【24年1月最新】バレエを題材にしたおすすめ漫画ランキングTOP15

「バレエ漫画が読んでみたいけれど、どんなものをえらべばいいの?」
「名作や話題のバレエ漫画は?」

野球やサッカーなどのスポーツ漫画と比べるとあまり知られていませんが、実はバレエを題材に扱った漫画は意外に多くあります。しかし、どの漫画が面白いのか、どの漫画から読めばいいのか、はたまた隠れた名作にはどんなものがあるのか、など悩んでしまっている人も多いかと思います。

そこでこの記事では、おすすめのバレエ漫画を15冊、ランキングにしてご紹介します。定番の名作や現代話題の漫画、恋愛物語、シリアスな内容、コメディなどさまざまなジャンルから選びました。ぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いた人

一橋大卒 歴史学専攻

京藤 一葉

Rekisiru編集部、京藤 一葉(きょうとういちよう)。一橋大学にて大学院含め6年間歴史学を研究。専攻は世界史の近代〜現代。卒業後は出版業界に就職。世界史・日本史含め多岐に渡る編集業務に従事。その後、結婚を境に地方移住し、現在はWebメディアで編集者に従事。

15位:Do Da Dancin’!

読んでみて

ダンス漫画に定評がある作者のバレエ漫画のヒット作です。ヒロインであるお魚やさんの娘「鯛子」は22歳の大人という設定が異色。幼い頃から続けていたバレエですが、14歳の時に応援してくれていた母を亡くすことによって、気力を失い諦めていました。

しかし彼女の情熱を火をつけたバレリーナとの出会いによって、再びバレエへの道を歩み始めます。ストーリーに加え、それぞれ個性的なキャラクターも魅力の人気作品です。

みんなのレビュー

14位:プリマでいこう!

読んでみて

これぞ大人のためのバレエ漫画!1人の主人公のサクセスストーリーではなく、OLや主婦など普通の人たちそれぞれが主役の日常感満載のコメディ漫画です。

全3巻あり、リストラがせまるOLや生活に疲れた主婦など、バレエを通じて今の自分や生活の何かを変えたいと挑む姿が身につまされます。と同時に、ほんわかした気分にもなって、元気をもらえるバレエ漫画です。

みんなのレビュー

大人になってからクラシックバレエを始めた人には「あー!あるある!」と思わせる台詞や悩みや描写がたくさん。勇気が沸きます。

読書メーター

13位:フラワー・フェスティバル

読んでみて

高校生の「みどり」がバレリーナの道を歩む物語ですが、これが大人のストーリーである理由は、バレエと同時にみどりを取り巻く複雑な人間関係と愛憎劇によるものです。まさに「萩尾望都」が描く世界観いっぱい。

バレエを理解してくれない母や、血のつながりのない兄の存在、家族の中に展開するさまざまなドラマを背景にしているところは、子供よりは大人向きのバレエ漫画といえますね。

みんなのレビュー

12位:ビューティフル

読んでみて

題名の優雅さとは裏腹に、チェルノブイリ原発事故から始まる衝撃的な物語です。バレエダンサーだった母に教わったバレエで、主人公の少年「悠里」はボリショイの大舞台を夢みています。

そこに襲いかかった原発事故。母は被ばくし、スターになった姿を見せるために彼はダンサーの道を歩み始めます。作者が源氏物語を意識して描いたという、際どい恋愛事情もなかなかです。

みんなのレビュー

面白かったです。流石さいとうちほさん作品。バレエもの。魅力的な美麗なキャラが美しいポーズで眼福。お話もちょい際どくてイイ感じです。眠り、くるみ、ジゼルと絡めて展開する物語。

読書メーター

11位:バレエ・リュス

読んでみて

20世紀前半のバレエダンサー「ニジンスキー」と、彼を見出した芸術プロデューサー「ディアギレフ」の2人の天才を描いた物語です。

「バレエ・リュス」とはディアギレフが主催した伝説的バレエ団のことで、バレエのみならず、絵画や音楽など数々の芸術に大きな影響を及ぼしたとされています。バレエ漫画としてだけでなく、バレエの歴史を知る上でも興味深い作品です。

みんなのレビュー

衣装・シャネル、美術・ピカソ、脚本・コクトー、音楽・ストラヴィンスキー、最強の布陣すぎて夢のようなバレエ・リュス。幻想のように人々の熱狂をサラリと通り過ぎていった天才ニジンスキー。ルジマトフの薔薇の精も素敵だけど、映像でいいからニジンスキーの跳躍する精を見てみたいなあ。

読書メーター

10位:かなめエトワール

読んでみて

憧れのバレリーナの舞台を見て、バレエに開眼した14歳の「かなめ」が、遅咲きの初心者感を発揮しつつ成長していく物語で、少女漫画ならではのかわいい女の子たちの世界。

バレエのサクセスストーリーの主人公たちは、そろってパワフルな根性を持っていましたが、かなめの場合は内気でひかえめ。健気にがんばる感が読者の少女たちにとって等身大の存在感を持つているのかもしれませんね。

みんなのレビュー

思わず涙がでちゃいました。 一生懸命頑張っているけなげな女の子を描いた作品です。

読書メーター

9位:昴

読んでみて

天才的なバレエの才能に恵まれ、それを見出されて一流になっていくサクセスストーリーがバレエ漫画の定番といえますが、少女「昴」のバレエは天才的なセンスもさることながら、特筆すべきはその情熱といえそうです。

見るものを感動させずにはいられない熱さほとばしる迫力のバレエ。その情熱が本の中から読者にも伝わってくるような、男女共に人気のバレエ漫画です。

みんなのレビュー

8位:トウ・シューズ

読んでみて

「りぼん」に掲載されていた、まさに“ザ・少女漫画”といえるかわいさ満点のバレエ漫画です。小学生の時にみた「くるみ割り人形」をきっかけにバレエの世界に飛び込む少女の物語です。

この物語は他のバレエ漫画と違うのは、とても現実的なところではないでしょうか。天才的な才能や海外での大舞台など読者からは程遠い世界を描くのではなく、バレエコンクール、推薦、海外留学と少女たちが憧れる身近なバレエのワンステップを描いています。

みんなのレビュー

バレエが見たくなる漫画だった。主人公ががんばる姿がよかった。

読書メーター

7位:舞姫テレプシコーラ

読んでみて

名作「アラベスク」の作者が2000年代に再び描いたバレエ漫画です。バレエ教室を営む家庭で育った小学生の「六花」が、姉とともにバレエを極めていくストーリーですが、美しい夢物語に終わらないバレエを志すものの過酷な現実も、描かれています。

1部と2部に分かれていて、2部は高校生になった「六花」がローザンヌのバレエコンクールに挑戦する物語です。

みんなのレビュー

6位:ワン・ダンス

読んでみて

こちらはクラシックバレエではありませんが、フリースタイルダンスをテーマにした男子高校生が主人公のダンス漫画です。

『小谷 花木』は吃音症の少年「小谷 花木」は、高校生活を極力目立たないように過ごそうとしていました。そんな時、ダンス好きの少女と出会います。彼女の情熱的なダンスに惹かれて、ダンス部に入部。彼のダンスにかけた青春が始まります。

みんなのレビュー

5位:アラベスク

読んでみて

1970年代に発行されたバレエ漫画の先駆けといえる名作です。バレエといえばロシア!だったこの時代ということもあって、舞台はまだソビエト連邦だった頃のレニングラードのバレエ団。

ダンサーであり教師であるミロノフに見出されたノンナがスターになっていくサクセスストーリーです。亡命の話など背景になっている当時のソビエトの世相も興味深い作品です。

みんなのレビュー

ソ連時代の風俗がちらりと顔をのぞかせる以外は今読んでもそんなに違和感がない。スポ根ものという感じではあるが、謎の新技もなく、ただただバレエへの努力のたまもの、がすがすがしい少女漫画。

読書メーター

4位:Lady Love

読んでみて

主人公の少女「レディ」がパートナーの少年「マーシー」と共に世界のバレエダンサーを目指す物語です。回を重ねるごとに2人はどんどんと成長し、夢へと近づいていきますが、この物語はサクセスストーリーであると共に2人の恋愛ストーリーとも言える内容です。

この漫画で圧倒的な支持を得ている部分がレディの強い根性!甘い絵とは裏腹な彼女のタフさに、元気をもらえるまさにバレエのスポコン漫画です。

みんなのレビュー

懐かしいなぁ。小学校の2年とか3年くらいの時に読んだ。これを読んでたおかけでブラックスワンがやたら理解できたw

読書メーター

3位:SWAN

読んでみて

1970年後半から80年代に発表されたバレエ漫画の代表作です。「アラベスク」と違い、こちらの主人公は日本人ですが、おもに舞台となるのはやはりモスクワなど海外が中心。

今や世界的な一流ダンサーを続々と輩出している日本ですが、まだバレエが気軽に始められるものでなかった当時の少女たちにとっては、まさに衝撃の出会い!憧れや情熱を、募らせ爆発させるには十分な魅力を湛えたストーリーと美しさでした。

みんなのレビュー

昔大好きだったSWAN。まいあ編を読んで 途中で止まり…今回モスクワ編を読みました。懐かしいな…

読書メーター

2位:ダンス・ダンス・ダンスール

読んでみて

主役は女性であるのが当然の日本のバレエ漫画の世界に、飛び込んできた中学二年生の男子「潤平」。父が亡くなったことで「男らしくならねば」とバレエへの興味を押さえてきた彼の前に、突如「いっしょにやろうよ」と現れた転校生。

きっかけを与えられた潤平のバレエダンサーへの道が始まります。少年漫画のような迫力と面白さで男性バレエダンサーを描いたこの作品は、男女ともに魅了する話題のバレエ漫画です。

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1位:絢爛たるグランドセーヌ

読んでみて

バレエに魅せられた「奏」が、近所のバレエスクールからやがて世界を目指すバレリーナへと成長していく過程を描いた物語です。2020年現在も連載中でバレエ漫画では群を抜いた人気といえるのではないでしょうか。

作者がバレエ経験者ということで、細かい描写や人物たちの気持ちや意気込みがリアルに表現さされているのが魅力です。

みんなのレビュー

まとめ

いかがでしたか?

「バレエをみたくなった!」
「バレエをやりたくなった!」

きっとこのような感想を抱いている人が多いのではないでしょうか。

実際バレエ漫画がきっかけでバレエを始めた人もたくさんいます。いつの時代でも、男女問わず幅広い年代の人たちを魅了し続けるバレエ漫画で、迫力と優雅さを感じる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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