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林真理子のおすすめ本・書籍6選【小説から短編集、エッセイまで】

「有名作家で作品がたくさんあるから、どれから読めばいいか迷ってしまう…」
「小説とエッセイどちらも人気だけれど、どちらが面白いのだろう?」

林真理子さんは直木賞や数々の賞を受賞するなど、大胆な言葉でありながら、繊細に描かれた時代背景や登場人物の心情が読む人を魅了しています。人気作家で数多くの書籍があるので、どれを選べばよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

初めて読んだ時から、その時代を女性ならではの感性で描写し、ストレートな言葉で綴られた文章に心惹かれた筆者が、小説、短編集、エッセイの3つの切り口でおすすめの6選を紹介します。

小説

葡萄が目にしみる

読んでみて

林真理子さんの出身地である山梨県を舞台にした、女子高校生が主人公の小説です。読んでいるだけ目に浮かぶような風景描写や、多感な時期である主人公の心情が細やかに書かれた感動作であるこちらは直木賞候補ともなりました。

主人公は高校生活の中で、恋愛や自分の容姿、自意識過剰になってしまう自分に悩み、それを乗り越えて成長していく姿が描かれています。楽しくもあり、切なくもある主人公の青春時代に、共感する方も多いのではないでしょうか。

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不機嫌な果実

読んでみて

二度のドラマ化と映画化もされ著者の人気小説であるこちらは、1996年に刊行された不倫を題材にした小説です。バブル崩壊後の時代が舞台となっていますが、何度も映像化されるほど、どの時代にもマッチする登場人物の心情がこの小説の見どころとなっています。

主人公である結婚6年目の主婦が、夫との関係に愛想をつかし不倫という行動に踏み出すのですが、女性目線で書かれたストーリーは細やかに気持ちが描かれており、つい感情移入してしまいます。不倫という重たいテーマでありながら、一気に読んでしまいたくなる面白さがある一冊です。

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下流の宴

読んでみて

現代における格差社会を、とある家族を中心に描かれた小説です。登場人物それぞれが、本当に実在する人物のようにリアルに書かれていて、様々な価値観に触れることができる人気の一冊となっています。「上流」「中流」「下流」と、それぞれの価値観が衝突する中で起こる出来事が書かれているのですが、身近な格差社会や、年代間のギャップなどを改めて感じ取ることができます。

読む人によって、どの登場人物に対してどう感じるかなど、捉え方が違ってくるのもこの小説の面白いところです。読み終わる頃には、自分はどのような価値観を持っているのか気付かされる小説になっています。

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短編集

最終便に間に合えば

読んでみて

直木賞を受賞した「最終便に間に合えば」「京都まで」の二作品を含む、五つの作品が収められた短編集です。短編集で気軽に読み進めることができるので、手に取りやすい一冊になっています。どれも著者らしい目線で書かれたストーリーなので、迷った方はこちらを選んでみてはいかがでしょうか。

収録されている五つの作品はどれも恋愛がテーマで、主人公の女性の上手くいかない恋愛の切なさやもどかしさ、女性のプライドや寂しさまでもが鮮明に書かれています。どこか苦さの残る終わり方でありながら、それが逆に印象的で何度も読み返したくなってしまいます。

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エッセイ

ルンルンを買っておうちに帰ろう

読んでみて

林真理子さんのデビュー作でもあるこちらのエッセイは、1980年初版ですが、今読んでも鋭い切り口で書かれている文章が読んでいてとても愉快な一冊です。刊行された当時は、女性が本音を語ることは珍しく、包み隠さず書き綴られた言葉の数々が注目を集めました。

女性の嫉妬や、好き嫌いといった感情、中には悪口に捉えられるような内容まで、驚くほどストレートな言葉で書かれており、逆に心地よく感じてしまうほどの面白さがあります。女性の様々な感情が詰まった一冊になっています。

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美女入門

読んでみて

雑誌「anan」で連載されていたコラムをまとめた、林真理子さんの人気シリーズの一冊目です。54の短編が収められており、きれいになりたい、モテたい、やせたいなど、美について常に考えている女性に向けたエッセイになっています。

自身の経験はもちろん、関わりのある友人や有名人の美女エピソードが面白おかしく書かれたエッセイは、美への気持ちを高めてくれるものばかりです。美女はどんな努力をしているのか、美女に近づくためにはどうしたらいいのか、筆者の美への向上心が感じられます。

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まとめ

ストレートな言葉と、鋭い視点から捉えたストーリーが人気の林真理子さんの本を、小説、短編集、エッセイとご紹介しました。

小説は実写化されているものも多いので、原作とドラマなどを比べて読んでみる楽しみ方もできます。また、よりストレートで大胆な文章を楽しみたい方は、エッセイから手に取ることをおすすめします。

お気に入りの一冊を見つけて頂くヒントになれば嬉しいです。

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