【24年1月最新】日本史のおすすめ漫画TOP29

「日本史って奥が深くてなかなか難しい…!」
「漫画で楽しく勉強できないかな?」
「大学受験の勉強にも使えるおすすめ漫画が知りたい!」

大学受験や、社会人としての教養で日本史を学びたい…。しかし、アマゾンや書店など数ある日本史の本・漫画を前に、「どれを読めばよいの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、歴史好きの筆者がオススメする日本史漫画をランキング形式で29冊ご紹介します。読めば、たとえ活字が苦手なあなたでも、楽しく日本史の知識を勉強することが可能です。ぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いた人

一橋大卒 歴史学専攻

京藤 一葉

Rekisiru編集部、京藤 一葉(きょうとういちよう)。一橋大学にて大学院含め6年間歴史学を研究。専攻は世界史の近代〜現代。卒業後は出版業界に就職。世界史・日本史含め多岐に渡る編集業務に従事。その後、結婚を境に地方移住し、現在はWebメディアで編集者に従事。

29位:ねこねこ日本史

読んでみて

読売新聞に掲載されている超有名マンガ『猫ピッチャー』の作者が描く、日本史4コマ漫画です。可愛らしくて緩い猫が様々な偉人として登場し、エピソードを展開していきます。

THE・勉強漫画と比べると、ほとんど学べる箇所はないかもしれません。しかし、「日本史を隙になるキッカケ」としては、癒されながら偉人をしることができるので良いと思っています。猫好きならなおさら読んで頂きたいですね。

なお、本漫画の一巻は各無料漫画サイトで試し読みが可能となっています。

みんなのレビュー

日本史の人物を猫物にしちゃいました企画だが、その生態や性格まで猫にしてしまったがゆえにしょっちゅう脱線し歴史を破壊するそのフリーダムなゆるさがむしろ持ち味。足利尊氏がただのバカだったり行基が仏像とは何か全くわかっていなかったり、しまいには秀吉が猫ではなく猿だったりやり放題しながら卑弥呼から龍馬まで駆け抜けるバカバカしさであっという間に読める。

引用元:bookmeter

28位:日本史の勉強法をはじめからていねいに

読んでみて

超有名の予備校「東進」が監修している日本史漫画です。東進はとにかく全ての人に分かりやすく、かつ受験で必要な部分に焦点をあてて解説してくれるので、合格率が日本トップレベルに高くなっています。

そんな東進の日本史漫画は、タイトルにもある通り「初心者でもわかるよう丁寧に」解説を載せてくれており、これまでどんなに勉強をしてこなかった人でも、学びが深まるようになっているのが特徴!

ただ、「もっと勉強法を知りたい!」という人には物足りない箇所もあるようなので、他の日本史漫画で補いつつ読むと、なお効率が上がるかと思います!

みんなのレビュー

勉強法についてはわずかしか書かれていない。しかも、割と当たり前のことである。あとは日本史の流れを漫画で解説しているだけ。ほとんどのページに細かい文字で注釈が付けられているのも、面倒くさい。これならば、『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』などを読んだ方がいいかもしれない。

引用元:本の覚書

27位:高校 マンガとゴロで100%丸暗記 日本史年代

読んでみて

年代暗記が苦手だった筆者は、歴史の中で鍵になる最低限の歴史事項は年代を覚え、そしてその前後で何が起こっているかを理解し、その時の政権担当者は誰か、その事件の時代の中でのおおよその位置を年表で把握するようにしていました。これで大学受験の日本史は、問題なくパス出来ました。

この作業をするのに最適な参考書がこの本です。歴史事項をイメージするイラストとその説明、補足知識が載っています。ゴロも不自然ではなく、覚えやすいです。通史の年表も掲載されているので、同時に確認できます。小さなサイズでいつでも持ち歩けるところもおすすめです。

みんなのレビュー

歴史の理解において年号の暗記は不要という論調もあるが、世界史にヨコイトを通そうとした際に、同時期に何が起きていたかの助けにはある程度の年号の暗記は必須というのが私の意見。ゴロ年号記憶系の書籍はいくつかあるが、本書が掲載数、ビジュアル、サイズ感、ゴロの無理のなさといった観点からバランスが取れていると感じる。

引用元:読書メーター

26位:まんがでぎゅぎゅっとまとめたかんたん日本の歴史

読んでみて

日本の歴史の流れをさらっと掴むという意味では小学生レベルの本です。この一冊で大学受験に必要な全ての知識を網羅することはできません。しかし本書は、なかなか他では扱っていない「朝廷とは」「幕府とは」といった基本的な歴史用語の説明がされています。これが漫画を使って簡潔に紹介されていて、とてもわかりやすいのです。

日本史が苦手という受験生の中には、こうした基本的な歴史用語の理解が出来ていない人がいます。そしてこうした知識は、今更説明するまでもないと、紹介を省いている参考書も多く、日本史がわからない「泥沼」に嵌ってしまうのです。すぐに読める分量の本ですので、日本史の土台に不安がある人は読んでみることをおすすめします。

みんなのレビュー

日本史上特に重要なテーマを、2ページのまんがで簡潔に説明、時折クイズや豆知識等も掲載した、日本の歴史を初めて学ぶ小学生のための入門書。

引用元:honto

25位:東大教授がおしえる やばい日本史

読んでみて

「凄い!」と言われる偉人伝が多い日本史ですが、その裏側で起きていた「ヤバい」エピソードをふんだんに盛り込んだ漫画です。この場合のヤバいとは、残念な一面や、拍子抜けするおバカなエピソードのことを指します。

「本当にそんな人だったの?」「あの事件の裏側ではこんなことが起こっていたの?」と、大半の人が知らない歴史の最新情報を学ぶことができるので、たとえ日本史初心者の社会人であっても楽しく教養を身に付けることができます。

また、有名東大教授のわかりやすい解説漫画が付いているので、活字が苦手でもスラスラ読み進められますよ!

みんなのレビュー

「歴史は人でできている」「人はすごいとやばいでできている」カッコいい一面もあれば、ダサい弱点もある。だからこそ人はおもしろい。天皇の時代⇒貴族たちの時代⇒武士の時代⇒徳川家の時代⇒庶民の時代へという大きな流れを示しています。各時代のざっくりのマンガ解説、各時代に活躍した人物のすごい点とやばい点を簡潔に示していて面白いです。

引用元:bookmeter

24位:日本史 近現代 パワーアップ版

読んでみて

「新マンガゼミナール」シリーズは他の教科も出版されており、日本史は本書と「古代から近世」の2冊で通史をカバーしています。日本史の通史となると数冊に渡るものが多い中で、本書は歴史の流れをざっと掴みたいという人におすすめの分量です。

ただ、途中でタイムスリップのような形で話が進むので、日本史のまったくの初心者にはわかりづらい印象もあります。通史学習が終わったあとで、確認の意味で読むなど、学習の補完として使うのが良いように思います。

みんなのレビュー

近現代の日本史をマンガデ学ぶ一冊。この時代は明治維新からの流れで、一次世界対戦まで日本は調子が良かったが、その後不況や、軍部の暴走、敗戦など、苦い経験もしていく。それが今の日本に繋がっていく。戦後は、様々な外交関係の話が時代の中心だった印象で、国内の政治もオリンピックや大阪万博など、様々なイベントがあった。

こういった流れを追える為、漫画で歴史を復習するのは意義があると思う。歴史が好きで、全体の流れをおさらいしたい人にはおすすめ。

引用元:読書メーター

23位:マンガでわかる 日本史

読んでみて

日本史だけでなく、様々なジャンルをわかりやすくマンガにして解説している「池田書店」が出版した日本史漫画です。

かなり網羅的な内容になっており、大人向けとは書きましたが、おそらく高校生などが読んでも十分わかりやすいマンガとなっています。それくらい説明やストーリー展開はわかりやすいです。

この日本史マンガを機会に、世界史・医学など、様々な学習分野を開拓することができるのも池田書店シリーズの特徴です。ぜひ本漫画を読み、知的好奇心をくすぐってみてください!

みんなのレビュー

最近歴史の話をよくするので再復習の意味で購入。「マンガでわかる」と書いてあるので全部マンガなのかな…と思ったのですが、3分の1ほどしかマンガはありませんでした。全部文字よりかは少しマンガの部分があったのでイメージしやすくよかったです。

引用元:bookmeter

22位:歴史劇画 大宰相

読んでみて

戦後史はどうしても学習が追いつかない受験生が多く、内容の習得に苦労しがちな時代です。その上、時の首相名はもちろん、内閣や政党の変遷、主な歴史事項、解散のきっかけなど、押さえておきたいことが山のようにあり、何から手をつけていいのやら途方に暮れる人も少なくありません。

この作品は、教科書を読んでも内容が頭に入ってこないと困っている人にはおすすめです!1980年代の中曽根康弘内閣時代までの権力闘争を、全10巻で描いています。難しいと感じたら、教科書や用語集、年表を手元に置きながら読み進めてみましょう。時事問題にも直結している歴史なので、知っておくと必ず役に立つ知識です。

みんなのレビュー

戦後日本を俯瞰する時、これ程の教材は他に無いのではないかとも思う。まず冒頭の早坂茂三氏による解説文。踊る様に紡がれる言葉に酔わされる。文章に惚れるとはまさにこういう事かと。歴史年表にゴシック文字で記録される実績を残したか否か。権力者の価値はそれで決まる。

ただその文字の背後にいるのは人間だ。正義や理想の前に好き嫌いや損得勘定で人は動く。因果応報。様々な伏線が張り巡らされ、さながら政治家という役者のドラマを見ている様な感覚になる。それがたまらなく面白い。賛否含めやはり戦後日本を立ち上げた吉田茂の存在は大きい。

引用元:読書メーター

21位:日本史探偵コナン

読んでみて

小学生に絶大な人気のある作品です。最初はコナンが好きで読み始め、そこから段々と日本史に興味が湧いてくるようで、きっかけ作りにはとても良いと思います。コナンが探偵であるという要素が作品のスタイルに嵌っているのも、漫画として面白いポイントのようです。

古代から現代史まで描かれているのですが、昭和時代であれば新幹線や戦争孤児といった、子供が興味を持ちそうなネタをあえて取り入れているところに感心しました。この中から子供が自分に引っかかるフックのようなものを見つけてくれたら、歴史の世界は一気に広がるでしょう。

みんなのレビュー

コナン好き小3の娘にプレゼント。毎日読んでます!平安時代にいた清少納言と紫式部が何を書いてどんな内容だったかある日ぺらぺらと話し始めてハマりようにびっくりです。

まあ、戦国時代は、織田信長より茶々のエピソードを気に入ってそこ覚えたりしているので、授業に沿った勉強になるかは微妙ですが、楽しく歴史に触れているから初めての歴史本としては大当たりでした。

引用元:楽天ブックス

20位:朝日小学生新聞の学習まんが 日本の歴史きのうのあしたは……

読んでみて

朝日小学生新聞が監修している日本史漫画です。全7巻とコンパクトなシリーズになっているので、価格的にも手に取りやすいのが特徴。

絵は比較的渋いので、もしかしたら小学生には好まれづらいかもしれません。しかし、流石は新聞社といわんばかりの情報量と、わかりやすいまとめ方が成されているため、ぜひ日本史の勉強を深めるべく読んで欲しいと感じています。

日本史漫画はシリーズによって取り上げる箇所が全然違ったりするので、ぜひ様々な出版社の漫画を手に取り読んでみると、学びが深まって楽しめますよ!

みんなのレビュー

7巻セットなので掻い摘んでありますが、流れを理解するにはとても良いと思います。

引用元:bookmeter

19位:学習まんが少年少女 日本の歴史

読んでみて

小学生の勉強本といえば…と聞かれたら、最も多くの解答がくるであろう『小学館』の日本史漫画シリーズです。一昔前の世代なら、どの小学校にも絶対におかれています。

1900年代中盤から読み続けられているシリーズであり、今のおじさん・おばさん世代の方も一度は見たことがあるのではないでしょうか?昔からあるゆえに、少し古臭い絵になってしまっていますが、やはり内容はわかりやすく、タメになる部分も多いです!

親御さんが小学生のころに読んだ本作を、次は自分の子どもに読み聞かせる…なんていう感動的な読み方もできるため、非常にオススメのシリーズです。

みんなのレビュー

どこの小学校にもあった。貪り読んで、内容もほとんど覚えてしまったので、歴史の授業は得意だった。翻って、英語や数学は全くできかった。英語や数学も学習マンガあればいいなと思う。

引用元:bookmeter

18位:マンガ日本史教科書〈1〉古代・中世編

読んでみて

この本の最大の特徴は、山川出版社で出している「詳説日本史(日B301)」という文部科学省検定済教科書に準拠しているということです。教科書を丸々覚えれば受験対策になるとも言われますが、実際には難しいものです。しかし本書はその助けになるでしょう。

学校の授業でこの教科書を使っている受験生には、授業の予習・復習にもおすすめです。図版や資料も多く載っているので、漫画ではありますが、参考書として十分役立つはずです。続きとして「〈2〉近世・近現代編」もあります。

みんなのレビュー

流れを一気に押さえられる。巻末のテーマ別の考察は鋭い。

引用元:読書メーター

17位:学研まんが NEW日本の歴史

読んでみて

世界史などでも分かりやすいと評判の「学研シリーズ」です。日本史漫画も例外なく面白くて、小学生は楽しく読み進められるように工夫がされています。

学研まんがシリーズの大きな特徴は、「バランスの良さ」だと考えています。具体的には、「ストーリー」「絵の上手さ」「フリガナなどの気遣い」のバランスが絶妙で、読み進めながら知識を深堀るのを一切邪魔しないシンプルさが本当に見事!

「学研」は昔から愛され続けている超有名シリーズですので、信頼性も高いです。ぜひ小学生のお子さんに読ませてあげてください。

みんなのレビュー

漫画は人物に焦点が当てられすぎていて歴史の流れをつかむという感じではないかも。歴史に興味がある子が読むには面白いけど、うちの子みたいに歴史苦手、興味ない、って子には向かないような。 後ろのページの解説を読んだ方が勉強にはなります。

引用元:bookmeter

16位:ふしぎの国のバード

読んでみて

イザベラ・バード「日本奥地紀行」の漫画化作品です。そもそも、明治時代の地方はどのようなところだったのかといった、日本史の授業レベルではまず扱わないテーマを淡々と書き連ねている原作が興味深いです。漫画化されたことで、より多くの人にその面白さが伝わるようになりました。

歴史の勉強をしていると、明治時代に入ったらみんなが新しい時代の様式を取り入れたような錯覚をしてしまいがちですが、実際には明治時代になっても江戸時代の風習は残っていました。特に地方はそれが顕著だったわけで、そんな時代の変わり目を楽しめる、異色の歴史漫画と言っていいでしょう。

みんなのレビュー

明治時代初頭、一人のイギリス人女性が日本探検を画策した。探検家イザベラ・バード。彼女の手記をもとに描かれた漫画の第一巻目が本作だ。探検までの準備、そして出発。彼女の前に広がるのは、驚きの光景ばかり。それは現代日本の私たちにも驚きをもたらしてくれる。

先進国を名乗り、強く主張する日本。欧米にならい、真似して躍進してきた日本は、驚くほど多くのものを失ってきた。そのことを感じさせられ、考えさせられる作品だ。

引用元: honto

15位:マンガ×くり返しでスイスイ覚えられる 日本の歴史人物100

読んでみて

『歴史人物』に焦点をおいて日本史を学べる漫画です。タイトル通りスイスイ読める展開が面白くて、小学生であればあっという間に読み終わってしまう面白い内容となっています。

人物を軸にしているので、「歴史の流れ」を勉強するという意味では、少しわかりづらい部分があるかもしれません。しかし、とにかく「なぜ?」という疑問を起こし、それを興味関心を持ちつつ読み進められるよう工夫がされています。

そのため、思考力が増してきた小学校中学年~高学年の方にオススメです。中学受験が豊富なクラスでしたら、学級文庫として取り入れてみるのも良いかと思いますよ!

みんなのレビュー

歴史、特に江戸から明治にかけての部分に知識の抜けの多い私には、小学生向けとはいえ大変勉強になった。何故この100人?みたいな箇所はあったが、小学生のうちはこういう人物にスポットをあてた教科書から学び始めるのも悪くない。

引用元:bookmeter

14位:昭和天皇物語

読んでみて

これから下の世代に歴史を語り継いでいく責任のある、昭和生まれの大人にぜひ読んでもらいたい作品です。自分やその一世代前の親たちが生きた時代を客観視するのは難しいことですが、昭和天皇の目線で時代を眺めてみるというのは意外と誰もが納得しやすい歴史のアプローチであるように思います。

冷静に考えてみると昭和天皇は、太平洋戦争はもちろん、天皇の立場の規定が全く違う2つの憲法で「天皇」として向き合うという、歴代の天皇の中でもかなり特異な時代を生きていた訳で、その重責と孤独は計り知れないものがある気がします。読みながら色々なことを考えさせられる、味わい深い漫画です。

みんなのレビュー

半藤一利『昭和史』を原作として、『月下の棋士』の能條純一が描く昭和天皇の人間ドラマ。物語は敗戦直後の昭和天皇・マッカーサー第1回会見に始まり、昭和天皇(迪宮裕仁親王)の幼少時代へと遡る。

時代は明治を経て大正を迎え、まさに社会意識・価値観の大きな転換点にあった。昭和天皇も、宮中、学習院、東宮御学問所において自由主義的息吹に触れながら、帝王学を始めとする諸学を吸収していく。『昭和史』が原作ということで、その後公刊された『昭和天皇実録』をどの程度反映しているかは不明だが、読み物としては面白そうだ。今後に期待したい。

引用元: honto

13位:マンガ 徳川15代の裏話

読んでみて

江戸幕府の将軍15人は、大学受験対策としては順番も含めてフルネームで全員押さえておきたい知識ですが、なかなか覚えられない人もいると思います。そんな人におすすめなのが本書です。それぞれの人物について、教科書では語られない裏話も交えて紹介されています。親近感が湧いて覚えやすいと思います。

歴史学者で著名な小和田哲男監修なので、難しそうなイメージがあるかもしれませんが、内容は堅苦しくないので、まずは手に取ってみて欲しいです。

みんなのレビュー

徳川家将軍様たちを、エピソード、大半マンガ、コメントで仕上げた本。教科書に載ってしまうと、人間が大きく見えるのに、実際の姿はそれぞれ個性を持った生身の人間。面白いというより、嬉しいですね。再確認で、笑、こぼれます。

引用元:読書メーター

12位:マンガで一気に読める!日本史

読んでみて

有名予備校の講師で、テレビのコメンテーターなどでもお馴染みの「金谷俊一郎」さんが監修を務めた日本史漫画です。日本史だけでなく、日本全体を愛する金谷さんの愛が詰まった解説は、どんなに日本史が嫌いでも興味が湧くように工夫されています。

また、本漫画は「一気に読める」ということをストロングポイントとしており、スラスラと1日で読んでしまう人もいるほど読みやすいです。「所詮マンガでしょ」と高をくくって読み始めると、手が止まらなくなるほど質の高い歴史勉強マンガですので、ぜひ一度手に取って欲しいです。

また、本漫画は「Amazon Prime Reading」の無料期間にて読むことができます。Kindle版もあるので、ぜひスマホで気軽に読んでみてください!

みんなのレビュー

「本書では各時代をもっとも象徴する部分を切り取ってマンガにした」「その時代の空気をもっとも伝えることができる」一時代一主人公で数ページなのが物足りなかったけど、知識不足の箇所に気づけた。日本史を一冊はきつい。各時代ごとに大小十大事件と日本地図が確認できる丁寧な作り。

引用元:bookmeter

11位:漫画版 日本の歴史

読んでみて

1960年ごろから出版されている、「漫画版 日本の歴史シリーズ」。日本史好きな大人の多くは本漫画を小学生・中学生の頃に読んでから歴史ファンとなっていった…と言われるほど、伝統的で人気も高いシリーズです。

そのため、大人になった今こそ本漫画を読み、今一度基礎を固めて欲しいと思います。本作は最新シリーズの第一作なので、どんな漫画となっているのか、読みやすいのか…を測るためにも非常にオススメできます。

みんなのレビュー

角フェス本に入っていてファイル目当てで買いました(笑) 語句などの説明もわかりやすく書いてはあるのですが、読んでいてワクワクするというより後味はあまりよくない歴史漫画本でした。戦いもひとつの歴史かも知れませんが、戦いばかりで、日本の漫画なのですが 現地人(日本人)があまりよい描かれ方じゃないからかな?

引用元:bookmeter

10位:大学受験らくらくブック 日本史 古代~近世

読んでみて

「ただ漫画を読むだけで、スラスラと日本史の情報が頭に入ってくる」というレビュー多数の、大学受験らくらくブックの日本史版です。こちらは古代から近世までを一挙に解説してくれています。

このシリーズは、とにかくただ読み進めるだけで覚えられるのが大きなメリット!普通なら嫌々暗記するところを、ストーリー仕立てで主人公と一緒に学べるため、かなりスラスラと受験対策することができます。

「もっと早く読んでおきたかった…」という感想も多い漫画ですので、まだ読んだことのない人は、受験前に必ず手に取ってみてください!

みんなのレビュー

読みやすいように、漫画の構成にも工夫がされていて、歴史は普通でしたが、読んでいて楽しかったです。下巻も買いましたが、どちらかというと上巻のが良くできているなという印象です。歴史が苦手な人は、最初に習う古代で嫌になってしまう人も多いと思います。そんな人には、この本を導入本にすると良いかもです。

引用元:ブクログ

9位:大学受験らくらくブック 日本史 近現代

読んでみて

先ほど紹介した「大学受験らくらくブック」の『近現代』編です。戦国時代や江戸時代などが好きな受験生は、明治や昭和などの近現代をサラッとしか勉強しない場合が多いため、今回この「近現代編」も併せて紹介させていただきます。

本漫画の特徴は、何といっても「サクサク読める」ということ。わずか1日で読み切れるボリュームなので、勉強に時間を割きません。ですが、だからといって勉強にならない…というワケではなく、重要な箇所はキチンと抑えてくれているので安心できました。

日本史の近現代がはかどらない…という受験生の方は、ぜひ本漫画を読んでみてください!

みんなのレビュー

授業の日本史が苦手だったけど、歴史小説など視座を固定すると時代の考え方や今に通じる生き方などがわかります。それでざっくりとストーリ仕立てで理解してみようかと読んでみました。政治、経済、軍事のそれぞれの専門家が何も知らない主人公に現場でレクチャーするという設定は悪くないんだけど、その専門家が目まぐるしく入れ替わるので、もうちょっとその分野の話を掘り下げてくれれば、もっとその時代のことがわかるのになぁと思いました。

引用元:bookmeter

8位:「カゲロウデイズ」で日本文化史が面白いほどわかる本

読んでみて

文化史の内容だけがどうしても覚えられないという受験生におすすめの一冊です。マンガを効果的に使って、共通テスト対策レベルの基礎的な知識の学習ができます。

文化史というのはそれだけ単独で覚えても意味がなく、その時代の背景や歴史の流れで生まれた文化だということを理解しなければなりません。その辺りを説明してくれている点も、本書を薦めたい理由の一つです。ただし、この一冊で文化史全てを網羅しているわけではないので、知識の定着には別の演習問題でアウトプットを繰り返すことは必須です。

みんなのレビュー

『フツウ』の参考書に、ちょっとキャラクターの絵が付いているくらいのものではないかと思っていましたが、そんな事もなく、まるまる一冊全編にわたってカゲロウデイズのキャラクターが生き生きと描写されていました。

私はカゲロウデイズの原作もアニメも詳しくは知りませんが、キャラの掛け合いなどを楽しみながら日本文化史を学ぶ事ができました。原作を知っている人ならきっともっと楽しめるのではないかと思います。オススメです。

引用元:booklive

7位:信長を殺した男~本能寺の変 431年目の真実~

読んでみて

日本で最も有名といっても過言ではない偉人「織田信長」の、『本能寺の変』を取り上げた歴史漫画です。実話を元にしていながら、エンタメとして非常に話題になり、多くの大人に楽しまれたマンガとなっています。

本能寺の変は教科書にも載るほど有名な事件ですが、その真相や、裏側はどうなっていたのか?作者の丁寧なリサーチを元に、最新の「本能寺の変」がマンガで解き明かされていきます。

まずは日本史への好奇心をググっと引き上げるためにも、ぜひ1エピソードに特化していてわかりやすい本漫画を手に取って欲しいなと思います!

みんなのレビュー

日本史が好きなのでタイトルに興味を引かれてこの作品を読むことにしました。本能寺の変を新たな視点で描いているため、新鮮な感覚を楽しめる漫画になっていますね。多くの人が明智光秀はヒールな人物だという印象を抱いていると思います。しかしこの作品を読むと納得しながらイメージを覆す人が多いのではないでしょうか。

引用元:まんがMy recommendation

6位:講談社 学習まんが 日本の歴史

読んでみて

2020年7月発売の、大手出版社の中で最新の「日本の歴史」漫画です。歴史は過去のことですが、研究が進み、資料が発見されて内容はどんどん新しくなっています。そのため、情報ができるだけ新しいものを読むべきです。特にこのシリーズは、現在最前線で活躍する歴史研究者が監修しているので、勉強になります。

例えば平安時代の文化は国風文化という日本独自の文化だけではなく、漢語や漢文の中国文化も大切にされていたことが指摘されています。室町時代では、日野富子がよく言われるような「悪女」ではなく、足利義政を支えて応仁の乱終結に尽力したことが描かれています。小学生でも読めますが、大学受験レベルの内容も網羅されていておすすめです。

みんなのレビュー

高いし、中3の今になってとも思いましたが、歴史が苦手なようなので思いきりました。なるべく新しいものが良いかと、出たばっかりの講談社さんにしました。豆知識を見ても尚、説明不足を感じる部分もありますが、試験に出ない雑学になるし、そこは他社も同じでジックリと同じ時代を描けない以上は仕方がない。でも、流れは掴めると思います。

流行りの漫画家さんではないですが、大御所さんが中身を描いてるのが売りだけあって絵が安定してます。見せ方も巧い。近代史、犬の犠牲は悲しい。やはり漫画として、史実をどう表現するかは各社個性が出るので個人的には他社のものも読みたくなりました。

引用元:楽天ブックス

5位:長屋王残照記

読んでみて

奈良時代の政治の流れがよくわからない人におすすめの漫画です。藤原氏が台頭し始める時代ですが、みんな似たような名前で、多くの受験生が人物名を混同しがちです。しかし漫画で読むと画が浮かぶので、覚えやすいでしょう。血縁関係がややこしい時代ですので、系図を見ながら読むと理解しやすいです。

天智・天武天皇の孫という高貴な血筋をひくにも関わらず、即位することのなかった長屋王を主人公にしているため、純粋にストーリーが面白いです。同じ著者が持統天皇を描いた「天上の虹」の続きではありますが、この本単独でも十分楽しめます。全3巻なので、受験勉強の息抜きにもちょうど良い分量です。

みんなのレビュー

絵のブレがなく、当時の政治経済についても確かな知識に基づいて描かれたもの。歴史漫画として、かなりハイクオリティ。

主人公の長屋と不比等の対立がメインだが、ヒール役の藤原氏にも道義があり、わかりやすい悪人ではない。女帝も出てくるが、女性らしい嫉妬心とかどろどろした部分はあまりなく、上に立つものらしい苦悩がしっかり描かれていることに好感。

表情に動きがなく淡々としたストーリーなので、昔読んだ時には面白味がなかったのだが、いまさら読むとかなり理解できる。

引用元:honto

4位:風雲児たち

読んでみて

受験科目で勉強しなければいけないのはわかっているけれども、日本史に興味が持てないという人にはぜひ読んで欲しい漫画です。この作品に出てくる人たちは皆、眩しいほどに生を満喫していて、歴史が暗記科目ではなく、人が生きていた記録だということを実感します。

このシリーズには「幕末編」もあります。幕末を描くために歴史を関ヶ原の戦いまで遡ってしまったという事情があったとのことで、確かに江戸時代を知らないと幕末の混迷した政局は理解できません。そのため、幕末がよくわからない人にもこのシリーズはおすすめですが、勉強が二の次にならないように注意が必要なほど面白いです!

みんなのレビュー

とにかく面白い。小学生の時読んでいたら絶対に歴史好きになっていたはず。最初は子供用に買ったが全巻読んでしまった。著者のみなもと太郎はギャグでツッコミを入れながらも、人間を豊かに細かく面白く描く天才。高野長英や林子平ジョン万次郎など、すごい人間がいたものだ。古い漫画と切り捨てるにはもったいなさすぎる傑作。

引用元:読書メーター

3位:大学入試 マンガで日本史が面白いほどわかる本

読んでみて

日本史の大学入試のための勉強マンガとして、超有名な本作。流れに沿って一気に読むことができつつ、解説も丁寧でわかりやすいのが特徴です。苦手でも、得意でも、受験で日本史が必要な多くの高校生に読まれてきました。

本漫画では、1つの時代・人物・エピソードなどに区切らず、日本史全体で大切な箇所のみをピックアップし、かなり網羅的に取り上げてくれています。そのため、最初に読む日本史漫画としては最適だと言えるでしょう!

絵も現代風でカッコいいor可愛いので、ぜひ手に取ってみてください。

みんなのレビュー

本書を使うべき対象の人は、主に日本史の理解につまずいてしまった人、もしくは今から日本史を学んでいこうとしている人だ。知識が0の状態から、いきなり語句や図表が並んだ参考書を開いても頭に入ってこずに、嫌気がさす人も少なくないはずだ。その点本書はマンガで視覚的に人物像や、背景知識を学ぶことができるため、難しいなどといったことは起こらないだろう。

引用元:ManaviisM

2位:オールカラー マンガで楽しむ!日本の歴史大事典 人物&エピソード

読んでみて

オールカラーで見やすいイラストが特徴の「やる気グングンシリーズ」です。日本史漫画も例外なくフルカラーとなっており、有名な人物264人を軸にテンポよく日本史を描いてくれています。

またタイトルに『大事典』と入っているのが嘘じゃないと分かるくらい、非常にボリューミーで網羅的な内容でした。小学生はとにかく「素直な気持ち」で日本史に興味を持って貰いたいので、本書を取っ掛かりに自分の好きな部分を見つけるのも良いと思います。

網羅的で、かつ分かりやすい日本史マンガは貴重です。ぜひ小学生のお子さんなどと一緒に読んでみてください!

みんなのレビュー

今回はマンガのお話も僕たちが考えました。聖徳太子を妖精にしちゃったり、西郷さんに未来的な機会を作らせたりとやりたい放題!でもしっかり歴史人物にあったお話にしてますよ。クスッと笑えて、でも勉強になる楽しい歴史大辞典です!書店で見かけたら是非手にとって見てください。

引用元:AUN

1位:学習まんが 日本の歴史

読んでみて

日本に数多くある小学生向けの日本史漫画ですが、本作はその中でも「絵が洗練されている」として有名なシリーズとなっています。

暗記というよりは、とにかく「有名な言葉・人物の背景を流れで学べる」というのが本作の大きなメリットなので、小学生はもちろんのこと、大人でも好奇心を持って読み進められる魅力があります!

また縄文時代・邪馬台国の卑弥呼から始まり、昭和など近現代までを一挙に駆け抜けることができるので、できればシリーズものは全巻一気に購入して、読んでみることをオススメします。ただ難しい方はまず1巻だけ読んで、様子を伺ってみてください。

みんなのレビュー

歴史が苦手だったので今更ながら勉強を。弥生時代からの争いが起こる理由などは大人になってからのほうがよく理解できた。子供の頃はなんで歴史の人たちはすぐ戦うか分からなかった。昔の人だって愛する家族や子供がいて、そのためには戦うしかなくて…という面もあったのだろう。最終巻まで頑張って読むぞ。

引用元:bookmeter

まとめ

最後に本記事のまとめをしてきます。

  • 日本史漫画はスラスラと学べるため、活字が苦手の人にオススメ
  • 大学受験の対策では,予備校出版の日本史漫画がわかりやすい
  • 日本史学習へのモチベーション向上を図るべく、エンタメ漫画も手に取ってみよう
  • 小学生向けのシリーズでは「学研」「小学館」が特にオススメ

日本史は世界史と比べると暗記量が少ない分、受験生の中でも得意になる人が多くいる教かです。そのため、競争率は非常に高くなります。

その中でも他の受験生と差を付けるには、「いかに興味を深め、継続して学び続けるか」が大切です。漫画だとイメージが広がりやすく、スピード感を持って勉強できるので効果的になっていますよ!

もちろん受験生以外の大人の方や小学生の方も、ぜひ様々なシリーズを手に取り、比較しながら楽しんで日本史を勉強してみてくださいね。

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