浦沢直樹のおすすめ本・作品10選【代表作品からスポーツ漫画、他にも多ジャンルで紹介】

「浦沢直樹って名前は聞いたことはあるけど、どんな本を書いているのだろう」
「浦沢直樹の漫画を読んだら面白かったので、他のおすすめ作品を探している」

浦沢直樹は21世紀少年やマスターキートンなどで知られる有名な漫画作家です。

この記事では、浦沢直樹の作品を読んだことがある人も、初めて浦沢直樹の作品を読む人も満足できるような、浦沢直樹のおすすめ作品を紹介したいと思います。

浦沢作品をすべて読んでいる筆者が、浦沢直樹の独特な世界を楽しむことができる漫画を紹介していきますよ。

今回の記事では、浦沢直樹の代表的な作品・スポーツ漫画・その他のおすすめ漫画という切り口で浦沢漫画をご紹介します。

おすすめ代表作品

20世紀少年

読んでみて

20世紀少年は、浦沢直樹が世に放ち日本中を席巻することとなった大ヒット作です。

子供の頃、仲間たちと一緒に秘密基地で行った妄想が現実のものになっていく、サスペンス作品である本作。子どもたちの妄想から作られた「よげんのしょ」に書かれた世界滅亡へのシナリオが現実のものとなります。

世界滅亡を阻止すべく、子供の頃の仲間たちに声をかけて立ち向かいます。世界を滅亡させようとしている「ともだち」とは一体誰なのか。推理要素も多分に含む、読み応えのある一作費です。

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https://twitter.com/kuma_sasa/status/1298183991254630400

マスターキートン

読んでみて

マスターキートンは、考古学者でありながら、実は英国の元エリート軍人であるキートンの活躍を描いた物語です。知識も腕力も一流の物を持ちながら、優しいくて弱いところもあるキートンというキャラクターに多くの人が惹かれます。

マスターキートンは短編集となっており、多くの話ではキートンがアルバイトで保険会社の調査員として各国の事件を調査するストーリーとなっています。その調査の中で起こる様々な問題をキートンの知識と戦闘術で乗り切っていく、痛快かつ勉強になる漫画作品です。

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PLUTO

読んでみて

PLUTOは、第9回手塚治虫文化賞マンガ大賞平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第41回星雲賞コミック部門受賞、「このマンガがすごい!」2006年版オトコ編の1位など、多くの賞を獲得している浦沢直樹の代表作品です。

熱心な手塚治虫のファンであった浦沢直樹が、手塚治虫の「鉄腕アトム」のエピソードのひとつである「地上最大のロボット」のリメイクを行った本作。とはいえ、浦沢直樹のエッセンスが多分に詰め込まれた怪作です。

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スポーツ漫画

YAWARA!

読んでみて

この本は女子柔道が大きく認知されるきっかけを作った作品です。柔道の田村涼子(谷亮子)選手が「ヤワラちゃん」と呼ばれるようになったのは、この作品にでてくる主人公がその由来です。

女性はもちろん、どんな男性にも負けない主人公の女の子、柔(やわら)。しかし、彼女は普通の女の子に憧れていました。柔道よりデートやキャンパスライフが大切な彼女が迎える運命は?続きが気になって一気読みしてしまうおすすめ作品です。

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Happy!

読んでみて

Happyは浦沢直樹が描くテニス漫画です。Yawaraが善意の物語ならば、Happyは悪意の物語と言えるでしょう。浦沢作品の中でも、Happyは異色の存在かもしれません。

主人公である海野幸は両親と死別し、さらに蒸発した兄の借金2億5000万を返さなければならなくなってしまいます。彼女はテニスでお金を稼ぐことを決意しますが、様々なアクシデントにより世間からは嫌われてしまいます。そのような逆境に立ち向かっていく幸を応援したくなる一冊です。

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https://twitter.com/shinpei_strtnr/status/702743356703518725

その他おすすめ漫画

パイナップルARMY

読んでみて

パイナップルARMYは浦沢直樹のデビュー作品です。主人公であるジェド・豪士は世界各地の戦場を渡り歩いた元傭兵。ジェドは傭兵の経験を生かして、戦闘インストラクターとして多様な事情を持つ人たちからの依頼を受け、生き延びる道をレクチャーする物語です。

ハードボイルド者でありながら、浦沢直樹の繊細なタッチで描かれた美しい世界が特徴的な作品です。浦沢直樹ファンであればぜひ抑えておきたい一冊です。

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MONSTER

読んでみて

MONSTERは、ドイツとチェコを舞台にしたサスペンス作品です。主人公は医者であるのDr.テンマ。彼は外科医としてヨハンという少年の命を救いますが、そのことでMONSTERを生んでしまいます。

Dr.テンマは、自責の念からMONSTERを倒すためにドイツとチェコを旅します。その中で紹介されるドイツ社会の確執と構造は、面白いだけではなく、知識欲を満たしてくれます。

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MASTERキートン Reマスター

読んでみて

浦沢直樹のヒット作品であるマスターキートンの続編に当たる作品がこちらです。マスターキートンで活躍した平賀=キートン・太一の20年後を描いています。知識と技術で困難に立ち向かっていくキートンをもう一度見ることができる、ファンが待ち望んでいた一作です。

キートンのファンは多くいると思いますが、そんな彼の後日談が読める貴重な作品。マスターキートンを読んで面白かったと思った方は、ぜひ読んでほしい、そんな一冊です。

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BILLY BAT

読んでみて

BILLYBATは歴史の改竄と人類史の闇に踏み込んだ壮大なミステリー作品です。人気漫画「ビリーバットシリーズ」を描くケヴィン・ヤマガタのもとに、彼が描くキャラクターと同じものが日本で発見されたという知らせが入るところからストーリーは始まります。ケヴィンはその真偽を確かめるため日本へと渡り、物語が動き始めます。

時系列のシャッフルやオマージュがふんだんに用いられた、読み応えのある一作です。

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連続漫画小説 あさドラ!

読んでみて

あさドラ!は浦沢直樹の最新作品です。NHKの連続ドラマを想像してしまいがちなタイトルですが、これはヒロインである「浅田アサの物語」です。

東京オリンピックを間近に控えた2020年。突如、東京に怪獣が現れます。そして舞台は過去へ戻り、1964年のオリンピックへ。アサという女性の一代記を描いた本作は、現在連載中です。今後の展開が楽しみですね。

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まとめ

この記事では、浦沢作品の大ファンである筆者が浦沢直樹の代表的な作品、スポーツ漫画、その他のおすすめ漫画という切り口で浦沢漫画をご紹介しました。

この記事で紹介した作品が面白かったら、ぜひ他の浦沢作品も読んでみてもらえると嬉しいです。まだまだ魅力あふれる漫画がいっぱいですよ。

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