「デカルトの本で初心者にオススメのものを教えて欲しい!」
「デカルトの考え方を詳しく知れる本はどれ?」
哲学者として有名なデカルトですが、その哲学を読み解いた本は難しいものが多く、初めて読む方は挫折してしまう人も多いかもしれません。
逆に、ある程度知識がある人からすると、いざ手に取った本が物足りない可能性もあります。
そこで今回は、デカルトについてよく分かるオススメ本を、初めての一冊に最適な本から深く考察できる本まで7冊ご紹介したいと思います。おすすめ順のランキングにしてみました。ぜひ参考にしてみてください。
この記事を書いた人
一橋大卒 歴史学専攻
Rekisiru編集部、京藤 一葉(きょうとういちよう)。一橋大学にて大学院含め6年間歴史学を研究。専攻は世界史の近代〜現代。卒業後は出版業界に就職。世界史・日本史含め多岐に渡る編集業務に従事。その後、結婚を境に地方移住し、現在はWebメディアで編集者に従事。
7位:デカルト『方法序説』を読む
読んでみて
デカルトの著作『方法序説』。自伝的な要素を含んでいて、どうして彼自身の思想に至ったのかを順序だてて書いているため、デカルト哲学の核心の部分を知ることができます。ただ、西洋哲学に慣れていない方には難しい部分があるのは事実です。
こちらの「デカルト『方法序説』を読む」は、『方法序説』の思索のプロセスと背景を明らかにすることでデカルト哲学をシンプルに説明しています。また、『方法序説』が今までどのように読まれてきたか、現代思想とどう関係しているのかまで解説しているので、デカルトの思想をベースに現代哲学の思想の一端を知ることもできます。
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6位:方法序説
読んでみて
こちらはデカルトの賢さと自分の知識のなさに気づかされる本と言えるかもしれません。ある程度デカルトについてわかっている方にはお勧めできます。
ページ数としては少ないですが、頭を使わないと読めません。しかしこの本を読んだ経験は必ず自分の生活を豊かにしてくれること間違いなしです。
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5位:デカルト入門
読んでみて
デカルトについて書かれた本の中では比較的理解しやすい内容となっています。かなりページ数が少ない中で、ここまで簡潔にわかりやすくまとめられた本はなかなかないでしょう。
とてもわかりやすいため、デカルトは知らないけれど、哲学に興味があるという方にも十分おすすめできる本となっています。
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4位:仕事に使えるデカルト思想
読んでみて
こちらの本は哲学をビジネスに生かしたいという人にオススメです。哲学というと役に立たないという人もたまにいますが、そんなことがないことがこの本を読めばわかります。
哲学というのは生きるのに、役立つものであり、それはビジネスでも例外ではありません。是非ビジネスで悩んでいる人は自己啓発の本よりも、哲学の本を読んでみるのも良いと思います。
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本書では、いろんな場面で
note
湧き上がってくる感情の良い面を
どのように活かすかも紹介しています。
人生に迷ったり、ブレたりすることが
多い現代では、デカルトの
「不安と後悔から一生、脱却できた」
と語る思考法を学ぶことは超重要です。
3位:デカルト入門講義
読んでみて
デカルトの入門書としてオススメのものの一つです。他の入門書を買っている場合でも、この本とセットにして読むと理解がより深まるので読むことをオススメします。
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2位:方法序説―まんがで読破―
読んでみて
本を読んで挫折してしまった方にオススメです。マンガ形式で書かれているため、書籍よりかなりわかりやすいです。もちろん情報量は本と比べるとすくなってしまうので、さらに興味が出たら、入門書を読むことをオススメします。
やはり哲学という難しそうなものでも、絵があるだけでかなり理解しやすくなります。是非読んでみてください。
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1位:我思う、ゆえに我あり デカルトの「方法序説」より
読んでみて
こちらの本は、「方法序説 ーまんがで読破ー」と同じマンガなのですが、マンガの絵が違います。内容はわかりやすいです。マンガの絵に好みがある方は「方法序説 ーまんがで読破ー」と比べて自分の好きな方を買っていただきたいです。
またこの書籍の特徴として、会社に勤める主人公がデカルトと対話しながら生活するというストーリーとなっています。そのため実生活に生かしやすい内容となっています。
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【マンガでも難しい】古典を読む難しさは当時の時代背景について知らないと、理解が不十分になるためだが、デカルトご本人といっしょに登場する謎のフクロウが解説してくれるので、そこはわかりやすい。
読書メーター
まとめ
いかがでしたか?
今回はデカルトに関する本について紹介してきました。哲学に興味がある人、一度読むのを挫折してしまった人、ビジネスに哲学に生かしたい人にはぜひ一度読んでほしいです。
この記事がデカルトに触れるきっかけになれば嬉しいです。