「ディズニーを生み出したウォルト・ディズニーに興味がある」
「ウォルト・ディズニーのことを深く知りたいけど、どの本を読んだらいいのか分からない」
ディズニーが好きな人なら一度はこのようなことを考えたことがあるのではないでしょうか?しかし、いざウォルト・ディズニーのことを調べようと思ってもどんな本を読めばいいのか迷ってしまいますよね。
今回の記事では、子供の頃にたくさんのディズニーアニメを見て以来ディズニーが大好きになり創始者のウォルト・ディズニーについても調べ尽くした私が、おすすめのウォルト・ディズニーの書籍をランキング形式で12冊ご紹介します。
ウォルト・ディズニー自身の伝記、ディズニーアニメのイラスト付きの本、ディズニーランドに関する本など様々なタイプの書籍を厳選しました。ディズニーが好きな人はぜひ参考にしてください。
この記事を書いた人
一橋大卒 歴史学専攻
Rekisiru編集部、京藤 一葉(きょうとういちよう)。一橋大学にて大学院含め6年間歴史学を研究。専攻は世界史の近代〜現代。卒業後は出版業界に就職。世界史・日本史含め多岐に渡る編集業務に従事。その後、結婚を境に地方移住し、現在はWebメディアで編集者に従事。
12位:ウォルト・ディズニー名著復刻 ミッキーマウス ヴィンテージ物語
読んでみて
ディズニーで一番最初に生まれたキャラクターは、誰もがご存じの通りミッキーマウスです。そんなミッキーマウスのアニメーションのストーリーを絵コンテ付きで解説しているのが『ミッキーマウス ヴィンテージ物語』です。
ドナルド、グーフィー、プルートなどお馴染みのキャラクターも登場します。ディズニーファンならキャラクターの誕生秘話は必見ですね。ディズニー好きにはたまらない一冊となっています。
みんなのレビュー
図書館であー、なんか可愛いから借りちゃお♪って借りてきた本。ウォルトが描いた、ミッキーマウスの映画を時系列にそってずらっと紹介した本。アニメーションの画像はほとんどなく、アートと呼ばれるイラストレーションにストーリー解説などがありました。まあ、普通にミッキーパイセンなので可愛いんですよ。理屈抜きに。ストーリーは単純明快。アメリカの古き良き子供向け。大人は絵だけ眺めていれば何となく癒されるかんじです。可愛いのよー。
引用元:読書メーター
11位:ディズニーランドという聖地
読んでみて
ウォルト・ディズニーがどのような思いで聖地ディズニーランドを作り上げ、後継者たちがどのように受け継いでいったかがわかる一冊です。
最も印象に残ったのはディズニーランドがファンタジーにいざなうための施設だということです。よく、ディズニーランドのことを「夢の国」と表現しますが、その理由がよくわかる一冊でした。ウォルト・ディズニー本人だけではなく、後を引き継いだ人たちもディズニーの「夢」を大切にしていると実感させられた本でした。
みんなのレビュー
ディズニーランドがなぜ夢の国たり得るのか。創設者ウォルト・ディズニーがこのテーマパークに込めた思いや願いが彼の生い立ちにも起因していることを初めて知りました。
そして、その理想を形にするための徹底的な構造。ディズニーランドってつくづくすごいところだなぁと思わずにはいられませんでした。初期のランドと第四段階を迎えたランドとの違いや思想の変遷等についても知りたくなりました。
引用:読書メーター
10位:ウォルト・ディズニーの夢を叶える言葉
読んでみて
ディズニーアニメのイラスト付きでウォルト・ディズニーの名言を紹介している書籍です。目標に向かって突き進み、見事大成功をおさめたウォルト・ディズニーの名言は心に響きます。
また、ディズニーアニメのワンシーンを切り取ったイラストも必見です。『蒸気船ウィリー』『ダンボ』『不思議の国のアリス』など、温かみのある昔ながらのディズニーアニメのイラストを眺めているだけでも楽しい気分になります。
みんなのレビュー
何か足らないと感じた際に出逢いました。ウォルトディズニーの言葉は、夢を叶える力を与えてくれる!そんな夢のある作品でした。最近叔父さんになりましたが、こうした世界を子供に体験させたいなと感じています。
引用元:読書メーター
9位:創造の狂気 ウォルト・ディズニー
読んでみて
ウォルト・ディズニーが「夢の国」を作り上げるために、いかなる苦労の道を歩んできたかが分かる本です。父親との軋轢や倒産危機、リストラ、映画会社の裏切り…そんな陰の部分に焦点を当てています。
ディズニー社の公式資料や関係者への取材をもとに作られたそうで、内容は客観的で読みやすいです。非常にボリュームのある書籍なので、時間のあるときにゆっくり読み進めてみてください。
みんなのレビュー
とにかく長い。しかしそれだけ重厚な、ウォルトディズニーの伝記。もちろん誰もが知るアメリカ文化の象徴だけれど、別に資本家というわけでもなく、ディズニーランド建設までは金に苦労した面、戦争のプロパガンダにも積極的にかかわった面、関心のないことには極度に冷淡である点、サイコパスめいた側面があることも本書を通じて見て取れた。
引用元:読書メーター
8位:WALT DISNEY 夢をつかむ言葉
読んでみて
ウォルト・ディズニーの言葉を集めた名言集です。夢に関する言葉、失敗に関する言葉、仕事に関する言葉など現代の私たちが見てもとても参考になる言葉がたくさんあります。せっかく創った「オズワルド」の版権を奪われるなどの逆境にもめげず、ミッキーマウスを生み出したウォルトの前向力を感じさせる本でした。
また、チームワークや共に働く仲間たちを団結させるための言葉などウォルトの組織運営に関する考え方も垣間見ることができます。一読して損はない一冊です。
みんなのレビュー
一気読みしてしまいました。 成功した人だって、失敗や挫折が無かった訳じゃない。諦めてしまったら失敗になるけれど、努力を続けていればいつかは成功する。
そうすれば、失敗は過程になる、という考え方には、ハッとさせられました。失敗した後が肝心だと、ようやく気づくことができました。
引用:読書メーター
7位:ウォルト・ディズニーの言葉~今、我々は夢がかなえられる世界に生きている~
読んでみて
ウォルト・ディズニーの生誕110年を記念して出版された名言集です。訳文だけではなく、英語の本文もついているのがとてもいいですね。
夢を作り上げたウォルト・ディズニーの「生の言葉」はとても貴重です。そして、彼がこの世を去った後も彼の言葉は多くの人の指針になっている気がします。
現在はコロナでエンタメ産業全体が大変ですが、ディズニーランドはウォルトの言葉を糧に復活するのではないかと思いました。
みんなのレビュー
物事をスタートさせる方法は、口ではなく手を動かすことだ。とにかく中に入り込むんだ。選ぶのではなく、中に入る。まずは一部となって、そこから上を目指してみるんだ。何かをやりたいのに、選んでばかりいる人を見ると、なんてもったいないんだろうと思う。
まだチャンスがあるうちに入ってみる。そうすればそこから何かが生まれるかもしれない。人生で経験したすべての逆境、トラブル、障害が、私を強くしてくれた。決してうんざりしたり、皮肉な見方をしてはいけない。昨日は過去なのだから。
引用:読書メーター
6位:ディズニーランドの秘密
読んでみて
ウォルト・ディズニーは何故ディズニーランドを作ろうと思ったのか?そして何故ディズニーランドは他の遊園地と違って特別なのか?ウォルト・ディズニーの人生やアメリカの歴史的背景などから、ディズニーランドの秘密を紐解いていく書籍です。
ウォルト・ディズニーの思想やパーク作りのこだわりなどが細やかに書かれています。これを読めばディズニーランドの見方が変わり、より一層ディズニーランドの世界観を楽しめるようになるかもしれません。
みんなのレビュー
なぜディズニーランドは特別なのか。他の遊園地との違いはその「ストーリー性」にある。そして、その「ストーリー」とは、ウォルトの人生や米国の歴史と切り離せないものだった。「最初の構想は交通博物館」「ホーンテッド・マンションがフランス風である理由」「トゥモローランドは企業パビリオン」「3つの”マウンテン”は一大方針転換」等、意外なエピソードが満載!夢の国をより深く味わえるようになる一冊。
引用元:honto
5位:ウォルト・ディズニー すべては夢みることから始まる
読んでみて
ウォルト・ディズニーの65年の生涯を追った伝記作品です。人々を楽しませたいと考えてディズニーランドを作ったというウォルトの志はいまでもしっかりと根付いていると思います。
アニメーションに音をつけるなど、当時としては斬新な技術を用いたことでディズニーのアニメは世界的にみても先進的なものとなりました。ウォルトの伝記を通じ現代のディズニーにも通じる開拓者精神を感じました。
みんなのレビュー
お金が余っていたからディズニーワールドを建設したのではなく、借金しても自分とゲストが喜ぶ遊園地を作りたかったと知った。自分ができることは知れているから、アニメーターやスタッフを大事にし、育て、多くのものを作り上げたのだろう。ディズニーアニメーションの、動物や人物の動き今でもすごいなと思うけど当時は画期的だったのだろう。
アニメーションに音や声をつけたり、実写とまぜてみたり、様々な実験をして発展させてきた功績が今一度知ることとなった。初期の白雪姫や三匹のこぶたシンフォニアなどじっくりみたくなる。
引用:読書メーター
4位:ウォルト・ディズニー 創造と冒険の生涯 完全復刻版
読んでみて
ウォルト・ディズニーというのはどのような人物だったのか、いかにしてディズニーキャラクターやテーマパークが作り上げられたのか…など、ディズニーの創造に関することが全て記された一冊です。
幼少期の話から起業してからの苦労話、また、キャラクター作成に対するこだわりが細かく記されており、これを読めばウォルト・ディズニーの人物像が見えてきます。起業を目指している人や、クリエイティブな仕事をしている人の参考書にもオススメです。
みんなのレビュー
本書は、ディズニーファンにとっては貴重な一冊ではないでしょうか。今や世界から愛されるディズニー映画とテーマパークですが、その礎を築いたウォルト・ディズニーその人がどのようなアイデアから、そしてどのような期待をもってディズニー映画、テーマパークを創造したのか、その秘密が本書を見るとわかるようです。ディズニファンにはとても魅力的な書には違いありませんが、そうでない一般の人にも興味をもてる面白い内容になっています。
引用元:honto
3位:ウォルト・ディズニー (コミック版世界の伝記)
読んでみて
ウォルト・ディズニーの生涯を漫画で描いた伝記です。子供向けに理解がしやすいよう易しく丁寧な描写がされているのが特徴です。
あくまでも子供向けに作られた漫画なので、ウォルト・ディズニーのことを深く知りたい人にはやや物足りないかもしれません。小中学生くらいの子供や、ウォルト・ディズニーのことを知る足掛かりにはぴったりの一冊です。
みんなのレビュー
小学生娘のために買いました。私が子供の頃の伝記は「エジソン」とか「野口英世」と言ったものですが、今はウォルト・ディズニーや、スティーブジョブズがあるんですね!
引用元:honto
ディズニー大好きなのであっという間に読んでいました。私も読んでみましたが、「諦めないということ」とか「夢は叶う」と言ったことがよく伝わります。
この本をきっかけに、伝記も読むようになった娘ですが、やはり偉人たちに学ぶことって多いですから、私も一緒に読みたいと思います。
2位:角川まんが学習シリーズ まんが人物伝 ウォルト・ディズニー 夢と魔法の王国をつくった男
読んでみて
ウォルト・ディズニーの生涯を漫画にした作品です。ウォルトが目指したのは人々を笑顔にする作品作りでした。ミッキーマウスは彼のそうした思いの結晶ともいえるキャラクターです。
しかし、それ以前に生み出されたオズワルドは「大人の都合」によってウォルトの手から奪われてしまいました。その点は残念ですが、だからこそ、ウォルトはミッキーに己のすべての情熱を注ぎこんだのだなと感じました。
みんなのレビュー
娘用。このウォルト、格好良すぎ(笑)そうかーオズワルドって何でディズニーであまり登場しないんだろうと思ったら、そういう上層部の暗い思惑でウォルトから取り上げられちゃってたんだね~。ミッキーがそうならなくて良かった!
今のディズニーアニメーションも好きだけど、白雪姫やシンデレラみたいなザ・アニメ!なディズニーも大好き♡また、ディズニーでCGじゃないアニメ作らないかな?
引用:読書メーター
1位:ウォルト・ディズニー伝記 ミッキーマウス、ディズニーランドを創った男
読んでみて
ウォルト・ディズニーの生涯を丹念に追った作品です。子供でも読みやすいようにフリガナがたくさんのつけられています。ディズニーの事について知りたい子供たちの入門書としておすすめできると感じました。
内容はよく知られているウォルト・ディズニーの伝記です。しかし、ところどころに可愛らしいディズニーキャラクターが登場するので、みていてほっこりした気持ちになると思います。内容は大人でも退屈せずに読めるので、ディズニーのことをよく知りたい人にお勧めです。
みんなのレビュー
ウォルト・ディズニーは若い頃から独立心旺盛で好奇心いっぱい、何でもエネルギッシュにチャレンジしていく人だと知った。苦難にあっても決してめげず、自分のしたいことのビジョンをはっきりと持っていた。だからこそ誰も思いつかないようなアニメーションやディズニーランドを創り出すことができたんだとよく理解できた。
彼の創ったものは廃れるとごろか、今なお輝いて発展し続け、世界中の人々を魅了している。真の偉人だ!またお兄さんの支えが大きかったというのも初めて知った。
引用:読書メーター
まとめ
ウォルト・ディズニーに関する本を12冊紹介させてもらいましたが、読みたい本は見つかりましたでしょうか?ウォルト・ディズニー自身のことを深く知りたい人は伝記を、アニメが好きな人はアニメ関連の本を、テーマパークが好きな人はディズニーランドの本を読んでもらえればと思います。
ウォルト・ディズニーの夢を追う人生は、一匹のネズミから始まりました。貧乏だったウォルトの家にはネズミが住みついており、彼はそのネズミをいつも可愛がっていたといいます。今や世界中に知られているミッキーマウスは、そのネズミを元に生まれたキャラクターなのです。
戦後で人々が沈む世の中、ウォルトは「人々に元気を与えるものを作りたい」という一心で会社を立ち上げ、そしてディズニーアニメやディズニーランドを形にしていきました。歴史的には起業家として大成功をおさめているウォルトですが、その陰にはたくさんの失敗や危機がありました。
これから新しいことを始めようとしている人や、起業を目指している人、夢を追っている人にとってウォルト・ディズニーの生き様は心打たれるものがあるのではないかと思います。気になったらぜひウォルト・ディズニーの本を手に取ってみてください。