小説ヲタクがおすすめするオールタイムベスト83冊

又吉直樹のおすすめ本6選【入門から上級までカテゴリ別に紹介】

「実際又吉直樹の本って面白いの?」
「又吉直樹のおすすめ本が知りたい!」

このように悩んでいる人は多いのではないでしょうか。芥川賞を受賞し文化人として活躍の幅を広げている又吉直樹さん。

受賞が大きな話題となり関心が高まったものの、今さら読んでも…と感じたり、賛否両論な意見を聞くと戸惑ってなかなか手を取りづらかったりしますよね。

そこで今回は、作家・又吉直樹に魅了され長年ファンである筆者が、初心者向け、中級者向け、上級者向けという3つのレベルに分けて「又吉直樹のおすすめ本」を紹介します。又吉直樹作品に触れてみたいと思っている人におすすめの書籍6選です。

ぜひ参考にしてみてください。

初心者向け

第二図書係補佐

読んでみて

又吉直樹が影響を受けた47冊の書籍を、ユニークな視点や体験談を交えながら綴られたエッセイ集。又吉直樹作品の原点を垣間見ることができる、初心者には読みやすい書籍です。

遠藤周作や太宰治などの有名作家の作品も網羅的に紹介されていますが、本独特の堅苦しさは一切ありません。くすっと笑えたり、哀愁を感じられたりなど、「本そのもの」の魅力も味わうことができます。

又吉直樹本の初心者にはもちろん、「読書を始めたい!」と思っている人にはぴったりの書籍です。

みんなのレビュー

東京百景

読んでみて

又吉直樹の「東京」をめぐるエッセイ集です。東京の様々な地での思い出を100つまとめており、中には、小説の題材となった又吉直樹自身の経験談も記されています。

下積み時代の足掻きや、芸人仲間との人情味あふれるエピソード、強い痛みの伴う失恋話。東京へのノスタルジックで繊細な思いが、とても美しい文章で綴られており、読み応えがあるのにすらすらと読めてしまいます。

情景描写も秀逸で、純文学を好む人にとっては、親しみやすいエッセイ集です。

みんなのレビュー

芸人になるため、18歳で大阪から上京してきた又吉さん。その彼が、東京で出会った百の風景について綴る。そこには、人がいて、思い出がある。 かつて東京に住んでいた人。これから住みたいと思っている人。ずっと住んでいる人。そして、東京とは縁もゆかりもない人。その誰が読んでも、懐かしく、温かく、少し切ない気持ちになれる一冊。

読書メーター

中級者向け

夜を乗り越える

読んでみて

「なぜ本を読むのか?」という問いに対して、優しく分かりやすく答えが書かれているエッセイです。

物事の捉え方や、苦しみの乗り越え方など、読書を通して得られる「生き方のヒント」のようなものが詰まっています。

中村文則や西加奈子などの現代作家の作品にも触れており、本作品を通して幅広いジャンルの書籍にも出会うことができるのが魅力です。マンネリ化を解消し、新たな角度から読書を楽しみたいと思っている人におすすめの一冊です。

みんなのレビュー

https://twitter.com/benefit1604sea/status/1272513970566381569

火花

読んでみて

芥川賞を受賞した又吉直樹の代表作。売れない漫才師の葛藤と青春を題材にしながら、恥を晒して傷ついてでも生きていく模様を描いた人間賛歌のような小説です。破天荒な先輩芸人と、社会への順応を優先してしまう主人公のやりとりには、深い人生哲学が通底しています。人の目を気にしすぎたり、深い孤独感を抱えている時にでも、心を肯定してもらえるような言葉がたくさんちりばめられています。

漫才師というモチーフがどのような印象をもたらすかは分かりませんが、芥川賞の中では非常に読みやすい書籍です。ほんのり泣け、明日にしっかり向き合える、現代に必要な純文学です。

みんなのレビュー

上級者向け

劇場

読んでみて

実際の体験談に基づく恋愛小説です。運命的に出会った若い男女の「演劇」をめぐる夢と現実、諦めと絶望が生々しく描かれており、息つく暇もない感覚に飲み込まれてしまいます。

又吉直樹は「共感できることだけが良いのではない」という思いで『劇場』を著したといいます。自分の才能に絶望し、恋人に攻撃的な主人公の行動には、確かに異論も唱えたくなります。「共感できるかできないか」。読む人の感情や人生のタイミングによって、その感想は変わってくるでしょう。

しっかり重量感のある儚く物悲しい恋愛小説。上級者向けにおすすめの書籍です。

みんなのレビュー

https://twitter.com/dokushoaka55/status/1184460297555202049

人間

読んでみて

新聞連載を経て書籍化した、第三作品目の長編小説です。学生時代から中高年という「人生の途中」をテーマにした重厚感のある作品です。

主人公は物書きをしている38歳の永山。古い友人からメールが届くのをきっかけに、学生時代の屈辱的なシーンの追想が始まります。誰もが持っている若い頃の苦い思い出。淡々と物語られる羞恥心や怒りに満ちた文章と、それらが呼応する時、少しヒリヒリする程の感情を味わえます。

又吉直樹作品の世界観により浸りたい人におすすめの作品です。

みんなのレビュー

まとめ

いかがでしたでしょうか。ここでは選りすぐりの又吉直樹作品6冊を紹介しました。

  1. 初心者向け 又吉直樹の原点を知ることができるエッセイ2冊
  2. 中級者向け 読みやすい書籍2冊
  3. 上級者向け ベストセラー小説2冊

これを読めば、どの作品を選ぶか迷うことなく、新しい読書体験に出会うことができるでしょう。

また、旬の話題についていけること間違いありません。

この記事を参考に、又吉直樹作品を知り、好きになって頂ければ幸いです。

コメントを残す