この記事を書いた人
某週刊誌の元記者
Rekisiru編集部、東条りな(とうじょうりな)。新卒で某有名週刊誌を運営する出版社に入社。8年勤務したのち結婚を機に退社。芸能ネタとネットゴシップ収集が生き甲斐であり趣味であり仕事。現在はWeb系メディアを中心にメディア編集業に従事。
30位:中田花奈
中田花奈は乃木坂48の元メンバー。現在は、タレントやプロ雀士だけでなく、投資家としても活動しています。彼女が投資を始めたのは20歳のころで、投資歴は約10年。20万円から投資を始め、毎年10%の利益を叩き出しています。アイドル時代から7000万円の貯金があったとされますが、真相は不明です。
最初は優待目的で飲食店の銘柄を購入していましたが、資産が増える中で投資に熱中。優待ではなく資産を増やす考え方に変わりました。ただ、父から「なくなっても良い金額で始めるように」という教えを受け、無理のない範囲で投資を行なっています。
当初は投資の知識は無かった中田花奈。そんな彼女は投資家ウォーレン・バフェットの書籍を読み、投資の考えが変わりました。バフェットの投資哲学は、「銘柄を選ぶ時には企業と心中する覚悟で投資せよ」というもの。
彼女は銘柄を探す際、企業の理念や経営状況、自己資本利益率(ROE)などを詳しく調べるようになりました。今では短期で売買をせず、中〜長期の投資が増えています。元々、オタク気質とのことで、今では優良企業探しも趣味の一つになりました。
また彼女は2021年から麻雀カフェ「chun.」をオープンしています。彼女はカフェを経営するにあたり、会計や財務諸表の勉強をしましたが、大きく役立ったのが経営者としての視点だったと述べています。カフェの運営に、投資のノウハウが活かされていることは間違いありません。
29位:杉原杏璃
杉原杏璃はグラビアやソフト補正下着の経営など、多方面で活躍しています。財テクに長けているため「財テクアイドル」や「株ドル」と呼ばれています。彼女は2023年時点で41歳ですが、投資を始めたのは23歳のころでした。
29歳で家を買い、30歳で資産が1億を越える億り人になりました。投資の元手は30万円でした。彼女のスタイルは短期売買をせず、「ほったらかし投資」をモットーとした長期的な投資です。彼女は信用取引ではなく、基本的に現金取引。5年で億り人になったことを思えば、上がる銘柄を見抜く嗅覚は確かなものです。
杉原杏璃の投資のルールは「利益確定する%を決める」「売買用端末と閲覧用端末を分ける」「知らないジャンルには手を出さない」の3つ。儲けようとするのではなく損をしないという考え方で、取引を続けています。リーマンショックなどで資産が半分になることもありましたが、程なく資産を復活させています。
彼女は投資に自信のない人に、投資の入り口になりたいと考え、講演やインタビューにも積極的です。2019年には株式投資経験をまとめた単行本、2020年には不動産投資に関する単行本を出版しました。内容はサラリーマンが副業をするにも手軽な物で、投資のハードルを下げることにつながりました。
2023年には期間限定でグラビア復帰を果たし、6年ぶりの写真集を出しました。グラビア復帰を経て、再び投資に関心を持つ人も増えるかもしれません。