小説ヲタクがおすすめするオールタイムベスト83冊

津田梅子をよく知れるおすすめ本6選【伝記から漫画まで】

「お札の肖像に選ばれた津田梅子ってどんな人?」
「津田梅子は具体的に何をしたの?」

津田梅子は女子教育の先駆者と呼ばれています。2024年には新札の肖像にも選ばれているので、人となりを知りたい人もいるでしょう。しかしAmazonで本を選ぼうすると固そうな本ばかりが並び、躊躇してしまうかもしれません。

今回は津田梅子について知りたい人におすすめの本を6冊揃えました。前半では初心者にも読みやすい導入書や、深く読み込みたい評伝を4冊、後半では子どもにも読みやすい漫画を2冊紹介しています。

是非参考にしてください。

伝記

津田梅子(朝日文庫)

読んでみて

津田梅子は留学中にランマン夫妻の元で身を寄せていました。津田梅子が帰国後も手紙での親交は続き、その期間は1882年から1911年の30年に渡ります。この本は1984年に津田塾大学内で見つかった手紙を元に、津田塾大学出身の作者が記した評伝です。

津田梅子の手紙からは、素朴さや謙虚さが滲み出ています。帰国後の津田梅子は封建的な日本の在り方に戸惑いこそしますが、日本の良さについても克明に記しています。

手紙自体は英文であり、本書はそれを日本語訳したものです。偉人のような書き方も出来たでしょうが、作者は津田梅子をバイタリティ溢れる女性とい視点で執筆をしました。この本を読む事で津田梅子の内面的な魅力に気付かされるでしょう。

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人と思想 116 津田梅子

読んでみて

『人と思想』シリーズは後世に大きな影響を与えた人物に焦点を当て、当時の社会情勢等も踏まえつつ紹介する書籍です。津田梅子は116番目ですが、既に196シリーズが刊行されており、どれもが読みやすいと評判です。

津田梅子の生涯を分かりやすく書いてあるだけでなく、当時の日本の立場や岩倉使節団の概要等、多角的な視点で学ぶ事が出来ます。

本書は教科書的な書籍ではありません。津田梅子の日記や手紙の他、伊藤博文や他の留学生との出会い等、具体的なエピソードも収録されています。

この書籍を通じて津田梅子と共にアメリカの文化を学んでみませんか?

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少女たちの明治維新 ふたつの文化を生きた30年

読んでみて

岩倉使節団に随行しアメリカに渡った少女は5人いました。最後まで留学を続けたのは津田梅子、山川捨松、永井繁子の3人でした。本書は留学中の様子や帰国後に、それぞれが選んだ30年の道のりについて知る事が出来ます。

特に山川捨松は大学で主席で卒業する程の教養を身につけ、後に陸軍卿の大山巌の妻となります。彼女もまた激動の人生を送った女性なので、この本をきっかけに他の留学生についても学んでいただけたら良いでしょう。

この本の作者は東アジア研究の博士号を取得したアメリカ人です。書籍や手紙等の広範な史料から明治維新や、彼女達の生き方を研究しています。外国からみた日本、外国からみた日本の女性教育についても学ぶ事が出来る興味深い本です。

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津田梅子 (レジェンド伝記)

読んでみて

本書は津田梅子の生涯を、挿絵と文章で表したレジェンドストーリーと、津田梅子に関する情報をまとめた資料館の2部構成になっています。

重要な言葉には補足や注釈を用意する等、分かりやすく偉業を伝える工夫が盛り込まれています。1ページあたりの文章は意外と多いですが、漢字には全てルビが振ってありイラストも綺麗なので、サクサクと読めてしまいました。

資料館のには津田梅子のゆかりの地や名言等、興味深い項目も掲載されています。レジェンドストーリーで津田梅子の人となりを知り、資料館で深く学ぶ流れになっており、子どもに勧めたい本ですね。

みんなのレビュー

本当に読みやすくて情景が浮かぶので、自分は、これを漫画で読んだんじゃないか……? っていう気分になったんだドグけど、ほんとは文章と数枚の絵で構成されてる本なんだドグよね。

引用元:note

漫画

小学館版 学習まんが人物館 津田梅子 (小学館版学習まんが人物館)

読んでみて

津田梅子の生涯を漫画で学べます。男女平等の教育は昔は当たり前ではなかった事を、今の子ども達に知ってもらう為にはおすすめの本です。

明治期の様々な事件にも触れられている為、子どもが分からない部分もあると思います。そこは親が補足で伝えて欲しい部分です。

絵を担当しているのは手塚治虫のアシスタントだったみやぞえ郁雄であり、他にも多くの学研漫画を担当しています。表紙からは少女漫画のような雰囲気を感じるかもしれませんが、男の子にも抵抗がない絵になっていますよ。

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マンガ&物語で読む偉人伝 渋沢栄一 津田梅子 北里柴三郎 (新しい伝記シリーズ)

読んでみて

津田梅子は2024年に発行される五千円札の肖像に選ばれていました。この本は津田梅子の他、同じく肖像に選ばれた渋沢栄一北里柴三郎の3人の生涯を漫画で紹介しています。

彼らには『人を育てる』事に尽力した共通点があり、この本を読む事で教育の大切さが分かると思います。対象者は小・中学生ですが、教育や経済等の専門分野にも触れられており、大人の入門書として最適です。

漫画の後半では野口英世や紫式部等、紙幣に選ばれた人物の名言や生涯等も掲載されています。お札について改めて考えるきっかけにもなる本ですね。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?この記事では津田梅子について知る為におすすめの本を紹介しました。

津田梅子は女性の立場がまだまだ低かった時代にアメリカに留学し、日本の教育制度に大きく貢献した人物です。手紙や日記、アメリカでのエピソードも多く、様々から本が津田梅子の魅力を知る事が出来ます。子どもにもその偉大さを学んで欲しいと思います。

この記事を通じて津田梅子について深く知っていただけたら幸いです。

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