「戦争について知りたいけど、漫画でわかりやすく学びたい」
「戦争の漫画ってたくさんあるけど、おすすめの漫画はどれ?」
Amazonに並ぶたくさんの戦争漫画作品を目にして、このように思われたことはないでしょうか。一口に戦争漫画といっても、時代や場所、主人公を誰にするかによって、その内容は大きく変わってきます。
漫画大国である日本では、戦争に関する漫画も数多く出版されていますが、逆に多すぎて自分が読みたい作品が見つからないということもあると思います。
この記事では戦争漫画選びの参考になるよう、
- 戦争を学べるおすすめ漫画代表作
- 戦争のテーマごとにおすすめな漫画
- 事実を元にしたノンフィクション漫画
- 子供向けの漫画
と様々な視点からおすすめの漫画作品を集めてみました。絶対にあなたが読みたい漫画が見つかるので、じっくり読んでいってください。
おすすめ漫画代表作
永遠の0
読んでみて
太平洋戦争で戦った海軍航空隊のパイロットたちの姿を描いた作品。300万部以上を売り上げ、映画化、ドラマ化もされた同名原作の漫画化です。
ストーリーは、亡くなった祖父が実の祖父ではなかったことを知らされた主人公が、実の祖父について調べていくうち、海軍航空隊のパイロットで、特攻で戦死したことを知るというもの。当時の零戦パイロットや特攻兵がどのように戦い、戦死していったのかが描かれます。大ヒットした名作が漫画で手軽に読める、おすすめの1冊です。
みんなのレビュー
いきなり特攻隊はテロリストだとふっかけられてこういう発想はなかったなと…最近、知覧特攻平和会館へ行ってきたのでそうだとは思えない。主人公の健太郎が姉からの依頼で特攻隊だった祖父・宮部久蔵の実像を探る。戦友の石岡のところへ取材しに。死にたくないと言った者は死んでしまい、華々しく散りたかった者は生きながらえている。なんとも不条理だなと思った。作画は迫力があって見応えがある。
読書メーター
この世界の片隅に
読んでみて
戦時下の広島県、呉で暮らす主婦すずの日常を通して、戦争の様子を描いた作品です。映画化もされたので、ご存知の方も多いことでしょう。
当時の暮らしぶりが丁寧に描かれており、この時代の人々がどのような生活をしていたかがよくわかります。特別なわけではない、当時のありふれた日常を淡々と描かれて、そのなかに紛れてくる戦争の異質さや悲惨さが際立ち、かわいらしい絵柄とも相まって、時代に翻弄されるやるせなさが伝わってくる作品です。一度読み終わってからも、何度も読み返したくなるおすすめの1冊です。
みんなのレビュー
本作は戦時下の生活を細やかに描き出し、日常の些細な営みの隙間に脱力した笑いを配置する。「楠公飯」をはじめとした本作の数々の描写は当時の配給事情や食料事情の綿密な調査に基づいている。もちろん本作の描く「日常」がどこまで当時の一般的日常だったのかは実際のところわからない。けれどもこうした本作の細やかな描写の数々が「あの戦争」への共感を開くひとつの回路として機能しているのは間違いない。本作が紡ぐ物語は次第に遠ざかりつつある「あの戦争」と現代をイデオロギーではなく共感という名の想像力によって接続するのである。
読書メーター
総員玉砕せよ!
読んでみて
水木しげる先生による太平洋戦争を題材として戦争漫画。水木しげるといえば、ゲゲゲの鬼太郎をはじめとする妖怪漫画のイメージが強い漫画家ですが、たくさんの戦争漫画も発表しています。そのなかでも特に有名なのが本作。
水木自身も戦時中はニューギニアでの従軍経験があり、その時のことを描いた作品もあります。実際の戦場を体験した人間による戦争描写はリアルで、自身の戦争経験を重ね合わせて戦争の悲惨さを訴えています。鬼太郎とは少し違った水木ワールドを味わえるおすすめの漫画です。これが気に入ったら、ぜひ他の水木戦争漫画も読んでみてください。
みんなのレビュー
水木しげるさんの戦争を描いた作品を全部読んだわけではないけれど、戦争の悲惨さをリアルに描く。どれだけ悲惨かは本書を読んで確かめてほしい。実際に戦争に従軍した方でないと描けない悲惨さ。映画やテレビで見たのではない、実際に経験しないとわからない事実がそこにはある。水木しげるさんには長生きしてもっともっとこういった作品を生み出していただきたかった。広い世代の方々に読まれてほしい一冊。
読書メーター
特攻の島
読んでみて
日本海軍で使用された特攻兵器「回天」の搭乗員である若者たちを描いた作品です。著者は、海上保安官を描いた漫画で映画化もされた「海猿」の作者です。
回天がどのような兵器であるかも聞かされることなく、ただ「生還を期さない兵器」とだけいわれて志願した少年を主人公にして、特攻兵の様子がリアルに描かれます。登場する風景や兵器も正確さにこだわって美しく描写されており、当時の雰囲気をまるで見てきたかのように味わうことができます。
特攻や回天について知りたい人だけでなく、戦争について興味のあるすべての人に読んでほしい作品です。
みんなのレビュー
特攻隊と聞いて、一番先に回天を思い浮かべる人は少ないのではないか…。個人的に神風特攻隊より回天特攻隊は、ずっと遠く神秘的な印象がある。漫画の題材として回天を持って来るとは!私はフィクションとして読んだつもり。漫画とは言え読むには覚悟が必要で、眉間に皺ができた。
読書メーター
第二次世界大戦
泥まみれの虎―宮崎駿の妄想ノート
読んでみて
第二次大戦におけるドイツ軍の戦車エースであるオットー・カリウスの戦いをモデルにした戦記漫画。作者は、「風の谷のナウシカ」や「もののけ姫」など誰もが知っているスタジオジブリのアニメ作品で監督を手掛ける宮崎駿です。
登場人物は全員デフォルメされた豚の姿で描かれているため、戦争漫画といっても悲惨さやグロさは薄められています。取材にもとづく事実に宮崎駿の想像力を少しだけプラスしたストーリー展開は秀逸で、どんどん引き込まれていき、一気に読むことができるでしょう。ドイツのティーガー戦車をはじめ、兵器もかっこよく描かれています。戦車好きの人、宮崎駿のアニメとは違った一面が見たいという人におすすめの1冊です。
みんなのレビュー
「風の谷のナウシカ」執筆終了後に書き始めたという「ハンスの帰還」のいかにも宮崎駿らしい躍動感あるⅣ号戦車の意外な脱出行が面白い。そしてオットー・カリウスの自伝を元にした「泥まみれの虎」における当時最強の戦車の1つだったティーガーⅠ重戦車を煤と糞尿にまみれながら冷静に賢明に操り闘い続けた様子を可能な限り濃密に漫画として落とし込んだ画力に脱帽します。
読書メーター
石の花
読んでみて
第二次大戦下のユーゴスラビアで戦争に翻弄される子供たちの姿を描いた作品。平和な生活を送っていたクリロとフィーは、自分たちの村にドイツ軍が侵攻してきたことにより、今までの生活が一変。クリロはパルチザンとしてドイツ軍と戦い、フィーは強制収容所で過酷な労働を強いられることになります。
ドイツ軍への抵抗の様子などがリアルに描かれ、当時の様子がよくわかります。多くの民族が暮らし、現在も紛争の火種が残るバルカン半島の複雑な情勢も描写されています。ユーゴスラビア紛争が起きた際に、当時の外務大臣がこの作品をもとにして天皇陛下に現地の情勢を説明したという話もありほど。過去だけでなく、現在のバルカン半島についても理解することのできる、ぜひ手にとってほしい作品です。
みんなのレビュー
第二次世界大戦中のユーゴスラビアについて、全5巻で描かれている。ナチスの侵攻から、チトー率いるパルチザンによるユーゴ解放までの壮絶な物語である。国家とはなにか?平和とは?幸福?平等?大きなスケールの概念が頭の中で、震度7で揺れる体験をした。所々て休んで、放心状態になり、揺れが収まるのを待ってから、続きを読んだので、とても時間がかかった。友人はクロアチアへ旅行に行っていたが、あの美しい景色を軍靴が通り抜けたと思えば、余計に胸がつまる。
読書メーター
太平洋戦争
シュガーローフの戦い
読んでみて
太平洋戦争末期における沖縄戦を描いた戦争漫画。多数の住民を巻き込む凄惨な戦闘となった沖縄の戦いを、生存者の手記をもとにしたいくつものエピソードによって描きます。
日米両軍の視点を描くことによって、どちらか一方の視点に偏ることがなく、戦争はだれにとっても残酷なものであるということを教えてくれます。登場する人物は、どれも人間味があって、愛着がわくとともに、それがいっそう戦争の悲惨さを訴えてきます。沖縄戦に興味がある方はもちろん、戦争についてもっと知りたいという人にはぜひ読んでもらいたい1冊です。
みんなのレビュー
沖縄の地上戦を描いた劇画。沖縄では有名な作家とのことだが、私はSNSで偶然知った。実際に戦闘に参加した兵士の証言を元に実名で日米双方の若い兵士の戦う様が描かれている。お互いの顔が見えて声が聞こえる距離での戦闘は本当に恐怖である。小林某の戦争への持論を描いたマンガよりこっちが圧倒的に説得力がある。「一人の兵士として自分自身がこのような戦闘に実際耐えれるのか?」から考えることが、この手の議論の前提と思う。若い人は決して兵士として戦わない言論人や政治家の戦争論を無邪気に信じてはいけない。 オススメ。全3巻。
読書メーター
不死身の特攻兵
読んでみて
太平洋戦争末期に実施された特攻作戦を描いたもので、実在した特攻隊員の実話をもとにした漫画です。上官に「必ず死んでこい」といわれても、その命令に背き、9回生還したというパイロットを主人公に、特攻隊員をとりまく当時の状況がリアルに描写されます。
周囲から死ぬことを強要される環境で、それに抵抗し命の尊厳を守る若者の姿は読む人に感動を与えてくれることでしょう。特攻に興味があるという人には1度読んでみてほしい作品です。
みんなのレビュー
特攻隊に関わるノンフィクション。とにかく酷い話。悪辣にして残虐な国の話と言ってよいと思います。今でも、その犠牲となった人々を「英霊」と崇め奉ることによって、国の悪辣さ・残虐さを正当化しようとする人たちがいるわけですけど、許されないことだと思います。
読書メーター
戦争めし
読んでみて
旧日本軍や戦時下の日本を舞台にして、食事や料理に関するエピソードを集めた漫画です。最近は、食事を扱った漫画がたくさんでていますが、これもそのうちの1冊で、戦争をテーマにしているところが特徴的です。
兵士から一般庶民までいろいろな人の視点から、食事という人間にとってかけがえのないテーマを通して、戦争を描いています。当時の兵士や人々がどのようなものを食べているのか、気になる人はぜひ手にとってみてください。
みんなのレビュー
記憶が薄れ行く中、たった70年ほど前、日本は戦争の真っ只中にいました。
Rakuten ブックス
今では、私たちが当たり前に食べている料理の数々。
当時、それらは、まさしく夢のまた夢でした。
カツ丼、餃子、焼き飯、そして極寒の地のパイナップル(帝国ホテルの村上シェフ)などなど。どの話も、ウルウルさせるものですが、最後の戦艦大和のラムネは、涙が止まりません…
魚乃目三太さんの作品は、どれも大好きですが、本シリーズもとても良い話ですね。
令和の今だからこそ、読む価値があると思います。
海戦
ユトランド沖海戦
読んでみて
海戦をテーマに、軍艦とそこで戦う人々を描いた作品を集めた短編集です。表題となっている第一次大戦で起こったユトランド沖海戦をもとにした話で、ほかにも、明治時代から第二次世界大戦までの実際のエピソードをもとにした8本の話が収録されています。
リアル寄りの絵柄は少し読む人を選ぶかもしれませんが、どの話も細部までリアリティを追求した描写がされ、本当にその船のなかにいるような臨場感を味わうことができます。軍艦や海戦に興味のある人におすすめの漫画です。作者は他にも海戦に関する漫画を出しているので、気になった人はこちらも手にとってみてください。
みんなのレビュー
第一次世界大戦のユトランド沖海戦について知りたかったので、本書を購入した。
Rakuten ブックス
ユトランド沖海戦だけではなく様々な海戦のエピソードが収録されている。
これまで知らなかったような戦艦同士の戦いがあり興味深かった。
筆者の戦艦に対する深い愛情というのは非常に感じられ、読んでいて面白かったが絵が今一つの様な気がする。確かに味があっていいともいえるが、私の好みでは無い様だ。
自衛隊
ライジングサン
読んでみて
18歳で入隊した自衛隊の新隊員を主人公に自衛隊のリアルな姿を描いた漫画。部隊は自衛隊ですが、内容的には主人公たちの青春ストーリーになっています。
自衛官が一人前になるまでの教育や隊内での生活の様子が描かれ、一部フィクションもあるものの、自衛隊のリアルがよくわかる作品となっています。近年は、災害派遣をきっかけに自衛隊に対する国民の関心が高まっているため、自衛隊に興味があるという人にはぜひ読んでほしい漫画です。
みんなのレビュー
1〜15巻(完結)まで読んだ。自衛隊って街中のポスターやイベントで「隊員募集!」をやっているのをたまに見るんだけど、実際の訓練ってこんなことをやっているんだなと知ることができた。やっぱり訓練は厳しく、一般企業では一発でコンプラ違反になるような暴力・暴言・パワハラなどがあるみたいだけど、自分や仲間、引いては国民の命に関わることだから厳しくやっているんだろうか。もうちょっと和気あいあいと訓練しても良いような気もするんだけど……。
読書メーター
空母いぶき
読んでみて
中国軍による日本領土の島嶼侵攻とそれと戦う自衛隊の姿を描いた作品です。中国軍による尖閣諸島や先島諸島へ侵略というありうるかもしれない未来が、日本を取り巻く国際政治や自衛隊内部の様子などリアリティのある描写とともに描かれています。
作品の主な舞台となるのは、自衛隊初の空母である「いぶき」で、艦長と副長の対立といった読み応えのある人間ドラマも本作の魅力です。戦う自衛隊の姿が見たいという人はぜひ読んでほしい1冊です。
みんなのレビュー
かなり直球で「国防」をテーマにしている作品です。「いぶき」に戦争の臭いを嗅ぎ付けてデモをするリベラルを「まとな危機意識」として描写しており、この手のテーマの作品にありがちな「反戦=平和ボケ」という悪意のあるレッテル貼りをしていないところに好感が持てます。
読書メーター
戦争のリアルを知れるノンフィクション漫画
戦争は女の顔をしていない
読んでみて
第二次大戦のなかで、独ソ戦といわれたドイツとソ連による戦争に従軍した女性兵士の体験を漫画化した作品です。日本ではほとんど知られていませんが、ソ連は第二次大戦に参加していた国のなかで唯一、女性が兵士として男性と同じように前線で戦った国です。
彼女たちの目を通して描かれる戦争は、男性目線の戦記とは一味違ったものになっています。この漫画の原作は、その内容からロシアで出版を拒否され続けましたが、発売されると200万部を売り上げ、ノーベル文学賞も受賞しています。彼女たちの過酷な経験を知ることで、戦争の新たな一面で見ることができるでしょう。戦争について学びたいというすべての人に読んで欲しい本です。
みんなのレビュー
スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチのノンフィクションを原作にした漫画作品。原作は、第2次世界大戦の独ソ戦「大祖国戦争」において、軍人・軍属として従軍したソ連の女性たちに対するインタビュー集。原作は未読だけど、淡々と昔話をするように語られていく戦争の記憶を、本人たちの主観のままに描写したような印象。女たちの戦争。「普通」の人たちの戦争。戦争という異常な事態に、人は慣れていくし、適応していく。人は強い。でも、人は脆い。ただただ、読みながら涙が止まらない。これは原作も読まないといけないな…
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ペリリュー ─楽園のゲルニカ─
読んでみて
太平洋戦争で日米の激戦が繰り広げられたペリリュー島の戦いを描いた作品。美しい自然に囲まれたサンゴ礁の島で、日米両軍5万人の壮絶な戦いが、漫画家志望の青年の視点から描かれます。
登場するのは、一見戦争漫画とは思えないような、三頭身のかわいらしいキャラクターたち。ですが、描かれるのは爆弾や銃弾により容赦なく人の死んでいく戦場で、そのギャップがより戦争のもつ残虐さと悲惨さを浮かび上がらせています。戦場の真実を描くおすすめの漫画です。
みんなのレビュー
最も過酷な激戦地の一つペリリュー島(パラオ)の日本兵をカワイイ絵柄でハードに描く(どうやったってソフトには描けない)。主人公は半人前漫画家の弱腰日本兵。ペリリューでは20代前半の青年が殆どだったとか。コラムに階級の説明があったが「三等兵」は見当たらず。どうやら「ポンコツ」を意味する架空の階級みたいである。水木しげる(ラバウル)も「三等兵」だったようだが、ジャングル行軍中綺麗な蝶に見とれて本隊とはぐれたおかげで米軍の攻撃を免れたという逸話を思い出した。〈死んでこそ 浮かぶ瀬もあれ ノモンハン〉本田伍長
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凍りの掌 シベリア抑留記
読んでみて
作者の祖父の実体験をもとに、ソ連による日本兵のシベリア抑留を描いた作品。北満州にいた主人公は、一発の銃弾を撃つこともなく、終戦を迎えますが、その後ソ連領へ強制的に連行されることになります。
シベリア抑留では、多くの日本兵捕虜が、粗末な収容所で長期にわたって過酷な労働を強いられました。この漫画では、戦場とはまた違った残酷さや悲惨さが描かれています。あまり知られていないシベリア抑留の実態を知ることのできる貴重な1冊です。
みんなのレビュー
シベリア強制抑留を描いたマンガで、著者のお父さんの実体験を聞いてマンガにしたものだ。冬ともなれば-20℃は当たり前、-30℃までは屋外で強制労働という極悪環境での4年間の体験が描かれている。強制抑留者は76万人以上とか言われるが、そんな数値的なことだけではわからない、その凄まじい体験が描かれる。もちろん、それだけではなく、今まで知らなかったことも描かれていて、背筋が凍る思いがする。
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小学生向け
はだしのゲン
読んでみて
戦時中の広島を舞台に、ゲンとその家族を通して、原爆と戦争の悲惨さを描く反戦作品の代表作。多くの人が小学生のときに読んだことがあるのではないでしょうか。
当時の生活や、戦争一辺倒の理不尽な社会、そして、原爆の恐ろしさと残酷さが描かれます。その中でも前を向いて強く生きるゲンの姿は、読む人の胸を打つことでしょう。平和の大切さを忘れないため、現代の子供たちにもぜひ読んでほしい1冊です。
みんなのレビュー
戦争の爪痕がこれでもかこれでもかと描写され、ちょっとくどく感じたりするけど、この本は図書館からなくなってはならない。
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学習漫画 世界の歴史 18 第二次世界大戦 ヒトラーと戦う民主主義国家
読んでみて
世界史を漫画で学べる学習漫画シリーズの1冊で、第二次大戦を扱ったものです。勉強のための漫画ですが、このシリーズは「人物世界史」として人間ドラマに重点を置いていて、ストーリーもしっかりと描かれています。
そのため、初心者でも第二次大戦が起きた理由や戦争中に起きたホロコーストのような残虐行為、戦争が戦後の世界にどのような影響をおよぼしているのかを無理なく理解することができます。第二次世界大戦に興味をもった人にオススメの漫画です。
みんなのレビュー
図書館本。第一次世界大戦後から第二次世界対戦までの世界の流れがよくわかっていなかったので、漫画で勉強。原爆を落としたアメリカがとりあえず悪い!と思ってたけど、ドイツと日本も大概悪い国だと思った。この漫画を読む限り、アメリカやイギリスが正義で日本は相当非道な国に映る。この観点も心に留めながら、違う観点からもこの時代を深く知りたいと思った。
読書メーター
学習漫画 世界の歴史 18 第二次世界大戦 ヒトラーと戦う民主主義国家
まとめ
戦争に関する本や漫画はたくさんあります。事実をもとにした作品もフィクション作品も、戦争について手軽に学べるという点でとてもおすすめです。
小学生でも読める作品も多くありますので、ぜひ子供の頃から戦争について考えるきっかけとして、戦争漫画に触れてみるのもよいでしょう。
これを参考に自分が興味をもったテーマのものから読んでみてください。以上、おすすめの戦争漫画に関するまとめでした。