感じ。「ねこや兄妹」では、貸本版鬼太郎で不幸な最期を迎えた猫娘がとんでもないアクロバットな展開でハッピーエンドへ転がり込む。昔の僕なら、これでは台無しだ!と怒ったかもしれんが、最近は同人作品や多元宇宙設定に慣れてきたので、この世界の猫娘は救われたんだな良かったなあと素直に楽しめた。

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1位:鬼滅の刃

読んでみて

大正時代、父の遺志を継ぎ、炭焼きを生業としていた主人公・竈門炭治郎は、ある時、鬼に家族を殺され、生き残った妹・竈門ねずこも鬼になってしまいました。そこへ、冨岡義勇という剣士が現れ、冨岡の下で剣を学びながら鬼に立ち向かうという物語。

『少年ジャンプ』にて連載されていた作品で、同誌のキーワードでもある「友情」「努力」「勝利」の3つが兼ね備えられた王道漫画となっています。また、2019年に放映されたテレビアニメがブームの火付け役となり、幅広い世代から人気を博し、2020年10月には『鬼滅の刃 無限列車編』が公開されるなど、勢いに乗る漫画となっています。

みんなのレビュー

【テーマ:赦す】物語:鬼に家族を殺された主人公が生き残った鬼化した妹を人間に戻す為に鬼退治に行くお話。鬼は「元人間」で鬼の頭領や上級鬼から血を受けて鬼化する。主人公は自身も辛い境遇を受けながらも守る者の為何度も立ち上がり、厳しい試練や苦難があっても前に進み、倒した鬼になった人間達にも「赦し」を与えるシーンを見ると、現実の厳しい社会の中で自身も厳しい経験を受けつつも正気を保ち、様々な境遇でおかしくなった人達(恐らく自分も含めて)を憎しみや怒り等を持ちつつも、最後は「赦せる」人間でありたい投影の様に見える。

読書メーター

まとめ

ひとえに「鬼」と言ってもただの敵ではなく、別世界の生き物や宇宙人、妖怪などさまざまな捉え方が出来る存在として描かれています。それだけ日本中の人々から知られた存在として、古来から伝承されてきました。みなさんも鬼に対してのイメージが変わったのではないでしょうか。

ちなみに、上記で紹介できなかった筆者の好きな鬼が登場する作品は「仮面ライダー響鬼」です。少年が「魔化魍」と呼ばれる異形の妖怪達と戦う「鬼」の1人である「響鬼」と出会い、成長していく物語で、こちらもおすすめの作品です。

本記事をきっかけに、鬼が出てくる漫画について興味を持っていただければ幸いです。

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