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藤子不二夫のおすすめ本・作品25選【A作品から、藤子・F・不二雄作品まで】

「藤子不二雄の作品を読んでみたい」
「藤子A先生と藤子F先生の作品はどんな違いがあるのだろう」

1944年に富山県氷見市で出会った藤本弘と安孫子素雄の2人によって使用された共同ペンネーム「藤子不二雄」。手塚治虫に憧れ上京し、有名漫画家を何人も輩出した聖地「トキワ荘」に住み込み、いくつもの名作を誕生させました。

1987年にコンビを解消し、ブラックユーモアなどを交えた漫画を得意とする「藤子不二雄A」と、日常系やSF作品を得意とした「藤子・F・不二雄」として、2人は漫画界をけん引する作家となりました。

そんな二人の作品にはどんな代表作があるのでしょうか。今回は、幼少期に「ドラえもん」を全巻読破し、「怪物くん」なども読んでいた筆者が藤子不二雄の作品25選、ご紹介いたします。藤子不二雄、藤子不二雄A、藤子・F・不二雄の3つの切り口からご紹介いたします。

藤子不二雄作品

UTOPIA 最後の世界大戦

読んでみて

1953年に鶴書房から刊行された藤子不二雄初の書き下ろし作品。製菓会社を辞めた後に創作活動を行っていた藤本弘が製作指揮を行い、既に就職していた安孫子素雄が合間に手伝いながら完成した作品で、手塚治虫の影響を受けたような作品になっております。

機械文明が発達し、それによって人類が本当に平和になったのかという重厚なテーマのSF作品となっております。初版の鶴書房版は現存しているものが4部しか存在せず、数百万円の価値がついているというプレミア本となっており、後にこれを原本とする完全復刻本となりました。

みんなのレビュー

ビブリアに出てきて気になった藤子不二雄の初長編漫画。 当時の名義が、足塚不二雄であるように手塚治虫の影響が感じられる(手と足のもじり)。 鉄腕アトムをどこか彷彿させるようなSFだが、ストーリーは強引で物語の流れも唐突感が否めない。 極めつけは最後のコマを描いたのが正体不明の別人とか、ツッコミどころ満載の漫画だ。 全体的に未熟さを感じ、お世辞にも面白いとは言えないが、ここを原点に後の、数多の傑作が生まれることを考えると感慨深いものがある。 藤子不二雄の原点を見るという意味で、実に興味深い作品であった。

引用元:読書メーター

海の王子

読んでみて

1959年に漫画雑誌「週刊少年サンデー」で連載されていた漫画作品。当初は高垣葵の原作だったのが、中盤以降藤子不二雄の作品となり、両氏にとって初の連載作品となった漫画となっております。

世界各地の悪の組織を海底王国の海の王子と妹・チマと共に戦っていく物語。主人公側のキャラを藤本氏、敵側のキャラを安孫子氏が描いており、2人のイラストの特徴がよく表れている作品となっております。

みんなのレビュー

藤子不二雄初期の作品。注目すべき点は、主人公側のキャラをF、敵側のキャラをAと本当の意味での藤子不二雄の合作作品になっている点。原作者が入っていることもあり、今、一般的に認知されている藤子不二雄作品とはちょっとカラーが違うかも知れない。各エピソードはヴェルヌやウェルズ、あるいはコナン・ドイルといったSF小説黎明期の作品を思わせる。

引用元:読書メーター

オバケのQ太郎

読んでみて

漫画雑誌「週刊少年サンデー」にて1964年から1966年まで連載されていた作品。普通の家庭である大原正太の下へ、オバケの世界からやって来た卵から孵化したQ太郎やオバケたちが人間世界で様々な騒動を起こす物語。

コミック版にはトキワ荘の漫画家によって作られたスタジオ・ゼロの面々が手伝っており、石ノ森章太郎なども参加しております。また、3度にわたりテレビアニメ化され、オバQブームとして社会現象を巻き起こした作品でもあります。

みんなのレビュー

こういう超有名作品てじつはちゃんと読んでない、ってことが多い。これもそうで、知っている気になっていたけど、実際にこうしてちゃんと読むとなかなか面白い。これぞギャグマンガ、って感じ。藤子作品としては最後のF・A合作作品であり、初期はそこに石ノ森先生などスタジオ・ゼロのメンバーが参加しており何気に豪華。

引用元:読書メーター

仙べえ

読んでみて

1971年から漫画雑誌「週刊少年サンデー」にて連載されていた作品で、藤子不二雄の合作としては最後の作品で、ストーリーなどは藤本氏が担当し、キャラクターの作画を安孫子氏が担当している作品。

仙人になると言い100年間山に籠り仙術を習得した半人前の仙人・仙べえが、その弟の子孫である峰野家で様々な騒動を巻き起こす物語。可愛らしいギャグとは裏腹に、現実的なエピソードなども収録されております。

みんなのレビュー

絵柄がF先生よりA先生っぽいと思ったら人物はA先生なので当たりだった。解説読むと更に面白く感じるというか、確かに仙べえは他の作品と違って基本的に迷惑がられてるっぽいのとか久佐米仙人のエピソードがシビアで厳しいのとかあって結構現実的だなと思った。

引用元:読書メーター

二人で少年漫画ばかり描いてきた 戦後児童漫画私史

読んでみて

TBSから発刊されていた雑誌「調査情報」で連載されていた「僕たちはこの歳になっても、まだ少年漫画を描いている」を基にした作品。安孫子氏による自伝で、各章の冒頭には藤本氏の中書きが収録されております。

安孫子氏が描いた漫画「まんが道」とは異なり、史実に沿った内容となっており、戦後の漫画史についても知ることが出来る一冊となっております。

みんなのレビュー

二人の藤子不二雄先生には、小・中学生時代に漫画・アニメで楽しませてもらった。5年前に「トキワ荘」跡地に行き、「松葉」のラーメンも食べた。「まんが道」の活字版とも言うべき本書。藤子不二雄ファンの方には、ぜひ読んでもらいたい。 それにしても、昭和30年代の漫画界の急成長と軌を一にした両氏の青春時代が、うらやましくもある。

引用元:読書メーター

藤子・F・不二雄大全集

読んでみて

2009年から2014年まで小学館から刊行された藤子・F・不二雄の作品を収録した大全集。以前、中央公論社から「藤子不二雄ランド」が刊行されていたが、藤本氏の生前に刊行されており、没後、オバケのQ太郎などの初期の合作などは絶版の状態にありました。

その後、2011年に「藤子・F・不二雄ミュージアム」の開館に合わせ動き始めたプロジェクトであり、藤子F作品のほかにも、オバケのQ太郎やデビュー作である「天使の玉ちゃん」など、藤子不二雄時代の合作なども復刊しております。

みんなのレビュー

デビュー作である『天使の玉ちゃん』(1951、安孫子氏と共作)は、初めこそ、4コマであるが、その次の回以降は話に繋がりがあるという、所謂ストーリーマンガの要素があるように感じた。でも、ヒゲの爺さん(設定では天使長)が解決策を発見したのに、未完で終わっている。『UTOPIA 最後の世界大戦』(1953、足塚不二雄)は「ロボットが自我を持ち、人類に反乱を起こす」という内容だが、後年にF先生が描いた大長編ドラえもんの『ブリキの迷宮』を思い出した。最近、『ビブリア古書堂』シリーズでも取り上げられた。

引用元:読書メーター

藤子不二雄A作品

忍者ハットリくん

読んでみて

1964年から1968年まで漫画雑誌「少年」で連載されていたギャグ漫画作品。忍者の里である伊賀からやって来た伊賀忍者・ハットリカンゾウが居候先である三葉家で、様々な騒動を巻き起こす物語。

A先生曰く、一番のお気に入り作品であり、A先生の連載作品の中で最も長期連載となった作品でもあります。アニメ版の放送が始まった1980年代には新設定で連載が開始され、1988年に最終回が描かれました。

みんなのレビュー

はっとりくんにうちも居候されていろいろ助けてほしい。はっとりくんの顔もかわいい。なんか動物っぽいけどなんだろう。アニメはなんか違ってたな。もっとはっとりくんは落ち着いてるイメージだった。ししまるもかわええ。ししまるの変体後もっとだしてほしかた。はっとりくんとケムマキの対戦がリアルでいい感じ。手裏剣返しとか風呂敷でうけてそのまま返すとかね

引用元:読書メーター

プロゴルファー猿

読んでみて

漫画雑誌「少年サンデー」にて1974年から1980年まで連載されていたスポーツ漫画。6歳からゴルフを始めた天才少年ゴルファーの主人公・猿谷猿丸が裏のゴルフ界を取り仕切るミスターXが送り込む影のプロゴルファーたちとの戦いを繰り広げる物語。

少年漫画として初のゴルフを取り扱った漫画として有名な作品で、作中にも有名なプロゴルファーが何人か登場しております。また、「旗つつみ」など現実離れした必殺技も人気の要因となりました。

みんなのレビュー

アニメの方が馴染みがある作品。漫画は初読み。

引用元:読書メーター

笑ゥせぇるすまん

読んでみて

漫画雑誌「漫画サンデー」や文芸誌「中央公論」で連載されていたブラックユーモア作品。「あなたのココロのスキマをボランティアでうめます」というキャッチコピーでどこからともなく現れる謎のセールスマン・喪黒福造が依頼者の願望を叶える物語。

しかし、喪黒の忠告を無視したり、約束を破ったりするとその代償として絶望の淵に落とされてしまうという寓話的な要素を含んだ物語で、喪黒の「ドーン!!!!」という決め台詞と共に制裁されてしまいます。A先生の代表的な作品であり、そのブラックユーモアの魅力に惹かれる作品でもあります。

みんなのレビュー

先日「ビブリア古書堂…」を読み、急に藤子不二雄を読みたくなり再読。この作品、初めて読んだときには藤子氏イメージがガラガラと崩れてショックを感じた。ほのぼの面白イメージの藤子不二雄ではない。優しい顔で「あなたのココロのスキマをうめます」と近づき、容赦なく突き落とす「せぇるすまん」の冷酷さ。一体何者?救いのないラスト。超ブラック!作者は世の中を冷ややかに皮肉っている。人間の心に潜む劣等感や欲望の落とし穴。怖くてショッキング。妙に病み付きになる中毒性。40年以上前の作品だが、古さを感じさせないものがあるかも。

引用元:読書メーター

怪物くん

読んでみて

1965年から漫画雑誌「少年画報」と1967年から「少年キング」で連載が開始されたギャグマンガ。怪物たちが住む国、怪物ランドの王子である怪物くんがお供の狼男、ドラキュラ、フランケン達を引き連れ、人間界で市川ヒロシと知り合い、修行をしていく物語。

2010年には嵐の大野智主演で実写ドラマ化もされた作品で、2011年には映画化もされました。この影響もあってか、若年層の間でも知名度の高い作品となっております。

みんなのレビュー

Kindle期間限定無料版にて。 いやあ懐かしいな。 怪物くんもA先生の作品の中ではかなり好き。 小学生のころ飛び飛びで何巻か持ってたなあ。 でも1巻は持ってなかった気がするので初読であると思う。 アニメもかなり好きだったし、映画も見たな。 のび太の宇宙開拓史と同時上映だったヤツ。 そして嵐の大野くんの実写版も秀逸であった。 いやあ面白かった。 それにしても怪物くんのわがまま王子っぷりはスゴいな。 メチャクチャである

引用元:読書メーター

魔太郎がくる!!

読んでみて

1972年から1975年まで漫画雑誌「週刊少年チャンピオン」で連載されていたホラー漫画作品。ひ弱な中学生の主人公・浦見魔太郎が激しいいじめを受け、「この恨み、晴らさで置くべきか」という言葉と共に、独自のオカルト術を使い、いじめっ子などに復讐していく物語。

連載当初はいじめっ子への復讐だったのが、物語が進んでいきライバルである阿部切人との対決や、その両親の謎などにスポットが当たり、最終的にはダークファンタジー作品へと変化していきました。過激な描写などが多いので、グロテスク要素が苦手な人は読むには注意が必要です。

みんなのレビュー

久しぶりの再読。 「笑うセールスマン」で藤子不二雄A先生の毒気にすっかり魅了された後読んだのが本作。 ちょうど魔太郎と同い年の頃すっかりはまって読んだ。 まだこの巻ではイジメも生々しく、その復讐も比較的現実に出来そうな(?)モノだが話が進むにつれてオカルト色が強くなり、あの最終回にも繋がる。 オカルトバージョンも好きだけど、これはこれで良い!

引用元:読書メーター

まんが道

読んでみて

1970年から1972年まで漫画雑誌「週刊少年チャンピオン」で連載され、その後「週刊少年キング」や「藤子不二雄ランド」、「ビッグコミックオリジナル増刊」などで連載されていた藤子不二雄の自伝的漫画。

富山県高岡市へ転校してきた満賀道雄とそこで出会った才野茂が漫画家になることを目指し、上京しトキワ壮の住人となり、プロ漫画家としてデビューする、といった物語。A先生曰く、「実話7割、フィクション3割」と話しておりますが、当時の漫画事情を知ることが出来る一冊となっております。

みんなのレビュー

A先生の漫画への真摯な思いとF先生との確かな友情がひしひしと伝わってきます。主人公(A先生)からは、友人でもありライバルでもある才賀(F先生)への尊敬を含めたなんともいえない感情が滲み出ています。私にとって青春小説といえば「青が散る」ですが、青春漫画といえば「まんが道」になりました。時折り読み返したくなる作品です。

引用元:読書メーター

藤子・F・不二雄作品

パーマン

読んでみて

1966年から漫画雑誌「週刊少年サンデー」や幼年誌である「めばえ」「よいこ」などで連載されていたコメディ漫画。冴えない小学生の主人公・須羽ミツオがある日、バードマンから半人前の超人「パーマン1号」に任命され、様々な事件に立ち向かって行く物語。

ちなみに、「パーマン」の由来は「スーパーマン」から来ており、一人前の超人になると「スー」をつけられ「スーパーマン」になるという設定があります。しかし、1980年代に連載されたときにはこの設定が削除されたため、現在の「パーマン」という名称が残りました。

みんなのレビュー

パーマンってスーパーマンから取っていたのかと初めて知った。みつ夫は普通の子だけパーマンとしての力を自分の為だけに使おうとは思っていなくて好感もてるなあ。秘密はばれそうなぐらいユルユルに行動しているのにばれないのは凄い。3号の正体は後々明かされたりするのかな。気になる。

引用元:読書メーター

21エモン

読んでみて

1968年から1969年まで漫画雑誌「週刊少年サンデー」や「朝日小学生新聞」などで連載されたSFコメディ漫画。ホテルつづれ屋の跡取り息子である21エモンと芋堀ロボットのゴンスケ、つづれ屋に置いてかれたペットのモンガーなどがつづれ屋の珍騒動に巻き込まれる物語。

これまで日常の中に非日常が入り込んだ作品を描いてきたのに対し、本作は「未来」という非日常を描いたギャグ作品となっております。連載当初はあまり評価されなかったものの、後年再評価されテレビアニメ化などもされました。

みんなのレビュー

1話完結ではあるけど前回の内容を踏まえた話の展開だったりして続きものっぽい感じが強かった。これって今の時代の話なんだよなって思うと随分漫画の方が未来っぽい感じで何か面白かった。キャラクターは今まで自分が読んできた作品の中ではあんまり好きにはなれなかったかな。

引用元:読書メーター

ウメ星デンカ

読んでみて

1968年から漫画雑誌「週刊少年サンデー」ほか児童誌「小学一年生」「幼稚園」などで連載されたコメディ漫画。故郷であるウメ星が爆発し、地球に流れ着いたデンカことウメ星の皇室一家が小学生の中村太郎の家に居候し、様々な騒動を巻き起こす物語。

本作では、前作である21エモンに登場したゴンスケがメインとして再登場しており、デンカ一家が乗ってきた壷型宇宙船から様々な道具が出てくるという点など、ある意味ドラえもんのエポックメイキング的な作品となっております。

みんなのレビュー

なぜ今新装版なの?書店で見かけて懐かしさについ購入。子供の頃あの壺というか瓶というか、スゲー欲しがった!!改めて読み返すとお金の話が多いな。それも結構生々しい!

引用元:読書メーター

モジャ公

読んでみて

1969年から1970年まで漫画雑誌「週刊ぼくらマガジン」で連載されていたSFコメディー作品。毛玉のような宇宙人・モジャラと中学生の空生、その相棒のロボットであるドンモが宇宙へ飛び立ち、様々な星で冒険を繰り広げる物語。

年齢層が高めの雑誌での連載であったことから、グロテスクな描写や皮肉、ブラックユーモアなど、他の作品ではあまり見られないF先生の作品となっております。

みんなのレビュー

〆切本の作品を読み、不思議だけど惹きつけられるものを感じ読んだ。特にこの作品はSF色が強いので、大人が読んでも充分楽しめるし、微妙な線一本で描く表情の変化が魅力的。宇宙へ家出する空夫達。…行く先ざきでもろくな目にあわないが、そんな経験をとおして人間として成長していく…という感性豊かな子供時代に読んだら元気になれるような言葉も登場。…人間あきらめると水のようにすみきった心になるものだ…禅や瞑想に通じる言葉だ。「地球最後の星 結末篇」のあべこべ星・木が人をうえる星・ふしぎな水は発想が面白い。

引用元:読書メーター

ジャングル黒べえ

読んでみて

1973年にテレビアニメ化が決定し、アニメに合わせて「よいこ」や「幼稚園」などで連載が開始されたコメディー作品。アフリカのピリミー族の黒べえがある事がきっかけで日本へと降り立ち、そこで出会った佐良利家のために恩返ししようと様々な事件を起こしてしまう物語。

一時期、「黒人差別をなくす会」の指摘により自主回収され、絶版されたいた作品ではありましたが、2010年に藤子・F・不二雄大全集に収録され、無事に復刻することが出来ました。

みんなのレビュー

アニメと連動でほぼ同時みたいなのは今では珍しいんだろうなと思いながら読んだ。基本は幼年誌だけど新聞に4コマ連載していたりと掲載紙も幅広い感じ。内容はシンプルなドタバタギャグで黒べえのキャラクターが可愛らしかった。

引用元:読書メーター

ドラえもん

読んでみて

1969年からF先生が亡くなる1996年まで学年誌「小学一年生」などで連載されていた代表的な漫画作品。スポーツや勉強が出来ない小学生・野比のび太のために22世紀からやって来た猫型ロボット・ドラえもんがひみつ道具でのび太を助ける物語。

対象年齢によりその物語が少しづつ変化しており、低学年などの児童にはひみつ道具中心の物語、高学年には環境問題などを取り扱ったお話などがあります。全1345話も存在し、その中には単行本にまだ収録されていないお話などもいくつか存在しております。

みんなのレビュー

初期ドラえもんの、首がない感じの絵がすごくかわいい。のび太くんが怒っていることに、ドラえもんが一緒になって、プンプンするところもかわいい。 のび太くんが、テストでコンピューターペンシルを使わないところ、竹馬を必死に練習するところ、のび太くんの素直なところが出てきて、これはのび太くんの良いところだなぁと感じた。

引用元:読書メーター

大長編ドラえもん

読んでみて

1980年から「月刊コロコロコミック」で映画の原作として描かれたドラえもんの派生漫画作品。第1巻は「のび太の恐竜」で、1975年に短編として掲載された物語を大幅に加筆修正し、大長編として新たにリメイクしました。

F先生の没後、声優陣が変更されるまでの第1期劇場版ドラえもんの最終作に渡る「ドラえもん のび太のワンニャン時空伝」までが単行本化されております。ちなみに筆者が好きな作品は「のび太の宇宙開拓使」と「のび太とふしぎ風使い」です。

みんなのレビュー

短編引き延ばして長編ですが、これは傑作。最後はあれが出てきて解決するのは初めからですが、ラストの日常生活への戻るのが、なんともよい。もうすぐお盆のお団子ができるかなと。しかし、台風どこ行くのかな、狂ったように雨降ったり狂ったように暑かったり狂ったように台風くるしどうにかならないのか異常気象。

引用元:読書メーター

キテレツ大百科

みんなのレビュー

懐かしさから、数十年振りに購入して読んだ。意外にも「科学モノ」色が強いストーリーだったことが分かった。「ボリューム満点の文庫版」だったが、「面白さは今一つ!」という感じだった(アニメが印象に強いからか、その違いに起因しているのかも・・・)。「ブックオフ行きでもいいかな?」とも思ったが、2巻も読んだ上で判断しよう!

引用元:読書メーター

バケルくん

読んでみて

1974年に学年誌「小学二年生」ほか「コロコロコミック」などで連載されていたギャグマンガ作品。小学生の須方カワルが宇宙人からお詫びとして、魂を乗り替わることが出来る人形をもらい、その人形を使って日常生活を過ごすという物語。

F先生作品の中ではアニメ化もされていない作品ですが、ドラえもんとのクロスオーバーエピソードとしてドラえもんの単行本第9巻に「ぼく、桃太郎のなんなのさ」が収録されており、後にバケルくんの部分を削った劇場版の「ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ」が公開されております。

みんなのレビュー

子供の頃に大好きだった漫画。兄の持っていた漫画本を飽きる程読みました。当時「中身は同じでも別の人と入れ替わるとやはり別人なんだ」と思った漫画です。バケ田家の父のお金ザクザク出てくる財布が今もやはり欲しい。

引用元:読書メーター

エスパー魔美

読んでみて

1977年から漫画雑誌「マンガくん」で連載され、「少年ビッグコミック」に改題されて以降は不定期連載で1983年まで連載されていた少年漫画。同時期にアシスタントであったえびはら武司の「まいっちんぐマチコ先生」のヒットに触発され、少しお色気要素を取り入れた作品です。

普通の中学生・佐倉魔美が同級生の高畑和夫を救出したことをきっかけにエスパーの才能に気づき、エスパーとして人助けをしつつ、普通の中学生として学生生活に奔走する物語。これまでの作品に比べ主人公たちの年齢が中学生になり、新機軸としてF先生の新たな代表作となりました。

みんなのレビュー

アニメはちらちら見た事あったけど原作は初読。テレポートはそういう原理だったのか。何飛ばしてるんだと思ってた。まだまだ上手く扱えていないけど今後どんどんエスパーの才能が開花していくのかな。コンポコかわいい。

引用元:読書メーター

劇画・オバQ

読んでみて

1973年に「ビッグコミック」で特別掲載されたオバケのQ太郎の派生作品。一見すると、A先生のような作風に見えるが、F先生がマージョリー・キナン・ローリングスの小説「小鹿物語」を読み、影響を受けた作品。

15年ぶりに人間界へやって来たQ太郎が大人になった大原正太との再会に喜ぶも、正太に子供が出来たことを知り、もう子供ではなくなったことを実感し、オバケ界へと去っていく、という物語。コメディながら少し切ないお話になっております。

みんなのレビュー

正ちゃんや仲間達と楽しい一時を過ごした懐かしの地に戻って来たQ太郎と彼らとの15年ぶりの再会が描かれる物語なのだが。。人や街並みといった時の流れのやむを得なさはどうしょうもない‥ 子供のままのQ太郎に対し、今を精一杯生きる彼らとの現実的なギャップに心憂くなる「劇画・オバQ」から始まる元子供達へ贈る苦味満点の7つの大人味。

引用元:読書メーター

チンプイ

読んでみて

1985年に「藤子不二雄ランド」の巻末で連載が開始され、1989年にテレビアニメが放映、1991年に連載が終了するも特別編を掲載予定されたまま、F先生が亡くなり未完のままで終わってしまった作品。

小学生の女の子・春日エリはある時、マール星のルルロフ殿下の御妃に選ばれるも、クラスメイトの内木の事が好きであり、殿下は説得のためにチンプイを遣わすが、チンプイはエリの事を気に入り、そのまま一緒に暮らすことになるという物語。

みんなのレビュー

内木とエリが完全に相思相愛でルルロフ殿下の入る隙はないんじゃないかと思った。内木は知的で誠実で素敵な男の子だな。エリのことが大好きで世話を焼いてしまうチンプイ可愛い。ワンダユウのことをじいさん呼ばわりしてるのも笑える。エリの母親が殺人的に人遣いが荒くて顔を見ると用事を言い付けてくるから大変そうだ。

引用元:読書メーター

藤子不二雄SF短編作品

読んでみて

連載漫画と併行して、F先生は1969年から青年誌などでSF短編作品を掲載しておりました。ちなみに、F先生のSFは「スペース・ファンタジー」ではなく、「すこしふしぎな」作品として定義されております。

ファンタジーなお話もありますが、中にはA先生を彷彿とさせるブラックユーモアな作品やバッドエンドなお話などもあります。ある意味、人間の内面を皮肉ったような寓話などがあり、F先生の着眼点の凄さを実感しました。

みんなのレビュー

ハッピーエンドの話もバッドエンドの話もどちらもわかりやすく気持ちのいい終わらせ方をしない話が多く、ちょっとモヤっと引っかかりが残る、だからこそ心に残る。 話は深いけど、絵柄はシンプルなので話に集中出来る。 素晴らしい

引用元:読書メーター

まとめ

幼少期に「ドラえもん」を読んで育った人から見ると、F先生のSF短編作品や「モジャ公」のブラックユーモア部分を読むと同じ人が書いたのかなと錯覚してしまうほど、内容が違って見えます。A先生のブラックユーモアも似たようなところがあります。

ですが、そういった人間の醜悪さをコミカルに描いてる所を含めてこそ、漫画というのは夢や希望を抱かせてくれるものでありながら、現実の厳しさや人間の弱さなどを教えてくれる人生の教科書なのだなと改めて実感しました。

この記事をきっかけに、藤子不二雄作品に興味を持っていただければ幸いです。

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