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本当に隕石が原因?恐竜はいつ、なぜ絶滅したのか?その理由を徹底解剖

一般的に、恐竜の絶滅は「隕石の落下」が原因といわれています。あなたもきっと学校の勉強で習ったはず。6600万年前の白亜紀、今でいうメキシコに、直径170キロメートル程度の隕石が落下したのです。

そしてその隕石落下が原因となり、地球全体規模の様々な自然災害が引き起こされ、地球上にいるほとんど全ての生物が消滅してしまったとされています。

これが一般的な「恐竜絶滅の理由」です。

メキシコ付近に巨大隕石が落ちた・・・?

しかし、それは本当に真実なのでしょうか?実は恐竜の絶滅は、それ以外にも様々な理由が説かれていますし、実際、隕石の衝突が具体的にどのようにして地球上の生物を壊滅させたのか?は長い間謎に包まれていて、未だに全てが解明できている訳ではありません。

そこでこの記事では、なぜ恐竜は絶滅してしまったのか?本当に隕石落下が原因なのか?その他にはどんな説があるのか?などなど、その理由に迫っていきます。

恐竜がぜ絶滅した理由は?現在もっとも有力な説は?

恐竜絶滅の理由

冒頭でもお話した通り、恐竜が絶滅した理由は「巨大隕石の落下」とされています。

しかし、隕石落下によってどんな影響が地球に与えられ、絶滅に繋がってしまったのでしょうか?本当にそれが原因なのでしょうか?他に説はないのでしょうか?

まずは、それらの疑問に答えていきましょう。

そもそも絶滅したのはいつ?

恐竜が絶滅したのは今からおよそ6600万年前の「白亜紀」と呼ばれる時代です。ちなみに白亜紀自体は、およそ1億4500万年前から6600万年前くらいの時代を指します。

 学校法人城西大学水田記念博物館大石化石ギャラリー

その白亜紀の末期に、仲間でもある鳥類を残して、隕石の落下により絶滅してまったと言われています。

では、恐竜はどれくらいの期間を生きていたのでしょうか?

恐竜は実は、2億3000万年前から生きていたと言われています。つまり、恐竜は2億3000万年前から絶滅した6600万年前までのおよそ「1億60000万年」もの間生きていたという事になりますね。

新人のホモ・サピエンスを人類とすると、人類の生存はまだ20万年前後なので、そう考えると恐竜は非常に長い間を生きていたという事がわかるのではないでしょうか?

絶滅の原因はやはり隕石?

隕石の衝突

冒頭にも言った通り、恐竜の絶滅は隕石の落下が原因だったというのが現状もっとも有力な説と言われています。

この説は、1980年にアルバレズ親子が初めて提唱した説です。この親子は中生代白亜紀と新生代古第三紀との境界の地層に「イリジウム」が急に増えるところがあるのを発見しました。イリジウムとは、地球の地殻にはほとんど存在しない、隕石に多く含まれる物質です。この層を「K-Pg境界」と言います。

なので理由を説明するには「隕石の落下が最も合理的」というのが、この説の簡単な概要になります。

隕石の落下による気候変動説が濃厚に

隕石による急激な気候変動

更にその後1986年になると、植物の化石などから、当時の極端な気候変動と植生の影響が示され、隕石衝突である程度の恐竜は死んでしまいましたが、「絶滅」の直接的な原因は隕石が落下した事により、気候が激変してしまった事が理由と言われるようになりました。これが「インパクト・ウィンター(impact winter)」仮説と言われます。

生命が生きられないほどの寒さが続いてしまったという事ですね。

落下した場所

ユカタン半島衛星写真

そして1991年に、メキシコのユカタン半島沖に直径170キロメートルのクレーター(隕石の落下跡)が見つかったことが、隕石落下(による気候変動説)説を更に決定的にしていきます。チクシュルーブ・クレーターと呼ばれるこの跡に残る試料を分析した結果、白亜紀末に落下した隕石の跡(K-Pg境界)の原因となったことがわかったのです。

このような研究、流れにより、現在は隕石落下説が最も有力と言われているんですね。

それ以前は火山活動が理由と言われていた

噴火による気候変動説

ちなみに、隕石落下説の前は「火山活動」によるものというのが一つの説でした。火山の噴火ににより大きな気候変動が起き、絶滅してしまったという説ですね。では、この説はもうありえないのか?というとそんな事もありません。

未だに、恐竜絶滅の理由は「これだ」と確定することはできていなく、真実は謎に包まれたままなのです。

どれくらいのインパクトだったのか?

隕石の影響範囲

では一体、隕石の落下はどれくらいのインパクトがあったのでしょうか?

これまでに地球には数々の隕石が落下していますが、現在知られている地球上に落ちた隕石の跡で3番目に大きい隕石と言われているのが、メキシコに落下し、恐竜を絶滅させたと言われている「チクシュルーブ・クレーター」です。(チクシュルーブ・クレーターはマヤ語で”悪魔の尻尾”という意味があります)

この隕石は、直径でいうと「170km」にも達すると言われており、その威力は広島型原子爆弾の約10億倍、衝突地点付近で発生した地震の規模はマグニチュード11以上、生じた津波は高さ約300メートルと推定されています。

正直予想もつかない大きさですね。

ちなみに、最も大きいクレーターである「フレデフォート・クレーター(約20億2300万年前)」、その次に大きい「サドベリー・クレーター(約18億5000万年前)」と、この「チクシュルーブ・クレーター」三つを合わせて、3大インパクトと呼びます。

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