小説家・ダレンシャンはダークファンタジーの作者として有名です。けれどもシリーズが多いので、どの本から読んだらいいのかわからないということが多いのではないでしょうか?
今回は、小さい頃にダレンシャンの作品に夢中になった筆者が、おすすめできるダレンシャンの小説を7冊ご紹介します。おすすめ順のランキングにしてまとめました。初めてダレンシャンの作品を読んでみたいというあなたに必見の記事です。
ぜひ参考にしてみてください。
この記事を書いた人
一橋大卒 歴史学専攻
Rekisiru編集部、京藤 一葉(きょうとういちよう)。一橋大学にて大学院含め6年間歴史学を研究。専攻は世界史の近代〜現代。卒業後は出版業界に就職。世界史・日本史含め多岐に渡る編集業務に従事。その後、結婚を境に地方移住し、現在はWebメディアで編集者に従事。
7位:やせっぽっちの死刑執行人
読んでみて
2010年に発売された小説です。ダレンシャンの作品はシリーズものが多いため、「いきなり長い小説を読むのはちょと…」という方もいらっしゃるでしょう。こちらの『やせっぽっちの死刑執行人』上下巻で完結していて、ダレンシャンの作品のなかでは短めです。
主人公・ジェベルの国では死刑執行人が名誉ある職とされていました。ジェベルは3人兄弟の3番めで、父親はその死刑執行人なのですが兄2人と比べて身体が小さくやせっぽっちのため、その仕事を引き継ぐことはできないといわれています。ジェベルは死刑執行人になるため、奴隷のテル・ヒサニを連れて試練の旅に出るのですが…ハラハラドキドキの展開に、本を置くことも忘れていた!という体験ができること間違いありません。
みんなのレビュー
ダレン・シャンらしいダークファンタジーであり結末。今一度自分の価値観が正しいのか?と問わずにはいられない作品。宗教問題、死刑問題、奴隷制度に基づく差別は欧米的価値観ではあるがそれらが正しいと言えるのか?途中で出てくる悪党のブレアとブッシュはどこぞのお偉いさんを皮肉ってるんだろうな。児童書がこんなにダークでいいのだろうか?w
引用元:読書メーター
6位:the CITY 1 アユアマルカ 蘇る死者
読んでみて
作者のダレンシャンの処女作にあとから手を加えられた作品で処女作らしく荒削りな作品でした。当時大人のファンタジーという帯をつけて販売されていました。
作者ダレンシャンの独特なダークな雰囲気は作品にしっかりと現れていて、作者ダレンシャンの作品を読んでみて面白かったと感じるダレンシャンファンの方なら間違いなく楽しめる作品になっています。
みんなのレビュー
子どものころぶりのダレン・シャンの作品。容赦なくおぞましい部分はおぞましく描かれているのが変わらないなぁと。 師匠と弟子、人の変化というテーマもダレンシャンシリーズと共通しているかな。
引用元:読書メーター
5位:デモナータシリーズ(全10巻)
読んでみて
作者のダレンシャンによる次なる物語デモナータ、ダレンシャンと全く繋がっていない話です。またダレンシャンと違って登場人物が少なく、冒頭からハードな展開が続く作品ですが、やはり作者はダレンシャンなので物語の構成が素晴らしく、伏線もしっかりと張り巡らされています。
ダークファンタジーが好き、ダレンシャンを読んで面白いと感じた方にはおすすめの作品となっています。
みんなのレビュー
4位:クレプスリー伝説(全4巻)
読んでみて
ダレンシャンに登場した人気キャラクターのラーテン・クレプスリーが主人公のスピンオフ小説となっています。ダレンシャンの主人公ダレンの師匠であったラーテン・クレスプリーの幼少期からバンパイアとして修行を積むところまでの話です。
ダレンシャンと世界観が同じなので本家のダレンシャンを読んで面白いと感じた、そしてラーテン・クレプスリーが好きな方には必見の内容となっています。
みんなのレビュー
3位:ダレンシャン コミック(全12巻)
読んでみて
ダレンシャンはコミックでも出ています。オリジナルのストーリーに大変忠実で小説版、コミック版どちらを読んでも楽しめるので、漫画でも12巻と一気読みするには丁度良い長さです。絵も少年サンデーで連載されていたので比較的綺麗です。
とても面白く読みやすいですが少しグロテスクな描写もあるので、子供やグロテスクな表現が苦手な方は小説版をおすすめします。
みんなのレビュー
2位:ダレン・シャン外伝
読んでみて
ダレンシャンシリーズの秘密を裏から知ることが出来る本で、ダレンシャンを最後まで読んだことある人は必見です。サブキャラのショートストーリーもあり本編では語られなかった一面が書かれていて興味深かったです。著者のダレン氏の解説も語られているので、ダレンシャンをもっと深く知りたいという方に外せない作品となっています。
みんなのレビュー
1位:ダレン・シャン(13冊セット)
読んでみて
主人公のダレンがある日バンパイアの世界に引き込まれてしまう涙あり笑いありの王道ファンタジー作品です。作者ダレンシャンの代表作品になります。13冊と少し長いですが、引き込まれて一気に読んでしまうほどの展開で、伏線も多く回収も綺麗で大人でも子供でもたちまち夢中になってしまうこと間違いなしです。
作者ダレンシャンの本では一番最初の作品なのでまずはこちらの作品を読むところから始めてみましょう。
みんなのレビュー
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では作者ダレンシャンの作品を7冊ご紹介しました。
作者のダレンシャンの作品はダークファンタジー好きなら必ず読むべき作品ばかりで、大人から子供まで引き込まれる大変面白い作品になっているのでこの記事を参考に読んでみてください。