小説ヲタクがおすすめするオールタイムベスト83冊

高校生におすすめの小説22選【恋愛・感動・ファンタジー・ミステリー】

「小説を読んでみたいけど高校生の私はどんな小説を読むべきか分からない」
「高校生で小説を読んでみたいけれど小説選びに失敗したくない!」

世の中にはたくさんの小説があります。Amazon、書店に行っても選択肢が多すぎて選ぶのに時間がかかってしまった。あるいは選び切ることができず買うのをやめてしまった経験のある方が多いのでないでしょうか。

筆者も「つまらない小説を選んで時間とお金を無駄にしたくない」という思いからなかなか小説を買うことができずなかなか読書に手がつけられずにいました。そこで今回は、大学1年生で皆さんと年齢の近く、月に10冊ほど本を読む筆者が、「買っても失敗しない小説」をテーマに「恋愛・感動系・ファンタジー・ミステリー」の4ジャンルに分けて紹介させていただきたいと思います。

この記事を最後まで読んで頂ければ、あなたの人生を豊かにする魅力的な小説に出会うことができるでしょう。

恋愛小説編

阪急電車

読んでみて

16章の短編から構成されているのですが、どの章も同じ阪急電車内の出来事なので、前の章で起きた出来事が次の章にも深く関わっている面白い構成の本。章の名前が駅名になっていて、電車が次の駅に到着すると章が切り替わるというユニークな設定も魅力のひとつです。

たまたま乗り合わせた「電車の車内」という運命共同体の中で「心と心のふれあい」「小さな奇跡」が描かれた読むと心が「ほっこりする」物語です。登場人物は多いですが、物語がテンポよく進み、恋愛ストーリーもわかりやすいものばかりなので、読書初心者の方も読みやすいのではないでしょうか。

この本を読むと、「他人にも他人の立場があり、人生がある」と強く思い、他人に優しくなれる。そんな1冊です。

みんなのレビュー

僕らのごはんは明日で待ってる

読んでみて

兄の死から「出会いには必ず別れがあり、別れが怖いから」という理由で人との関わりを絶っていた「葉山亮太」と、しっかり者でクラスの中心的人物の「上村小春」が高校の体育祭で付き合うことになります。そして、大学、社会人と様々な出来事を体験し、結婚をし食卓を囲むようになるまでの長編物語です。

2人は恋人でありながら、お互いのことを熟知している「親友」のような関係でもあり、「共に人生を歩んでいくという」関係性。特徴的な題名の理由は作品を読んでからのお楽しみ!読んで頂ければ、きっとしっくりくるのではないでしょうか。

みんなのレビュー

小春と亮太のやり取りがすごく楽しくて、ちょっと声出して笑ってしまった。ずっと楽しい話かと思ったらそうでもなく、最後はちょっと泣ける感じ。でも悲しさはなくほっこりと。お互いが必要としてる関係っていいなあ。

引用元:読書メーター

夜は短し歩けよ乙女

読んでみて

「黒髪の乙女」に恋をした青年が、なんとか彼女の目に留まるために奮闘し、日々彼女のことを追いかける姿を描いたストーリーです。作者の森見登美彦さんの情景描写に風情がある独特の世界観を味わえます。

この独特の世界観とストーリーは一度ハマるととても面白く、何度も読み返してしまいます。口コミでは恋のために走り回る青年をついつい応援してしまうと話題です。劇場アニメ化もされていて、オタワ国際アニメフェスティバルグランプリ、日本アカデミー賞最優秀アニメ作品賞を受賞しました。

みんなのレビュー

植物図鑑

読んでみて

イマドキ女子のサヤカが、自宅マンションの前に倒れていた野良イケメンのイツキを「拾って」同居をすることになり、恋をするという物語になります。野良イケメンのイツキは、家事が完璧で植物オタクというとても変わった人物です。

「いきなり始まるイケメンとの同居生活」という設定もあり、女性の方には大人気の作品。全てが甘い話というわけではなく、切ない展開もあり夢中になって読んでしまいます。また、イツキの作る料理のレシピが乗っており作品以外の面でも楽しむことができることも魅力の一つです。

みんなのレビュー

唯一ベタな恋愛小説で好きな作品です。 まあ設定的にはあり得ない事だらけだけど、現実にはないこと、あり得ない事も具現化できるのが本の良いところ。こんなシチュエーションの恋愛してみたいな〜と夢見させてくれます。ベタな恋愛小説でも飽きさせないところがさすが有川浩さん。 植物図鑑を読んだら草花に興味を持つようになりました。今までは道草なんて素通りだったのに今はいつの間にか観察してる(笑) 物語に出てくる料理がどれも美味しそう。レシピまで載っていてビックリ。

引用元:読書メーター

ぼくは明日、昨日のきみとデートする

読んでみて

主人公の「高寿」は美大に通う大学生で、ある日通学途中の電車で「愛美」に一目惚れをします。勇気を出して「愛美」に声をかけた「高寿」はデートを重ね、「愛美」と付き合うことに成功します。

ですが、時々おかしな行動をとったり、突然涙を流す愛美には誰にも予想できない秘密を抱えています。その秘密が打ち明けられ愛美の涙の理由がわかった時、読者は必ず涙を流すでししょう。そしてこの不思議なタイトルの意味がわかるのではないでしょうか。

とにかく「泣ける」と評判の1冊。泣きたい方や、泣かない自信がある方は是非読んでみて下さい!

みんなのレビュー

287ページあります。「彼女の秘密を知ったとき、きっと最初から読み返したくなる」と帯に書かれていたが最初はなんのことか全くわからなかった。勘のいい人ならば50-60ページくらいから気づくかもしれない。鈍感な当方は170ページくらいからの急展開に理解が追い付かなかった。でも、それ以前は純粋にほのぼのとしていて読みやすいし、それ以降は興味津々で読み進められる。台風のようにいろんなことがあっという間に過ぎ去っていく作品。切なくなるけど、一瞬一瞬の大切さがとても身にしみる。

引用元:読書メーター

君にさよならを言わない

読んでみて

主人公は事故をきっかけに霊が見えるようになった少年「須玉明」の身の回りや通っている学校で出会う幽霊との暖かくて切ない物語です。5つの短編から構成されていて、ほとんどが会話文で物語が進行するのですが、ライトノベルかと言われるとそうでは有りません。亡くなってしまった人の未練を必死で救おうとする主人公、明に惹かれます。

「亡くなってからでは遅い」「今すぐ亡くなっても良い人生だったと言える人生を送ろう」と思わせてくてた本でした。先程紹介させていただいた、「僕は明日昨日のキミとデートする」と同じ作者の本なので、「僕は明日昨日のキミとデートする」が面白かった方はこちらの本を読むことを強くオススメします。

みんなのレビュー

七月さんの小説はまるで漫画を読んでいるようにスラスラと頭に入ってきて大好き。 事故をきっかけに幽霊が見えるようになった男の子が 幼馴染みをはじめ、様々な現世に心残りのある霊達と時間を共にするお話。 繋がってはいるもののほぼオムニバスなので、読みやすい作品だった。 どのお話もスッキリと後味よく終わるのも私好み。

引用元:読書メーター

夜のピクニック

読んでみて

夜を通して80キロもの道のりを歩く、高校生活の大イベント『歩行祭』を通して、高校生たちの秘めた思いを描いている、青春恋愛小説です。著者である恩田陸さんの巧みな文章術により、自分も歩行祭に参加しているような気分になることができます。読み終わった後は、80キロをあるき切ったかのような達成感があります。

また、『夜のピクニック』のなかで描かれている「歩行祭」は、著者である恩田陸が通っていた茨城県立水戸第一高等学校の名物行事がモデルだそうです。

みんなのレビュー

新潮文庫の100冊から。小説らしい事件は起こらずただ歩くだけの物語。それがここまで楽しめるとは。高専3年がもうすぐ終わる。今年残った行事は文化祭ぐらいだろうか。卒業まで2年とちょっと、自分にはまだ時間が残されてるし、後悔しない選択をしよう。

引用元:読書メーター

塩の街

読んでみて

塩害という、人が塩化してしまう怪現象で混乱する世の中でたまたま出会った「秋庭」と「真奈」が旅路の中で様々な経験をしながら恋に落ちてしまうという物語。世界が崩壊しかけている中での恋。他の作品にはない設定で夢中になることができます。

先程紹介させていただいた、「植物図鑑」「阪急電車」の作者である有川浩のデビュー作ということも有り、多くの人に読まれる作品です。コロナウイルスによる社会混乱と少なからず繋がるところがあり、より物語の世界に入り込むことができると思います。

みんなのレビュー

6年振りの再読。当時は20歳すぎたぐらいだったので、その時とは違った感情が湧いてきた。きっとコロナ過と言うのもあると思う。人の感情とかは、4月、5月の状況と似ているものがあると思った。番外編の罹患者を部屋から追い出したい気持ちとか、今の私たちだなって思いました

引用元:読書メーター

君に恋をするなんて、ありえないはずだった/そして卒業へ

読んでみて

地味なメガネ男子と、ギャル系女子の恋愛ストーリーです。すれ違い恋愛の王道の展開で、読んでいるこっちがムズムズしてしまう展開の作品になります。2人の視点に交互に切り替わりながら、物語が進むという構成で、とても読みやすく一度流れに乗るとすぐに読み終わってしまいます。

続編の「君に恋をするなんて、ありえないはずだった そして、卒業と合わせて読んでみて下さい。

みんなのレビュー

妙な駆け引きなんていらない。きっと大人になれば自分の体験でなくとも歪な恋愛を目の当たりにするだろうから、どうか 手を繋いだだけで胸の高鳴りが抑えられなくなるような純度100パーセントの恋を忘れないで欲しい。見栄っ張りも上手くいかないもどかしさも、全て引っ括めて甘酸っぱくて いいな。

引用元:読書メーター

嘘が見える僕は、素直な君に恋をした

読んでみて

親や、友達、好きになった人の嘘が見えてしまい、傷ついた経験から他人と関わるのをやめてしまった主人公「藤倉聖」と、明るく素直な転校生の「二葉晴夏」の切ないラブストーリー。藤倉聖は二葉晴夏のことを好きになってしまうが、好きになってしまったら嘘が見えてしまう。という状況下での藤倉聖の揺れ動く感情が読みどころです。

猫が鍵になってくるので、猫好きの人は、さらに面白く読むことができます。

みんなのレビュー

親や友達など、好きになった人の嘘が見える少年の物語。聖はその能力に気付いてから、人を好きになることをやめた。好きにならなければ嘘なんて見えないから。それなのに、転校生の晴夏にどんどん惹かれていってしまう。「あとどれくらい好きになったら嘘が見えてしまう?」と怯え葛藤する聖。そして愛と希望と苦悩の籠った嘘をつくようになる晴夏。この能力は確かに切ないけれど、そうでなくても現実、なんとなく嘘って分かる。だから人に近づくのは怖いと思うことがあります。でも、それでも誰かを好きになるって素敵なことだな、と思える一冊です

引用元:読書メーター
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