摩耶観光ホテルの入ってはいけない部屋とは?心霊の噂や行き方を解説

摩耶観光ホテルの現在は?

摩耶観光ホテルは現在どうなっているのか?
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廃墟好きに有名となった摩耶観光ホテルは現在どのようになっているのか解説します。

廃墟マニアに人気のスポットに

緑と廃墟の融合が高い評価を受けている
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摩耶観光ホテルは戦前の西洋風な雰囲気のデザインがかもし出ていて、廃墟好きの聖地のようになっています。自然深い摩耶山の雰囲気に溶け込み、植物の蔦に覆われながらも上品な雰囲気が出ていると評価を受けているのです。

廃墟マニアに人気が出た頃に、マヤカンの所有者が不法侵入に困っていて取り壊そうとしていることもあったといいます。そのために愛好者の働きかけもあり、現在不法侵入を防ぐための防犯システムを投入されており、摩耶観光ホテルを保護しているそうです。

2021年に登録有形文化財に指定された

2021年に登録有形文化財に指定された
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摩耶観光ホテルは支援者の呼びかけにより、2021年6月24日に廃墟では初めての「登録有形文化財」に指定されました。そして摩耶観光ホテルの観光で活性化するように、マヤカンを間近で見られる「摩耶山・マヤ遺跡ガイドウォークスペシャル」というツアーもあります。月1回開催しているといい、通常立ち入り禁止になっている場所に入れて、外観のみ見学できるようになっているのです。

参加者はケーブルカーに乗船し、展望台まで移動した後に摩耶観光ホテル周辺を散策します。約5000円で参加できるので、廃墟好きは利用してみたいツアーです。

映画の撮影に使用されることも

退廃した雰囲気の中に自然の神秘さが溶け込んだような摩耶観光ホテルは、映画撮影のロケ地としても何度も使用されています。最近の作品では2004年に公開された「IZO」や、2016年公開の「デスノート Light up the NEW world」でもロケ地として使用されました。

映画「デスノート」の撮影場所は、4階にあるステージだったといいます。この時撮影のために、落書きだらけだった壁などを塗りなおしたそうです。

夜景の名所としても有名

摩耶山からの夜景は綺麗だと定評がある
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摩耶観光ホテルがある摩耶山は、神戸の夜景を見渡せる夜景スポットでもあります。摩耶山の頂き近くにある展望台からは、阪神エリア全体の夜景をみられるスポットなのです。ただし夜景目当てで摩耶山を登る人も、夜の登山は危険を伴います。そのために、すぐに連絡が取れるようになど万全の準備が必要といえそうです。

摩耶観光ホテルのアクセス方法

摩耶観光ホテルに無断で入るのは違法だ

摩耶観光ホテルへのアクセス方法はいくつかあります。ただし、摩耶観光ホテルへ勝手に侵入するのは「住居侵入罪」に問われてしまう行為です。その点はあらかじめご了承下さい。

ケーブルカーを使用する場合

虹の駅が最寄りの駅だ
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一番王道なのは、ケーブルカーを利用する方法です。摩耶観光ホテルの最寄り駅は「虹の駅」で降ります。摩耶観光ホテルは「虹の駅」のすぐ近くに建っているのです。しかしそこから登山道が出ているものの、現在「立ち入り禁止」になっています。立ち入り禁止の札を無視して柵を乗り越えると、駅員さんに通報されてしまうそうです。人によっては早朝など、駅員さんがいない時間を見計らって乗り越える人もいるそうですが、当然違法行為にあたってしまいます。

登山する場合

歩いて摩耶観光ホテルに行く場合は、登山道を利用して登れるようです。摩耶ケーブル駅から徒歩10分程度のところにある灘丸山公園に登山道の入口があります。ただし現在は摩耶観光ホテルの周辺の道も立ち入り禁止となっているのだそう。

マヤカンまでの道のりは、徒歩で30分程度の場所にあります。獣道のような道を通るそうですが、時々遭難者が出たりするので、山に慣れていない人は気を付けておいた方がよいと言えるでしょう。

摩耶観光ホテルの入ってはいけない部屋に関するまとめ

いかがでしたでしょうか?今回「マヤカン」の執筆をさせて頂きましたが、廃墟は個人的に好きなので楽しい執筆となりました。そして有形文化財に登録したいということは知っていたものの、無事に登録できたことを知り嬉しく思いました。ただし心霊スポットとしても有名なようなので、出来れば昼に行きたい場所のような気がします。ツアーも出ているようなので、今度利用してみたいと思った次第です。最後までお読みいただきありがとうございました。

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神戸のムンク

50年近く前の私の実体験ですが、「京阪神の支社の連中が集まって研修会をするので摩耶観光ホテル集合や。」と神戸支社長に言われて行きました。宴もたけなわになって「お開き」となり、同僚二人と部屋で休むことになり、ベッドの横になってウトウトしだすとどこからか音はするし、うなり声が聞こえ始めて我々は一睡もせずに朝を迎えました。翌朝、顔色の悪い我々を見て、支社長が「やっぱり出たか。」と言ってきました。我々の泊まった部屋の隣の部屋で昔殺人だか自殺だかがあって未だに成仏できていないのだということです。

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