「グリーン姉さんって何?」
「なんで検索してはいけない言葉なんだろう?」
グリーン姉さんとは「検索してはいけない言葉」に選ばれている、女性と思われる遺体の画像です。聞いただけだといまいちどんな人物なのか分からないワードですが、うっかり調べるとかなり後悔するような画像が検索されてきます。
この記事では「グリーン姉さん」とはどんな画像なのか?遺体は本物なのか?などを徹底調査しました。
この記事を書いた人
フリーランスライター
フリーランスライター、高田里美(たかださとみ)。大学は日本語・日本文学科を専攻。同時にドイツ史に興味を持ち、語学学校に通いながら研究に励む。ドイツ史研究歴は約20年で、過去に読んだヨーロッパ史の専門書は100冊以上。日本語教師、会社員を経て結婚し、現在は歴史研究を続けながらWebライターとして活躍中。
「検索してはいけない」グリーン姉さんとは?
「検索してはいけない」グリーン姉さんとはどういった画像なのか、画像の特徴やどうして「検索してはいけない」といわれるのかを解説していきます。
緑色に変色した遺体の写真
グリーン姉さんとは、一般的には金髪女性と思われている人物の、死体画像です。どうしてこのような名前がついているのかというと、写真の遺体が屍蝋化して緑色に変色していることに由来します。画像は全部で8枚あり、そのうち1枚は上半身の写真で、瞼がただれて眼球が露出しており、鼻や口から血を流しています。
その他にも下半身から全身を写した写真や、顔のアップの写真などがあり、特に顔のアップは閲覧する中でもかなり心臓に悪い画像です。
ネットの有名グロ画像として、「スープおじさん」などと一緒に出てくることが多い画像です。グリーン姉さんというワードを聞いて、緑に囲まれたさわやかな画像を想像する人もいるかもしれませんが、うっかり検索すると後悔するような画像が出てきます。
検索禁止の理由は?
グリーン姉さんが「検索してはいけない言葉」といわれる理由は、画像の過激さゆえにインターネットのコミュニティーを中心にそう呼ばれるようになったといわれています。グロ画像や恐怖画像などの深いトラウマを与えるであろう内容のために、「ググってはいけない言葉」とも呼ばれ定着しています。
実際にグリーン姉さんの画像を紹介しているサイトは、「閲覧注意」などの注意書きがされていることが多いようです。しかし「怖いもの見たさで見てみたい」という人も多くいます。
グリーン姉さんは本物なの?
グリーン姉さんは現実離れした画像のために、「フェイクなのではないか」といった噂が流れています。これは結論から言うと、本物なのかフェイクなのか分かっていません。フェイクを疑う人のコメントを見てみると、
- 全身が鮮明に緑色過ぎて不自然
- 屍蝋化した遺体が鼻や口から血が出ているのはおかしい
などが理由として挙げられています。しかし「屍蝋化した遺体から血が出ているのはおかしい」は、内臓が腐った場合の腐敗汁の可能性もあるといいます。もし表面が屍蝋化して内臓が腐敗した場合は、血のように見えているのではというものです。
またグリーン姉さんが話題になった時代に、グリーン姉さんを作るCG技術があったのかなども疑問もありますし、精巧に作るメリットもありません。そして私たちは遺体を見る機会がそもそも少ないために、判別は難しいといえるでしょう。
グロ系のサイトに掲載されたことで有名に
グリーン姉さんが有名になったのは、「匿名掲示板2ちゃんねる(現:5ちゃんねる)」の「オカルト板」で話題になったのが始まりといわれています。
オカルト板には創世期から「グロ画像総合スレ」という世界のグロ画像を貼り付けるスレッドが人気で、そこでグリーン姉さんは見かけのインパクトから拡散されていったのだそうです。そう考えるとグリーン姉さんは20年近く前から、知る人ぞ知る画像として検索されていたことが分かります。
グリーン姉さんを見た人の感想は?
グリーン姉さんの感想を見てみると、以下のようなものがありました。
初めてグリーン姉さん調べたけど思ったよりやばかった
— あっきゃ (@akkya_akya74) April 27, 2022
グリーン姉さんって調べたらビクッてなった😂
絶対に調べてはいけないやつね〜ははは…。— 栗鼠🐿 (@kurinezumikun) December 27, 2019
やはり衝撃的な画像に驚いたといったコメントが多く見られます。「私は耐性があるから大丈夫!」など思っている人も、見てみるとトラウマになってしまったというような意見が多くあるようです。
グリーンねえさんって本当に本物?
なんか精巧な偽物感が凄いんだけど。— アーミン🏳️🌈@原稿の為低浮上 (@arminremio) May 25, 2020
あとは、本物かどうか気になるといったコメントも見られました。確かに画像を見てみると、色も不可思議なことから、現実味がいまいちわかないといった場合もあるようです。