オンラインカジノというものが誕生したのは約30年前。そして、日本語版オンラインカジノが誕生したのはその約20年後くらいです。
この記事では、そんな日本語版オンラインカジノがこれまでにどのような発展を遂げて、そしてこれからどこに向かおうとしているのか、じっくり検証していきます!
日本人向けオンラインカジノの歴史と現状
まずは、おすすめオンラインカジノについてくわしく読んでみると、日本人向けオンラインカジノがどんなものなのかよくわかると思います。
ちなみに、日本国内でオンラインカジノを運営することは禁止されています。そのため、ここでいうオンラインカジノとは、海外で合法的に運営されているオンラインカジノのことを指します。
それでは、日本人向けオンラインカジノがこれまでにどんな進化をしてきたのか、以下の 4つの時代別にまとめてみましょう。
- オンラインカジノ初期 (〜 2016)
- オンラインカジノ中期 (2016 〜 2020)
- オンラインカジノ発展期 (2020 〜 2022)
- オンラインカジノ円熟期(2023 〜)
オンラインカジノ初期 (〜 2016)
オンラインカジノが初めて日本に紹介された時期は、ほとんどのサイトがまだ英語でした。ごく一部のサイトが日本語にローカライズされていましたが、不自然で誤訳が多く、正直かなり使いづらいものでした。
この頃のオンカジでは、提供されるゲーム数も少なく、決済方法も銀行振込か一部のクレジットカードだけ、という限られたものでした。
このため、利用者はかなり限られていましたし、ネット上に有益な情報が少なかったのも事実です。
ちなみに、レキシルがまとめている世界史年表を見ると分かるように、Windows95が発売されたのが 1995年です。
初の日本語版オンラインカジノが誕生したのはここから10年後くらい後。そう考えると、まだまだインターネットそのものが発展途上だったことは簡単に想像がつきますね。
オンラインカジノ中期 (2016 〜 2020)
この頃になると、日本語対応のオンラインカジノが増え始めます。しかし、ローカライズの質は依然として低く、利用者の満足度もイマイチでした。
2018年くらいからエコペイズ (現ペイズ) やアイウォレットといった新しい決済方法が登場し、少しずつ利便性が向上していきます。
ただし、ゲームの種類は依然として日本人の好みに合わないものが多く、ユーザーは限られた選択肢の中でプレイを続けていました。
また、依然としてネット上には信頼できる情報が少ない状況でした。
オンラインカジノ発展期 (2020 〜 2022)
2020年にコロナウィルスによるパンデミックが起きた頃くらいから、各オンラインカジノが日本語ローカライズに本格的に力を入れ始め、日本人向けに特化したサイトやサービスが増加しました。
新規参入サイトの数も増え、若干「乱立状態」といえるくらい日本人向けオンカジの数が増え始めます。
日本人専用のボーナスや、パチスロを模したゲーム、または日本の文化に合わせたゲームが登場し、利用者の関心を引きました。さらに、決済方法も多様化し、銀行振込や仮想通貨の利用が可能になり、利用者の利便性が大幅に向上します。
オンラインカジノ円熟期 (2023 〜)
現在、日本人向けのオンラインカジノはさらに進化を遂げています。日本語対応の質が向上し、日本人のニーズに応じたサービスが充実しています。
しかし、その一方で質の低いサイトも多く見受けられ、オンカジ発展期に増えたサイトの数は大幅に淘汰され、限られたオンラインカジノが市場を占めるようになっています。
エンターテインメント性が高い日本人向けのゲームやサービスは引き続き増え、利用者にとって魅力的なオプションが揃いつつあります。
日本人向けオンラインカジノはこれからどうなる?
これからもこの傾向は強くなるでしょう。新しいオンラインカジノは徐々に減少し、既存の知名度が高いサイトが市場を占めるようになると予想されます。
日本人の好みに沿ったサービスもますます増えていくはずです。カスタマーサポートの質向上や、日本独自の文化や習慣に配慮したボーナスやプロモーションが充実し、利用者の満足度はより向上することが期待されます。
さらに、最近導入された「パチンコ館」のような「日本人の好みに特化したゲーム」ももっと増えていくでしょう。AI、仮想現実やブロックチェーン (ブロックチェーンに関してくわしく知りたい方はソフトバンクのHPに掲載されているブロックチェーンのわかりやすい説明を参考にするといいと思います) など新たな技術を駆使したサービスがどんどん増えて、オンカジが次世代のエンターテインメントとしてもっとステップアップすることも予想されます。