「マリリン・モンローに関する本はどれがおすすめなの?」
「マリリン・モンローってどんな女性だったの?」
マリリン・モンローについての本を読みたいと思っても、Amazonの膨大な書籍たちを前にどの本から読んだらいいのか迷ってしまいますよね。
マリリン・モンローは、名前を知らない人はいないくらい有名なハリウッドスターです。しかし私生活や本当の素顔については誤解も多く「セクシーでちょっとお馬鹿さん」というステレオタイプなイメージがつきまといました。
ここでは、マリリンは世間のイメージの通りの人物であったのか、実際の彼女はどのような人物であったのか、本当のマリリンについて知るためのおすすめの本を、伝記、名言集、漫画、写真の4つのカテゴリーに分けてご紹介します。
伝記
マリリン・モンロー
読んでみて
この本の中で著者は「伝記本ではない」と言っていますが、マリリン・モンローとはどのような女性だったのかを知るためにおすすめの一冊です。マリリンの当時の大衆向けのイメージは、「金髪で外見は美しいが中身がない」という中身ではなく外見に重きをおいたものでした。
しかしこの本を読むと、マリリンは決して頭が弱い女性ではなく、読書家で向上心がある素晴らしい女性であったことが分かります。マリリン・モンローについて知りたい初心者の方におすすめの本です。
みんなのレビュー
ケネディやヘミングウェイと同時代を生きたマリリン・モンロー。前者が歴史上の人物として現在からの距離が進む中、彼女だけは死してなお距離が縮まり輝きを増す。その理由を、生涯・言葉・世界の視点から検証。
当時は彼女を『白痴美(知性の感じられない美貌)』と見ていた様子。記者からの質問も小馬鹿にした印象を受ける。だが返答や振る舞いを見ると何処か聡明さを感じる。本書で読書家であり努力家であることを知り納得。
ハリウッドから押し付けられた白痴美と本来の自分の狭間での葛藤が苦しい。当時の伝統に果敢に挑んだ覚悟に感銘を受ける。
ブックメーター
マリリン
読んでみて
この本はフェミニストとして有名なジャーナリストが、マリリンの生涯と最後を書いたものです。主に、マリリンのインタビューでの発言やマリリンの関係者から聞いた話がまとめられています。
孤児院で育った辛い過去や、若くしての結婚と離婚、そしてハリウッドスターとして栄光の中にいながらも、自らにつけられた「セックスシンボル」のイメージに葛藤する様子が詳しく描かれています。可愛らしい数多くの写真はプライベート感満載で、写真を楽しみながら、マリリンの生涯について知ることができる一冊です。
みんなのレビュー
マリリンモンローではなくノーマジーンベイカーに焦点が絞ってあるので本人が書いた伝記と錯覚しそうになるほど。女性と時代性という考察もしっかりしていて読みやすい。
ブックメーター
マリリン・モンロー―わが妹、マリリン
読んでみて
この本はマリリンの異父姉と姪が書いたもので、二人はマリリンの心の支えであったと言われています。世間一般が思う「ブロンドの軽い女性」というイメージは、彼女が演じ、創り上げたキャラクターなんだということが分かります。
スターになってからの誰もが知るマリリンではなく、苦労した若い頃や女優を目指して演技の勉強をしていた日々、など身近な親族だからこそ知るマリリンの一面が描かれています。新しいマリリンを知りたい方におすすめの一冊です。
みんなのレビュー
「身内」からのきわめて貴重な証言。ノーマジーンという女性がいかにマリリン・モンローという不世出のスターを作り上げていったかがよくわかる。姉や姪やそのほか私生活をどう守ろうとしたかもよくわかる。
ブックメーター
名言集
マリリン・モンロー 魅せる女の言葉
読んでみて
この本にはマリリンの言葉やエピソードがたくさん詰まっています。表向きはセクシーさが売りのおバカさんを演じ、その裏ではあらゆるジャンルの本を読み、勉強を重ねていた、などいかに努力家であったかがよく分かります。
数多くのエピソードとともに、マリリンの言葉から彼女の魅力的な素顔がみえるおすすめの一冊です。マリリンの映画を見たことがなくても、この一冊を読めばきっとマリリンのファンになってしまうこと間違いなしです。
みんなのレビュー
なかなか面白かった。 セックスシンボルでありながら、一度も囲われ女にならなかったマリリン。 アーサーミラーをして世界で最も女らしい女だといわしめた女神。 いかに愛され、大衆、身近な男性に受け入れられるための努力を惜しまなかった。なんとも健気で努力家の女性の姿がここにある。
ブックメーター
マリリン・モンローの言葉
読んでみて
この本には「美」「仕事」「愛」「人生」「劣等感」についてマリリンが語った言葉が紹介されています。美しく可愛らしいハリウッドスターで、自信がありそうに見えながら、実は劣等感を抱えていたり、とても感受性が強い女性であることが分かります。
当時の社会的な背景を考えると、マリリンの思想や哲学は時代の先をいくものであったこと、とても頭の良い女性であったことがとてもよくわかる一冊です。マリリンを知らない世代、女性男性問わずおすすめです。
みんなのレビュー
「本当に大切なのは、あなたがどんな人間なのか、ということ。だから心配しないで」父を知らず、母とは生き別れ、孤児院に入れられたマリリン。
そんな彼女に投げかけた伯母の言葉が人生の支えにもなり原動力になっていた気が… また無知という劣等感を打破するために、時間を見ては勉学に励もうとする姿には自然と胸を打たれる。
様々な角度から マリリン・モンローをうかがい知れる一冊だと思いました。
ブックメーター
漫画
マンガ マリリン・モンロー―愛に飢えた魂の伝説
読んでみて
この本は伝記ではなく、マリリンの唯一の息子というジョンがマリリンの私生活や謎の死についての真相を探求するストーリーのフィクションです。ただし、様々な資料を元に書かれているので、マリリンの生い立ちやエピソードなど、全体的に丁寧に描かれています。
貧しい子供時代、スターダムを駆け上っていく中で愛したそれぞれのパートナー達、そして、スターとしての生活の裏にある世界など、読みながらもハラハラしたり、悲しい気持ちになったり、マリリンファンも十分に楽しめる一冊です。
みんなのレビュー
マリリンモンロー没後30年以上が絶ち、15歳の時に産んだ息子が母を知る人物をインタビューするという 出だしから悲しさ満載。フィクションですが家庭に恵まれず成功の裏で破滅に向かい、愛した男との子を何度も中絶させられたりと女としては悲惨過ぎる人生。母の元夫や自分の父親かも知れない人物と出会っていく場面は胸が痛い。
ブックメーター
写真
マリリンモンロー MARILYN MONROE
読んでみて
マリリンの写真集です。セクシーな写真や可愛らしい写真まで、とにかくマリリンをたっぷり堪能できる一冊です。悲劇的な最後を遂げただけに、マリリンのキュートな笑顔を見ていると切なくなってしまうかもしれません。
マリリンのファンの方には、ただ眺めているだけでも幸せになってしまう一冊です。マリリンを知らない世代の方にも、マリリンの魅力が伝わること間違いなしです。
みんなのレビュー
あーお腹いっぱい!可愛かった。セクシーだけど、チャーミングで愛らしい。ぽっちゃりグラマーな感じもすごく好き。でも品があって知的。うまく言えないけど、好感の持てる色気。悲しい人生だけど、彼女の笑顔は人を幸せにする。
ブックメーター
まとめ
マリリン・モンローに関する本は、伝記や名言、写真と種類も多く、どれから読んだら良いのか、迷ってしまいますよね。今回は4つのカテゴリーに分け、初めてマリリンの本を読む方でも分かりやすく、マリリンの魅力がよく伝わる本を選びました。
ここに紹介しました本をきっかけに、マリリンのステレオタイプのイメージではなく、本当はどのような女性だったのか、マリリンの魅力に気付いてくれる方が増えたら嬉しくおもいます。