人体実験を主導した日本の731部隊とは?実情から歴史まで紹介

細菌爆弾の効果実験

爆弾は空中で爆発するものや地上で爆発するものがあった

3つ目は細菌爆弾の効果実験です。この実験では、細菌を容器に密閉した細菌爆弾の威力や感染効果を主に実験しました。実際に実験で使用された細菌爆弾は、チフス菌爆弾と炭疽菌爆弾です。

チフス菌爆弾はチフス菌を陶器に入れて作られました。この爆弾は空中で爆発し、チフス菌を地上へまき散らす仕組みになっていました。そのため、爆弾の下に被験者を設置。チフス菌が舞い散る場所を通過させ、その威力を測りました。

炭疽菌爆弾は、チフス菌爆弾と違い殺傷性の高い榴散弾が爆弾に含まれていました。榴散弾で負傷した肉体に炭疽菌がどのように且つ何日で感染するのか観察されました。結果、被験者の多くは数週間で死亡。死後には、内臓のどこの部位が一番損傷しているのか確認するため、解剖されました。

性病実験

監視員が見ている中で強制的に性交が行われた

最後は、性病実験です。この実験では、どのようなことをすれば性病にかかるのかを主に、実験が行われました。そのため、被験者の女性には注射で梅毒に感染させていました。しかし、効果的な結果が得られませんでした。

結局、男女間の性交で強制的に梅毒に感染させられました。その後は、梅毒にかかった者同士で性交を強制される倫理観を無視した実験が行われたといわれています。

日本で起きた人体実験にまつわる3つの事件

実際のところ、日本では731部隊だけでなく、他の機関も人体実験を行っていました。ここからは、日本で起きた人体実験にまつわる下記3つの事件を紹介します。

  • 寧波(ニンポー)作戦-1940年
  • 浙贛(せっかん)戦役-1942年
  • 九州大学生体解剖事件-1945年

寧波(ニンポー)作戦-1940年

中国における最初の細菌攻撃だった

寧波作戦は1940年10月27日に実行されました。飛行機からペスト菌を持つノミを放つ作戦で、穀物にまぶして投下しました。この作戦による犠牲者は100人以上。寧波付近の都市は寧波作戦を契機に、日本によるペスト菌攻撃の対策を模索するようになります。

浙贛(せっかん)戦役-1942年

浙贛戦役で戦う日本兵
出典:Wikipedia

浙贛戦役は、1942年の5月から9月にかけて勃発した戦争です。この戦争では畑俊六が日本軍を、顧祝同が中国軍を率いました。この戦役でコレラ、ペスト菌、チフス菌といった細菌に感染したノミを解き放ちました。これによる被害者は1万以上。そのうち1700人がコレラで死亡しました。

畑俊六
出典:Wikipedia

そして、驚くことにこの戦役の被害者は全て中国軍ではなく日本軍だったのです。そのため、中国による細菌攻撃が起こったと日本軍は信じ込まされました。

九州大学生体解剖事件-1945年

GHQの事件に関するスケッチ
出典:Wikipedia

九州大学生体解剖事件は1945年に九州大学で起こった事件です。この事件のきっかけとなったのは、2機のアメリカ軍爆撃機B-29の墜落。これをきっかけに、墜落から生き残った8人のアメリカ人捕虜が人体実験にかけられました。

人体実験の内容は、代用血液作成のために薄めた海水の血管への投与や結核治療の確立のために肺の切除などです。中には心臓停止からの復活実験や眼球や腎臓などの他臓器等の切除も行いました。

戦後、GHQの調査でこの事件は、捕虜の処理に困った佐藤吉直が軍医小森卓を通して九州大学教授の石山福二郎に相談したことで、人体実験が行われたことがわかっています。この事件で大学関係者や軍関係者25人が逮捕されました。

石山福二郎
出典:Wikipedia

1948年の横浜軍事法廷で佐藤や九州大学助教授の鳥巣太郎といった5人が絞首刑に処されました。ちなみに、人体実験の企画者だった小森は空襲で死亡し、石山は自殺していたため、刑に処されていません。

残りの18人は有罪を言い渡されました。しかし、1948年に起きた朝鮮戦争をきっかけに恩赦となり、釈放されています。

現在でも臨床試験と称した人体実験が行われている?

取り扱いによって臨床試験が人体実験になりうる

冒頭で解説したとおり、日本における人体実験は1945年の終戦を機に廃止されました。しかし、市販される前の薬の有効性を試す治験といった臨床試験は、取り扱い方を間違えれば人体実験として見られる側面があります。

実際に、2019年に抗てんかん薬を投与した健康な男性が、電柱から飛び降りて死亡した事件が起こってしまいました。

このような悲劇をきっかけに臨床試験が人体実験と思われないために、目的や方法の適正さや倫理委員会の承認、被験者からの同意の1つでも欠けると人体実験となってしまうと医師の小林真一氏が指摘しています。

人体実験日本に関するまとめ

今回は、日本における人体実験の歴史を、731部隊とは何なのかも交えて解説しました。

人体実験に関わったのは軍医の他に一般の医師たちもいました。なぜ、戦争と関係のない医師たちが人体実験を行ったのかというと、それほどまで日本が追い詰められていたことが考えられます。

また、国に尽くすことが当然と考えられてきたので、必然的に協力せざるを得なかったと考えられます。勝つためなら何でもやる日本軍の狂気が、人体実験へと走らせてしまい、多くの捕虜や民間人が犠牲となった悲劇を起こしてしまいました。

このような非人道的行為は二度と起こってほしくないですね。ただ、人体実験をきっかけに新たな治療法や研究が進んだことに関しては、皮肉としか言いようがありません。

この記事を通して日本の人体実験や731部隊に興味や関心を持っていただけたら幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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8 COMMENTS

九州の田舎人

日本は、明治に入り台湾出兵に始まり、日清戦争、義和団事件、日露戦争から日支の衝突に至る際に、兵士を死に追いやった最大の要因が、不衛生な水を飲んだためでした。そのため衛生的な水を確保する方法を探るため、昭和11年に「関東軍防疫部」、その発展として昭和15年に「関東軍・防疫給水部」いわゆる「満州第731部隊」が発足します。
このとき石井軍医中将は、特殊な技術の石井式濾水機を考案し、日中両国民のために現地での給水活動にあたりました。その時細菌も合わせて研究したようです。このことを731部隊におられた方にお話をお聞きしたことがあります。本当にこの部隊が行ったことは、防疫給水の名が示すように、兵隊と中国国民のために衛生的に水を供給するために努力することだったようです。
太平洋戦争が始まると、太平洋の諸島での戦いが行われ、この時もこの濾水機が活躍しますが、細菌まで濾過する能力がなく、活躍は限定的だったようです。戦後この濾過技術が浄水器として、日本の家庭で生かされています。
戦後森村誠一氏著書の『悪魔の飽食』という書籍で、731部隊の人体事件、細菌戦を含む悪行が述べられ、京藤一葉さんの書かれた出来事が述べられています。最初この本を読んだ時には、私自身大変なショックを受けました。そのためか、今も多くの方がこの路線に沿った見方をしています。南京事件で25万人亡くなったと伝われば、日本人はとんでもないことをしたんだという発想になります。しかし南京城への日本軍の入城を中国人が歓迎していたり自治組織を作る風景をみると、それらが嘘であることが明確に分かります。
戦後進駐した米軍が押収した、731部隊に関する機密文書10万頁分を2007年米国公文書館が公開していますが、そこには中国人などへの人体実験を行ったり、細菌戦を仕掛けている事実はありません。ほとんど免罪ですが、中国のプロパガンダは凄まじく、日本人自身もそれを真実として、贖罪意識のなかで受け入れてしまっています。浮浪者が消毒させられていると、毒を吹き付けられている。あるいは女性が解剖されている写真が多数ありますが、これは通州事件など日本人が逆に中国人に虐殺されていることが写真分析から現在は明確にされています。(例えば女性の横に下駄があるなどです)これはきちんと検証し、日本人としての誇りを取り戻すべきです。
戦時中の九州大学での解剖実験は、これは本当で、九州特に福岡の人々をトラウマにさせました。このようなことは絶対に行わないよう、一人一人がモラルを持つべきでしょう。

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九州の田舎人

人体実験については、現代の方が遙かに恐ろしいことを行っています。今回の新型コロナワクチン接種がまさにそうです。
2016年モデルナは、コロナウイルスのスパイクを作る技術の特許を取得しています。その技術を使い、アメリカ政府からその環境団体に渡った資金を中国に渡し、中国は武漢ウイルスを作ることに成功します。当時の中国人民解放軍のニュースでは、274種類のウイルスを作ることに成功したと高らかに謳っています。
思い出しますと、2019年8月22日、武漢にあったP4研究所から何らかの原因でウイルスが流出します。この時の航空写真では、P4研究所の周りに警察車両が囲んでいる様子が見られます。このP4研究所は、WHOが調査した町中のものとは別のものです。現在建物は完全に壊され更地になり、地名も変更されています。
流出後、武漢で開かれた国際軍人大会、新型コロナウイルス対応演習(まさにこの名前の通りです)、そして4万人の食の祭典を通して、世界中にコロナウイルスが広がりました。
この後世界中からマスクがなくなり、PCR検査機が各国に渡るようになります。日本も島津製作所など3社ほどが、このPCR検査機を作っています。このPCR検査機の発明者であるキャリー・マリス氏は、PCR検査は病気の判断に使ってはいけないと述べています。これは本来DNAの損傷などを調べるもので、コロナの陽性判定をするものではありません。このことは、島津製作所などのPCR検査機の特記仕様書に必ず書き込まれていますが、これがまったく守られていません。また遺伝子増幅サイクル数であるCT値(40~45)が、日本では極端に大きく、これが無用な感染者と称するものを生んでいて、非常に多い感染者の数が毎日発表されるため、これが日本人をコロナ恐怖症に落としています。

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九州の田舎人

同時にワクチン開発がスタートし、それらが世界中に人々が接種することになります。名目は治験ということですが人体実験です。現在も特に日本では、感染症対策の名目で、鳴り物入りで行われています。
しかしこのワクチンなるものは、ワクチンの条件を満たしていませんし、ワクチンの治験も終わっていない危険なものです。例えば、開発する際には動物実験を行うのは常識です。しかし後にファイザー社の開発の責任者に対する公聴会が開かれた際のやり取りをビデオで見て分かったことがあります。委員の方からの質問で、「ワクチンを開発する際、動物実験で使用した動物が全て亡くなったとの話がありますが、これは真実ですか」と尋ねられた際、実験の責任者は「Absolutely(はい間違いありません)」と答えた後、「動物実験で動物が全て亡くなったため実験出来なくなったことから、その後は直接人体で実験を行うことになりました。」と答えています。人体実験の始まりです。人体実験の結果がどうなったか、被験者の写真が公開されていますが、悲惨なものです。
ワクチンの材料の殆どが、重金属や酸化グラフェンなどです。スパイクタンパク質が、これらを含み体の各地に回ることにより、いろいろな後遺症をおこしています。DNAの書き換えも起こっていますし、変異株により重症化する抗体依存性感染増強(ADE)も起こっています。厚労省の最新の統計では、ワクチンを接種した人の方が接種していない人よりも感染する確率が高いようです。これは人間の持つ自然免疫を奪って行くためです。どれをとっても、この人体実験をやめるべきです。

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九州の田舎人

現在このワクチンが治験と称して、多くの方が接種しています。まさに壮大な人体実験です。その結果どうだったか。厚労省の公表した統計では、接種後2週間以内に亡くなった方が2000名ほどいます。しかしこれは医者から届け出があったもので、実態は恐らく5000名ほどと思われます。
血液中に生じた血栓により、組織に壊疽することにより、手足を切断した人が100名程おられます。またワクチン後遺症として、多くの方の体がおかしくなり悩まれています。歩けなくなったり、記憶がなくなったり、言うのもはばかられるような方が、本当に多数おられます。これらの後遺症の種類は2000種程度になり、大変なものですが、ファイザー社の治験報告書に既に書かれています。これを意味が分からず接種している訳です。今子供だけではなく、赤ん坊にまでその接種の範囲が広がっています。厚労省の分科会にウイルスの専門家がいないため、イエスマンしかいない環境での判断には恐ろしいものがあります。
そこでこれらの後遺症の方々のために、まだ非常にわずかな自治体ですが、治療代の4分の3を負担する所が出てきています。しかしこの後遺症自体を取り上げるマスコミが殆どなく、中部日本放送(CBC)しかないため、大変な数の方が悩まれているのに、殆どの方がその深刻度を知っていません。
厚労省の人口動態統計では、ワクチンの接種を開始した2021年は、それまでの平均的な死亡者数より1年に4~5万人以上が増加しています。2022年に入ると1月~2月に大変な増加数でしたが、4月前後に一旦2021年レベルに下がりましたが、8月に大変な増加数を示しているようです。通常死亡者数は、冬が高く夏が底になるU形となります。しかし今年は、8月が冬の数値を抜いて、突出した形となっています。
今後どうなるか分かりませんが、治験という人体実験で多くの国民が後遺症に悩み、また亡くなっています。1年以上前にファイザー社の元副CEO、そして現在のCEOは、ワクチンは何の効果もないですよと堂々と話されています。その程度のものです。
我々国民は賢明に判断する必要があります。BA5やBA2.75に効かないワクチン(BA1用)の接種が始まります。またマスクが人体に害があることは、多くの研究が示しています。酸欠、二酸化炭素の再吸い込みなどから脳の細胞を少しずつ破壊して行きます。これらの人体実験やマスクから、皆さんが早く離れることをお勧めします。

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