小説ヲタクがおすすめするオールタイムベスト83冊

【保存版】千利休がよく分かるおすすめ本13選

「千利休に詳しくなりたい…!」
「初心者にもわかりやすい解説書ってないの…?」
「ある程度千利休に詳しいから、より深堀りした本を読みたい!」

本記事では、織田信長や豊臣秀吉に遣えた日本史上最高の「茶師」である千利休について、わかりやすく…そして楽しく学べる本を紹介していきます。何を読めばいいか迷う…というあなたも、直ぐに読むべき本が理解できるように解説しています。

本当の初心者の人でも読める導入書から、少し詳しく踏み込んだ内容のものを読みたい人向けの学術書まで、幅広く選びました。

ぜひ参考にしてみてください。

まんがで学ぶ-利休の逸話-

読んでみて

千利休を初めて学ぶ!というあなたには、まずコチラのマンガで楽しく知ってほしいと思います。利休の逸話がサラーっと読み進められるので、文章が苦手…という人でもストレスなく勉強することが可能です。

そんな本書の魅力を簡単にいうと、「千利休=お茶の人」という常識から、一歩ステップアップするために最適な内容が詰まっているところ!逸話がメインなので、伝記よりも堅苦しくなく読み進められます。

千利休の美意識や、人物像、そして何を成し遂げたから凄いのか?という基礎知識を面白可笑しく学べるのは、日本でもこのマンガが唯一ですね。

みんなのレビュー

利休さんって感情が結構激しく動く方だったのかな、と知る。漫画は解りやすくする為に少し脚色して描かれているそうです。巻末に逸話の原文が載っています。後からそれを読むと原文が理解し易いですヨ。

読書メーター https://bookmeter.com/books/9284417

千利休

読んでみて

有名少女漫画『りぼん』などでも連載していた漫画家「清原なつの」氏による、利休の生涯を描いた伝記漫画です。繊細でどこかアッサリしている絵が特徴的で、利休の人生を邪魔しない良いバランス感を保っています。

また内容に関しては、意外と文章も多めな伝記漫画となっています。しかし、だからといって初心者に優しくない…というわけではなく、利休の歴史がスッと頭に入ってくるよう時間軸に沿って描いてくれています。

そのため、千利休入門書として一番オススメなのが本書です。まずは本書で基本的な知識を身に付け、そこから中級者向けの本に入っていくとスムーズに学びを深められますよ!

みんなのレビュー

千利休が生涯かけてお茶とどう関わり、どんな生活の中で暮らしてきたかがとてもよくわかる。千利休を取り巻く人物像や利休との関係性も緻密に描かれ、名物についての解説も逐一のせてくれているので、何度か読めばさらに深みを増していくような本だと思う。


読書メーター https://bookmeter.com/books/559982

入門した人、したい人のための茶道-chado-BOOK-

読んでみて

本書は直接的に千利休とは関係のない本です。しかし、「現代茶道の入門本」ということで紹介させて頂きます。やはり千利休を知るには「茶道」の基礎を知っておかないと、なぜ千利休は凄いと言われているのか?の理由がわからないためです。

茶道の稽古とはどんなものか?突き詰めると何が待っているのか…?など、茶道初心者がその世界を垣間見れるような内容に仕上がっています。そのため、今まで茶道に触れてこなかった人でも、茶道を体験したような心持になれる一冊なのです。

ぜひ茶道を知る→千利休を知る…という流れを意識してみて下さい。それだけで学びがグッと深まりますよ!

みんなのレビュー

お茶席に縁のある子ども時代を過ごしたせいで、茶道についての知識が中途半端な自分には最適レベルの入門書。ムック本なので広告も挟まれていて、お気軽に読める。一番の収穫は、辻徳が移転したのを知れたこと!

読書メーター https://bookmeter.com/books/13594521

図解-千利休99の謎-

読んでみて

ここまで千利休の生涯、茶道の基礎について学べる入門書をご紹介してきました。そして次にご紹介する『図解 千利休99の謎』は、どちらかというと「エンタメ」として千利休を知れる本になっています。

実は千利休は切腹など、謎の多い人物であることで有名です。それらの謎を「図解」してくれており、千利休の初心者が「もっと千利休について学びたい!」と興味を煽られるような一冊に仕上がっています。

そのため、次に繋がる一冊といえるのです。また謎に関することだけでなく、千利休の基礎知識も図解してくれているので、改めて千利休を復習したい人にもオススメですよ!

みんなのレビュー

無し

利休にたずねよ

読んでみて

千利休の人生を描いた小説で、なんと直木賞受賞作品でもあります。物語は「千利休が切腹」をするシーンから遡る形で進みます。小説として楽しく千利休の人物像を知れるという意味で、初心者にオススメできる一冊となっています。

そんな本書最大の特徴は「千利休の周りにいた女性たち」に重きをおいて、利休を描いているところです。周りの人物による利休像を描くことで、客観的にわかりやすく知れるよう工夫がなされています。

ある種の恋愛小説に近い作品で、フィクションもある程度あるため、「ダイレクトに千利休を学びたい!」という人には合わないかもしれません。ですが、それでも単純に小説として楽しめるので、全ての人に一度は読んでほしいと思います。

みんなのレビュー

今まで手を延ばさばかったことを悔やむ面白さ。著者、歴史小説というジャンル、茶の湯、どれもこれも門外漢ゆえに何に惹かれているか不確かだけれど、とりあえず抹茶をいただきながら歴史のオーディオブックでも聴こうか。

読書メーター https://bookmeter.com/books/560548

天下人の茶

読んでみて

千利休は織田信長・豊臣秀吉に仕えた人物です。その中でも「秀吉」との関係に焦点を置き、どのようにして利休は秀吉に貢献し、関わっていたのか?を理解できるような長編小説が本書となっています(フィクションも多いのでそこは注意!)

じつは直木賞候補となったほど面白い作品で、「なぜ千利休は切腹することになったのか?」というミステリーも、秀吉との交流を踏まえながら楽しめるような内容になっています。

やはりただの教養本を読むより、物語として知ったほうがイメージが湧いて理解しやすいですからね。そういった意味でも、本書は千利休初心者にぜひ読んでほしいと思います。

みんなのレビュー

荒唐無稽なストーリーだが、それが気にならないほどよく中身が出来ている。茶道がいかに政治と結びつき、機能していたのかが伝わる。利休がなぜ切腹に追い込まれたのかも何となく分かってしまう。

読書メーター https://bookmeter.com/books/10008660

日本人のこころの言葉

読んでみて

千利休の生涯、そして「千利休が大切にしていた言葉・価値観」に重きを置いた解説書です。茶道の専門家が著者であるため、これまで紹介してきた初心者本よりも一歩踏み込んだ内容であるといえます。
「千利休はどのような心でお茶をたて、日本人が大切にすべき精神を築いたのか?」そういった心や文化全体を学べるような規模感は、きっと千利休の人生が壮大だったからこそのものなのだと感じさせられます。

つまり、本書は「千利休の人生観すべて」を知れる内容なのです。名言書として学も良し、千利休の伝記として学も良し、はたまた自己啓発本として学も良し…の良書となっています。

みんなのレビュー

無し

千利休とその妻たち〈上〉

読んでみて

本書は「茶人」としての千利休ではなく、「一人の男」としての千利休を描いたフィクション小説です。フィクションとはいえ、もちろん利休の歴史を元にして描かれた小説なので、学びはたくさんあります。

そして、この小説が素晴らしいのは何といっても「茶道じゃない側面から見た千利休の人間性」を垣間見れるところ!あまり知られていない「キリスト教」との繋がりや、一人の商人としての生きざまを知ることが出来るのは本作くらいですね。

小説が好きで、別の角度から千利休を学びたいと思っている中級者にオススメです。

みんなのレビュー

キリストの教えも茶の心もつまるところは一つであった。三浦さんが敬虔なクリスチャンであられるためその視点から描いた茶の世界、秀吉に仕える利休の苦悩に吸い込まれていった。刀を武将から取り上げる大胆なことを思いついたシーンは感動した。


読書メーター https://bookmeter.com/books/2478174

千利休-切腹と晩年の真実

読んでみて

ここからは千利休初心者には理解が難しい、深堀された本を紹介していきます。本書はそんな中でも割と最近出版されたもので、千利休の新たな真実を提言する内容となっています。

例えば、「千利休は切腹していない!」など、常識を覆すような内容を次々に語っていきます。新事実のインパクトの大きさに、あなたはきっと動揺すること間違いなし!でも、それが千利休への関心を高めてくれて、奥深さを知るキッカケになります。

更に踏み込んで千利休を学びたい、最新の学説に触れてみたい…というあなた!本書を完読すれば多くの気付きがありますよ!

みんなのレビュー

職場の人が読んでいて、少しだけ内容を教えてくれた。「千利休は生き延びていた」という学説(?)を提唱しているらしい。面白そうだ。トンデモ本の部類に入りそうだが、著者は歴とした日本史研究者のようで、引用文献も手堅い。一般書とはいえ、記述は研究者としての手続きを踏んでいるものと思われる。


読書メーター https://bookmeter.com/books/13525361

利休入門

読んでみて

若手茶道家が描く「利休像」を楽しめる一作。お茶の世界から見て千利休は何が凄いのか?有名な「わびさび」とは何か?お茶に対する利休の信念や考え方は…?など、総合的に千利休を知れる良書となっています。

ただ、著者独自の視点で千利休を解説しているため、「一般的にみた千利休とは何か?」という基礎知識が身に付いていないと、ズレた解釈をしてしまう可能性があるため、中級者向けとして今回は紹介させていただきます。

とにかく千利休を極めたい!という方には、網羅的に詳しく千利休を解説してくれているため、必読の本だと言えるでしょう。

みんなのレビュー

「しばらくのあいだ、私たちは利休をわすれるべきなのかもしれません」(『利休入門』より引用)という言葉に、茶の湯と千利休に真摯に向き合う筆者の心がすべて集約されているように感じます。自らの利休像が打ち砕かれるであろう1冊です。


読書メーター https://honcierge.jp/articles/shelf_story/1580

千利休の「わび」とはなにか

読んでみて

「茶道史」に理解のある方にのみ読んでほしい、「わび」が分かる解説書です。千利休は一切道具にこだわらなかった…、有名な「待庵」は秀吉が光秀などへの対策として作らせた…など、著者の勘が冴えわたる考察に驚きの連続!

ただ上記の文章を読んで意味がよく分からない…という人は、まだ読むべきでない上級書といえるかもしれません。茶道について理解を深めたいならば、その世界でかなり評価の高い一冊ですのでぜひ目を通して欲しいと思います。

みんなのレビュー

過去の文献を丹念に解読し、千利休にまつわる通説と実際の違いを明らかにする一種の調査報告。専門的でマニアックな内容ですが、興味深い発見がいくつもありました。


読書メーター https://bookmeter.com/books/1219097

千利休 無言の前衛

読んでみて

本書は映画『利休』の脚本を担当した赤瀬河氏が、猛勉強をした際その知識を元に書いた一冊です。そのため、茶道の専門家が書く解説書とは違った視点で千利休のすごさを語っています。

具体的には、千利休の茶の湯は「前衛的な芸術だ」と論じているのです。これは赤瀬川氏自身が前衛芸術家だからこそ論じられた内容であり、これまで美術という視点から利休を見たことがなかった人にとって、驚きの解説だと言えます。

「新たな視点で利休を知りたい!」という好奇心旺盛な方にオススメの一冊です。

みんなのレビュー

映画『千利休』の脚本を担当したことをきっかけに書かれた千利休論にして前衛論。トマソンやら近鉄の助っ人外国人やらが千利休を同じ土俵にあげてしまう著者の語り口から、おおよそ尋常の利休紹介本ではないということが察せられるが、赤瀬川原平にとって前衛とはいかなる位置価をもつか、ということが千利休という他人を介することでダイレクトに出ていて、そこは本書のユニークな面白みだと思います。

読書メーター https://bookmeter.com/books/475767

南方録

読んでみて

最後に紹介するのは、弟子・南坊宗啓が書き残したとされる「千利休の記録書」です。千利休の茶道に対する考えた方が凝縮されており、利休を語るうえで外せない超有名な一冊です。

しかし、実は本書の内容は捏造も多いと言われており、利休の言葉を本当に直接拾ったのか…その信憑性は定かではありません。

それでも、本書では当時の茶の考え方をジックリと学ぶことができ、現代との茶道の違いをありありと見て取ることができます。千利休を学ぶというよりは、「当時のお茶を知る」という意味で読むべき名作本だと言えるでしょう。

みんなのレビュー

他のお茶の本で読んだことがかなりあり、この本が出典元ということがよく分かりました。

読書メーター https://bookmeter.com/books/283861

まとめ

最後に本記事の内容を簡単にまとめます。

千利休を知るには、まずマンガでイメージを掴むべき
「茶の湯」「わびさび」「秀吉との関係」など、千利休の成したことを小説から学ぶ
マンガ・小説にはフィクションもあるため、最後は解説書で正しい部分を精査していく
茶道の専門家だけでなく、様々な分野の著者による本を読むと学びが深まります

本書をザックリとでも読み切ることができれば、「千利休=お茶の人」という次元から脱し、いかに千利休が日本文化に貢献したのかを理解することができます。

そして、その学びはあなた自身の「日本人としての誇り」へと繋がり得るものです。千利休という偉人の考え方・価値観に触れ、あなたの人生を向上させる機会としてくれることを願っています。

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