酒鬼薔薇事件の犯人の人物像や現在の様子を解説!結婚してる噂は本当?

犯人の酒鬼薔薇聖斗とはどんな人物だった?

逮捕により酒鬼薔薇の異常性が次々と明るみに出た

酒鬼薔薇聖斗と名乗った少年Aは、逮捕により様々なサイコパス的な事実が明るみに出ていきました。そこでここでは、少年Aがどのような人物だったのかを紹介していきます。

動物虐待など異常行動が目立った幼少期

日常的に猫などの動物を虐待していた

酒鬼薔薇は幼少時から、動物虐待する子供だったそうです。その他近所の子供に暴力をふるったりなど、問題行動が多い子供でした。酒鬼薔薇の動物虐待は小学5年生頃から始まり、最初はナメクジやカエルだったといいますが、そのうち猫になっていきました。

酒鬼薔薇は猫を20匹程殺害したと友人に話していたといい、猫の舌を集めていたという話もあります。そして学校でも風変わりな行動が多く、工作では刃物をたくさん突き立てた粘土細工を作ったりしていたのだそう。その他卓球のラケットで同級生を叩いたり、カッターナイフで同級生の自転車をパンクさせたりしていたようです。

サイコパスな性癖を持っていた

酒鬼薔薇は殺害や遺体の損壊に性的興奮を覚えていたという

酒鬼薔薇の性癖は非常に歪んでおり、まさしく「サイコパス」といえます。酒鬼薔薇は動物への殺害や遺体の損壊に対して性的興奮を覚えていたそうです。そのため猫を殺害することで、性的に興奮し射精にまで至っていたといいます。

その屈折した性欲が次第に「人を殺害して遺体を損壊したい」という欲求に変わっていき、事件の引き金になっていきました。そして被害者の遺体から首を切断した時に興奮して射精したそうです。

「バモイドオキ神」、絵からもサイコパスがにじみ出ている
出典:onigiriまとめ

また酒鬼薔薇は自分の中で「バモイドオキ神」という神を作り出し崇拝していたといいます。そして起こした事件はその神に対する儀式としていました。犯行後見つかったメモによると、バモイドオキ神に対しての手紙のような形式で犯行時の感想が綴られていたのです。

酒鬼薔薇聖斗の現在は?

酒鬼薔薇は関東医療少年院に入所していた
出典:Wikipedia

酒鬼薔薇は逮捕後、医療少年院に収監されました。そして医療少年院や少年院で「人格更生」を目的としたカリキュラムが組まれたそうです。酒鬼薔薇は現在どのように過ごしているのか?更生はできたのかなどを解説していきます。

2015年時点で東京都内に在住

週刊文春に載った写真
出典:ブングのブログ

酒鬼薔薇こと少年Aは、2004年に少年院を仮出所し、翌年の2005年には氏名を変えて本出所したことにより社会復帰しています。そして出所後は溶接業をしたりビル清掃業などして各地を転々としていたそうですが、2015年に週刊文春が現在の少年Aの居場所を突き止め、当時は東京都足立区に住んでいたようです。

しかしこの記事に住所も大体バレてしまい、再度引っ越したという噂です。その後東京に住んでいるという噂と東京を離れたという噂も両方あるために、現在はどこにいるのか不明な状態といえます。

現在は結婚して子供も生まれていた

酒鬼薔薇は結婚して子供もいるという話だ

酒鬼薔薇が出所した後に出版した本によると、現在結婚して子供も生まれていることが推定されています。本の中で「子供を持つことで自分の罪の深さに気づいた」と書かれているためです。ただし女性関係に厳しかった母親のトラウマから女性を遠ざけていたという話もあり、「本当に結婚したのか?」と真偽を疑う声もあるともいいます。

自身のホームページを開設

酒鬼薔薇が開設したサイトのトップページ
出典:Pinky

酒鬼薔薇は2015年時点でホームページを開設していたことが判明しています。ホームページを開設した旨を週刊文春などに手紙で告知してきたという話です。タイトルは「存在の耐えられない透明さ」というホームページで、自身の出版本の宣伝広告文が載せられている内容でした。

ホームページでは、有料のメールマガジン「元少年Aの”Q&少年A‘」を月額800円で配信していたといいます。内容は元少年Aに質問するといったものでしたが、開設3日後には凍結されました。運営元のFC2は「契約上の違反及び多数のユーザーの迷惑をかける行為」があったと説明しています。

手記「絶歌」を出版していた

2015年6月に32歳となった酒鬼薔薇が、「絶歌 神戸児童連続殺傷事件」を太田出版より出版しています。著者は「元少年A」名義であり、犯行当時や現在の本名は記載されていません。手記に対して被害者遺族は出版停止と回収を求めていますが、増刷されています。

この本の出版は遺族家族に伝えられていなかったために、遺族感情を無視した出版に非難が殺到しました。そして遺族の気持ちをくみ、取り扱いをしなかった書店や図書館もあったのです。本の内容は「反省が見られない」という意見が多く、更生しているかは疑問視する声も多くあるようです。

酒鬼薔薇事件の犯人に関するまとめ

今回「酒鬼薔薇事件」を執筆しましたが、筆者は「恐ろしい事件が起きた」と思っていたら「14歳の中学生が犯人だった」と知ってとても驚いた記憶があります。犯人の異常な性癖は連日メディアで報道され、現在の様子を見ても何も変わっていないような印象を受けました。もし本当に子供の親になったならば、なおのこと更生していることを願う次第です。最後までお読みいただきありがとうございました。

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