「ナポレオンはどのような人物だったの?」
「どうやって皇帝へと上り詰めたのか知りたい!」
フランス革命の中から、皇帝になったナポレオン・ボナパルト。彼の人生とはどのような軌跡を辿ったのか気になりますよね。
この記事では、ナポレオンについて多くの書籍を読んできた著者が、おすすめの本を6冊ご紹介していきます。伝記・名言集・漫画と分けてご紹介しますので、読みやすいものから読んでみてください。
伝記
ナポレオン(上)
読んでみて
歴史上の人物としてのナポレオンとしてではなく、1人の人物としてのナポレオンを描き出している本です。ナポレオンで注目されがちなのは、日本でいうところの豊臣秀吉のような出世ぶりでしょう。
こちらの本では、人間としてのナポレオンを知れる1冊です。他の人をナポレオンはどう見ていたのか?人を見るとき、主観的な判断が入ります。評価を読めばユーモアもあったフランス皇帝、ナポレオンという人物をイメージできるでしょう。おすすめの本です。
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ナポレオン 1 台頭篇
読んでみて
1人の人間としてのナポレオンを描いた本です。こちらの作者は、中世ヨーロッパ史を学びフランスの歴代王朝についての本を出しており、フランスの歴史に詳しい人だと言えます。筆者もこちらの作者の本を多く読んでいるので、読みやすさは十分です。
貧乏貴族としてのナポレオンが、様々な出来事を通して成長していく過程は胸躍るという表現がピッタリでしょう。1人の男が、フランス皇帝へと上り詰めていく。これほどの英雄譚は他には類例が多くありません。ドキドキしながら読める1冊です。
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名言集・言語録
ナポレオン言行録
読んでみて
ナポレオンの力強い言葉の数々を知ることができる本です。この本から伝わることは、軍人としてだけではなく文人としても一流だったことでしょう。日々の積み重ねが、ナポレオンという人物を作り上げたという証左になります。
軍人・文人・政治家全てにおいて共通していることは、優れた人物は教養を身につけているということです。教養なくして、人は尊敬を抱きません。その点で行くと、ナポレオンは努力したからこそ認められてフランス皇帝になりました。おすすめの1冊です。
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ナポレオンの軍事箴言集: 名将の言葉で学ぶ軍事学
読んでみて
ナポレオンの軍事面での名言に絞った1冊です。ナポレオンの生涯を振り返ると、戦争に彩られています。指導者として、戦争を勝利へと導いたからこそ支持を得られたというわけではありません。プラスして、人間的に優れていたと言えます。
こちらの本はkindleでしか出されていませんが、現代の会社経営という視点で読んでも参考になることが多いでしょう。特に逆境の状態で、経営に苦慮している経営者は多くのことを学べるはずです。指導者とは何か?言葉から学べる1冊です。
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漫画
ナポレオン 獅子の時代
読んでみて
ナポレオンを漫画で描いた本です。文章で読むのが苦手だけど、ナポレオンについて知りたいという人にとっては読みやすいでしょう。そして何より、漫画として読むことでイメージがしやすいという部分が大きいです。
描かれているナポレオンは、漢臭い描かれ方をしており好みが分かれるかもしれません。作者が北斗の拳を描いた原哲夫のアシスタントだった人なので、北斗の拳を読んでいた人は間違いなく読めるでしょう。おすすめの1冊です。
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小学館版 学習まんが人物館 ナポレオン
読んでみて
こちらの本は、小学生にも理解できるように描かれた本です。学校の図書館には必ずある本ではないでしょうか?大人になってから知りたいと思えば、文章で読めますが子どもには難しいです。だからこそ漫画で分かりやすく紹介することが必要なのです。
分かりやすくとは言いつつ、ポイントは押さえられておりナポレオンについて基礎的な部分は学べると思います。スタートとしてこちらを読んで、更に知りたいと考えたなら違う本を手にしてみましょう。入門編としておすすめの1冊です。
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まとめ
ナポレオンの本について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?伝記・名言集、言語録・漫画に分けて、読みやすい本を選んでいます。ナポレオンは戦争を勝ち抜いてフランス皇帝へと上り詰めました。
読み進めていくと、ワクワクするような展開が多いと思います。冒険譚・英雄譚には人を興奮させる何かがあるのでしょう。特に話された名言には、深いものがあります。ぜひ手に取って読んでみてください。