小説ヲタクがおすすめするオールタイムベスト83冊

太宰治のおすすめ作品・小説10選【代表作から短編集や長編まで】

太宰治の作品ってたくさんあるけど、どれから読んでみたらいいんだろう」
太宰治のおすすめの作品について知りたい」

太宰治について、名前は知っているけれども、作品を読んだことはない。そういう方は多いのではないでしょうか。

この記事では、初めて太宰治の作品を読みたいという方や、もっと太宰治の作品について知りたいという方に向けて、たくさんの太宰治の著書からおすすめを紹介したいと思います。

学生の頃に太宰治の作品を読んで感銘を受け、熱心な太宰治ファンである筆者が太宰治のおすすめ作品を紹介します。

この記事では、特に有名な太宰治のおすすめ代表作、太宰治の短編集、太宰治の長編小説の3パートに分けて、作品を紹介していきたいと思います。

太宰治のおすすめ代表作

人間失格

読んでみて

太宰治の最高傑作にして、日本小説史上に残る一冊です。

本作は、無頼の生活に明け暮れた太宰治自身の苦悩を描いています。人間失格は、太宰治の自叙伝的な性格でありつつも、多くの読み手たちを共感させる魅力を持った一冊といえます。

太宰治の作品について興味を持った方は、ぜひ読んでみてほしい必読書です。

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斜陽

読んでみて

この作品がきっかけで「斜陽族」という言葉が生まれたくらいに、社会に大きなインパクトを与えた「斜陽」を紹介します。

没落貴族の家庭を舞台に、麻薬中毒で自滅していく直治たち四人の人物による滅びの物語。真の革命のためにはもっと美しい滅亡が必要なのだという悲壮な心情を、四人四様の滅びの姿を通して描いた作品です。

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走れメロス

読んでみて

メロスと親友であるセリヌンティウスの友情を描いた、有名な作品です。多くの方は学校の教科書で学んだのではないでしょうか。

人間の信頼と友情の美しさを、簡潔な力強い文体で表現した走れメロス。教科書で一部だけ読んだことがあるという方も、ぜひ通読してみることをおすすめします。

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太宰治の短編集

グッド・バイ

読んでみて

主に太宰治の晩年の短編集をまとめたを紹介します。

表題作のグッド・バイは、太宰治が亡くなる前に最後に残した未完の絶筆です。太宰治の疎開・敗戦という経験を通して描かれる、我が身を燃焼させつつ書きのこした珠玉の16編です。

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晩年

読んでみて

「晩年」は、太宰治の最初の短編集として知られています。妻の裏切りを知らされ、共産主義運動から脱落し心中から生き残った太宰治が、自殺を前提に遺書のつもりで執筆した作品です。

太宰治の処女作費である「思い出」や、心中事件前後の内面を前衛的手法で告白した「道化の華」など、15編をまとめた一冊です。

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お伽草子

読んでみて

本作は、太宰治の中期作品から、古典や民話をテーマにした短編集をまとめた一作です。

表題作である「お伽草子」は、カチカチ山など誰もが知っている昔話のユーモラスな口調を生かしつつ、人間宿命の深淵をかいま見させてくれる傑作です。それ以外にも現世に生きる人間の裸の姿を鋭くとらえた「新釈諸国噺」など、全5編を収録しています。

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https://twitter.com/nyanfrill/status/454803639580626944

女生徒

読んでみて

本書のテーマは「女性の心理」です。表題作である女生徒では、女性読者から送られてきた日記をもとに、ある女の子の多感で透明な心情を綴った作品となります。

それ以外にも、手に入れた名声により、破局を迎えてしまった画家夫婦の内面を妻の告白を通して語る「きりぎりす」、情死した夫を引き取りに行く妻を描いた「おさん」など、女性の心理を描ききった計14篇を収録した短編集です。

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https://twitter.com/S_Tyo_H/status/1217943184296169472

太宰治の長編小説

パンドラの匣

読んでみて

本作の舞台は結核療養所。「健康道場」と名付けられた風変りな結核療養所で、迫り来る死におびえながらも病気と闘いながら生きる少年と、彼を囲む人々とを描いた一作です。

悲しい舞台ではありますが、その中でも希望の光が見える作品です。太宰治が持っていた光と影が如実に現れている傑作と言えます。

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津軽

読んでみて

本作は、太宰治の回顧録です。太宰治は、青森の津軽の名士の家に生まれました。成人して東京に出てきてた太宰治は、故郷である津軽を旅します。

この作品は、太宰治のサービス精神やユーモアが色濃く現れた、太宰文学の中でも異色の作品です。暗い作品が多い太宰治ですが、太宰治が持っていた光について知ることができる名作です。

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新ハムレット

読んでみて

本作は「ハムレット」を太宰流に現代版としてアレンジした作品がこちらです。「新ハムレット」は昭和16年、太宰治32歳の時に刊行された、太宰治の最初の書下ろし長編小説で、高く評価されています。

「ハムレット」の戯曲形式を踏襲しながらも、そこに現代人の心理的葛藤と悪の典型を描き込んだ名作です。

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まとめ

この記事では、太宰治の作品について、必読のおすすめ代表作から、短編集、長編小説までを紹介しました。

太宰治の作品を読んでいただけるとわかると思いますが、昭和に執筆された太宰治の作品ですが全く古臭さを感じないのがすごいところです。この記事を読んで太宰治の作品に興味を持った方は、人間の本質を描ききった太宰治の作品をぜひ読んでみてほしいです。

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