人気のスポーツ漫画35選【名作や野球、サッカー、無料作品まで】

熱い男のぶつかり合い!格闘技漫画

あしたのジョー

読んでみて

1968年から1973年まで『週刊少年マガジン』にて連載されていた梶原一騎さん原作、ちばてつやさん作画のボクシング漫画。施設で育った喧嘩屋の主人公・矢吹ジョーは、ある時、プロボクサーである力石徹に打ちのめされたことをきっかけに、自身もプロボクサーとなって打倒力石という目標を掲げる、という物語。

戦後最大のヒット作にも数えられる漫画作品で、一端の不良に過ぎなかったジョーが力石という最大のライバルに出会ったことで、最強のボクサーへとなりあがっていくという物語は様々な読者の胸を熱くしました。また、ライバルである力石の死は読者に衝撃を与え、1970年3月には講談社講堂にて力石の葬儀が執り行われました。

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貧民街出身の矢吹丈は,感化院でボクシングに出会い,日本の,そして世界の頂点を目指す。矢吹丈の魅力は,相手を打ち倒す強さではなく,何度倒されても立ち上がる打たれ強さにあると感じた。丹下コーチの「立て,立つんだジョー」という叫びは,自分のそんな考えを代弁してくれているような気がした。金竜飛戦で,勝てないことを自覚し,何度もノックアウトされながら「勝てっこないと分かっていながら,なぜ俺は立つんだろう…?」と矢吹が自問し,不屈の姿勢を見せるシーンが脳裏に焼き付いている。

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リングにかけろ

読んでみて

1977年から1981年まで『週刊少年ジャンプ』にて連載された車田正美さん原作のボクシング漫画。プロボクサーであった父の遺志を継ぎ、プロボクサーになることを決意した主人公の高嶺竜児は、聖華学院へ進学。そこでライバルボクサーの剣崎順と遭遇し…という物語。

前半はスポ根、後半は超人的な技を打ち合うバトル漫画へと変貌する本作は、「SFボクシング」と呼ばれ、当時ジャンプでの人気作として初の3週連続巻頭カラーを飾るなどの偉業を成し遂げました。現実離れしたフィニッシュブローは、後の「聖闘士星矢」を彷彿とさせる魅力的な演出となっています。

みんなのレビュー

リンかけだ。星矢途中で止まってるけどまあいいや。姉ちゃんのお転婆っぷりが半端じゃない。強くなろうと決心したのが流れ的に唐突にも思えたけどようやく男の顔になった竜児がとてもかっこよかった。

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はじめの一歩

読んでみて

1989年から『週刊少年マガジン』にて連載されている森川ジョージさん原作のボクシング漫画。いじめられっ子であった釣り船屋の息子である主人公の幕之内一歩が、プロボクサーである鷹村守と出会ったことがきっかけで、強さを求めて鴨川ボクシングジムへ入門する、という物語。

原作者である森川ジョージさんがボクシングファンであったことから生まれた作品で、作中でもボクシングのテクニックや実在ボクサーを反映させたキャラが登場するなどボクシング愛にあふれた作品となっています。全ての登場人物が好きになる、そんな作品となっています。

みんなのレビュー

作者がもともとボクシング好きとはいえ、かなり細かくボクシングのテクニックなどが描かれている。もしかするとトレーナーも出来るんじゃないか?!というくらい。仕事柄フレーズなどを吸収したく、勧められてみたのだが、とにかく面白い!帯だけでも素晴らしい言葉がたくさんあった。 いじめられっ子が成り上がるという設定は良くあることかもしれないが、引きこもりとかそういう子にも読んでもらいたい。何かをきっかけに変わる事が出来る。その一冊。この歳になって久々に心が熱くなる漫画に出会った。もっと前から読むべきでした。

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味のプロレス

読んでみて

2018年からTwitterにて投稿されたイラストレーター・アカツキさんの四コマ漫画を書籍化したプロレス漫画。実在のプロレスラーのぶっ飛んだエピソードや感動するエピソード、またプロレスファンから見たマニアなあるあるなど、知らなくても少し笑える作品となっています。

「闘魂編」ではアントニオ猪木さんを中心とした新日本プロレス、「王道編」ではジャイアント馬場さんを中心とした全日本プロレス、「オールスター編」では両団体のエピソードが多数描かれています。80~90年代のプロレス好きな人や、最近プロレスを知ったという方にはおススメの作品です。

みんなのレビュー

初読。プロレス4コマ漫画。初漫画登録。闘魂編だけに新日中心です。これはね、プロレスオールドファンなら必読の一冊です。よくもまぁ、これだけ集めたなぁというネタが満載。そしてとにかく面白い!そして懐かしい!そうそうと共感できるものから、思わず吹き出して笑ってしまうものまで、多種多彩。マサさんは最高だし、ライガーネタもドラゴンネタもいい。あぁ、紹介しきれない。とにかく読んで!著者は本当にプロレスが好きで、プロレスを愛しているんだなぁ、と感じることができる、素敵な一冊です。馳の座右の銘は秀逸。

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コータローまかりとおる!

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1982年から1994年まで『週刊少年マガジン』にて連載された蛭田達也さん原作の格闘技漫画。私立鶴ヶ峰学園に通う主人公の新堂功太郎は校則破りの常習犯で、風紀委員の天光寺輝彦と日夜追いかけっこしておりました。そんな時、学園を裏から牛耳る「蛇骨会」の後継者争いに巻き込まれ…という物語。

総合格闘技の場面なども登場しますが、主に学園ラブコメ要素などが強く、途中からはバンド活動を始めるといった展開もあります。また、続編の「新 コータローまかりとおる! 柔道編」では、功太郎が空手から柔道へと転身するという作品となっていて、こちらも楽しんで読める作品となっています。

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久しぶりに初期の『コータロー~』を読んで、昔観た映画版を思い出しました。(正直言って、同時上映の『五福星』の方が面白かったですが…。) リアルタイムで読んでいた時は気づきませんでしたが、最初の頃の功太郎と麻由美の関係は『ルパン三世』のルパンと銭形警部そっくりですし、天光寺のキャラクター性はまんま五ェ門です。

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電子書籍などで新発見!無料試し読み可能なスポーツ漫画

タイガーマスク

読んでみて

1968年から1971年にかけて『ぼくら』、『週刊少年マガジン』などで連載された梶原一騎さん原作、辻なおきさん原作のプロレス漫画。孤児院「ちびっこハウス」で育った主人公・伊達直人は悪役レスラー養成機関「虎の穴」にスカウトされ、虎の覆面レスラー「タイガーマスク」としてレスラーデビューする、という物語。

梶原一騎さんの代表作であり、1969年から放映されたアニメ版も子供達に人気を博しました。また、1981年には新日本プロレスから「タイガーマスク」が実際にデビューし、漫画版と同じく「四次元殺法」と呼ばれる独特のファイトスタイルで多くのプロレスファンを熱狂させました。

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タイガー…対戦相手の上で踊るの好きだな。 ゴーゴーにツイスト。時代を感じるw すちゃらかちゃっちゃっ すちゃらかちゃっww 馬場は忠実なのに猪木は少々美化。 漫画表現も今の時代から見れば 稚拙だけど、そこが味。 タイガーは究極のM体質。 自己犠牲の塊。

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プロレススーパースター列伝

読んでみて

1980年から1983年まで『週刊少年サンデー』にて連載された梶原一騎さん原作、原田久仁信さん作画のプロレス漫画。実在するプロレスラーの伝説や生い立ちを描いた作品で、作中では「アントニオ猪木・談」と猪木からのコメントなども掲載されています。

ただし、この作品のほとんどはフィクションとなっており、実際のエピソードとは異なる部分も多々あります。ですが、スタン・ハンセン、アンドレ・ザ・ジャイアント、グレート・カブキなど80年代を代表する名レスラーのエピソードにはプロレスファンならずとも惹きこまれる魅力があります。

みんなのレビュー

プロレスとか全然興味ないんだけど、最近読んだ健康本に載ってた空手家(大山倍達)さんを検索したら出てきたので読んだ。ブッチャー、ものすごく苦労人で好感度大。ところどころに入る猪木さんの解説もへーって面白く読んだ。どうしても気になって思わず画像検索したら、ギザギザおでこは本物だったのもびっくり。1巻だけ試しに読むつもりが、展開が気になるので次巻も絶対読む。☆5

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キン肉マン

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1979年から1987年まで『週刊少年ジャンプ』、2011年からはWebコミックの『週プレNEWS』にて連載されているゆでたまご原作のプロレス漫画。ダメ超人ことキン肉マンが「火事場のクソ力」を駆使し、正義超人として様々な強敵に立ち向かって行く物語。

当初はギャグマンガとして連載がスタートされたのですが、中盤からの「超人オリンピック編」からプロレス漫画として路線変更、また読者からの超人募集などで生まれたロビンマスクやウォーズマンなど様々な人気キャラが誕生しました。ちなみに筆者が好きな超人は「黄金のマスク編」に登場する悪魔六騎士の総大将「悪魔将軍」です。

みんなのレビュー

キンドル無料公開分。キン肉マンは何かと話題になることが多いので。正義超人と悪魔超人の対決が有名な漫画だけど、この時点ではバトル要素は少なくダメヒーローを主人公にしたヒーローギャグ漫画という体裁。他のヒーローも端役で出て来るけど、米国の某蝙蝠男やら某蜘蛛男やらアヤしいキャラがいるわ、ウルトラマンなんて名前から姿まで完全に出てるわでおおらかな時代だったんだなと実感。ギャグ自体も時々軽い下ネタありだけど、流石に時代相応の古さは否めない。ただ、キャラやギャグにプロレスの要素は多く後の展開の片鱗が見えてはいる

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グラップラー刃牙

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1991年から『週刊少年チャンピオン』にて連載されている板垣恵介原作の格闘技漫画。東京ドームの地下にある地下闘技場で行われている地下格闘技。その格闘技のチャンピオンとして君臨する主人公・範馬刃牙は、地上最強と言われる父の範馬勇次郎を超えるべく、日々修行を続けていました、という物語。

相撲、柔術、プロレスといったあらゆる格闘技界の強者が集い、その強者があっさりと敗北するという意外性に飛んだ展開や、地上最強と謳われる範馬勇次郎の武勇伝など、一見するとギャグのような場面もありますが、実際の総合格闘技のようなヒリヒリする展開など物凄く熱い作品となっています。

みんなのレビュー

ひさびさのマンガレビュー。 格闘マンガの超有名作だけあり、一巻目から内容が熱い! どこか飄々としている少年バキが、自分よりはるかに巨大な対戦相手を翻弄する姿は、爽快の一言! 敵もちゃんと実力者であり、ワンパン食らわせれば勝てる相手ではないところが面白い。 まずは空手を制したバキ……次はどのような相手とぶつかり合うのか、今から楽しみです。

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火ノ丸相撲

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『少年ジャンプNEXT!』などの読み切りを経て、2014年から2019年まで『週刊少年ジャンプ』にて連載された川田さん原作の相撲漫画。大太刀高校相撲部に入部した1年生の主人公・潮火ノ丸。かつて、小学生時代に次世代の横綱候補として名を馳せるも、一時期、無名の存在になっていたのですが…という物語。

王道のスポ根ものであり、小柄な火ノ丸が体格差のあるライバルから勝利を収めていく姿は、実際の大相撲と同じく爽快感があります。また、高校相撲編と大相撲編があり、大相撲編ではより強力な力士たちが登場し、本場所さながらの熱戦が繰り広げられるという展開になっています。

みんなのレビュー

Kindle期間限定無料版にて。 スポ根相撲もの。 よくあるパターンといってはそうなんだけど、かなり面白い。 これは続きが読みたいな。 しかし、すごいジャンプっぽいな。 知らないで読んでも掲載誌がジャンプってわかるくらい。 いいね。ジャンプっぽさ。

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のぼる小寺さん

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2015年から2017年まで漫画雑誌『good!アフタヌーン』にて連載された珈琲さん原作のボルダリング漫画。ボルダリング部に所属する小柄な主人公・小寺さん。大好きなボルダリングに夢中になっている姿は同じ部活の四条や、卓球部の近藤といった周囲の人物たちから注目を集め、という物語。

2020年東京五輪から正式種目として採用されたボルダリング。現在、様々な場所でボルダリングが体験できる施設などが点在しております。本作はそういったひたすら登るボルダリングの魅力が詰まった作品となっており、読み終えた後、ボルダリングを体験したくなるかもしれません。

みんなのレビュー

ボルダリング漫画。ガチな感じではないけれど面白かったです。最初の展開からして卓球男子とのラブコメっぽくなるのかと思いきや、卓球男子はすぐにフェードアウトして、次はクラスメイトの女子に話が移る。どうやら壁に向かってキラキラしている小寺さんを見て、本人は知らないけれど周りの人が少しずつ変化するという構成になっているらしい。登場人物固定の話ではないところがよい。

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ボールルームへようこそ

読んでみて

2011年から『月刊少年マガジン』にて連載されている竹内友さん原作の社交ダンス漫画。将来の目標がなく無気力に過ごしていた男子中学生の主人公・富士田多々良はある時、プロダンサーである仙石要との出会いがきっかけで、社交ダンスの世界へと傾倒していき…という物語。

タイトルにもなっている「ボールルーム」とはホテルなどの舞踏室を指す言葉で、社交ダンスなどの競技ダンスをテーマにした作品です。たまにバラエティ番組などで芸能人が社交ダンスに挑戦する企画などがありますが、本作を読むことで、その競技ダンスの世界の奥深さを味わえる作品となっています。

みんなのレビュー

日本でも80歳以上の上流階級者にとって、社交ダンスは嗜みだったと聞いたことがある。海外の高校では、当たり前にプロムが開催される。日本では――本作の様に、スクールで習うくらいかな。競技ダンスの激しさは、他のスポーツと同じで体育会系。目的を見出せず悶々としていた中3多々良にとって、仙石と出会い才能を見出されたことは、人生における幸運としか思えない。勢いのある作品。(展開の唐突さは、この際棚に上げておくことに^^;)アニメも良かった。

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弱虫ペダル

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2008年から『週刊少年チャンピオン』にて連載されている渡辺航さん原作の自転車漫画。アニメ好きな主人公・小野田坂道は総北高校へ進学すると、同級生の今泉俊輔、そして関西からの転校生・鳴子章吉と出会ったことで自転車競技(ロードレース)の魅力を知る、という物語。
ツール・ド・フランスやブエルタ・ア・エスパーニャなどが代表的なレースとして知られるロードレースを題材にした作品。一見すると個人競技に見えますが、団体競技としての一面を持ち合わせており、本作では仲間とのきずななどが描かれています。また、2013年に放映されたアニメ版などがあり、そちらも人気を博しています。

みんなのレビュー

1-50巻を一気読み。登場人物たちの一生けん命さがかわいくてよい。悪役の御堂筋くんですら、小野田君フィルタを通すせいか憎たらしくない。徹底していたいっそすがすがしい。まっすぐで、みんなを応援したくなる。

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灼熱カバディ

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2015年から漫画配信アプリ『マンガワン』、『裏サンデー』にて連載されている武蔵野創原作のカバディ漫画。能京高校に進学した元サッカー部の主人公・宵越竜哉は同級生の畦道相馬に誘われカバディ部の見学へとやって来ました。そこで、副部長の井浦慶から勝負を挑まれたのですが…という物語。

マイナースポーツの代表格としてテレビなどでたまに取り上げられることがあるカバディですが、本作の連載をきっかけに競技人口が少しづつ増加傾向にあるようです。ちなみに、カバディとはインド発祥のスポーツで、攻撃チームは常に「カバディ」と言い続けないと攻撃できないという独特のルールを持ったスポーツです。

みんなのレビュー

カバディ、こんなに面白いテーマがあったのか。カバディ自体を知らないでいたのだが、まだまだ漫画になっていないスポーツにはこんな金鉱が眠っていたのかと驚かされた。マイナースポーツの欠点は読者がルールを知らないことだが、マイナースポーツの強みも誰もルールを知らないことにあって、どんな読者も同じラインに立って楽しむことができる。チームスポーツでありながら肉体同士の激しい接触がある点も他のメジャースポーツとは印象が大きく異なる。これは期待できそうだぞ!

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ちはやふる

読んでみて

2008年から『BE・LOVE』にて連載されている末次由紀さん原作の競技かるた漫画。モデルである姉に憧れ自身もモデルとなる夢を持っていた主人公の綾瀬千早は、ある時、福井からの転校生・綿谷新から、競技かるたの面白さを教えられ、新と幼馴染の真島太一と共にかるた大会へと出場するのですが…という物語。

タイトルの「ちはやふる」は百人一首に収録されている在原業平の短歌の一文で、「勢いの強い様子」を表した言葉です。スポーツとは違うジャンルであるように見える競技かるたですが、本作を読むと、その瞬発力や判断力など、一瞬の時を争う姿はまさにスポーツ選手のような真剣勝負の世界だなと感じさせられます。

みんなのレビュー

今さらながら読んだ。百人一首は親しみないし、スポーツ観戦もしないもんだから楽しめないだろうと勝手に思って避けていたけれど、ちゃんと楽しめた。一巻は小学生編、モデル志望の姉を応援することを自分の夢にしている主人公がクラスメイトきっかけに百人一首を始め、楽しさを知り、友情も深まり、自分のやりたい事として自覚する。百人一首の知識無しでも楽しめる(一巻はまだ歌の内容自体の言及は無い、戦略の説明も分かりやすい)ようになっている。恋愛要素はまだ薄く、スポーツ漫画的。

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まとめ

スポーツ漫画と言えば根性や必殺技でライバルを倒していく熱血作品、というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。ですが、近年ではそういった作品などを踏襲しつつ、最近のトレンドを取り込みながら物語を展開させるといった作品などが多いです。

また、漫画サイトによっては無料で読める作品などもあり、それまで知らなかったスポーツと出会うことが出来るかもしれません。皆様もオリンピック前に、様々なスポーツの世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。本記事をきっかけにスポーツ漫画に興味を持っていただければ幸いです。

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