小説ヲタクがおすすめするオールタイムベスト83冊

渋沢栄一がよくわかるおすすめ本11選【漫画や小説、現代語訳なども紹介】

「1万円札に選ばれた渋沢栄一について学べる本が読みたい!」
渋沢栄一をわかりやすく、パッと理解できる本ってないの?」
渋沢栄一の本って意外と多いから、何を読めばいいかわからない…」

渋沢栄一とはどんな人物なのか…。日本の1万円札に選ばれたことで話題になりましたが、実際どんなことを成し遂げたのか説明できる人は少ないはず。しかし渋沢栄一の本は名作を含め数多く出版されており、何を読めばいいのか迷う人も多いのでは?

そこで本記事では、本当の初心者の人でも読める導入書から、少し詳しく踏み込んだ内容のものを読みたい人向けの学術書まで、全部で11冊選びました。

ぜひ参考にしてみてください。

1.マンガ&物語で読む偉人伝 ~渋沢栄一 津田梅子 北里柴三郎~

読んでみて

新札の肖像として選ばれた3人を、マンガでわかりやすく紹介してくれる本です。渋沢栄一の偉人伝もかなりわかりやすく、「何を成し遂げたから凄いのか」が子どもでも理解できるように説明されています。

また、本書には旧札の肖像であった「福沢諭吉」「樋口一葉」「野口英世」の偉人伝も軽く掲載されており、お札に選ばれるほど日本に貢献した人物たちの経歴を、これ一冊で全て楽しめるようにできているのが魅力!

日本で『近代経済の父』と呼ばれたのはなぜか?それを理解する第一歩として、本書を読んでいただくのはかなりオススメです。ただ「マンガで…」と書かれている割には文章の比重もそこそこ大きいため、苦手だという方は注意してください。

みんなのレビュー

新紙幣の肖像画になる3名の偉人伝ということで読んでみた。恥ずかしながら名前は知っていても具体的にどんなことを成し遂げた方々なのかよく知らなかったので、勉強になった。自分のためではなく、人のため、日本の未来のために力を尽くす姿が格好いい。マンガで読むと、その人物がぐっと身近に感じられる気がしていいな。

引用元:読書メーター

2.こども 論語と算盤 お金と生き方の大切なことがわかる

読んでみて

渋沢栄一の代表的な著書『論語と算盤』。これは幕末から明治時代にかけて大きく産業が発展した日本に啓蒙をならすビジネス書だったのですが、実は今でも多くのビジネスマンに影響を与えている名著です。

そしてそんな名著に載っている名言等を、子どもにも理解できる言葉でわかりやすく解説したのが本書。お金を稼ぐうえで大切にすべき「人格」を、論語から学んでいる渋沢栄一の考え方に触れることができます。

もちろん子ども向けということもあるので、どんな人でも確実に理解することができます。もしお子さんがいるのなら、子どもと一緒に読むのも楽しいかもしれませんね!

みんなのレビュー

こども向けの論語と算盤。 サッカーやゲームソフトなど、小学生に身近な題材に例えて、人間にとって何が大切なのかをざっくりわかりやすく解説してあります。 配色やイラストがほっこり可愛らしくて、ページをめくるのが楽しいです。 次は大人向けのものを読んでみて、論語と算盤の理解をもっと深めたいなと思いました。

引用元:読書メーター

3.漫画版 論語と算盤

読んでみて

お笑い芸人でユーチューバーの「中田敦彦」も絶賛した本書。渋沢栄一の名著『論語と算盤』の漫画版というよりは、それをベースに渋沢栄一の人物像を歴史と共に振り返れるような一冊になっています。

明治時代に200以上の企業設立に携わり、「近代経済の父」と呼ばれるようになった理由を漫画&ストーリー形式で理解できるようになっています。そのため、「渋沢栄一の伝記を読みたい!」と考えている人は、本書を読むだけでほぼ経歴を理解することが可能です。

「渋沢栄一は何がすごいのか?」「何を成し遂げたから1万円札に選ばれたのか…?」その理由を知りたいならば、必ず読むべき一冊だと断言できます。それほどわかりやすく、網羅的な本です。

みんなのレビュー

次の1万円札の肖像となる偉人である、明治の実業家・渋沢栄一の著書「論語と算盤」をマンガ化した作品。渋沢栄一が若くしてフランスに留学し、官僚となり、官僚退官後は銀行や数多くの企業を立ち上げるまでの過程を「論語」を交えて語るストーリー仕立てなので、非常に読みやすい。

引用元:読書メーター

4.渋沢栄一 100の訓言

読んでみて

見開き2ページごとに、渋沢栄一の遺した教訓が読めるようになっています。また、人生訓・ビジネスの教訓など、項目ごとに区切って遺訓を紹介してくれているので、その時に学びたいことを、サッと学べるような作りになっているのが素晴らしいです。

「論語」で大切な人格を学んだ渋沢栄一は、なぜ当時卑しいと言われていた「ビジネス」に力を入れ、実業家になったのか…。100の遺訓を読み進めていくと、相反しているように見えるその2つの繋がりが、何となく理解できていきます。

隙間時間に1教訓ずつ読むだけで、渋沢栄一の価値観を知れる本書…。今後の経済を担う全てのビジネスマンに読んでほしい一冊です。

みんなのレビュー

自己啓発、時々やる気が無いとき、しゅんとしている時に読みたいなぁと思った。紙幣に載る人たちの生き様を見ていると、こうしたい!という熱意がとても大きくて自分の信念を貫いている人ばかりだと思う。自分がこうしたいという熱意は高校の時に出た覚えが。早ければ早いほど良いと思うので、子供達、新紙幣の人達から何かを感じて欲しいな。

引用元:読書メーター

5.小説 渋沢栄一(上)

読んでみて

ここまで、マンガで渋沢栄一の経歴を学べるものは紹介してきました。しかし本書は小説です。そのため、渋沢栄一に関するエピソードのより詳細な部分や、時代背景などの細かい部分も理解が深まるようになっています。

まだまだビジネスが浸透していなかった時代で、既に外国との取引などを行っていたという渋沢栄一。Amazonレビューなどでも本書を読んだ多くの人が、「こんなに凄い人だったとは!」と驚いており、一気読みできるほど偉大なエピソードばかりです。

1万円札に選ばれたワケを、心から納得できるようになる一冊ですね。ただ下巻まであるので、読書初心者の方には長くて退屈してしまう可能性もあります。

みんなのレビュー

渋沢栄一は実業家としてのイメージしかなかったのですが、農村出身で、井上馨、大久保利通などと働いていたことがあるのを初めて知りました。大胆で真っ直ぐ、使命感に溢れていて、しかし柔軟で、几帳面。常人では考えられないような才能とエネルギーを持った人が時代を作ってきたんだなと感嘆と感謝の気持ちです。

引用元:読書メーター

6.渋沢栄一「論語」の読み方

読んでみて

本書は渋沢栄一を知る本というよりは、渋沢栄一が愛した「論語」を考察できる本となっています。これまでの本の紹介でも触れたように、実業家として大成した渋沢栄一の根本には「論語」の考え方が根付いています。しかし、現代で論語の教えを理解している人はほとんどいないのではないでしょうか?

本書ではそんな論語を知らないビジネスマンに向けて、「論語の解釈」はもちろん、「実践的な論語の活用法」も理解できるような内容となっています。そのため、渋沢栄一のような偉大なビジネスマンになるためのエッセンスがたっぷり詰まっているのです。

つまり、読めば渋沢栄一のような偉大な人物に近づける…。そんな素晴らしい教養書だと言えますね!

みんなのレビュー

孔子の書いた論語を渋沢栄一がどう解釈したのか書いてある本。 人としてどう在るべきかとても参考になる本。 本から落ち着いた雰囲気が漂ってくる。 今後も定期的に読み返したい一冊

引用元:読書メーター

7.渋沢栄一に学ぶ「論語と算盤」の経営

読んでみて

16人の著者が、様々な角度から渋沢栄一について論じている本書。経営に深く携わる人々が渋沢栄一を紐解くことで、ビジネスマンとしていかに優れた人物であったのかが私たちにも理解できるようになっています。

やはり渋沢栄一を語るうえで著書『論語と算盤』は切っても切り離せません。ただ、それを理解する上で専門家が語った渋沢評を知っておくことは、更にその理解を深めるのに貢献してくれます。

また、経営学を学びたい人にとっても為になる一冊ですので、幅広い人にオススメできます。

みんなのレビュー

なし

8.現代語訳 渋沢栄一 自伝

読んでみて

渋沢栄一の自伝『雨夜譚(アマヨガタリ』を現代語訳した一冊。幼少期から大蔵省を退官するまでを描いた雨夜譚は読書初心者には読みづらいことも多かったため、それをわかりやすく、適宜資料などを挟みながら解説してくれています。

やはり渋沢栄一を知るならば、自伝を読むのが最も正確な知識を得ることができます。そういった意味で雨夜譚は避けて通れない本なわけですが、文脈をわかりやすくして述べてくれているため、非常に読みやすいのが特徴!渋沢栄一の半生を知れる本書を、ぜひ一度手に取ってみて下さい。

みんなのレビュー

渋沢栄一の著作などから自身についての記述を自伝として再構成した作品。当時何が起こっていたか、農民・幕府の役人・官僚・経済人としての栄一の目を通して語られている。ものの道理に忠実に判断、実行していくスタンスは勉強になりました。

引用元:読書メーター

9.雨夜譚

読んでみて

1つ前に紹介した『現代語訳 渋沢栄一 自伝』の原書です。激動の江戸幕末から明治維新にかけて、実業家渋沢栄一はどのように生き、何を考えて経済界に変革を成し遂げたのかが理解できます。

個人的には元々農民として生まれた渋沢栄一が、東京ガスや東京海上火災など今でも日本を代表するような企業の設立に携わったという事実に、驚きを隠せません。

それほど偉大なことを成し遂げた人物の考え方に触れられる「自伝」を簡単に読める時代に生まれて良かったな…と心から感謝しています。

みんなのレビュー

渋沢栄一の自伝。資本主義の父と呼ばれるまでにどのような過程を辿ったのかが記録されている。渋沢栄一が持つ、物事に対しての柔軟な考え方や先を見通す目等がどのような瞬間に活かされたのかがわかる。

引用元:読書メーター

10.雄気堂々(上)

読んでみて

累計113万部を突破したミリオンセラー小説です。内容は渋沢栄一の伝記文学であり、先ほど紹介した『小説 渋沢栄一』よりも更にドラマチックに、その生涯をストーリー化しています。

革命を謳い、明治維新に貢献した武士たちを冷静に見つめ、渋沢栄一自身は事業を立ち上げることで時代の波に乗りました。そんな波乱万丈な時代で、具体的にどのように偉業を成し遂げていったのか…その全貌を小説の中で理解できます。

本書はエンターテインメントとして楽しみながら渋沢栄一の人生を知れるので、スラスラ読めて非常に楽しめた…という感想も多数見受けられます。小説が好きなら一読の価値あり!

みんなのレビュー

城山三郎が描く渋沢栄一伝の前編。老練で柔軟な思考が計らずして幸運を引き寄せる。幕末維新の歴史人も登場するし、躍動する時代感も重なり読んでいてワクワクしてしまう面白さ。下巻も楽しみ。

引用元:読書メーター

11.現代語訳 論語と算盤(ちくま新書)

読んでみて

満を持して紹介するのが、渋沢栄一最大の名著と言われている『論語と算盤』です。多くの本を執筆しているライフネット生命の岩瀬社長、サントリーの新浪社長などが大絶賛したビジネス書であり、渋沢栄一の考え方がこれでもか!と綴られています。

そんな本書最大の魅力は、一言でいうと「渋沢栄一が大切にしてきた価値観」が全て詰まっているところです。「論語=人格面/算盤=経済,ビジネス面」という二点をバランスよく保つことが重要だと悟り、それを実践してきた渋沢栄一の叡智が込められた魂の一冊…。

このちくま新書が原作を元にしつつ、最もわかりやすく現代語訳できているため、必ず一度は読んでみて欲しいです。

みんなのレビュー

おもしろかった。 仕事は楽しみを持って工夫しよう、成功は人として成すべきことを成した後のカスに過ぎないからそこにこだわるな、どんな職業でも人としての道に背かないよう気持ちを集中させることだ、など心に残るフレーズがたくさんあった。終始ポジティブな心意気で書かれていて、勇気づけられた。

引用元:読書メーター

まとめ

最後に本記事を簡単にまとめます。

  • 渋沢栄一を知るなら、まずはマンガなどで理解するとスムーズ
  • 『雨夜譚』『論語と算盤』が渋沢栄一の代表作!なのでこの二冊は必読です
  • 何が認められて1万円札の肖像になったのか?を考えながら読むと、理解が深まる

「近代経済の父」とまで呼ばれるようになった渋沢栄一の凄さは、あまり現代では理解されていません。しかし明治維新後の荒れた時期に、日本の根幹を支える事業を複数抱えたその実力は圧巻です。

すべてのビジネスマンがそんな渋沢栄一の本から学び、今後の日本経済を変えるほどの大きなパワーを持つことを、陰ながら願っています。

1 COMMENT

アバター 夢酔藤山

日頃よりお世話になります。新型コロナウイルスの渦中である5月に、渋沢栄一が主人公の小説を刊行しました。まだ偉人ではない栄一の姿は、現代の若者の象徴です。ぜひお手に取って下さい。

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