「大学受験におすすめの日本史参考書を教えて欲しい!?」
「日本史の論述問題を得意にできる参考書はどれだろう・・・?」
受験参考書は毎年たくさん出版されています。特に2021年は、センター試験から大学入学共通テストへの変更がある年とあって、例年以上に新しい参考書が出ています。しかし、参考書や問題集を探しに本屋へ行くと、膨大な数の本が並べられているのを前に、どれを買ったらいいのか途方に暮れてしまいますよね。
日本史の場合、まずは教科書的な、知識をインプットする参考書を探しているのか、時代やテーマで苦手な部分だけを補強する参考書がいいのか、記述式の問題演習に取り組みたいのかなど、ニーズによって違う種類の参考書や問題集を選ばなければならないため、選択が難しいです。
また、今の自分の実力にあったものを選ばないと、どんなに良い参考書でも宝の持ち腐れになってしまいます。逆に簡単すぎる問題集を選んでも、あまり意味がありませんん。
そこでこの記事では、通信教育で大学受験生の日本史を添削している筆者が、日本史おすすめの参考書25冊を、いくつかの切り口に分けてご紹介します。
日本史の参考書を選ぶ上での注意点
日本史Aと日本史Bの違い
簡単にいうと、日本史Aは近現代史以降の学習を中心に、日本史Bは原始時代から現代史までを幅広く学習する科目です。
志望する大学によって受験に必要な科目が違うので、まずはそれを調べましょう。ただし、ほとんどの大学が日本史Bでの受験を求めています。日本史A受験がある大学・学部には、「地理歴史・公民」から2教科、つまり「日本史Aと世界史A」や「日本史Aと地理A」のように2教科受験を必須とする場合が多いです。
もう一つ注意すべきなのは、学校で学習している日本史の科目です。普通科以外の高校に通っている場合、学校で履修しているのは日本史Aの場合が多いです。もし日本史Bでの受験が必要な大学に進学したいなら、学習範囲が全く違うので気をつけましょう。
もちろん、逆の場合もありえます。日本史Bを履修しているからといって、日本史Aができるかというとそれは別の話です。日本史Aは特に太平洋戦争について重点的に扱っているので、日本史Bの学習内容だけでは太刀打ちできません。日本史Aに特化した学習が必要になります。
志望校の出題形式に合わせよう
2021年より、センター試験は大学入学共通テストへと変わることになりました。これまで提示された試行問題を見ると、日本史に関していえば、史料や資料を使った問題が増えています。読解問題も増加傾向にあるので、この点はセンター試験とは違う対策が必要でしょう。
国公立大学の二次試験や私立大学の出題形式は、過去問を見ることである程度予測できます。
例えば東京大学は、歴史を俯瞰で見て考えさせる記述問題が多く出題されていますが、論述問題は特に慣れが重要ですので、何度も自分で答えを書いてみることが高得点を狙える方法と言えます。早稲田大学は、選択式の正誤問題が頻出するので、正誤問題の解き方をマスターしておくことが必須です。
参考書はできるだけ最新のものを選ぼう
歴史は過去の話ではありますが、最新の研究結果から表現の仕方や解釈が変わる歴史用語も多くあります。「聖徳太子」は「厩戸王」に表記を変更したり、弥生時代の始まりは紀元前5世紀ごろからではなく、紀元前10世紀ごろからと考えるようになったことなどはその一例です。
そのため、参考書はできるだけ最新の情報が載ったものを使うことをおすすめします。用語集などは教科書の改訂に合わせて内容を更新するので、たとえ持っている参考書でも、改訂のたびに新しいものを手元に置いておきたいですね。
大学受験用の日本史参考書おすすめ7選:学習編
金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本【改訂版】
日本史を初めて学習する人に最適なレベルの、基礎知識を身につける参考書です。日本史を学ぶ上では、まずは歴史の流れを掴むことがポイントです。そこを説明してくれるのがこの参考書です。時代ごとに本が分かれていますので、苦手な時代だけこの参考書を使うというのもいいと思います。
受験生が手薄になりがちな近現代史や文化史を扱ったものもあるので、ここだけ弱点だと自覚しながらも、どうやって学習したらいいか途方に暮れている人に、ぜひすすめたいです。
センター試験 日本史bの点数が面白いほどとれる本
「センター試験」と銘打ってありますが、基本的な知識についてはセンター試験も大学入学共通テストも変わらないので、大学入学共通テストを受験予定で講義型の参考書を使いたい人には、この参考書をおすすめします。口語で書かれているので読みやすく、確認問題がついているのも、自分の理解度がチェックできて便利です。
ただ、情報量がかなり多い参考書です。日本史が得意な受験生にはそこが面白い部分ではありますが、日本史で点数が取れないと苦しんでいる受験生には、この情報量でさらに悩みを深くする可能性もあります。使っていて持て余してしまうようなら、無理はせず、初心者向けの参考書で学習を深めてから再度チャレンジしてみてください。
石川晶康 日本史B講義の実況中継(4)近現代 (実況中継シリーズ)
学校や塾で自分と相性の良い日本史の授業に出会えずに悩んでいる受験生や、受験に日本史が必要になって独学で学ばなければならない受験生に、ぜひすすめたいのがこの参考書です。大手塾の人気講師の講義というだけあって面白いです。CDで聴いていくことができるので、通学の合間など隙間の時間で学習できます。
全4巻あり、かなりのボリュームですが、最難関大学を志望校にしている人にはこのくらいの知識量が求められます。一方、中堅大学を目指す受験生には、ちょっと知識が細かすぎるかもしれません。
読んで深める日本史実力強化書
日本史が大好きで、教科書の説明では物足りないような人や、東大・京大・一橋大を志望校にしている受験生に自信を持ってすすめるのがこの参考書です。歴史には必ず背景があり、その結果が別の項目につながり、枝分かれしていきます。その因果関係を掴まないと正確な意味で歴史を理解したとは言い難いです。
東大日本史はそういった歴史の根本的な流れを訊いてくるので、逆に言うと付け焼き刃の知識では全く太刀打ちできず、こうした参考書の理解が必須になります。教科書などと並行して読むなら中級レベルから、単独で使うなら上級レベルの受験生向けの参考書です。
日本史用語集 改訂版A・B共用
どんな教科の学習にもいえることですが、わからない用語があったらとにかく調べる癖をつけましょう。この積み重ねが、膨大な知識量となって受験生の大きな味方になるはずです。この用語集は内容が端的にまとめられているので、とても使いやすいです。
使い慣れてきたら、その用語が教科書で使われている頻度数や、関連項目にも目を向けましょう。当然ながら頻度数が多いほど重要度が高いため、もしその用語を知らなかったり忘れている場合は、今覚える!という位の覚悟で頭に入れましょう。関連用語に知らないものがあったら、それも調べてみると知識に幅がでます。
山川詳説日本史図録 第8版
図録は知識の定着には欠かせない参考書です。受験では頻出するのに、ややこしくて理解しにくい荘園制や惣村などは図式化して整理され、わかりやすくまとまっています。また、文字では暗記しにくい文化史は、写真や絵が豊富に載っているので、「見る」ことで視覚的な印象を強くすると覚えやすくなるものです。
後ろに掲載されている年表は、政治・外交、社会・経済、文化、世界史、天皇や将軍、総理大臣名も出ています。同じ年に違う分野では何があったのか、その時の権力者は誰か、おさえておくべき項目が一眼で分かるのでとても便利です。
日本史年表・地図
日本史を学習する際は、教科書だけではなく、年表と地図帳も一緒に広げておきましょう。日本史は勉強していると細かい用語にばかり目がいき、どうしても視点が狭まりがちですが、年表があると今自分はどんな時代を学んでいるかを広い視野で見ることができ、歴史の中で迷子にならずに済みます。
遺跡や寺院、遷都した後の宮が置かれた場所、戦が起こった地域がどこなのか、学習しながら場所を確かめるために地図帳も必要です。一つの知識を、あらゆる方面から覚える努力をすると忘れにくいです。
大学受験用の日本史参考書おすすめ5選:問題集編
日本史B一問一答【完全版】2nd edition
近年の受験日本史は記述問題が増えているとはいえ、やはり一定程度の知識量は必要です。英語で英単語を覚えるとの同様に、日本史でも重要用語を覚えるために、この問題集を活用するといいでしょう。
この問題集は重要用語をレベル別に分けて掲載しているので、自分に必要なレベルの用語だけピックアップして学習することができます。また、誤字の多い用語には注意が書かれています。自分ではわかっていると思っていても、必ず実際に書いて確かめるようにしましょう。大学受験では、誤字での減点が命取りになることもあります。
スピードマスター日本文化史問題集
文化史が多く出題される文学部系統の志望校を受験する人は、この問題集で文化史だけに特化した総まとめを行うことをおすすめします。30日完成と謳ってありますが、実際にはもう少し日数に余裕を見た方がいいでしょう。
文化史は、写真や絵と照らし合わせながら覚えていくこと、正確な漢字で書けることが必要です。どうしても覚えにくいものは、博物館や美術館のHPをインターネットで調べ、作品の詳しい解説を読むなどの予備知識を得ると、暗記のとっかかりになることもあります。
攻略日本史 近・現代史 整理と入試実践
近現代史に関しては、現役生だと学校での授業を待たずにある程度独学で学習を先取りする必要があります。覚えるべき用語も多い、複雑な時代ですので、本書のような近現代史に特化した問題集に早めに取り組みましょう。繰り返し解くことが大切です。
特に慶應義塾大学など、近現代史について問われることの多い志望校を目指す受験生は、時間をかけて理解したいところです。この問題集には歴代内閣の一覧表が付随しています。近現代史は内閣を歴史事項とセットで覚えることが必須ですので、とても便利です。
実力をつける日本史100題
難関私大以上を目指していて、日本史の成績がそう悪くない人におすすめしたい問題集です。通史だけでなくテーマ史を扱っているので、知識を整理するのにおすすめです。Z会の参考書は解説が充実していますが、本書も読み応えのある丁寧なもので、とても勉強になります。
問題量が多いので、受験直前期に慌ててやる問題集ではありません。夏頃までに通史をマスターし、それから繰り返し解くと良いでしょう。難問も含まれているので、時間を置いて再度チャレンジする時間的余裕があるとさらに良いですね。
“考える”日本史論述ー「覚える」から「理解する」へ
難関私立大学や国公立大学二次試験では多く出題される論述問題ですが、日本史の知識量は少なくないのに、論述問題は全く歯が立たないという受験生が意外に多いです。そういった人にこの問題集をおすすめします。
論述問題を解く上でどこをとっかかりにすれば良いのか、解答までの思考の段階が明記されているので、とてもわかりやすいです。もし、本当に何を答えたら良いかわからない場合は、まずは解答を読んでみて、思考のプロセスをイメージする訓練をしてみるのも良いでしょう。
大学受験用の日本史参考書おすすめ3選:漫画編
学習まんが少年少女日本の歴史
「ビリギャルが日本史学習に使っていた漫画」としてあまりにも有名ですが、実際に小学館の漫画はレベルが高く、きちんと隅から隅まで読むと大学受験に十分太刀打ちできるレベルの内容です。この漫画を小学生の頃から繰り返し読んでいると、歳を重ねるにつれ理解が深まり、通史は自然と頭に入るものです。
漫画の良いところは、文字情報が絵と一緒にインプットされることです。実際の顔つきがどうであったかは別として、歴史上の人物が漫画の世界で生きている訳で、そのインパクトはとても大きく、印象に残りやすいです。日本史がどうしても覚えられないという人には、まずは漫画から入ることをおすすめします。
角川まんが学習シリーズ日本の歴史 よくわかる近現代史 年表つき全3巻セット
近現代史だけに特化したマンガです。近現代史は特に流れが掴みにくい時代なので、マンガでの学習が有効です。現役生で近現代史を独学で身に付けようと思ったら、まずはマンガから入るのもいいと思います。
特にこのマンガは、日本の歴史と言いつつも世界史との絡みをきちんと描いています。近現代史の論述問題は特に、日本史や世界史という垣根を超えた問題が多く出題されるので、グローバルな視点を持つためにも、とても有効なマンガと言えるでしょう。
「カゲロウデイズ」で日本文化史が面白いほどわかる本
文化史がどうしても覚えられない!というような受験生には、こんな飛び道具のような参考書もあります。監修しているのは大手予備校人気講師の塚原哲也なので、マンガと言っても内容の正確性は保証できます。
ただし、これで文化史をマスターするほどのレベルにはなりません。あくまで導入と考えてください。この本をきっかけに文化史に興味を持てば、きっとこの後の学習はスムーズになるでしょう。苦手意識の克服という目的なら、このマンガは最適だと思います。
大学受験用の日本史参考書おすすめ2選:史料対策編
図版・史料読みとり問題集:大学入学共通テスト・国公立2次・私立大対応
日本史が得意でも、史料問題だけは苦手という受験生が多いです。古い時代の史料は特に、読んでもよくわからないことも多く、気持ちはわかりますが、だからこそ史料問題を克服することは、他の受験生と差をつけるためにも必要になります。
特に大学入学共通テストでは、図版や史料の読みとりが出題されるので、この対策は必須になります。第一部には実戦模試が掲載されているので、大学入学共通テスト自体に不安がある人にもおすすめです。
眠れぬ夜の土屋の日本史-史料と解説
ハイレベルな史料問題が出題される早稲田大学や慶應義塾大学、国公立大学対策には役に立つ参考書です。頻出資料はある程度決まっているので、重要語句を覚えるといった対策の仕方はありますが、最難関大学レベルになると、受験生にとって初見の史料問題もよく出題されます。
しかし、初めてみる史料を目の当たりにしているのは、他の受験生も同じことです。初見でも注釈や設問からある程度史料の類推ができます。そうした史料問題対策のノウハウを学べるのがこの参考書です。
社会人向け!日本史参考書おすすめ4選:一般教養編
読むだけですっきりわかる日本史
日本史の学び直しをしたいけれど、教科書のような固い内容の参考書は読みたくないという人におすすめの一冊です。中学生ぐらいから十分楽しめます。そして、通史を一冊にまとめているコンパクトさも良いですね。一冊で終わる!と思えば、手を出しやすいと思います。
古代から現代までが一冊になっているので、濃い内容の話ではありません。しかし教科書には載っていなかった、歴史の面白いエピソードなどを扱っているので、今まで日本史があまり好きでなかった人にも、興味を持てる話が詰まっています。
東大の日本史「超」講義
東大日本史の問題は、日本史の基礎を前提にした上で応用力や発想力を求める、面白い問題が多いです。東大を受験するという土俵に立たなければ、東大日本史ほど挑戦してみて役に立つ、勉強になる問題はないのではないかと思うほどです。
学生時代に東大には縁がなかった人も、東大日本史ってどんな問題が出題されているのか、この本で見てみると良いでしょう。そして、知識を詰め込むのではなく、歴史を「考える」という学習は、社会人だからこそやってほしい勉強だと思います。
0から学ぶ「日本史」講義 古代篇
こういった書物は社会科教師や歴史学者が執筆することが多いですが、本書は実業家であり立命館アジア太平洋大学の学長でもある出口治明が書いているため、新鮮な歴史の捉え方をしていてとても面白いです。日本史とはいえ世界とのつながりを大事にしているのも特徴的です。
過去の歴史を現代の社会問題にどう活かすか?という視点でも書かれていて、社会人だからこそ知っておきたい、考えておきたい歴史がこの本で学べます。目次に並んだ標題がすでに興味深いものばかりです。まずは目次だけでも見てみるのも良いですね。
日本史の論点ー論述力を鍛えるトピック60
名著といわれながら学校関係者以外入手できなかった伝説の参考書で、2018年に市販されて以降は気軽に読めるようになりました。東大日本史などの論述対策向けの本で、かなりレベルが高いです。一つのテーマに対して、様々な角度から捉え、考えることを繰り返していきます。
受験生向けの参考書ですが、歴史の本質的な理解を助けてくれる本なので、社会人で学び直しをしたい人にもおすすめしたい参考書です。多角的に物事を見るというのは、社会人なら必要なことなので、この参考書を通じて身につけたいところです。
中高生向け!日本史おすすめ参考書4選
教科書よりやさしい日本史
日本史の流れを理解するのに最適の、初心者向けの参考書です。本格的に受験日本史対策に取り掛かる前に、この本で時代ごとの大まかな流れを頭に入れておくと、これから学習する細かい歴史事項もそこに肉付けして覚えていけるため、とても便利です。いわば受験日本史のための骨格作りをする本だと思ってください。
歴史上の人物がイラストで出てくるため、ただ文字だけで覚えようとするよりも理解が早いでしょう。この本をマスターした後で他の問題集を解いていった時に、あのイラストの人物の話だ!といった形で知識が自分の頭の中でリンクすると完璧です。
一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書 公立高校教師You Tuberが書いた
日本史の授業は、〇〇年に何が起きたかといった切り口から進むことが多いです。年代を暗記することが苦ではない人には問題ありませんが、そうでない人にとって、これでは歴史事項をただ点で覚えていくだけで全く線につながりません。
この参考書は、年代を軸にせずに政権担当者をメインにして日本史をみていきます。年代暗記が苦手な人にはこの学習方法がおすすめです。また、日本史を学びはじめの中高生は、この方法で学習することを覚えると、日本史の流れが掴みやすくなります。
中学から使えるー詳細日本史ガイドブックー
授業で使う教科書の副読本としてとても便利です。著者の野島博之は有名予備校講師ですが、解説が簡潔でわかりやすく、中学生レベルでも十分理解できる内容です。教科書を読んでイマイチ腑に落ちない部分や、もっと背景を知りたいと思える箇所をこの本で補うと、深い理解が得られます。
本格的な受験勉強が始まったら、論述対策としても活用できる本です。ある程度日本史の知識を蓄えた上で読むと、「こんな表現でまとめられるのか!」といった眼から鱗の内容もあるので、ぜひ再読して欲しいと思います。
はじめる日本史 要点&演習
日本史の基礎力を固めるための参考書としておすすめします。応用問題や過去問に取り掛かる前段階として、このレベルの知識があると安心です。本格的な受験勉強が始まる前に、取り組めると良いでしょう。
この本は、要点がまとまった教科書的な内容に加え、問題演習もできるという、一冊で二度美味しい珍しいタイプの参考書です。問題演習が難しくても、Z会ならではの詳しい解説をよく読んで理解していくと、かなり実力がつくはずです。
まとめ
手に取ってみたい参考書は見つかりましたか?
暗記科目と言われがちな日本史ですが、近年では単に知識を問う設問ではなく、その知識をどう応用するかに重きを置く問題が多く出題されるようになってきました。史料問題もその一つです。基礎知識さえ本当に理解して身についていたのなら、史料問題も実はそう難しくはないのです。
まずは日本史の大まかな流れを理解すること、そしてそこに少しずつ知識や考え方を肉付けしていくこと、これを念頭に学習すれば、最難関大学の日本史といえども、必ず解けるようになります。そのために最適な参考書や問題集に、この記事を通して見つけることができたなら、何より嬉しいです。