小説ヲタクがおすすめするオールタイムベスト83冊

二宮尊徳のことがよく分かるおすすめ本・書籍6選【伝記や漫画、名言や原著まで紹介】

「小学校の校庭に『二宮金次郎像』があったけど、二宮金次郎って何をした人なんだろう?」
二宮金次郎と二宮尊徳って何か関係があるのかな?」

と疑問に思ったことはありませんか?二宮金次郎と二宮尊徳は同一人物です!

二宮尊徳は、江戸時代末期の農政家、思想家です。少年時代は勤勉や孝行に励み、のちに小田原藩や幕府直轄領の財政再建、600もの荒廃した村々を復興させた人物です。

そこで今回は、もっと詳しく二宮尊徳について知ることのできる本6冊を、伝記や漫画、名言、原著といった切り口に分けて紹介していきます。

二宮金次郎の一生

読んでみて

こちらは、二宮尊徳の生涯が詳しく書かれた伝記です。

内容は、表紙のイラストのかわいさとはうってかわって、二宮尊徳の生涯が、資料に基づき詳しく丁寧に書かれています。著者、三戸岡道夫氏の解説や感想のほか、年表や人物相関図ものっているため、とても分かりやすい内容です。ニ宮尊徳の人物像をつかむのに最適な入門書です。

ボリュームは単行本にして530ページとかなりの厚さですが、波乱万丈で痛快な二宮尊徳の生涯ですので、一気に読めること間違いなしの一冊です。二宮尊徳の生涯を詳しく知りたいという方にはこちらをおすすめします。

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全一冊 小説 二宮金次郎

読んでみて

小説を読むのが好きという方には、ぜひ童門冬二の『全一冊 小説 二宮金次郎』で二宮尊徳の生涯を追体験してみてください。

二宮尊徳が、最初は反抗する武士や農民を次々と説得し、藩や幕府直轄領、600もの村々の財政再建、農村復興を成功させていくストーリーは痛快で、一気に引き込まれます。

また、この小説では、私たちが持っている二宮尊徳のイメージがくつがえるかもしれません。

二宮尊徳のイメージといえば、薪を背負い本を読みながら歩く二宮金次郎像。貧しいなかでも、勤勉で孝行に励む二宮少年ですが、この小説ではそんな面以外にも、極端に短気であった少年時代は身長が180cmあったなど、余り語られてこなかった人間味あふれる二宮尊徳が描かれています。

あらたな二宮尊徳を知りたいという方にもおすすめです。

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学習漫画 世界の伝記 二宮金次郎 農業の発展につくした偉人

読んでみて

「もっともっと簡単に二宮尊徳の生涯を知りたい」という方にはこちらをおすすめします。

『学習漫画 世界の伝記』シリーズです。貧しい生活のなかでも勤勉と孝行に励み、大事業をなしとげた二宮尊徳の生涯が漫画で描かれています。

漫画ですので気軽に読め、イメージもわきやすいです。お子さんだけでなく大人にも読みこだえ十分の一冊です。ぜひ最初の一冊として手にとってみてください。

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親子で学びたい二宮金次郎伝 (不運を幸運に変える生き方・考え方)

読んでみて

著者は、『二宮金次郎の一生』と同じ三戸岡道夫氏です。三戸岡氏は、二宮尊徳や報徳思想に関する書籍をたくさん出版されている方。二宮尊徳の思想、哲学を知れる入門書として最適な一冊です。

本書では、第一章〜第三章は、二宮尊徳の生涯が書かれています。二宮尊徳は、裕福な農民の子として生まれましたが、家は没落。勤勉、孝行、節約に励み、その後、没落した家を再興させます。その手腕をかわれ、小田原藩や幕府直轄領の財政再建、600もの村々の農村復興という大事業を成し遂げ、幕臣にまでとりあげられました。

しかし、その大事業を成し遂げた過程では、二宮尊徳に従わない武士や農民の反発にあい、失踪するなど苦労の数々もありました。

本書では、二宮尊徳がどのような言葉や対応で、人々を納得させ、困難な局面を乗り越えたかが具体例なエピソードをあげ書かれています。おもしろいエピソードもたくさんあるので、お子さんにも大人にも、おもしろいこと間違いなしです。

第四章では、二宮尊徳の門人、福住正兄が二宮尊徳の言行を書きとめた『二宮翁夜話』から、現代にも通じる二宮尊徳の思想、哲学を35の話に分け解説しています。

二宮尊徳の教えは、机上の学問ではなく、実践で身につけたものです。ですから、現代の私たちにも役に立つことがたくさんあります。お子さんにも理解できるよう解説しているため、親子で一緒に楽しみながら読んでみてはいかがでしょうか。

みんなのレビュー

禍福、幸災などお互いに対立するものはそれぞれが円の半分であり、それらを合わせて1つの円となるというもので、物事の相対性を1円観として説いています。この部分は非常に大切な考え方だなと思いました。自分を妨害する人は悪い人で、そういう人には制裁を加えるべきと考えてしまう事があったとしても、この考えに基づくと、そうではなく、その反対者には反対者の理由があり、反対者が出ることは、自分の誠意がまだ足りず、反対させる原因が自分にもあるという点、日々の仕事の中でも痛いくらいに反省を感じた部分でした。またすべてつながっており、一喜一憂せずに、自分の考え方次第ですべて変わるという部分では、大好きなことわざである 「人感万事塞翁が馬」にも通じるものだと思いました。

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教養として知っておきたい二宮尊徳 日本的成功哲学の本質は何か

読んでみて

「二宮尊徳の哲学って具体的には何だろう?」
「報徳仕法って?」

という方には、こちらをおすすめします。二宮尊徳の哲学を、具体的な例をあげて解説したものです。

第一章〜第六章では、二宮尊徳の生涯をたどりながら、その哲学、思想を解説しています。第七章では、二宮尊徳に影響を受けた人物について書かれています。第八章では、報徳仕法について解説しています。

二宮尊徳の名言、格言がつまった一冊です。ぜひ手に取って読んでみてください。

みんなのレビュー

有名な二宮尊徳が、どのようなことを成し遂げたか、どのような思想があったか等為になる内容が満載であった。特に、最初の改革で尊徳が一度挫折しかかったという人間味のあるエピソードでは、より尊徳に親近感を持つようになった。また、単に思想を説くのではなく、金を貸す相手に薪を5本ではなく3本使える方法を教え、薪を節約する方法を教える等、実生活の工夫による節約等の実践的アドバイスを与えることができる実践家であったことは意外であった。

機会があれば、もう少し尊徳の思想や行ったことを深堀して学びたい。

honto

現代語抄訳 二宮翁夜話―人生を豊かにする智恵の言葉

読んでみて

本書は、二宮尊徳の門人、福住正兄が書きとめた『二宮翁夜話』を現代語抄訳で読みやすくしたものです。『二宮翁夜話』は、明治以降の大実業家、松下幸之助、稲盛和夫などが愛読し、実践したといわれているものです。

「原著ってなんだか難しそう」なんてことはありません。語り口調で書かれていて、一つ一つの例えがおもしろく思わず笑ってしまいます。

二宮尊徳の自然に対する考え方や人生観、道徳感がよく伝わってくる一冊です。

みんなのレビュー

二宮翁夜話は大著なうえに原文では読めないので、本書はちょうどよいボリュームに抜粋してあり、現代語訳も読みやすいところがよい。この本をパラパラめくって目に止まった文章を読んいるうちに、尊徳の教えが自然と身についてくると思う。二宮翁夜話はすでに持っていたので図書館から借りたのだが、ぜひ座右に置きたくなった。しかし残念なことにすでに絶版のようだ。PHP研究所さんよ、文庫から出してくれないかなあ。

読書メーター

まとめ

この記事では二宮尊徳がよりよく知れる本を紹介しました。

二宮尊徳の生きた江戸時代末期は、徳川幕府の権威の衰退、自然災害、2度の大飢饉とたいへんな時代でした。二宮尊徳は、少年時代は、貧苦のなかでも勤勉に励み、数々の大事業を成し遂げた人物です。

二宮尊徳の信奉者には、2021年の大河ドラマの主人公、渋沢栄一をはじめ、安田善次郎、豊田佐吉、松下幸之助、土光敏夫、稲盛和夫など、明治、昭和の大実業家がいます。彼らは、『二宮翁夜話』を愛読し、二宮尊徳の哲学を実践したといわれています。

二宮尊徳の生涯と事跡を知ることは、現代の私たちにも生きるヒント、成功へのカギになるかもしれませんね。ぜひ、この記事を参考にしてみてください。

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