稲盛和夫をよく知れるおすすめ本11選【自伝から経営手法が分かる本まで】

稲盛和夫のおすすめ本を教えて欲しい!
どの本から読むのがおすすめ?

日本を代表する経営者として知られる、稲森和夫。その生き方や考え方は、経営者のみでなく、誰にとっても人生をより良くする為の手がかりとなります。

この記事では、「稲森和夫って、具体的に何をした人なの?」という入門向けの本から、「稲森和夫の経営者としての心得を知りたい!」という上級者向けの本まで様々なジャンルに分け、読書好きな筆者がおすすめする本を厳選して12冊紹介致します。

入門編

まんがでわかる 稲森和夫フィロソフィ

読んでみて

ビール売り子のバイトを始めた女の子が、稲森和夫の考え方を取り入れながら成果を出していくストーリーとなっています。主人公と一緒に成長していく感覚になり、すぐに日常生活に活かせる内容です。「利他の精神」の大切さを知り、人生観が変わりました。

身近な設定の主人公なのでわかりやすく、入門編としては最適です。まんがなので普段本を読まない方もどんどん読めてしまうでしょう。

みんなのレビュー

稲盛和夫氏の哲学をまんがでわかりやすく、ストーリー仕立てで語ってくれる画期的な書です。

引用元:ハイブリッド型総合書店 honto

稲盛和夫 新道徳 子ども こころの育て方

読んでみて

稲森和夫の言う「利他のこころ」、つまり「思いやり」について子供にもわかるように書かれています。稲森イズムの基礎がここで学べます、児童書ではあるものの、大人にも十分勉強になる内容となっており、親子で楽しめる本です。これから子育てをされる方や小学校の先生に、根強く支持されています。

みんなのレビュー

子供が生きていく上で心に留めておいてほしいことが書いてあり、我が子にも是非読ませたいと思いました。

引用元:ブックメーター

自伝・評伝編

思い邪なし

読んでみて

第14回山本七平賞を受賞した作家・北康利による、稲森和夫の生い立ちから現在までの軌跡が描かれた伝記です。

稲森和夫の子供時代から、京セラ設立の経緯やJAL再建の苦難が詳しく描かれおり、まるで小説を読んでいるかのようにサクサク読むことができます。

みんなのレビュー

あらゆる点で、ノンフィクション・評伝のお手本のような本
500ページ超のボリュームであるが、エピソードの密度が濃く、テンポがよい。

前半生は受験の失敗や就職の失敗など赤裸々に描かれている。
後半生の快進撃はむしろ前半生に表れている。

引用元:楽天ブックス

稲盛和夫のガキの自叙伝―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)

読んでみて

稲盛和夫がつづる自叙伝です。若いころの稲盛和夫は、環境にも運にも恵まれていたとは言い難く、文字通り「どん底から」這い上がるため苦心しています。生半可なことではないし、誰にでもできることではありませんが「利他」「ど真剣」を心に、それを成し遂げてゆきます。

稲盛和夫の成功を、よくあるサクセスストーリーとして「時代のおかげ」と言うのは簡単です。しかし、その裏には周囲の人の心を打つような真摯さがあったのだと気付かされる本です。

みんなのレビュー

京セラ、KDDIの創業者で、最近ではJALを再生させた、言わずと知れた名経営者、稲盛和夫氏の自叙伝。受験の失敗や大病など、むしろ逆境の連続とも言える生い立ちから、その猛烈な努力と情熱で京セラを世界に誇る大企業に成長させ、更に圧倒的に不利な状況の中でKDDIを成功させた氏は正に立志伝中の人。その成功の裏には、不可能を可能にする強固な信念と誰にも負けない努力、そして常に世のため人のためを思う利他の精神があり、人として正しいことをやり続けていれば必ず成功するということを信じさせてくれる。やはり稲盛さんは偉大だ。

引用元:ブックメーター

ごてやん: 私を支えた母の教え

読んでみて

稲盛和夫が自身の母親を主題に思いをつづった本です。両親とくに母親からたくさんの愛情をうけて育ち、それが成人して以降の稲盛和夫の原動力になっていたことがわかります。「子は親の鏡」「三つ子の魂百まで」と言われるとおり、母から受けた愛情に感謝の気持ちを惜しみません。

こうした幼少期の精神的な安定があればこそ、苦難や逆境に立ち向かい、打ち勝つことができたのだろうと考えさせられました。

みんなのレビュー

稲盛和夫氏がご両親、特にお母様から温かく見守られながら育った経験を振り返り、ご自身の現在を築く土台になったことに感謝の気持ちを綴っています。利他の心の大切さには、稲盛氏の他の著書でもよく触れられていますが、利己心とのせめぎ合いに言及されていることは、あまりなかったように感じていたので新鮮でした。自分の心の入った「思う」気持ちも、大切にしていこうと思いました。

引用元:ブックメーター

人生哲学編

生き方

読んでみて

稲森和夫の著書として、もっとも有名な一冊で、ほとんどの人が最初に出会う一冊でしょう。

この本では、稲森和夫の人生の指針となる精神力を知ることが出来ます。自分の意志を貫くことの大切さ、物事を一生懸命継続していく強さなど、人間らしく生きることの本質がシンプルに書かれています。物事を深く考え過ぎて悩んでいる時には、原点に帰らせてくれる一冊です。

みんなのレビュー

心。

読んでみて

ミリオンセラーとなった『生き方』の続編です。京セラ、KDDIの立ち上げや日航の再建に携わった経営者の真髄が語られています。人生哲学を極めようという強い意志が感じられます。

ここでも人間らしく生きることの本質をしっかり捕まえている稲盛和夫。自分の中の根幹がゆるぎないからこそ、経営においてもぶれることなく好機を捉えることができるのだと思いました。

みんなのレビュー

友達が今読んでいる本と知らせてきた。
「心」というタイトルにひかれすぐに購入!
◎人生は自分の心が決める
◎謙虚さとはお守りである
◎できると信じれば実現できる
「心」に残る一冊です。

引用元:ブクログ

考え方

読んでみて

「どのように考えるかによって人生や仕事が変わる」ということを痛感させられた一冊でした。偉業を成し遂げた稲森和夫の言葉は一門一句心に刺さり、愛のある厳しさを感じました。

これから社会人になる人、自分で事業をしてる人、リタイア後の人、老若男女におすすめの本です。

みんなのレビュー

京セラフィロソフィ

読んでみて

京セラという世界的大企業を一代で築いた稲森和夫の真髄ともいえる、「京セラフィロソフィ」を余すところなく伝えている一冊です。経営のノウハウではなく、経営者としての心の在り方や人格の磨き方など、より深い部分に焦点をあてた内容です。

どなたにとっても、人生における道しるべとなること間違いありません。特に経営者の方は、モチベーション向上にも繋がり、事業の方向性にヒントも満載の大著です。

みんなのレビュー

今日はこのくらいでいいか…という自分の甘えた心に鞭打って、1日1日をど真剣に渾身の努力をしなければ!と奮い立たされます。

引用元:ヨッシーのブログ

経営手法編

稲盛和夫の実学―経営と会計

読んでみて

稲盛和夫が経営手法について、論を展開している本です。会計学と原則について語る第一部、その実践を語る第二部といった構成になっています。

経営者向けの本ですが、それに限らず、チームリーダーや管理職、プロジェクトマネジャーなどにとっても有益だと感じられます。

みんなのレビュー

とても勇気のある人だ。専門外のことでも、自分のなかの原理原則をぶれずに持ち、徹底する。 経営者は経営理念や目標を語り会社に生命を吹き込む、というところに納得。人に罪を作らせないために、ダブルチェックを徹底した仕組を作る件も、なるほど。

引用元:ブックメーター

アメーバ経営

読んでみて

稲盛和夫の代表的な経営管理手法である「アメーバ経営」について紹介している本です。

組織が大きくなればなるほど、構成員の一人ひとりに「当事者意識」をもたせることが難しくなるものですが、そこを解消するために「アメーバ」とよばれる小集団に分割する、という手法をとっています。さらに各「アメーバ」を独立採算にすることで、経営者目線が共有できるようにも工夫されています。

みんなのレビュー

アメーバ経営の仕組み、それを達成するための心構えが書かれていた。会社は社員一人一人が懸命に努力しなければ発展しない、そしてそうできる環境がなければ難しいと思った。今日1日を懸命に生きることで明日が見えてくる。常に意識したい良い言葉だ!!

引用元:ブックメーター

まとめ

いかがでしたでしょうか?稲森和夫のおすすめ本を入門編、自伝・評伝編、人生哲学編、経営手法編という4つの切り口から紹介いたしました。

稲森和夫に関する書籍は数多くあり、どれを読むか選ぶのも一苦労です。また、切り口ごとに内容も異なっています。この記事を参考にして、ほんとうに詠みたい本を選ぶヒントにしていただけたら幸いです。ここまで読み終えたなら、最良の稲森和夫の本に出会うまであと一歩です!

経営者として偉業を成し遂げた稲森和夫の考え方やこころの在り方を最大限に吸収し、あなたの人生がより豊かなものになることを祈っています。

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