小説ヲタクがおすすめするオールタイムベスト83冊

応仁の乱をよく知れるおすすめ漫画6選 【学習漫画から人物漫画、ファンタジー漫画まで】

「応仁の乱はどんな戦いだったの?」
「10年以上戦った応仁の乱がよくわかる漫画はないかな?」

応仁の乱は、室町時代の応仁元年(1467年)から約11年にわたり、京都で繰り広げられた内乱です。戦いは8代将軍足利義政や有力大名の家督争いから始まり、やがて勢力争いへと発展。戦いの結果、京都は焦土と化しました。そして将軍の権威は地に堕ち、戦国時代へと向かうことになります。

応仁の乱は、戦いが長引いたことや敵対関係が複雑なため、その実態を理解するのは難しい戦いといわれてきました。

そこでここでは

  • 学べる学習&解説漫画
  • かかわる人物をモデルにした漫画
  • 番外編(ファンタジー漫画)

の切り口にわけて応仁の乱を紹介します。複雑とされる応仁の乱も、ストーリー形式で登場人物の表情が見える漫画形式であれば、理解しながら楽しく読み進めるられるでしょう。

応仁の乱を学べる学習&解説漫画

講談社 学習まんが 日本の歴史(9) 応仁の乱

読んでみて

この漫画は、講談社が2020年に初めて手がけた学習まんがシリーズで、第9巻は応仁の乱から戦国時代に向かう歴史の流れが描かれています。

このシリーズは第一線の若手研究者に監修者を依頼しているのが特徴。本作の監修者は応仁の乱ブームを巻き起こした中公新書『応仁の乱』の作者呉座勇一です。

応仁の乱の戦いの経緯や人物像などを最新結果を踏まえて分かりやすく描かれています。マメ知識など内容も充実しており、子供から大人まで応仁の乱の入門書におすすめの一冊です。

みんなのレビュー

マンガで読む「応仁の乱」

読んでみて

こちらは、仮面ライダーの著者で漫画界の巨匠・石ノ森章太郎が手掛けた漫画です。そのため期待が膨らみますよね。

複雑な戦いの応仁の乱がテンポよく簡潔に描かれています。漫画としてまとめるために内容が省かれた部分もありますが、そのぶん分かりやすく、応仁の乱の全体の流れをつかむのにおすすめです。

漫画作品らしく、焦土と化した都や飢饉の様子、当時の風俗、城塞など当時の風俗を示す絵が多く盛り込まれ、応仁の乱の実態や様子がイメージしやすいよう工夫されています。

みんなのレビュー

応仁の乱にかかわる人物をモデルにした漫画

マンガ応仁の乱

読んでみて

応仁の乱が複雑でわかりにくい理由のひとつは、敵味方の関係が入れ替わっていることです。

この漫画はその課題を解決すべく、足利義政や妻の日野富子、有力大名など応仁の乱の主要人物を章立てでひとりずつ紹介。そのため、それぞれの立ち位置や思惑、ほかの人々との関係性がよく分かり、全体像と各自の視点から応仁の乱について知ることができます。

漫画だけでなく文章の解説やコラムも充実しているため、乱の背景や影響などの理解も深まるでしょう。応仁の乱の実態について知りたいという人に読んでほしい漫画です。

みんなのレビュー

ファミマで買って病院の待ち時間に。主要人物全員の視点から描かれており、多層的に分かる仕組み。完全に舐めてというか、コンビニで売ってる歴史本ってマニアックかつ詳しくない?何故そうなったのかはわかった。ただし!結果として応仁の乱ってなんだったのか?って言われるとよくわかんない。とりあえず、応仁の乱後に各地で国一揆が起き、平定のため守護大名が京から国に帰っていっだ。これが戦国大名になり戦国時代になったと。ここが分かって良かった。

読書メーター

日野富子

読んでみて

応仁の乱の原因を作ったとされる室町幕府8代将軍足利義政の正室・日野富子の一代記です。

漫画は富子が義政に嫁ぐところから始まります。純粋に義政を愛した富子でしたが、やがてわが子義尚を次の将軍にしようと画策するうち、戦乱へと突入してしまいます。

頼りない男たちをしり目に、富子は息子のために政治に介入し、危機的な幕府財政を救うため金儲けに励むのですが・・・。彼女の視点から見るとまた違った応仁の乱の実態が見えてくるはずです。

みんなのレビュー

新九郎、奔る!1~3巻

読んでみて

戦国大名の先駆けともいわれる伊勢新九郎、のちの北条早雲の生涯を描いた漫画作品です。1~3巻は応仁の乱を中心に描かれています。

幕府の中枢にいた伊勢一族と少年から青年へと成長していく新九郎はいつしか応仁の乱に関わり・・・。伊勢新九郎(北条早雲)の視点から応仁の乱を描いた新しい試みです。

丁寧な解説とドラマチックな展開、さらにキャラがしっかり描き分けられているので、楽しく読み進めながら応仁の乱を知ることができますよ。

みんなのレビュー

番外編(ファンタジー漫画)

お伽もよう綾にしきふたたび1~2巻

読んでみて

『お伽もよう綾にしき』シリーズは応仁の乱ののちの室町時代を舞台に、もののけを出してしまう力を持つ少女とその父親代わりの若者が妖怪退治に挑む歴史ファンタジー漫画です。

その続編である『お伽もよう綾にしき ふたたび』1~2巻では結婚したふたりが京都へ向かい、応仁の乱など災いを起こす悪の存在を知ることになります。

応仁の乱の歴史を中心にしているわけではなく、あくまでも妖怪を退治するエンタメ漫画です。ただし本作は過去の応仁の乱の時代もからんだ事件となっているので、これを読んで当時の雰囲気を感じてみてはいかがでしょうか。

みんなのレビュー

まとめ

室町時代の応仁の乱について、「学習&解説漫画」「人物から見た漫画」「番外編」の切り口で紹介しました。

応仁の乱のみを描いた漫画はそう多くないのですが、今回紹介した作品は応仁の乱をさまざまな角度から分かりやすく紹介しようと工夫されたものばかりです。

ダイジェストのような漫画で読めば全体像がつかみやすいですし、人物を主人公にした漫画で読めばより深い実態に迫ることができるでしょう。とっつきにくいと思われる応仁の乱ですが、まずは漫画で読んでみてはいかがでしょうか。

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