宇宙図鑑のおすすめ15選【子供から大人向けまで】

「宇宙の成り立ちや宇宙の仕組みに関するわかりやすい書籍ないかな?」
「入門はだいたいわかるからもっと深掘りした本ないかな?」
「子供むけの本ないかな?」

Amazonの膨大に並ぶ書籍たちを前にこのようにお考えではないでしょうか?

実は筆者も同じような経験が過去にありました。手に取ったものの難しすぎて途中で投げ出してしまうことも多々。そこで、この記事では「宇宙に関する書籍」を子供向け、大人向けという2つのレベルに分けてご紹介していきます。

子供向けおすすめ宇宙図鑑8選

137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史

読んでみて

一家に一冊置いておきたい、そんな風に感じさせる書籍です。ちなみに、大人も十二分に楽しめます。

理系分野の宇宙史と文系分野の世界史をひとまとめにした書籍で、手にとるだけでも重みがあります。 時代時代の出来事がコンパクトにまとめられていて、情報の把握がしやすいと感じました。

こんな人におすすめ

  • 宇宙の歴史をふくむ人類史に興味がある人
  • 一般常識として歴史を広く浅く抑えたい人

みんなのレビュー

大人も子どもも夢中になる はじめての宇宙の話

読んでみて

宇宙物理学の権威、佐藤勝彦教授の本だけあって、平易でユーモラスな語り口が魅力です。身近な太陽系の惑星から遠大な銀河の話まで、単なるトリビアで終わらず、タイトルの通り夢中になって読み進めてしまう一冊です。

こんな人におすすめ

  • 宇宙に関する雑学知識を深めたい人
  • 宇宙に興味をもつ小学高学年以上のお子さんに本をプレゼントしたい人

みんなのレビュー

もし、この夏(秋も冬も)星空を見上げる予定がおありなら、是非その前におススメしたい1冊。難しい事を優しく解りやすく書かれていて、チラッと披露できそうな豆知識もたくさん詰まっています。タイトルの通り、大人も子供も夢中になります。

Amazon Review

キャラクターでよくわかる 宇宙の歴史と宇宙観測

読んでみて

宇宙誕生の歴史などを、すばる望遠鏡とスーパーカミオカンデの擬人化キャラクターが解説してくれます。 文字だけでは掴みにくい概念も、キャラクター化されたイメージとして理解できる点で、宇宙の歴史を知る大きな助けとなってくれました。

こんな人におすすめ

  • 子どもと一緒に宇宙の歴史について読み進めたい方
  • 平易な言葉で明かされる宇宙の歴史に興味がある方

みんなのレビュー

なし

宇宙飛行士はどうやってウンチをするの? 宇宙への興味が無限に広がる雑学50

読んでみて

表題の惹きつけ方が凄まじいですが、中身は意外としっかりしていて、宇宙誕生の歴史などを、キャラクターが解説してくれているので、非常に読みやすいです。

「宇宙飛行士はどうやってウンチをするの?」や「宇宙に行けは背が伸びる!」「宇宙でするオナラは臭い!」といった子どものみならず大人でも気になるような話題がてんこ盛りです。

情報が点在しているので、筆者的には図鑑などで体系的に読み進めていき、補助資料として読むのがいいのかなと思いました。

こんな人におすすめ

  • 子どもと一緒に宇宙の歴史について読み進めたい方
  • 平易な言葉で明かされる宇宙の歴史に興味がある方

みんなのレビュー

なし

はじめてのうちゅうえほん

読んでみて

子供向けと思って読んでいると、知っているようで知らない宇宙の知識が書かれていて、意外に親が勉強になる絵本です。宇宙のことを身近なものに例えたりして、子供でも宇宙に関心を持ちやすい工夫がされています。

読み聞かせをしていても楽しく、子供が成長してからでも本棚に置いておきたい一冊です。本格的な宇宙図鑑へのアプローチ本としてもおすすめです。

みんなのレビュー

書いてあることはけっこう本格的なのに、字が大きく、きれいな絵で、大事なポイントがしっかり書いてある。これなら子供も興味を持つだろうし、けっこう秀逸だよ。

引用元: honto

アトラスキッズ宇宙地図

読んでみて

宇宙を理解するにはどうしても想像力が必要で、その部分が子供に説明するのに難しいところです。しかしこの本は、仕掛け絵本で宇宙を立体的に見せてくれるため、子供が直感的に宇宙をイメージできる点が素晴らしいです。惑星同士の距離感など、言葉を並べて説明するより、この絵本を見せる方が子供の理解度も早かったです。

みんなのレビュー

紙で絵本とは・・・科学館で興味を示していたため、購入してしまいました。すごい。。。すごい。子供たちは何度も目を光らせていました。紙でここまで表現できるのですね。

引用元: 楽天ブックス

宇宙

読んでみて

初版はもう40年以上前の絵本ですが、身近な生物から宇宙へと視線を移していくことで、宇宙の広がりを知ることのできる名著です。かこさとしさんの絵本は名作揃いで子供も読む機会も多いため、絵に親しみがあり、抵抗なく読み進められるという利点もあります。

親が子供に読み聞かせるというより、わからない文字があったとしても、子供が一人で何度も眺めながら理解していくタイプの絵本と言えます。

みんなのレビュー

図書館で借りて、感動して、その後購入してしまった絵本。これを読めば、あぁ〜宇宙と自分ってこう繋がってるんだ!って実感が沸くんです。繋がってることが、わかる。最後の方になってくると、自分が宇宙空間に浮かんでる気分になっちゃうし。。気持ちがスーッとする。

私は元気がないときにコレを読みます。加古さんの絵も、可愛い+味があって、とても好きです。

引用元: honto

宇宙 – 新訂版 – (講談社の動く図鑑MOVE)

読んでみて

数ある子供向けヴィジュアル図鑑の中でも内容がやや高度で、小学生から高校生ぐらいまで使える内容になっています。

小さいうちはDVDを見る、写真を眺めるといった受け身の読み方で楽しみ、成長するにつれて自学のための資料集として活用できます。付属のDVDはNHKのスペシャル映像なので、親が見ても見応えがあります。

みんなのレビュー

内容は中高生向け。だが、地球の大きさや太陽系のしくみの概念がわかるのがいい。

引用元: 読書メーター

大人向けおすすめ宇宙図鑑7選

宇宙からみた生命史

読んでみて

ポール・ゴーギャン「われわれはどこから来たか、われわれは何者か、われわれはどこへ行くのか」が引用されているように、大人向けです。
宇宙誕生から生命の起源と進化を知ることができ、私たち一人一人の命の重さをも感じることができました。

こんな人におすすめ

  • 秋の夜長に、宇宙へのロマンを感じるような読書体験を得たい人
  • 哲学的な思索を宇宙規模で深めたい人

みんなのレビュー

学際的な分野であるアストロバイオロジーの立場から見た生命史です。

著者は化学出身とのことですが、多岐に渡る学問分野の歴史と成果を、バランス良く纏めているので、とても判り易く、「生物学」の地動説の正体が掴めます。

それは、生命起源、生命進化、生命探査といった諸々の探究には、地球史の枠を超えた宇宙目線による思考が必要ということになるでしょう。

パースペクティブが遠大なので、読了後は非常に伸びやかな気分になりました。

Amazon Review

宇宙の誕生と終焉 最新理論で解き明かす! 138億年の宇宙の歴史とその未来

読んでみて

現代科学の解き明かす宇宙のはじまりからおわりまでを一つのストーリーとして知ることができました。特筆すべきはやはり終末予想に踏み込んだ点と思われます。 写真や図が豊富で、よくできた学校の副教材のように読みやすかった点も良かったです。

こんな人におすすめ

  • 宇宙に関する現代科学の最先端を知りたい人
  • 宇宙(つまり人類)のおわりについて知りたい人

みんなのレビュー

わかりやすいです。 難しい理論やら計算の話はなしです。ただ、中盤の素粒子あたり、クォーツあたりが難しい。そっちの知識がほぼ皆無なんですこしわかりにくなった。でも、イラスト付きなんでページをめくっていけるので、その分読んだ感があって充実します。

Amazon Review

宇宙の地図

読んでみて

東京都三鷹市にある国立天文台を俯瞰する写真から徐々にズームアウトし、最後には宇宙の果てまで行ってしまうという、宇宙の壮大なスケールを実感できる本です。こうした宇宙へのアプローチ本はあまりないので、とてもおすすめです。

詳細な宇宙の解説というよりは、宇宙の広がりを体感することができる点が特徴です。こうした感覚を持って宇宙を見ると、どんな知識も平べったいものではなく、立体的に見えてきます。

みんなのレビュー

『地球から宇宙の果てまで一目でわかる』というタイトルと、ぱらっと開いた時に見えた太陽系の惑星の写真と解説。それを観て、勝手に、惑星を一つづつ解説してくれる本なんだなーと思ったが。。開いて驚いた。

スタートは、10の0乗である国立天文台の写真から。そこから、10の1乗、10の2乗〜10の27乗と、被写体(国立天文台)から遠ざかる。最終的には、今まで見たことがなかったような地図まで辿り着く。壮大すぎて、びっくりした。

引用元: ブクログ

宇宙用語図鑑 – 太陽系から宇宙の果てまで –

読んでみて

イラストが可愛らしくて気軽に読み始めたら、簡単な表現を使いつつもなかなかハードな宇宙用語も出てきて、とても読み応えがあります。「難しい」という先入観を持つことなく、自然に宇宙について学ぶことができる本です。

一般向けの、宇宙に関する言葉の辞書になるような本は意外と少ないので、そういった意味でも家に置いておくと便利です。

みんなのレビュー

あらゆる宇宙関連本で、もっとも優れているといっても過言ではない。この一冊だけで、宇宙論の入門書20冊分の価値はあるでしょう。そのくらい端的かつ深い。

引用元: 楽天ブックス

世界で一番美しい深宇宙図鑑 – 太陽系から宇宙の果てまで –

読んでみて

鮮明で美しい写真と、それにまつわる詳しい解説がセットになっている図鑑です。原作者はオランダの天文学ライターですが、解説文の翻訳が上手くて読みやすいです。どれも詩的で、これは何をいっているのだろう?と好奇心を掻き立てられる表題が並んでいます。

内容は大人向けではありますが、写真を見るだけでも十分素敵な読書タイムが過ごせる図鑑なので、宇宙に詳しくない人や中高生にもおすすめです。

みんなのレビュー

買ってよかった。美しい写真や想像図がたくさん。時々取り出して眺めたい。地球から離れた星に想いを馳せると、自分は小さすぎると改めて実感する。宇宙のことを思うと、生きてることとか、物がそこにあることとか、何もかもが奇跡というか、不思議というか。

こういうのは、子供が新しいことを覚えて感動したり驚くのと同じような感覚ではないだろうか。私の子供の頃は宇宙に興味がなかったんだけど。

引用元: ブクログ

ビジュアル – 宇宙大図鑑-

読んでみて

分厚くて高価な図鑑ですが、それだけの価値がある、内容の濃い図鑑です。フルカラーの写真はもちろん、ズーム画像や詳細なデータも掲載されていて、宇宙好きなら手元に置いておきたい一冊です。

特に驚いたのは、火星の日没の写真です。こんな写真は他の図鑑でみたことがありません。こうした、ただ美しいだけではなく、宇宙の驚きの瞬間をたくさん載せている図鑑です。

みんなのレビュー

眺めていると、地球ってなんなのだろう、宇宙って広くて果てしない、と今ここに生存している自分が不思議に感じられる。図書館で借りてみたけれど、購入して、寝る前にぼぅとよみふけて眠りたい。

引用元: ブクログ

最新 宇宙大図鑑

読んでみて

宇宙についての研究は日々進んでいます。そんな最新の宇宙を知りたいという方におすすめの一冊です。2019年に出された旧版から、2021年版はさらに20個のキーワードが足され、内容がもっと充実しました。

特に、宇宙で今活躍している探査機情報はとても貴重です。衛星や望遠鏡も含め、こんなに多くのアプローチで宇宙観測をしているとは驚きます。今の宇宙の最前線を知りたい人には必須の一冊と言っていいでしょう。

みんなのレビュー

ほんとに無限の宇宙の可能性を感じることができます。 それに人類の宇宙に対しての研究の凄さも感じることができました。

引用元: 読書メーター

まとめ

いかがでしたでしょうか?

宇宙に関する数多くの書籍がありますが、手に取る本を間違えると挫折してしまいます。どの本を買えば良いか分からなかったら、1冊目で紹介した「137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史」を手にとってみてはいかがでしょうか。

情報量も豊富で、読みやすく包括的に学べると思います。以上、宇宙の書籍をまとめました。

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