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武田信玄をよく知れるおすすめ本6選【伝記や歴史、漫画まで】

武田信玄ってよく聞くけど、実際は何をした人なの?」

武田信玄について学びたいけど、分かりやすい本がどれかわからない!」

武田信玄は、歴史の教科書はもちろん、大河ドラマにも取り上げられるほどの偉人ですが、名前を聞いたことがあるだけという人も多いのではないでしょうか。せっかく学ぶなら、武田信玄のことについて分かりやすく面白く書いている本を選びましょう。

この記事では、武田信玄について知りたい人におすすめの書籍を6つ紹介します。初心者の人でも読みやすい導入書から、詳しい内容に踏み込んだものを読みたい人向けの学術書まで、幅広く選びましたので自分に合う本がきっと見つかります。

ぜひ参考にしてみてください。

武田信玄 風の巻(文春文庫)

読んでみて

1988年にNHKで放送された大河ドラマ『武田信玄』の原作です。武田信玄の旗になぞらえて、風の巻・林の巻・火の巻・山の巻といった4作構成の歴史小説になっています。戦国最強というイメージが強い武田信玄の負け戦や敗走する姿も忠実に描くことで、思わず感情移入してしまうほど武田信玄の人間くささを表現している作品です。

駿河一帯を統治していた今川義元を牽制しながら、甲州から諏訪・信濃へ領土を広げようとする武田信玄の活躍が作品を通して描かれています。現在の日本地図と見比べて読み進めると、彼が奔走した舞台が分かりやすくなります。また、作者が山岳小説を得意としていたことから、山や気候の様子が細かく書かれた川中島の戦いや桶狭間の戦いは臨場感たっぷりです。

みんなのレビュー

以前読んだことがありましたが、すごく楽しめていたのに、最後まで読んでいなかったので、再読。 やっぱり面白い。読みやすく、流れに不自然さがないのがよい。武田信玄を好きになったのはこの小説を読んでからだったはずで、それを再認識。
https://bookmeter.com/books/524745

武田信玄 謎解き散歩 (新人物文庫)

読んでみて

戦国最強と呼ばれる武田信玄は実際どんな人だったのか…、家族や家臣、当時のライバルたちから見た武田信玄の人となりを描いた作品です。巷にあふれている彼の史実は虚実が入り混じっていますが、真の姿をできる限り紐解いていくことに注力しています。

タイトルにもある通り、武田信玄が生きた戦国時代を気軽に散歩するような感覚で読み進めることができ、使われている写真もすべてカラーなので歴史書が苦手な人にもおすすめです。

みんなのレビュー

研究者が各章の執筆を担当。その結果、文庫とは思えない程の充実した内容に仕上がっている。お得感満載。各項目も2~4ページと適度な量で、興味をもった項どこからでも読める。武田信玄初心者にもオススメ。

ブックメーター

風林火山(新潮文庫)

読んでみて

2007年のNHK大河ドラマに選ばれた『風林火山』の原作小説です。この作品は武田信玄に仕えていた軍師・山本勘助の半生を描いています。自分の命を狙って武田家に士官を申し出た勘助を召し抱え、次第に信頼関係を結んでいくという武田晴信(後の信玄)の懐の深さが描かれています。

主人公は武田信玄ではありませんが、軍師として常にそばに仕えていた山本勘助から見た、主君としての武田信玄の姿を想像することができます。甲州から領土を広げようとする山本勘助や武田信玄を、英雄としてではなく等身大の人間として描いています。

みんなのレビュー

井上靖の作品は、初めて読むが、昭和30年の作品とは思えないくらい、今読んでも色鮮やかな作品。 登場人物の心象風景が手に取るように分かる。 武田家のために、命を懸けて仕えた、軍師・山本官兵衛。 官兵衛を信頼し、何事にも動じなかった武田信玄。 信玄を愛し、最期まで信玄を信頼していた由姫布。 それぞれが、三者三様に戦国の世を駆け抜ける。
https://bookmeter.com/books/549923

武田信玄―伝説的英雄像からの脱却 (中公新書)

読んでみて

武田信玄の従来の伝説的な英雄としてのイメージを取り払おうとしている作品です。信頼できる一次史料を参考にして、冷静に淡々と「一介の戦国大名」として武田信玄を扱っているので、信玄の一般的なイメージを抱いている人にとって新鮮で有意義な本といえるでしょう。

著者はあとがきで、武田信玄のイメージは江戸時代に描かれた『甲陽軍鑑』の影響が大きく、本作も完全に『甲陽軍鑑』から離れることができたわけではないと述べています。それほどまでに、一般的な武田信玄像は虚実が混ざっているものだと痛感することができます。

みんなのレビュー

タイトルの通り、従来まで伝説的見地から語られることが多かった武田信玄の人間像に学術的見地から客観的に迫っていく。当時の時代背景に関する研究成果を踏まえた上でそこから真実の信玄の姿を解き明かしていくスタンスは一般の読者にも十分読みやすい。良書。

book live

武田信玄と勝頼―文書にみる戦国大名の実像 (岩波新書)

読んでみて

武田信玄とその息子・勝頼の文書を読み解いて、その人柄や滅亡に至るまでの経緯を描いた作品です。東京大学の史料編纂所に勤める鴨川達夫教授が、実際の中世史料を読解・検討している作品なので、古文書分析の研究所として評価されています。

前半では古文書を細かく読み解いて事実を抽出し、後半では信玄の軍略について著者の見解を述べています。語り継がれている通説とは違った武田家の実態を見ることができるので、歴史学の上級者におすすめの本です。

みんなのレビュー

歴史の研究にあたって、古文書を読み解くことがいかに重要かということと、それが簡単にできるものではないことを改めて実感させられる一冊で、最近読んだ日本史関連の本の中では、もっとも面白い一冊でした。

Sicanbre

決戦!川中島(講談社)

読んでみて

武田信玄と上杉謙信が争ったといわれる川中島の戦いを、7人の作者がそれぞれの見解で描いている作品です。歴史上でも有名なライバル同士の対決を描いているので、歴史ファンにとってはたまらない内容になっています。最強VS最強のぶつかり合いなので臨場感があって、読んでいて川中島の戦地にいるような感覚になります。

7人の見解を学ぶことができるので、308ページというボリュームにも納得できます。また、短編集といった構成なので自分の好きな章から読むことができるので、本が分厚くても読みはじめる時のストレスは感じにくいです。

みんなのレビュー

歴史作家が両軍の武将の視点で描く競作シリーズ第四弾!

最強と言われた戦国大名同士が激突。信玄率いる武田軍と謙信指揮する上杉軍の大会戦で、付き従った武将たちが見たものとは! 戦国最強対決の「瞬間」に、七人の作家が参戦。大好評「決戦!」シリーズ第四弾!

ebook

まとめ

この記事では武田信玄について取り扱っている本を6つ紹介しました。

どの本も、通説で語られている武田信玄の戦国最強というイメージは本当なのか?という世間の疑問を、史料を参考にすることで解き明かそうとしています。小説でも、百戦錬磨の偉大な人物というより、甲斐を治めようと奮闘した人間的な戦国大名として描かれています。

これらの本を読めば、武田信玄がどういう人で、何をした人だったのかを知ることができます。ぜひこの記事を参考にして、武田信玄が生きた戦国時代の雰囲気を味わってみてください。

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