小説ヲタクがおすすめするオールタイムベスト83冊

間違いなく面白いミステリー小説おすすめ本30選【王道から隠れた名作まで】

暗号ミステリー小説

猿丸幻視行

読んでみて

暗号ミステリーといえば必ずといっていいほど挙がる歴史ミステリーの名作です。百人一首の中の謎の人物「猿丸太夫」の正体と、いろは歌に隠された暗号。それが解き明かされていく過程は驚きの連続です。

現代の主人公が意識だけタイムスリップし、シンクロした明治の民俗学者「折口信夫」目線で語られていくという、ちょっとややこしい設定ですが、そんなことも忘れてしまうほど物語にはまり込んでいくこと必須です。

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QED 百人一首の呪

読んでみて

何かの暗号ではないか?と言われ続けてきた謎多き歌集「百人一首」。その謎解きに挑んだミステリーです。百人一首カルタのコレクターが殺されますが、その手には一枚の札が…。百人一首の謎解きと同時に事件の真相も明らかになっていきます。

何気なくカルタに書かれている文字の羅列に、さまざまな人の思いが込められていることを実感します。これを読んだ後からは、百人一首を見る目が変わるのではないでしょうか。

みんなのレビュー

https://twitter.com/matsunami_keiji/status/1297295813085814785

涙香迷宮

読んでみて

小説家、翻訳家、思想家、ジャーナリスト他、その肩書は数知れないマルチな才能をもった人物「黒岩涙香」が仕掛けた謎は、まさに怒涛の暗号世界!しっかり頭を働かせていないとわけがわからなくなりそうな言葉の嵐には驚愕の連続です。

連続殺人を含め、謎を解くのは天才囲碁棋士の少年ですが、暗号だけでなく彼の博識もすごい。暗号や言葉遊びに興味のある方におすすめです。

みんなのレビュー

白馬山荘殺人事件

読んでみて

暗号のモチーフは“マザーグース”。女子大生のナオコは友人のマコトと共に白馬のペンションを訪れます。そこは兄が自殺した場所でした。自殺の直前「マリア様が、家に帰るのはいつか?」という兄が寄越した謎の手紙が気がかりで、真相を探るためにやって来たのです。

各部屋に飾られたマザーグースの童謡、毎年集う常連たち、いかにも訳ありな設定と暗号の面白さを堪能できる「東野圭吾」初期の代表作の1つです。

みんなのレビュー

呪文の解読は難解だったが、全ての伏線が回収され真相が明らかになった時、驚きとその構成の緻密さに感服する。

引用元:読書メーター

大金塊

読んでみて

ミステリーの巨匠「江戸川乱歩」の作品には、暗号ものもよくあります。デビュー作「二銭銅貨」もそうですが、こちらは少年探偵シリーズの中で有名な作品。お馴染みの二十面相との戦いとは関係のない普通の事件ですので、知る人ぞ知るといった作品でしょうか。

ある富豪の家から盗み出されたものは、金目のものではなく、紙切れ半分。しかしそれは先祖が残した埋蔵金の有りかを示す暗号文でした。奪われた暗号を奪還し、そして暗号解読の展開は児童文学といえども、大人も夢中になること必須です。

みんなのレビュー

少年探偵団シリーズはこの冒険描写が最高よね!ラストの洞窟、ワクワクしたわー!ヴェルヌ読んでるのかと…笑。今と違って道具が超アナログなのも、ヒヤヒヤ感が増していて、この年齢になって読んでも面白い!

引用元:読書メーター

人麻呂の暗号

読んでみて

こちらはミステリー小説の枠から外れますが、暗号解読の楽しさをじゅうぶんに楽しめるドキュメンタリーとも言うべき作品です。誰もが知っている存在である「万葉集」。一見のどかで美しい風景や気持ちを読んだこの和歌集を暗号として読み解いた時、その裏には陰謀と悲痛な哀しみの心が浮かび上がってきます。

漢字と韓国語を駆使して万葉集に挑むやり方に賛否両論あるところですが、暗号解読の過程は面白く、言語そのものに対する興味と楽しさを味わえます。

みんなのレビュー

今読むとすごく主観的で、興奮して突っ走って書いてる感があるけれど、目の付け所はすごく面白いし、梅原さんの「水底の歌」と合わせて読むと本当に面白い。「ナラ」が韓国語で「国」だと知った時、日本の歴史のひもが一つほどけた感があったっけ。

引用元:読書メーター

短編ミステリー小説

邪馬台国はどこですか?

読んでみて

地下1階にあるバーのカウンターに集う3人の人物+バーテンダー。歴史好きの彼らが交わす歴史談義は「邪馬台国はどこなのか」「聖徳太子の正体は」など実に興味深くて楽しいものです。しかしその自由な発想は、驚きべき新事実を導きだしていきます。

さまざまな歴史の謎を解き明かしていく、1編読み切りの奇想天外な推理が並ぶ人気の短編集です。整然とした論理に「本当にそうだったんじゃないのおー」と思わず言ってしまいたくなること請け合いです。

みんなのレビュー

歴史も考古学も証拠の積み重ねが大事であり、それをすっ飛ばした展開はご愛敬。怒る人もいるかもしれないが、妙な説得力を一緒に楽しんだ方がお得。

引用元:読書メーター

シートン(探偵)動物記

読んでみて

歴史人物が探偵役を務めるミステリーを多数送り出しているのが「柳広司」。探偵たちはマルコポーロやザビエルなど実にマニアックな顔ぶれ。そして動物記で有名なこのシートンもユニークな探偵ぶりを発揮します。

動物に関する事件ならではの知識を駆使した謎解きは、驚いたり納得したりの連続でとても楽しい!また「カランポーの悪魔」と呼ばれたオオカミの話は感動です。

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GOTH

読んでみて

人間が持つ闇の部分に強く惹かれる「僕」と、同級生の女子「森野」は、殺人者や猟奇的なものに関心を持っている似たもの同士です。ある日森野が拾ってきたのは、殺人者の日記。2人はまだ発見されていない死体を見に行くことに――。

かなり刺激的な2人が、さらに刺激的な事件に関わっていく連作短編です。一筋縄ではいかない個性的なストーリー展開と主人公たちの奇妙な感性に、不思議とはまってしまう作品です。

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第三の時効

読んでみて

刑事たちが主人公の「F県警強行犯」シリーズの連作短編集です。表題作である、時効寸前の事件に仕組まれた意外な事実「第三の時効」を始め、それぞれの事件や捜査に挑む個性的な刑事たちがとてもリアルです。

事件だけでなく警察内部の事情や、登場人物たちの人間関係や心の葛藤など、実に見事に描き出されています。実際にドラマ化もされましたが、まさに質の良い刑事ドラマをみているような臨場感です。

みんなのレビュー

捜査一課強行犯係の連作短編集。長年の刑事の勘と犯人を憎む執念、前を読む力、閃き、どれにも長けた者がカリスマ性をもち 班長として事件解決に導く。その凄腕は本当に圧巻。のめり込んで読んでしまった。

引用元:読書メーター

死と砂時計

読んでみて

架空の世界で起こる、ありえない事件の数々が不思議で面白いミステリー短編です。死刑囚だけが収容されている終末監獄に投獄されたアランが遭遇するのは「なぜ死刑執行の前日に殺されたのか?」「なぜ目立つ月夜を選んで脱獄したのか」など、奇妙な事件ばかり。

それを解決するのは、頭脳明晰の牢名主シュルツ。彼はアランを助手のように使い事件を解決していきます。そして驚きは、結末に待っているアランについての真実です。

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メルカトルかく語りき

読んでみて

このシリーズでしょっちゅう出てくるレビューが“読む人を選ぶ”というものですが、その意見どおりかなり独創的なストーリーです。本格ミステリーでありながら、予想をくつがえす推理を展開するのがダークで個性的な探偵「メルカトル鮎」です。

ではミステリーではないのかというと、きちんと本格ミステリーしているところが摩訶不思議。探偵の論理に驚き呆れて丸め込まれてしまう快感を、ぜひ味わってみてください。

みんなのレビュー

まとめ

いかがでしたか?こうして改めて見てみると、長きにわたってさまざまな人から支持されてきた名作たちは、やはり実に個性派ぞろいですね。

ミステリーは時代によって、トリックや暗号など現在では通用しないものもあります。ですが、その時代に入り、その時代の文化を体験する歴史小説のような楽しさも味わえます。

まずは、いろいろなミステリー小説を手に取り、お気に入りを見つけましょう。そしてミステリー小説ならではのドキドキハラハラの充実した時間をぜひ満喫してください!

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