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悲劇のヒーロー!源義経・牛若丸のおすすめ本6選

「源義経(牛若丸)はTVなどでも耳にする武将だけど本当はどんなことをした人なの?」
「悲劇の武将として源義経は人気があるけどどんな生涯を過ごしたの?」
「TVや映画では語られない義経の真実を知りたい。」

数多い歴史上の人物の中でも人気の高い源義経に関して、このような疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか。

そんな疑問におこたえするために義経の生い立ちからその最後の時まで、漠然と知っている源義経に関して小説から史実に基づいた解説本まで、より詳しく理解するための6冊を厳選してご紹介します。

「義経」司馬遼太郎著

読んでみて

司馬遼太郎という作家は「竜馬がゆく」をはじめとして、「翔ぶが如く」や「国盗り物語」などNHK大河ドラマにも数多く採用されている歴史小説の第一人者です。

「義経」もまた、司馬遼太郎ならではの主人公義経を真正面から堂々と捉えた壮大な大河ドラマとして描かれています。私たちが知っている源義経という人間像はあるいは、この司馬遼太郎著「義経」がベースとなっているのかもしれません。

源義経を知るための最初の一冊として必読の小説です。

みんなのレビュー

戦国、幕末、明治を描く司馬遼太郎の作品は読んできていたが、この時代の作品の時代は初めて。 あまり自分が関心のない時代という事もあり、少し読みづらかったが義仲が出てきたぐらいから俄然面白くなってきた。 司馬遼太郎作品は、主人公もだが脇役のキャラクターがとても魅力的に描かれている事を再確認。 さぁ、義経、頼朝、義仲の運命はいかに・・・。

引用元:読書メーター

源義経と静御前

読んでみて

本書では、母との別れから兄源頼朝との確執まで、源義経がその生涯の中で出会った数多くの人々との関係を丁寧に描きながら、その中から客観的に義経の人物を通して描き出しています。

幼い遮那王(しゃなおう)と呼ばれていた頃には実母常盤御前と離れ離れになってしまった源義経がその後、様々な人物と関わり合い、ついには運命の女性静御前と出会います。

義経の悲運を人間ドラマとして感じることができる一冊です。

みんなのレビュー

タイトルから見ると、歴史を無視して女性キャラが出しゃばる小説かな、と危惧してしまうのですが、とても素敵な(でも切ない)読後感です。リアリズムに走って、義経の伝説をぶっ潰すのが目的みたいな作品も存在しますが、これはとてもバランスがよく、義経のはかなげなイメージを壊さないようにしながら、比較的客観的な視点からの記述がイイです。司馬遼太郎さんの『義経』も、政治力ゼロの(!)かわいげのある義経でしたが、それよりも柔らかい記述なので、義経入門としてお勧めできると思います。

引用元:Book Live

源義経の合戦と戦略 ―その伝説と実像―

読んでみて

源義経は平家の武将と数多くの合戦を繰り広げていますが、一の谷や屋島、壇ノ浦など合戦の舞台や名称は聞いたとがあるけれど、具体的にどんな戦いだったかはあまり良く知らないという方も多いのではないでしょうか。

繰り広げていますが、一の谷や屋島、壇ノ浦など合戦の舞台や名称は聞いたとがあるけれど、具体的にどんな戦いだったかはあまり良く知らないという方も多いのではないでしょうか。

本書では源義経が勝ち抜いてきた数々の合戦の裏側に隠された戦略を再検討し、義経がいかに情報戦を制し、地の利、人の利を読み解いて勝利に結びつけてきたかを明らかにしています。

悲劇の若武者といった義経のイメージを大きく転換させる一冊になるかもしれません。

みんなのレビュー

一の谷や屋島、壇ノ浦の戦況に関する事実関係の整理や、史料相互の比較検討の作業における綿密さもさることながら、従来のいわゆる「義経もの」のなかでも意外に乏しかった、戦略面での分析を徹底させた本書の議論は読みごたえ十分。義経が持ち合わせた「合理性」(これを軍人の素質として安易に一般化せず、政治的力量にも通じるものと評価する点、著者の慧眼だと思う)を強調する理解は、戦場の義経のリアリティに密着してきた著者だからこそ語りうる説得力をもつ。その意味で、私的には第3章「在京代官として」の論述を、本書の白眉に推したい。

引用元:読書メーター

源義経―源平の悲劇の武将

読んでみて

本書は、若き武将として平家を追い詰めていく義経伝説を真正面からとらえた正統派の義経本といえます。

やがて平家を平定し手柄をあげながら兄に疎まれ、追われていく義経を悲劇の武将として描かれている本書は義経入門本ともいえる一冊です。

作者の今西さんは早稲田大学在学中から児童文学をこころざし、子供たちに向けたメッセージ性の高い作品を数多く描いています。

イラストや写真も多く用いられていて難しい本は少し苦手という方にもおすすめです。

みんなのレビュー

とても読みやすかった!ムスメは義経の最期に涙した。血を分けた兄に殺されるとはね…。それが後白河天皇の策略だったとは!人情に厚く、女子どもに優しく、音楽の嗜みもある立派な武将・義経は今も昔も人気者です。   

引用元:読書メーター

源義経と壇ノ浦 (人をあるく)

読んでみて

義経の生誕から死亡まで、その生涯全体を余すところなく描かれています。

本書の一番の特長は、義経が生誕してから平家との連戦の舞台、そして、平家打倒後に兄である頼朝に追われて奥州に逃れていく足跡を実際に著者が訪問し、詳細に解説をしているので非常に説得力があり、理解しやすい内容となっています。

舞台となった地名や登場する人物などに関してもわかりやすく解説されているので義経をより深く知るためには必読といえるでしょう。

みんなのレビュー

読みやすかったです。生い立ちから東北での最期迄をわかり易く解説。又人物相関図がより理解を深めてくれる。初心者向け読本と思われる。コラムでは著者の義経ファンを感じさせる内容だったし、最後の著者による判官びいきの提唱は納得出来るものだった。

引用元:読書メーター

源義経 (岩波新書)

読んでみて

岩波新書の赤本と言われる一冊です。

日本全国に伝わる伝説や武将義経への思い入れが表現された「判官びいき」という言葉のいわれなど、歴史上でも最も人気の高い悲劇のヒーローである義経とはどのような人物であったのか?

様々な文書や記録、各地に伝わる伝承などを詳しく紹介しながら丁寧に、義経像を紐解いている本書では、そもそも源義経とはどういう存在だったのかを改めて知ることができる、義経ファンは必読といえるでしょう。

みんなのレビュー

多くの伝説の残る悲劇の英雄源義経について、信頼できる史料を抽出し、その生涯を追う。これまでの自分の中の義経像は『平家物語』に基づくものとわかり、また合戦以外での義経の業績がわかり興味深い。何気なく義経の名前が義行へと変わり、またそれが隠れるのによい名前だからという理由で、発見できそうな名前の義顕へと改名されているのが面白かった。

引用元:読書メーター

まとめ

義経の一生はわず二十数年の短いものでしたが、そのイメージは現在もなお日本人の心の中に生き続けています。

その義経の数奇な運命に翻弄された生涯を、ドラマチックに描いた小説から客観的に捉えた専門書まで幅広く厳選した6冊を紹介いたしました。

貴族社会から武家社会への日本の大きな転換点に現れた日本史に燦然と輝くヒーローである源義経をより理解するための参考になれば幸いです。

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