宮崎駿のおすすめ本12選【ジブリ作品から自伝・伝記、まで】

「宮崎駿監督が書いた本や、ジブリ作品の原作を読んでみたい!」
「ジブリ作品を生み出した宮崎駿監督ってどんな人だったんだろう?」

宮崎駿は、「風の谷のナウシカ」や「千と千尋の神隠し」など多数の有名作品を生み出したアニメ映画の監督です。映画が中心ですが、映画の原作となっている本の制作も行なっています。

この記事では宮崎駿自身が執筆した本を中心に、宮崎駿自身について紹介した本まで紹介していきます。これらの本を読めば、映画監督としての側面とはまた違った、執筆家としての宮崎駿の姿が見えてくると思いますよ。

全ジブリ作品を見たことがあるジブリファンの筆者が、宮崎駿に関連する書籍をジブリ作品から自伝や伝記、エッセイや対談集という観点でおすすめ書籍を紹介したいと思います。

ジブリ作品

風の谷のナウシカ

読んでみて

名作、「風の谷のナウシカ」の原作本。多くのジブリ作品には原作がありますが、風の谷のナウシカについては宮崎駿自身が漫画作品として執筆したこちらが原作となります。

アニメ映画として有名な風の谷のナウシカですが、漫画版も素晴らしい作品です。アニメ版では描ききれなかった世界観が広がる、必読の一冊です。

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となりのトトロ (徳間アニメ絵本)

読んでみて

アニメ映画「となりのトトロ」の内容を、絵本の形式でよみがえらせた作品。主に子供向けに作られており、ふんだんに絵が用いられているので、まだ文字が読めない子供でも読むことができます。

ジブリ作品に興味を持ったお子さんに買ってあげると良いかもしれませんね。

みんなのレビュー

https://twitter.com/ryokikuzaki/status/1030458349735669762

千と千尋の神隠し (徳間アニメ絵本)

読んでみて

不思議の町で名まえを奪われてしまった10歳の少女である千尋が、さまざまな困難にあいながらも生きていく感動的な作品。「千と千尋の神隠し」を絵本の形式に仕立て直したのがこちらです。

世界的に大ヒットした千と千尋の神隠しを小さい子供でも読むことができる一冊です。

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天空の城ラピュタ (徳間アニメ絵本)

読んでみて

宮崎駿の作品の中でも1、2を争う人気作品である天空の城ラピュタ。古い時代の作品ですが、現代においてもその魅力は全く色あせていません。

空にうかぶ島、ラピュタを目指して冒険する少年少女の物語を、ぜひ絵本の形で読んでみてください。

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魔女の宅急便(徳間アニメ絵本)

読んでみて

ジブリの中でも人気の作品である魔女の宅急便。松任谷由実の音楽でも有名です。魔女の宅急便魅力的な世界観や登場人物たちが絵本で蘇ります。

13歳で旅立ちをするという掟に従って、魔女であるキキは旅立ち、ある街で暮らす事になりました。キキはこの街でうまくやっていけるのでしょうか。

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崖の上のポニョ(徳間アニメ絵本)

読んでみて

ジブリ史上でも屈指の興行収入を誇った作品である崖の上のポニョ。5歳の少年・宗介が、さかなの子・ポニョにした約束の物語です。

宮崎駿が少年と少女、愛と責任、海と生命、そして、母と子の物語をためらいなく描ききった名作を、絵本で読むことができますよ。

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自伝・伝記

続・風の帰る場所―映画監督・宮崎駿はいかに始まり、いかに幕を引いたのか

読んでみて

宮崎駿とスタジオジブリ作品と変わりゆく時代について、ロングインタビューを行った内容をまとめ上げた著書。スタジオジブリ成立前の作品である「未来少年コナン」についても語っている内容も含まれます。

宮崎駿の考え方や作品制作に対する取り組み、時代に対するスタンスなどが存分に詰まったファン必見の一冊です。

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出発点―1979~1996

読んでみて

主に宮崎駿のキャリアの前半についてまとめ上げた本。宮崎駿が書いたエッセイや企画書、演出覚書などを収録しています。宮崎駿の盟友である高畑勲が、素顔の宮崎駿を紹介している章などは、ファン必見と言えるでしょう。

「風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」「魔女の宅急便」などの名作たちがどのようにして生まれたのか、宮崎駿はどのような考えでこれらの作品を生み出したのか知ることができる自伝的な一冊です。

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折り返し点―1997~2008

読んでみて

主に宮崎駿のキャリアの後半についてまとめ上げた本。「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」など、名作に関する企画内容や手紙、公演などを取り上げています。

それぞれの映画作品のファンにとっては、垂涎ものの情報が盛りだくさんの作品となっています。宮崎駿の思想について知ることができる一冊と言えるでしょう。

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エッセイや対談集

虫眼とアニ眼

読んでみて

東大の解剖学者や脳科学者であり、「バカの壁」でも有名な養老孟司と、日本を代表するアニメ監督である宮崎駿の対談集。

自然の描写が豊かである宮崎作品を通して、自然と人間のことを考え、若者や子供に対して二人の思いが綴れれる、感動的で前向きな対談となっています。

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時代の風音

読んでみて

芥川賞作家である堀田善衛、そして「竜馬がゆく」など歴史小説化として有名な司馬遼太郎と、宮崎駿の3人による対談集。

宗教について、国家について、21世紀の世界についてなど、たくさんの興味深いテーマについて語られた教養本としても読んでみたい一冊です。

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本へのとびら――岩波少年文庫を語る

読んでみて

宮崎駿がおすすめの岩波少年文庫を50冊紹介するというコンセプトの本。宮崎駿は、自らの読書体験から「生まれてきてよかったんだ、と子どもにエールを送るのが児童文学の役割」という言葉を残しています。

作品の紹介文は、単に内容を褒めるだけではない、熱い言葉が並んでいます。宮崎駿が、本気で子どもたちに向けて児童文学の素晴らしさを伝えようとしている本といえるでしょう。

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まとめ

この記事では、宮崎駿自身が執筆した本や、宮崎駿について紹介した本について、ジブリ作品の原作、自伝や伝記、エッセイや対談集という観点でまとめて紹介しました。

名作揃いであるジブリ作品がいったいどのようにして生まれたのか、宮崎駿はどのような思想や考えを持っていたのか、これらの本を読めばきっと理解できると思います。

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