4位:一度は行きたい!日本の世界遺産
読んでみて
世界遺産に触れる最初は、やはり日本国内からという方が多いでしょう。ということで、日本国内の世界遺産を紹介している本書を選んでみました。屋久島の縄文杉や雪景色の白川郷など、まるで現地の空気までまとわせたかのようなクオリティの写真です。日本という国には、まだまだすてきな場所がたくさんあるのだということを再確認できます。
旅行にいくと写真を残すことに気を取られてしまい、実物をあまりよく観ることができなかったというケースがありますよね。その点、この書籍を携えてさえいれば、写真を撮ることは最小限ですみ、実際の光景をみることに集中できるのではないかと思います。
3位:学習まんが 別巻 世界遺産学習事典(学研まんがNEW世界の歴史)
読んでみて
こちらは学研の「学習まんが」シリーズから「世界遺産」をテーマに扱った書籍です。子どもが読むのであっても差し支えはありません。「世界遺産に興味はあるけれど、どうもとっつきにくいなぁ」という本当の初心者をイメージして選んでみました。
どんな事柄でも、はじめに大雑把なイメージを吸収すると、その後の知識を受け容れる受け皿のようなものができると考えています。「学研まんが」のシリーズですが、別巻の位置づけですので、イメージとしては社会科の資料集に近いと感じられます。実際に読んでみても、非常に掴みやすいです。
みんなのレビュー
2016年発行。古代から現代まで世界遺産が年代順に並んでいるのがとても良いと思います。写真もきれい。各遺産について見開き1ページで説明。ベルリンの壁崩壊のきっかけになった「オーストリア=ハンガリー国境」やアメリカ核実験場の「ビキニ環礁」、アパルトヘイトの歴史が残る「ロベン島」なども掲載。
引用元:読書メーター
2位:世界遺産(講談社の動く図鑑MOVE)
読んでみて
講談社の「動く図鑑MOVE」シリーズから、世界遺産をテーマにしたのが本書です。子どもにも見やすい構成や付録DVDの中に収められた映像の秀逸さはこのシリーズならではのもので、見ていて安定感があります。
子ども向けとしての紹介ですが、もちろん大人が一緒に見ても楽しめます。幼稚園くらいの子どもへのプレゼントにも適していると思いますが、内容的には就学〜小学校高学年くらいが丁度良いのではないかと思います。
みんなのレビュー
世界遺産、色々行って見てみたいけれど、そう行けるものでもありませんよね。
引用元:EhonNavi
この図鑑は、そんな夢を叶えてくれるような図鑑に思いました。
子供だけでなく、いやむしろ大人の方が(笑)楽しめてしまうかも!?知れません。
図鑑ってやっぱりいいですね~。
1位:キッズペディア 世界遺産
読んでみて
小学館の「キッズペディア」シリーズから、「世界遺産」をテーマにしたのが本書です。講談社の「動く図鑑MOVE」シリーズと比べて、ヴィジュアルよりも解説に重点が置かれています。それだけに、対象年齢も小学校高学年〜中学生くらいが適当なのではないかと感じます。
例えば、中学受験や場合によっては高校受験対策においても副読本として効果的かもしれません。もちろん、大人が読むのにも適している点や、子どもと一緒に世界遺産を知るといった楽しみ方ができる点は本シリーズでも変わりません。
みんなのレビュー
世界遺産の多い地域ごとにまとめられ、各遺産の説明がされているのはもちろん、関連図書や施設が各ページに載っているので活動的に学ぶヒントにもなる。また有名なのに世界遺産にならない理由や無形文化遺産、記憶遺産等の解説ページもわかりやすい。
引用元:読書メーター
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は「世界遺産」の関連書籍を10冊、おすすめ順のランキングにしてご紹介をしてきました。「世界遺産」というテーマは奥が深く、有形・無形という分類もありますし、土地柄や国民性が現れるものもあります。それだけに目的を明確にしてから、本を探すと良いでしょう。
この記事を読んだ方が、少しでも世界遺産に親しみをもち、身近な誰かにその大切さを伝えていってくれたら、これ以上の幸いはありません。最後までお付き合いいただきありがとうございました。