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聖徳太子がよく知れるおすすめ本6選【入門から上級まで】

聖徳太子って何をした人なの?」
聖徳太子は実在した人なの?」

以前は一万円札の顔としても使用されていた聖徳太子ですが、現在は実在した人物かどうかも異論がある人物と言われています。

この記事では、そんな聖徳太子がどのような人物であったのか、なぜ実在が怪しまれているのかが書かれた評論や物語を初心者向け、中級者向け、上級者向けという3つのレベルに分けてご紹介していきます。

入門者向け

聖徳太子―ほんとうの姿を求めて

読んでみて

近代まで信じられてきた聖徳太子の業績や人となりが歴史資料を元に簡潔にまとめられている初心者向けの書籍です。

法隆寺の釈迦三尊像に刻まれた銘文や、太子の自筆とされるお経の注釈書などから、古代史研究の第一人者である筆者が丁寧に解説している聖徳太子に関する入門書となっています。

みんなのレビュー

東野先生の本は、非常にわかりやすく記述されています。 聖徳太子に関する初心者にとっては良い本ですが、多少勉強した者にとっては、新しいもあまり史料なく、物足りない感じがしました。

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聖徳太子

読んでみて

現在では伝説上の人物と言われるようになった聖徳太子の事績を史料に基づいて解説しています。

記録から当時の内政、外交、宗教などを考察し、飛鳥時代、特に聖徳太子が活躍したと言われる推古朝の政策と「厩戸王子」についてわかりやすく掘り下げた解説本になっています。

みんなのレビュー

聖徳太子、飛鳥時代を学ぶのに(特に初心者に)お勧めできる本です。
ふりがながふってあり非常に読みやすいです。
古文が文中にあるのも読みやすい理由です。

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中級者向け

聖徳太子 本当は何がすごいのか

読んでみて

史料や現存する仏像、建造物などから聖徳太子の実在説を検証し、「実在説」を支持した内容になっています。

聖徳太子の「不在説」と歴史から「抹殺」を図る勢力について考察し、筆者独自の研究から不在説を論破していく内容となっています。

みんなのレビュー

史実の検証と言えば
一次史料、二次史料などを
徹底的に読み込むことだとばかり思っていた。

確かに本書でも史料の検証は行なわれている。

しかし、美術史や建築史の観点から
仏像や建築物の造形を検証し
歴史の真実に迫っていくという手法は新鮮だった。

やはり聖徳太子が実在したことは間違いないだろう。

聖徳太子否定論をどのように論破するのかという点に
一番興味があって、本書を購入したのだが
最も興味深く読んだのは、第三章。

聖徳太子の思想に依拠しながら
「個人主義」を否定していく論の進め方は
非常に面白かった。

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聖徳太子『十七条憲法』を読む―日本の理想

読んでみて

聖徳太子の手によって世に出された「十七条憲法」を詳しく紐解いた解説本です。

この本を読むと、「十七条憲法」に込められた国家振興の思い、中国の負けぬ国家を作り上げようと仏教思想を元に制定された憲法の内容と制定者である聖徳太子の人となりがわかると共に、現代日本の進むべき道も問う内容になっています。

みんなのレビュー

数ある聖徳太子本の中で、わかり易く、かつ、最も宗教的に説得力のある、素晴らしい著作です。

特に、「仏教とは、菩薩輩出運動である」という仏教の本質を捉えた、著者の仏教に対する理解に、
長年に渡る思慧の蓄積と、深い正当性が感じられます。
そしてそこから、日本のあるべき姿をデザインした太子の「聖なる心」が浮かび上がってくるのです。

それは同時に、今、日本に必要なものが何であるかを気付かせてくれる…。

国難を迎えた今、日本の原点を知る上で、絶好の良書です。
おススメです。

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上級者向け

聖徳太子: 実像と伝説の間

読んでみて

聖徳太子非実在説を論破し、仏教的な観点から聖徳太子の実在説を支持した本です。

仏教史、美術史、そして歴史資料から日本書紀などの読み方の誤りを指摘し、聖徳太子太子の実像に迫っています。

みんなのレビュー

聖徳太子の実像に迫る読み物でした。伝説のみでなく科学的検証が緻密で何回か読めばその都度新しい発見を得られる本です。熟読が必要です。

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上宮聖徳法王帝説

読んでみて

この本は、聖徳太子に関する最古の伝記と言われ、太子の出生の様子や一族について詳しく述べられおり、彼の政治、宗教における事績を表しています。

古来より信じられてきた太子の実像の元となった書籍で、この本を読むことで、日本人の聖徳太子への想いがよく理解できます。

みんなのレビュー

聖徳太子研究に役立ちました。法隆寺は研究対象で多くの仏像なども見学しています。太子のお墓も訪問しました。

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まとめ

この記事では、

  • 聖徳太子には実在説と不在説が存在している。
  • 聖徳太子は、仏教思想を元に国家を振興しようとした。
  • 時代を経るにあたって、聖徳太子は、日本人の心と共に存在してきた。

などの事柄が分かる書籍をご紹介してきました。

飛鳥時代は、勢力の大きな隋(現在の中国)に対抗する力をつけなくてはならない歴史の変革期であったと思われます。そのような時代に日本の未来案じて行われた様々な政策に対する考え方は、現代の日本にも通じるものがあると思います。

皆さんもこれらの書籍を読んで、日本の過去と未来を考えてみてはいかがでしょうか?

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