【24年1月最新】上杉鷹山をよく知れるおすすめ本ランキングTOP10

「上杉鷹山がどんな活躍をした人物なのか知りたい」
「上杉鷹山が米沢藩を立て直したのは知っているけど、具体的にどんな改革を行ったの?」

上杉鷹山に関する書籍を買おうとして、どの本を手に取れば良いのかお悩みではありませんか?財政危機に陥った米沢藩を立て直した上杉鷹山の活躍は現代のビジネスでも大いに参考になるため、純粋な歴史本からビジネス書まで幅広く発売されており選ぶのが大変です。

そこで今回は、上杉鷹山に関するおすすめ書籍をランキングにして10冊ご紹介します。上杉鷹山の活躍を物語で楽しく知れる小説、歴史として学べる学術書、あるいは上杉鷹山の経営論がわかるビジネス書など、幅広いジャンルから選びました。ぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いた人

一橋大卒 歴史学専攻

京藤 一葉

Rekisiru編集部、京藤 一葉(きょうとういちよう)。一橋大学にて大学院含め6年間歴史学を研究。専攻は世界史の近代〜現代。卒業後は出版業界に就職。世界史・日本史含め多岐に渡る編集業務に従事。その後、結婚を境に地方移住し、現在はWebメディアで編集者に従事。

10位:上杉鷹山(人物叢書)

読んでみて

数多くの伝記を扱っている長寿シリーズ「人物叢書(じんぶつそうしょ)」の中の一冊です。あくまで歴史学としての伝記なので初心者向けではありませんが、情報量と安定した読み応えは定番シリーズならではと言えるでしょう。なので、脱初心者を目指したい方にもオススメしたい作品です。

歴史の本であると同時に「人の上に立つ者はどうあるべきか?」を教えてくれる一冊でもあるので、自己啓発の意味でも役に立つ良書となっています。

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9位:歴史発想源 〜改革の鷹眼・米沢再建篇〜 /上杉鷹山の章 「ビジネス発想源」シリーズ

読んでみて

上杉鷹山のリーダーシップについて、ビジネス的な視点で考察した一冊。上杉鷹山の実績や経歴について全く知らなくても、鷹山がなぜ理想のリーダー像に選ばれるのかがよくわかります。

上杉鷹山を題材にしたビジネス書はたくさんありますが、本作は特に簡潔にまとめられているので、とてもわかりやすい内容に仕上がっています。組織改革やリーダーシップの参考になったので、これからの仕事でもとても役に立ちそうです。

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8位:小説 米沢藩の経営学 直江兼続・上杉鷹山・上杉茂憲―改革者の系譜

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上杉鷹山も含め、米沢藩の代表的な人物をそれぞれ主人公にして小説にした珍しい一冊です。取り上げている人物は戦国武将の直江兼続、幕末に活躍した上杉茂憲、そして江戸時代に米沢藩の改革を行った上杉鷹山の3名です。

古語で書かれた文章もあるため初心者には難しいかもしれませんが、解説が沿えてあるので一緒に読めば問題ありません。なので、初心者でもチャレンジしてみる価値のある作品です。

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7位:上杉鷹山の経営学 危機を乗り切るリーダーの条件

読んでみて

上杉鷹山の経営手腕や人間的な魅力が詰め込まれた一冊。最初はちょっと難しいなと思って少しずつ読んでいたのですが、徐々に上杉鷹山の凄さがわかってきて夢中になって読み進め、気が付いたら一気に読み終えていました。

当時としては画期的な改革で米沢版を再建した上杉鷹山のエピソードがコンパクトにまとめられているので、現代のビジネスリーダーも大いに参考にできる良書です。

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6位:ケネディ大統領が最も尊敬した日本人上杉鷹山 童門冬二の世界

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この記事でも紹介している「小説 上杉鷹山」の作者 童門冬二先生が電子書籍用に書き下ろした作品です。第35代アメリカ大統領のジョン・F・ケネディが最も尊敬する日本人として上杉鷹山の名を挙げたと言われており、本書ではケネディも認めた鷹山が、いかに優れた人物だったかが理解できます。

また、画像の多さも特徴で読み応えもバッチリ。さらに経営者目線の本としても非常に優秀なので、多くのビジネスパーソンに読んでいただきたい一冊となっています。

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5位:上杉鷹山と米沢(人をあるく)

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上杉鷹山の実像に迫る一冊です。本書は写真が多いうえにほとんどがカラーページで、視覚的にも楽しめるのが大きな特徴。ページ数も約150ページ程度と少ないのですが、内容は本格的で上杉鷹山の活躍をしっかりと把握できます。

読み応えも十分ですが、写真やカラー印刷で「上杉鷹山の思想や行動がなぜ現在まで評価され続けるのか?」が学べる貴重な一冊となっています。

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4位:漆(うるし)の実のみのる国

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江戸時代の時代小説を数多く残した作家 藤沢周平さんの作品。登場人物の描写がきちんと描かれているので、経済や政治などのお堅い内容もすんなり頭に入ってきます。上杉鷹山が米沢藩の改革を行った時期にスポットをあてて書かれているため、鷹山の最も大きな功績に集中して楽しめるのもおすすめポイント。

時代小説に不慣れだと最初は名前などが難しく感じるかもしれませんが、読み進めるうちにどんどん面白くなっていきます。藤沢周平さんの時代小説を読んだことのない方にもオススメです。

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3位:上杉鷹山「富国安民」の政治

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上杉鷹山だけでなく、鷹山とともに米沢藩の改革にあたった人物たちにもスポットをあてた一冊。上杉鷹山以外の人物も取り上げているため、米沢藩の改革の全体像がつかみやすくなっています。なので、鷹山が名君と言われているのは知っているけど具体的に何をした人なのかわからない方には特にオススメ。上杉鷹山の政策が現代にも通じるものだと確信でき大きな学びを得られます。

新書サイズなので持ち運びにも便利で、電子書記が苦手な方にもオススメです。

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2位:上杉鷹山 人を活かし、人を動かす: してみせて、言ってきかせて、させてみる

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上杉鷹山の優れたリーダーシップや、いくつもの困難を乗り越えていく米沢藩の様子が躍動感あふれるタッチで描かれています。会社で部下を持っていらっしゃる方には、鷹山流のリーダーシップが大いに参考になるでしょう。

随所に散りばめられた鷹山の名言に心を動かされながら読めるので、モチベーションアップにも繋がります。「自分の会社に上杉鷹山のような上司がいてくれたら」、あるいは「自分も鷹山のようにならなければ!」と思わせてくれる一冊でした。

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1位:小説 上杉鷹山

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上杉鷹山の活躍を描いた小説で最もポピュラーな一冊です。小説なので内容が頭に入って来やすく、上杉鷹山を知る入門書として活用できるのが一番のポイント。

学術書ではないので多少の脚色などもあるかもしれませが、小説である部分を差し引いても上杉鷹山の凄さが十分に伝わってきます。事例を現代に置き換えて書かれていたりもするので、上杉鷹山の魅力にどっぷりハマれる一冊となっています。

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まとめ

今回は上杉鷹山に関するおすすめの本を10冊ご紹介しました。

財政危機に陥った当時の米沢藩を、斬新な政治改革と藩士たちへの意識改革で見事に復活させた上杉鷹山。鷹山のリーダーシップは現在でも全く色褪せず、多くのビジネスパーソンの指針となっています。

上杉鷹山の名言「為せば成る為さねば成らぬ何事も(難しい物事でも強い意志を持って行えば必ず実現する、うまく行かないのは成し遂げる意思を持って行動しないからだ)」が示す通り、ビジネスリーダーには部下をまとめ上げる強い意思が必要なのは今も昔も変わりません。今回ご紹介した本があなたのお役に立てれば嬉しいです。

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