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天皇家の歴史を学べるおすすめ本・書籍6選【歴史から伝記、評論や解説書まで】

インターネットの歴史がわかる本7選【IT初心者から上級者まで】

「天皇や天皇家について理解できるなにかいい本はないかな」
「天皇と日本の歴史の関係について学べる本はないかな」

日本の天皇家は万世一系と言われ、古代から現代までずっと途切れることなく続いてきた家系であり、世界で最も古い王室とされています。実際には、途中でいくつかの王家に分断している可能性が高いとされます。ですが、こうした言葉の存在こそ、天皇家が長い間受け継がれてきたと信じられていた証です。

歴史の授業では、重要な歴史上の人物として天皇を取り上げることはありますが、天皇家がどういうものかや、天皇家が日本史に与えた影響にまでは触れることがありません。

ここでは、天皇に関する本を天皇家の歴史や、伝記、天皇論などに分けて紹介していきます。天皇家について学ぶことで、天皇が日本の歴史にどれほど大きな影響を与えてきたかが理解できるでしょう。

天皇家の歴史

ビジュアル百科 写真と図解でわかる! 天皇〈125代〉の歴史

読んでみて

日本の歴代天皇125人のプロフィールや生涯、治世を豊富な写真や図によって解説する天皇家の入門書です。

時代によって天皇の立場や権力がどのように移り変わっていったかについても述べられているので、日本の歴史と天皇の関係を知るのにも最適。天皇の歴史を通じて、日本の歴史を学び直すこともできます。歴代天皇と天皇家の歴史に興味をもった人が最初に手にとるのにおすすめの1冊です。

みんなのレビュー

なし

天皇125代と日本の歴史 (光文社新書)

読んでみて

東京大学史料編纂所の教授による著作で、日本の天皇125人を1代1代解説した本です。著者が学者らしく、考古学的な立場から資料を重視した解説がされています。

そのため、応神天皇以前の15代の天皇については実在を疑問視していたり、女性天皇の存在は時代の男性天皇が即位するまでの中継ぎ的な役割とするなど、従来からの定説に近い内容になっています。

新説などに興味がある人には少し物足りないかもしれませんが、入門書として、天皇の歴史と定説を勉強するにはちょうど良い本だといえるでしょう。

みんなのレビュー

天皇を軸にした日本史で、権力中枢と天皇の関係性の変化が興味深い。天皇の力がまだ強かったと思われる平安時代でも藤原氏から蚊帳の外の扱いをされてしんどかったとか、歴史の授業で教えてもらうことのない記述が多く、とても参考になった。王位をかけた争いが血で血を洗う陰惨なものだったのはヨーロッパと(おそらく他の地域とも)変わらないんだな。天皇それぞれの人格が政治に影響を及ぼすという考えたら当たり前のことを実感。人格にかかわりなく構造として成立していると思っていたけど、そう簡単な話ではないようだ。

引用元:読書メーター

有名な天皇の伝記

後醍醐天皇―南北朝動乱を彩った覇王 (中公新書)

読んでみて

南北朝時代がはじまるきっかけを作った、天皇家の歴史にとっての重要人物である後醍醐天皇について解説した伝記です。現代まで続く日本の天皇家が、過去に一度だけ2つに分かれた時期がありました。それが南北朝時代です。

南北朝時代は、歴史の授業でも深く触れられるわけでないため、よくわからないという人も多いと思います。本書を読めば、後醍醐天皇の生涯だけでなく、南北朝時代がはじまった経緯についても詳しく書かれていて、日本の歴史をより深く学べるとともに、後醍醐天皇の果たした歴史的役割も理解することができます。

ほかにも、能や和歌など芸能への造詣が深かったことや、外国との交流、密教への関心など後醍醐天皇のいろいろな側面を理解することのできるおすすめの書籍です。

みんなのレビュー

即位までのいきさつ、政治面、文化面、思想面、密教に深い関心を示したという精神面など、まんべんなく知れる。その分、特に政治面については物足りなく感じるが、著者も「政治制度を詳しく知りたい方は私の別著で」と前置きしている。 鎌倉幕府への不満が一般社会に渦巻くなかで、分裂が進む公家社会において両統の派閥を超えた救世主を求める「聖主・賢王待望論」を背景に、父後宇多院によって「一代の主」として定められた後醍醐天皇。その彼が、これほどまでにエネルギッシュだったというのは、まさに時代の運命だったのかという気さえした。

引用元:読書メーター

持統天皇-壬申の乱の「真の勝者」 (中公新書)

読んでみて

古代日本の有名な女性天皇である持統天皇の生涯を解説した伝記です。日本史上3代目の女帝である持統天皇は、万葉集や百人一首にある「春すぎて~」の歌でも有名な人ですが、どんなことをした人かということは、あまり知られていないかもしれません。

持統天皇は古代最大の動乱といわれる壬申の乱で、夫の天武天皇とともに戦い、勝利に貢献してました。本書では、壬申の乱に勝利したあと持統天皇が天皇位の父子継承を始めたことが、現代まで続く天皇家の相続の形を決めたと論じています。

持統天皇の生涯とともに彼女が天皇家の歴史に及ぼした影響についても学ぶことのできる1冊です。

みんなのレビュー

持統天皇の生涯を新たな視点も交えて書かれている。持統天皇は父、中大兄皇子や母方の蘇我氏が持っていた深謀遠慮、機を見るに敏、競争相手に対する容赦ない仕打ちなどを受け継いだ女性である。壬申の乱に勝ち抜き、自らの血筋を皇位に即けるべく、さまざまな策を弄して権力の座を保持し続けてきたのである。譲位制度や、若年即位、不可解な「不改常典」、吉野行幸など理を通すよりは情で突破したという感がある。ただ天智、天武と通う野望の強い女帝であったことが本書を通してうかがえる。 女性天皇の是非については今日的問題にもなっている。その際によく持ち出されるのは古代の女帝は男系が途切れそうなときの時間稼ぎであり、実権はさほどなかったという論である。持統もまた文武天皇即位までのつなぎであったことは確かであるが、単なる時代の傍観者ではなく、積極的に政権に携わった持統天皇のような存在がいたということは忘れてはなるまい。

引用元:BookLive

天皇家の評論・解説書

「日本国紀」の天皇論

読んでみて

「永遠の0」「海賊とよばれた男」などの著作で有名な作家・百田直樹氏と編集者有本香氏の対談集で、2人が手掛けた天皇を中心とした日本の通史「日本国紀」の延長として、天皇をテーマにした対談を行っています。

歴史の授業では日本の歴史は教えても、天皇についてはなかなか教わる機会はありません。しかし、本書を読めば、万世一系の天皇家という存在が日本人の精神と歴史にどれほどの影響を与えてきたかがわかります。

学校では教えてもらえない天皇の歴史的な存在意義を学ぶことができ、天皇家が長い歴史の中で消えることなく生き残ってきた理由がよくわかる1冊です。

みんなのレビュー

天皇について、当たり前のように存在しているが故に深く考えたこともありがたみも考えたことがなかったが、この本を読んで天皇とはどのような存在か勉強になった。学校でも天皇について教育してほしいが、教科書ではここまで触れられていないしそもそも先生たちも理解してなくて教えられない現状がどうにかならないものか。その現状を打開するきっかけになる一冊だと思う。

引用元:読書メーター

天皇という「世界の奇跡」を持つ日本

読んでみて

知日派で知られる著者による、外国人の視点からみた天皇論で、従来の日本人によるものとはまた違ったいくつもの発見を与えてくれる本です。

著者は、日本人から見ても驚くほど、天皇家と日本の歴史について詳しく、弁護士で宗教家でもあるという専門性を生かし、法律や宗教学に関する解説も交えながら天皇家と日本の関係を論じています。外国からみて、万世一系の天皇家はどこが、どのようにすごいのかということがよくわかります。

海外から見た天皇という、天皇家に関する新たな視点を与えてくれるおすすめの本です。

みんなのレビュー

知日派で知られるタレント米国人弁護士ケント・ギルバード氏が、天皇の存在について多岐に渡って論述する1冊。特に法律家としての憲法論では、明文法である大陸法の帝国憲法と、慣習法である英米法の現憲法の違いには目から鱗だった。例えば天皇を君主と定義すれば、外国の王族と同列になり、象徴との定義は、他国の君主の上に立つ。また大陸法のドイツでは状況の変化に何度も改憲が必要だが、英米法の日本では、法解釈の積み重ねで改憲と同じ意味を持ち、既に何度も改憲をしていると云う。

引用元:読書メーター

まとめ

天皇については、学校の歴史の授業でもあまり詳しくは教えてくれませんが、天皇家の存在が日本の歴史に及ぼしてきた影響は私たちが考えているよりもずっと大きなものです。

ここで紹介した本で天皇家について学ぶことで歴史に関する新たな知見を与えてくれますし、日本史への理解がさらに深まると思います。

ぜひ参考にしてみてください。以上、天皇に関する本のまとめでした。

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