マインドフルネスのおすすめ本15選【入門から上級者向けまで】

「マインドフルネスの本はどれを読めばいい?」
「マインドフルネスについて簡単に学べる本を知りたい!」

メンタルヘルス界、ビジネス界を中心に流行しているマインドフルネスに最近興味を持ったという方が多いのではないでしょうか。そんな方々は、上記のような悩みを抱える事が多いと思います。

そこで今回の記事では、マインドフルネスの理論について初心者向けに分かりやすく解説している本から、マインドフルネスの具体的な実践法が書かれている専門書まで15冊紹介させていただきます。本を読み、マインドフルネスを実践し、心身ともに豊かで健康的な生活を送りましょう!

入門編

まず初めに、マインドフルネスについての本を初めて読むという方におすすめしたい本を7冊紹介させていただきます。どれも読みやすい本ばかりで気軽に読むことができます。実践しながら読み返すという使い方がおすすめの本達です。

~1日で自分を浄化する方法~マインドフルネス瞑想入門

読んでみて

マインドフルネスについての基礎解説から、手短にできるマインドフルネス瞑想のやり方、睡眠時に聞く瞑想CDとボリューム満点の1冊です。

手短にできるマインドフルネス瞑想のやり方は、通勤通学途中、家事の合間に実践することができる方法で忙しい現代人でも日常生活の中にマインドフルネスをかんたんに取り入れることができます。

理論の解説から、実践法まで載っているので瞑想を始めようと思った方の1冊目におすすめです。

みんなのレビュー

自己否定もすぐ手放す。 その代わりに、自分自身に対しても思いやりの言葉をかけてあげる。 瞑想は脳の筋トレ。1日に6万回思考していて、その9割が繰り返して同じことを考えている。 悪循環を断ち切るには、自分自身を思考の流れから切り離し、『今、ここ』にある時間を増やすこと。無意識に繰り返している考え方のくせに気付きやすくなる。 目の前のこの瞬間に集中!体や呼吸に意識を向ける。五感で感じていることに意識を向ける。感情を思いっきり表現すると、古い脳を活性化させる。怒りの対処法は、根っこにある自分の一次感情に気づく?

読書メーター

ねるヨガ

読んでみて

布団やベッドの上で寝る前に行うマインドフルネスとヨガについてとても簡単に分かりやすく書かれた本です。本書に書かれた方法を実践することで、睡眠の質向上、疲労回復、仕事のパフォーマンスUPなどの効果を得ることができるそうです。

本書は、本格的にマインドフルネスを始めるのではなく少し噛じる程度にマインドフルネスをやってみたいという方におすすめの1冊です。少しでもマインドフルネスに興味があれば、本書をサクッと読み実践してみましょう。

みんなのレビュー

コロナでヨガ教室に行けていないので、これ読んで久しぶりにやってみた。寛大にも、ユーチューブで見れるのでわかりやすい。

読書メーター

1日10秒マインドフルネス

読んでみて

わかりやすさ、手軽さにこだわって書かれたマインドフルネスの本です。本書の最大の魅力はタイトルにもある「1日10秒」でマインドフルネスができるという所。「たった10秒で人生が色鮮になる」「10秒なら無理なく続けられる」というように、とにかく「10秒」を推しています。

マインドフルネスは継続することがポイントだとよく言われますが、継続をして毎日行うのが苦手という方も多いと思います。そんな継続が苦手な方にはこの本をおすすめします。

みんなのレビュー

「いまここにいる」ことを意識する、ということに集中してマインドフルネスができるようになる本。なぜ10秒でいいのかというと、「気づき」の瞬間というのは、まさに瞬間なので、10秒もあればいいのだという。また毎日の習慣が大事なので10秒から始めるのがよい。呼吸法、食事法、体を感じる法、さまざまな10秒エクササイズと、ダイエットやゴルフ、失敗したくない時など具体的なシチュエーション用のエクササイズなども紹介されていて、初心者にはわかりやすいと思う。

読書メーター

マインドフルネス 心を浄化する瞑想入門

読んでみて

マインドフルネス瞑想が何故グーグルやアップルなどの大企業や、教育現場、医療現場で採用されているのかを、科学的根拠に基づいたケーススタディを用いて解説してくれる本です。

また、嫌なことから逃げるのではなく、向き合った上で心の平安を保つ思考法を教えてくれる本で、心理カウンセラーの方がストレス対策に読むことを勧めることが多いそうです。翻訳書ですが、うまく翻訳されておりとてもスムーズに読むことができます。

みんなのレビュー

今流行りのマインドフルネスの本。知覚や思考はただ知覚、思考であって、事実ではないという教えにハッとした。気づき、そのままであり、選択するというのも心に残った。実践するうちに、常にもう1人の自分が自分を見ている状態になってきたように感じる。これからも実践していきたい。

読書メーター

心のざわざわ・イライラを消す がんばりすぎない休み方

読んでみて

「寝る前に不安が浮かんできて眠れない」・「他人にいらいらをぶつけてしまい、そんな自分に自己嫌悪」などの悩みを抱えている方が本書を読むことで、「何が起こっても私なら大丈夫」と思えるしなやかな自分に生まれ変わる事ができると本書は言います。

シンプルなデザインのイラストや吹き出しが多く、手軽に読むことができます。本書を読むことで、心に余裕が生まれ、仕事の効率が上がり、時間に余裕が生まれるというプラスのループに入ることができるかもしれません。

みんなのレビュー

急に八方塞がりになってしまった時、勧められて読みました。 一生懸命頑張ってるのにうまくいかない、思うようにならない、もう、どうしていいかわからない!と感じている人にはお勧めの一冊です。 読むだけでリフレッシュできるし、書いてあることを実践すれば毎日が穏やかになれるんじゃないかなと思います。

読書メーター

始めよう。瞑想:15分でできるココロとアタマのストレッチ

読んでみて

「瞑想は宗教ではなく心の科学である。」をうたい文句に、瞑想はスピリチュアルで宗教的な怪しいものではなく、科学的に証明された技術だと主張しています。「瞑想は宗教と深く関わっている怪しいもので、実行したら洗脳される」などの瞑想に対しての固定概念を打ち壊してくれます。

瞑想の解説から、実践法まで詳しく載っていて値段も600円程度ととてもコストパフォマンスの良い書籍だと思います。600円と1日15分程度の時間でで心がスッキリし、仕事の効率も上がり、人生が好転すると考えれば買って実践してみるしかありません。

みんなのレビュー

メンタリストのDaiGoを筆頭にどいつもこいつも瞑想マインドフルネス禅だのうるさいなあこちとら瞑想なんかしている暇ねえんだよと思っていた私が大馬鹿者でした。

読書メーター

図解 マインドフルネスーしなやかな心と脳を育てるー

読んでみて

タイトル通り図解と共に分かりやすくマインドフルネスについて解説してくれている本です。全てのページがフルカラーで大人から子供まで気軽に読むことができます。

文字だけで書かれた本が苦手な方や、ざっと目を通しマインドフルネスの全体像を掴みたいという方におすすめの本です。また、マインドフルネスの他の専門書と合わせて読み、イラストでわかりやすい本書を復習用、知識の整理用として何度も読み返すという使い方もおすすめです。

みんなのレビュー

ときおり読み返したくなるような小さな事の積み重ね。ストレスフルだとその感情にアップアップで余裕がなくなりますが、読み返すことによって、気づかされる事を思い出し(家事を丁寧にやるとか、集中してみるとか、散歩してみるとか)マインドフルネスに持っていけるといいなと思います

読書メーター

中級編

次は、中級者向けのマインドフルネスに関する本を4冊紹介させていただきます。入門編に比べ、専門的な内容が増え、哲学的な話が盛り込まれている本もあります。マインドフルネスにより興味を持った方が楽しみながら学べる良書ばかりを集めました。

反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッタの超・合理的な考え方

読んでみて

本書は、人のすべての悩みを解決する方法は「無駄な心の反応をしないこと」だといいます。 その考え方を中心に人生を楽に充実したものにするためのアクションプランや考え方が紹介されています。

本書を読み終わったあとに、過去の自分を振り返るとSNSや他人の言葉、ネットニュースなどにどれだけに「無駄に反応していたか」を実感することになると思います。

また、本書はあのビジネス系YouTuberのマコなり社長が「あらゆる悩みを消す合理的な方法」という動画で人生で読んで良かった本ベスト5に入る本と紹介しています。また中田敦彦のYouTube大学でも本書を紹介していました。数々の有名人のお墨付きの本書を是非読んでみてください。

みんなのレビュー

悩みからの解放。正しい生き方を基盤にする。自分を拠り所にする(外の世界に頼らない)etc 少し生きづらさを感じたり日々の生活に迷いや不安が溜まってきてしんどくなったら、読んでみるといい本でした

読書メーター

世界のエリートがやっている最高の休息法 「脳科学×瞑想」で集中力が高まる

読んでみて

シリーズ26万部を突破しベストセラーとなっているマインドフルネス本です。イエール大学で学んだアメリカの精神科医が執筆した本になります。

本書の最大の特徴は、ストーリー形式でマインドフルネスのやり方と、脳科学の目線から見た瞑想を解説している所です。ストーリー形式のため頭に定着しやすく、読み終わったあとも本書の内容を振り返る事ができます。登場人物の悩みは読者の悩みと重なる部分が多く、当事者意識を持ちながら読むことができます。

みんなのレビュー

マインドフルネスについて物語形式でレクチャーしてくれる。瞑想に興味があって自己流でしていたが効果を実感できず、本書を読んで10分ほど試してみると初めて「いま、ここ」に集中しやすくなったことを実感できた。個人的に雑念を電車に例える「モンキーマインド解消法」や「やさしさのメッタ」は斬新で気に入っている。脳科学の知識も魅力的である。著者は、マインドフルネスは知識として簡単に習得できるものではなく何度も実戦する中で体得されるものであると主張する。今後の継続で効果が更に期待できそうだ。とてもわかりやすくて★4.5

読書メーター

自分を操り、不安をなくす究極のマインドフルネス

読んでみて

あの有名なメンタリストDaiGoが、「心理学」「瞑想」「不安への向き合い方」について書いた本です。本書は、自分を変える一歩を踏み出すカギとなるのが、「瞑想」と「マインドフルネス」であると説明します。「自分を変えたい!」という思いのある方は、本書との出会い、マインドフルネスとの出会いが人生を変えるきっかけになるかもしれません。

またDaiGoの本は、イラストこそありませんが、「読みやすい本」という部分にこだわって作られていると有名なので安心して読むことができると思います。自分を変えたいと思っている方は必読の書です。

みんなのレビュー

マインドフルネス。今、あるがままを見つめる。過去や未来に左右されない、感情ではなく、状態を見つめること。心をしっかり整えること。すごく大切なんだと思います。特にこのコロナの時代。

読書メーター

マインドフルネス 怒りが消える瞑想法

読んでみて

先程「入門編」の切り口で紹介させていただいた、「マインドフルネス瞑想入門」「ねるヨガ」と同じ吉田昌生が書いた本で、主に「ムカムカ」や「邪念」を抑えて自分をコントロールする方法について書かれています。

少し怒りっぽいなと感じている方だったり、人より感受性が高く些細なことを気にしてしまう方が読むことで、気付きの力で怒りの感情を受け流す感覚を得ることができるようになると思います。

みんなのレビュー

PMSで怒りっぽくなったので読んでみた。絶対に怒らないようになるというのではなく、怒りとうまく付き合う方法が書かれています。自分の中にある「怒り」を客観的に感じる、つまり「すごく腹がたつ!」ではなく「私は今“怒り”を感じているなぁ」と気づく状態に持っていくのが大事なのですね。今まで怒りを感じた時は意識して深呼吸していたけれど、それに合わせて瞑想も始めてみよう。

BookLive

実践編

最後に上級者向けのマインドフルネスに関する本を4冊紹介させていただきます。ビジネス視点で書かれたマインドフルネスの本だったり、実際に大企業でどのようにマインドフルネスが活用されているのかを知ることができる本を集めてみました。

マインドフル・ワーク

読んでみて

GoogleやFacebookなどの大企業を始めとした様々な会社でマインドフルネスがどのように実践されているのかをまとめた本です。企業成績とマインドフルネスの相関関係が見えとてもおもしろい内容でした。

著者自身もマインドフルネス歴20年のベテランですが、マインドフルネスの良い点を述べるだけでなく、マインドフルネスの問題点についても本文内で言及しています。マインドフルネスについて紹介する本でマインドフルネスの問題点が書かれている本はほぼ無いので、マインドフルネスを客観視できる貴重な一冊であると思います。

みんなのレビュー

マインドフルネスの研究本と言っても良い。マインドフルネスの歴史、現在で活かされている手法、活用例、そしてこれからのマインドフルネスについて書かれてあります。マインドフルネス入門本として、雑学も含めて知りたい人にオススメ。

BookLive

グーグルのマインドフルネス革命

読んでみて

超大企業Googleが社内研修などで実際に取り入れているマインドフルネスのプログラムについて詳しく書かれています。本書を読めば、マインドフルネスがいかに、生産性、集中力に良い影響を与えるかを知ることができます。

マインドフルネスを取り入れて、ビジネスの効率を上げたいという方におすすめしたい一冊になります。また、本書をもっと手軽に読みたいという方は、マンガバージョンもあるのでぜひ手にとってみてください。

みんなのレビュー

各項目にてインタビューと補足解説の構成になっており、主に実践できそうな解説部分を読んだが、「一見宗教色が強いのではないかと考えられやすいマインドフルネスが、全ての人々にとって実践が可能であること」、そして「マインドフルネスは個人、企業組織両方にとって大きなメリットがあること(だからグーグルも社内の研修として導入した)」という内容が読み取れた。瞑想アプリも紹介されていたので、日常に取り入れてみようと思う。

読書メーター

スタンフォード大学 マインドフルネス教室

読んでみて

本書は、日系アメリカ人が書いた本で、東洋と欧米の両方の文化を融合させた著者だけのマインドフルネス考え方を知ることができます。その著者だけのマインドフルネスの考え方は、マインドフルネスの本質を付いていて、自分の価値観を変えるきっかけになると話題沸騰中です。

タイトルに教室とあるように読んでいると著者の肉声が聞こえてくるような濃く熱い内容となっていて夢中になって読むことができます。「他社との比較をやめる」「弱さは弱さとして認める」など胸に突き刺さる言葉ばかりの良書です。「自分を変えたい方」是非読んでみてください。

みんなのレビュー

とても心を動かされた!学生時代にこの本を読みたかった…!けれど、マインドフルネス的には過去に思いを馳せるより、いまこの本と出会えたことを大事にすべきなのだろう。特に第3章「本当の自分」は子供や周りの人にも読んで欲しい。探し続けて諦めないこと。大事だ。また、傾聴(本当に聴くこと)についても学べる。マインドフルネスもっと知りたい、実践したい気持ちになった。

読書メーター

サーチ・インサイド・ユアセルフ 仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法

読んでみて

Googleの社員は何故楽しみながら効率的に仕事をこなすことができるのか。それはGoogleが取り入れている心に関する独自の研修(サーチ・インサイド・ユアセルフ)が鍵を握っていました。本書はそんなGoogleの心に関する研究を紹介しています。

「スポーツや運動のように、誰もが体にいいと認知しているもの」にマインドフルネスがなるのを目指している著者の熱意を感じることができるボリューム満点の一冊です。

ビジネス系YouTuberのトップであるマコなり社長お墨付きの本書は、読んでみて損をするということは絶対にありません。少しでも興味を持ったらぜひ手にとってみてください。

みんなのレビュー

瞑想やマインドフルネスなど、言葉は何となく聞いた事があったのだが、この本でその効果を知る事ができた。 リラックス、集中、人間関係、健康など様々な利点を学べ、早速実践してみたい衝動にかられる。運動と同様な効果あり、筆者の考えが浸透したのか、この本自体を集中して読み終えた感あり。 本の題目通り、自分を深掘りし、メタ認知する必要性を再認識。

読書メーター

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、マインドフルネスについて学べる本を「入門編」「中級編」「上級編」の3つの切り口で計15冊紹介させていただきました。

マインドフルネスの本と言っても、健康に関する悩みの切り口から書かれている本、ビジネスに関する切り口から書かれている本など、様々な切り口の本があると分かって頂けたのではないでしょうか。自分の悩みにマッチした切り口でマインドフルネスについて解説してくれている本を読むと良いかと思います。

また、瞑想も継続をスルことが一番大事だと思うのでまずは簡単に書かれている入門書から読むことを強くおすすめします。この記事を最後まで読んで読んでいただいたあなたが、良い本に出会えることを心から祈っています。最後まで読んでいただきありがとうございました。

コメントを残す