【24年11月最新】アインシュタインのおすすめ本ランキングTOP8

「アインシュタインに興味を持ったけれど、どの本から読めば良いの?」
「相対性理論は難しすぎるから、わかりやすく解説している本が知りたい!」

「20世紀最高の天才」といわれるアインシュタインがどのような生涯を送ったのか、知りたくありませんか?

この記事では、相対性理論についてのセミナーにも参加したことがあり、彼の伝記も読み漁った筆者がアインシュタインを知るにあたっておすすめの本を8冊、ランキングにしてご紹介します。

この記事を書いた人

一橋大卒 歴史学専攻

京藤 一葉

Rekisiru編集部、京藤 一葉(きょうとういちよう)。一橋大学にて大学院含め6年間歴史学を研究。専攻は世界史の近代〜現代。卒業後は出版業界に就職。世界史・日本史含め多岐に渡る編集業務に従事。その後、結婚を境に地方移住し、現在はWebメディアで編集者に従事。

8位:アインシュタイン(青空文庫)

読んでみて

物理学者であり、随筆家、俳人でもある寺田寅彦氏の随筆作品です。短いながらもアインシュタインの人生が簡潔にまとめられていて、彼に対する興味がより深まっていくような文章が特徴的です。

あまり知られていないアインシュタインの一面にも触れることができ、他の本では味わえないような感動をもたらしてくれます。短時間で読破したい方、随筆調で読んでみたい方は必見です。

みんなのレビュー

アインシュタインの成し遂げた功績、人となりが、 精緻に、しなやかに、簡潔にまとめられています。 紙のページで推定14ページと短い随筆ですが、 アインシュタインの人間的な深みの一端、 取り巻く時代の雰囲気の一端が感じられ、 アインシュタインに対する興味がますます深まります。

ブックメーター

7位:「超」入門 相対性理論 アインシュタインは何を考えたのか

読んでみて

「世界が理解できるという事実こそ、ひとつの奇跡だ」などのアインシュタインの言葉などの解説から「相対性」についての解説、量子力学、宇宙の解明に至るまでをわかりやすい文章で書いています。

ある程度の数式は登場しますが、高校で物理を習った方であれば容易に理解できるようになっているので、少し踏み込んだ「相対性理論」についての解説に触れたいという方にはおすすめの1冊となっています。

みんなのレビュー

時計を基準に生きている私達は時間を相対的に捉えることをしないが、相対性理論では時間すらも相対的であると扱う。 そんなことをエレベーターなど身近な例を使った思考実験で表現していくまさに入門書である。 一部運動量保存則や慣性系の考えて数式を使った解説もあるので高校物理を触ったことある方でも楽しめる本である。

ブックメーター

6位:無限の可能性を引き出す! 超訳こども「アインシュタインの言葉」

読んでみて

声に出して読みたい日本語でおなじみにの斎藤孝氏監修のこども向けの本です。非常にわかりやすく書かれており、漢字にも読み仮名がふってあるので小さいお子さんでも読み進めることができます。

失敗を恐れず挑戦することの大切さなどをアインシュタインの言葉を引用しつつ、イラストを使って紹介しているので内容が頭に入りやすくなっています。子どもに向けた本ですが、大人が読んでも十分に楽しめるおすすめの1冊です。

みんなのレビュー

とにかく分かりやすく書いてある。まさにアメリカや欧米などの教育思想に通ずるものがあって、日本もこれからは正解や画一的な教育では競走の舞台にすら立てなくなってしまう。

仕事と好きなことを両立できる、隠さないで伝えるという勇気を持つこと、競争がないから純粋に楽しめる、などは周りの支援も必要。なぜ?という子どもの純粋な問いに答えを用意するだけが大人の役割でもないと思った。

ブックメーター

5位:アインシュタイン150の言葉

読んでみて

累計30万部突破のロングセラー商品です。洞察力や知恵に満ちたアインシュタインが人生や世界について考えたときに発した言葉を簡単に噛み砕いて紹介しています。自らの好奇心や意思を大事にして道を切り開いていったアインシュタインの言葉に勇気付けられます。

文字の量も少ないので小学校高学年くらいのお子さんでも分かるような内容となっており、アインシュタインの名言を知りたいという方にはおすすめの1冊となっています。

みんなのレビュー

サッカー日本代表 本田圭祐選手が母校・星稜サッカー部の後輩たちに贈った一冊。20世紀最大の物理学者アインシュタインは、人間に対する観察眼も超天才的だった。
「どうして自分を責めるんだ? 他人がちゃんと責めてくれるんだから、いいじゃないか」「常識とは十八歳までに身につけた偏見のコンプレックスのことをいう」「人間の邪悪な心を変えるより、プルトニウムの性質を変える方がやさしい」など、人生の真実をつき、愛と勇気にあふれる名言の数々。多くの方に読み継がれ30万部を超えるロングセラー。

ブックメーター

4位:アインシュタイン―大人の科学伝記 天才物理学者の見たこと、考えたこと、話したこと

読んでみて

題名の通りに大人向けの伝記となっています。しかし、内容はさほど難しくはなく相対性理論について知りたいけれど数式は苦手という方にもおすすめできる1冊となっています。

アインシュタイン自身がどのようなことを考えて相対性理論にたどり着き、どのような人に感化され、影響を与えてきたのかがまとめて読むことのできる内容です。

みんなのレビュー

「大人の科学伝記」という言葉を見て,そう言えば,伝記って子供が読むものとは限らないのだが,なぜか子供用のものばかり。こういう趣向の伝記もいいものだ。

相対論の解説はわかりやすくしようとして空回り気味だし,特殊相対論の思考実験について,学生時代に読んだ別の本の方がもっとわかりやすかった。科学の解説書はたくさんあるが,本書はあくまでも伝記であるから,ほほえましいエピソードを読んで暖かい気分に浸ろう。

ブックメーター

3位:「相対性理論」を楽しむ本―よくわかるアインシュタインの不思議な世界

読んでみて

アインシュタインの解明した相対性理論を専門用語や数式をほとんど用いずにわかりやすく解説しています。イラストや図も多く使用されているので大事なポイントが一目でわかるようになっています。

また、相対性理論だけでなく宇宙の成り立ちなど好奇心を刺激するような内容も盛り込まれているため、科学の世界に興味のある方にはぜひ一読していただきたいです。中学生以上の人に向けた相対性理論の入門書と言えると思います。

みんなのレビュー

Kindle。面白かった。 特殊相対性理論と一般相対性理論についてを数学物理素人にも分かりやすく噛み砕いて解説してくれてる。解説も平易だし、更に図説がシンプルで分かりやすい。

動くと時間が遅れるとか、光速を超えられない話とか、重力とか、ビッグバンとか、ブラックホールとか、宇宙項とか、虚数の世界とか。物体の存在で時空が歪んで重力発生とかそれだけだとファンタジーの世界の出来事みたいだけど事実なんだなと不思議な感覚。天才はすごいことを思いつくんだなぁと感心しきり。

ブックメーター

2位:学習漫画 世界の伝記 アインシュタイン 相対性理論を生み出した天才科学者

読んでみて

アインシュタインの生涯について書かれた漫画本です。アインシュタインの性格や波乱万丈な人生が絵とともに解説されているので小学生でも読みやすい書籍となっています。

相対性理論などの難しいことに関してはほとんど説明がありませんが、アインシュタインをおおまかに知りたいという方はぜひ読んでみてください。子供から大人まで幅広く楽しめる1冊となっています。

みんなのレビュー

小4の孫息子のお薦め本。アインシュタインとその「相対性理論」の名前は知っているけれど、中身は理解不能だったが、少しだけ理解できた(ような気がする^^;)。それにしても12歳でユークリッド幾何学に夢中になるとは、「栴檀は双葉より芳し」という事か。

ドイツの核開発に対抗する為に、アメリカの核開発を進言した事を生涯の悔いとして平和活動に尽力した事を知った。当時の世界情勢も併せて書かれており、時代に翻弄された生涯だったと思う。大人が読んでも読み応えがあった。

ブックメーター

1位:新書で入門 アインシュタイン丸かじり

読んでみて

自らが熱狂的ファンかつ物理学者である著者がアインシュタインの波乱万丈の人生と功績をつづり、多くの名言からアインシュタインの哲学に迫る、天才の魅力を濃縮した1冊となっています。

ニュートン力学から現代の量子力学が発展するきっかけを作ったアインシュタインの業績を敬愛に満ちた言葉で書いています。アインシュタインのすごさを改めて知りたいという方にはおすすめの1冊となっています。

みんなのレビュー

アインシュタインはあまりに有名な科学者だが、そんな彼が取ったノーベル賞の理由を知らない程度の知識で読んだ。著者のアインシュタインへの敬愛がよく伝わってくる本で、それに加えて明快簡潔に説明してくれるので門外漢の私でも不思議と分かったような気持ちになる。特に宇宙に関する理論はここ数年の間にも動きはありわくわくとさせられる分野だ。

ブックメーター

まとめ

この記事ではアインシュタインがよりよく知れる本を紹介しました。アインシュタインについての本は数多く、どれを手にとっていいかわからなくなると思います。

最初は「学習漫画 世界の伝記 アインシュタイン 相対性理論を生み出した天才科学者」を手にとってみてはいかがでしょうか。わかりやすく、短時間で読めると思います。

この記事を参考にいろいろな本を読んで、アインシュタインの魅力を知っていただけたら幸いです。

コメントを残す